スーパーロボット大戦Z 魔王の降臨   作:有頂天皇帝

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まえがき
奪還のロゼ、最終章も素晴らしかったです!まだの人は是非劇場へ!オオサカ租界の戦闘もそろそろ中盤に来ましたがまだ続きますのでどうかよろしくお願いします!!


第十三話 血塗られた道

────マリオとマーヤがカーリーとマグダラを撃墜してたことによって茶臼山要塞での流れは一気にラウラたちルルーシュ皇帝軍が有利な流れとなっていた。カーリーは確かに味方を盾にしたり味方ごと攻撃したりなどした悪逆非道ぶりに味方からも恐れられていたが、その実力は確かなものでありそれ故に彼女が撃墜されたことは茶臼山要塞に残っていた防衛部隊に大きな衝撃を与えその統率にも乱れが生じており、それを利用してシュヴァルツ・ハーゼ隊とヴィシャス・ヴォルフが次々と撃墜していく。中には投降をしようとした兵士たちもいたが、ルルーシュから殲滅の命令を下されている彼らが裏切り者や敵対者の投降を聞く訳もなく情け容赦なくその命を狩りとった。そして黒兎と魔狼たちによってたった今防衛部隊のブリタニア軍兵士を皆殺しにし、残りは僅か30近くにまで減ってしまった黒の騎士団と零番隊のメンバーのみとなっており、どの機体も半壊状態で絶体絶命の状況へと追い詰められていた。

 

害虫(ゴキブリ)どもにしては耐えた方だが・・・貴様らの悪運もここまでだ。あの世で裏切り者の扇たちが来るまでの間懺悔でもしているがいい』

 

ラウラは眼科にいるゼロを裏切った扇たちに従うことを選んだ愚者たちを見下しながらガンダムヴァーチェ・レーゲンのGNガトリングガンの砲身を向ける。それに合わせてシュヴァルツ・ハーゼとヴィシャス・ヴォルフの全機が武器を構えると裏切り者たちへと向け、粛清せんと今にも引き金を引かんとしていた。

 

(カレンさん────っ!?)

 

両腕を失った紅鬼灯のコックピットの中でベニオはもう打つ手がないと絶望し、恐怖のあまり目を瞑り頼れる隊長であるカレンの名を心の中で叫びながら自分たちの命がここで潰えてしまうのだと諦めていたその時だった。

 

『────させるかァァァァっ!!!!』

 

ラウラが全機に攻撃命令を出そうとした瞬間、上空から流星のように落下してきた紅蓮聖天八極式がGNガトリングガンを掴むと輻射波動を叩き込み爆散させた。それに続くように落下してきたマジンガーZとグレートマジンガー、真ゲッターロボ、ゲッターアーク、ウイングガンダムゼロ、ガンダムF91、クロスボーンガンダム・X1フルクロスたち黒の騎士団にいたZEXIS・ドライクロイツのスーパーロボット部隊がベニオたちを守るように陣取った。

 

『大丈夫ベニオ、みんな!!』

 

『カレンさん・・・っ!!来てくれたんですね!!』

 

『俺達もいるぜ!!』

 

『他のみんなもこっちに向かってる。もう心配いらないぞ!!』

 

『甲児さんに鉄也さん。それにみなさんも・・・!!』

 

ベニオはカレンたちが救援に来てくれたことで涙を流しながら安堵しそれによって緊張の糸が途切れてしまったのかベニオは気絶してしまい、紅鬼灯はカメラアイの光を消しながら前のめりに倒れ伏した。それに気を取られそうになったカレンだがそんな暇を与えないと言わんばかりにラウラは紅蓮聖天八極式に対してビームサーベルで斬りかかり、カレンは迫るビームサーベルを呂号乙型特斬刀で受け止める。

 

『やはり陛下やライ卿の仰ったように貴様たちは来たか。裏切り者のカレン、貴様は私の手で葬ってやろう!!』

 

『っ!!』

 

ラウラの気迫に押されてしまったカレンは呂号乙型特斬刀を弾き飛ばされ、ラウラはがら空きの胴体に向けて両肩部のミサイルポットからGNミサイルを放つ。カレンは輻射波動障壁で防御するが至近距離だったのとタイミングがズレていた事で全てを防ぎ切る事は出来ず、数発のGNミサイルが紅蓮聖天八極式の左脚部と胴体部に着弾しその装甲を爆散させた。

 

『くうぅっ!?』

 

『どうした!この程度の攻撃すら防げないとは随分と腑抜けたなカレン!!』

 

爆発の衝撃をモロに受けたカレンはコックピットの中で歯を食いしばりながら衝撃を耐えるが、その隙を見逃すラウラではなくガンダムヴァーチェ・レーゲンの背中の武装コンテナから唯一の実弾兵装である《GNバーンバズーカ》2丁をそれぞれ肩に担ぐように構えると同時に紅蓮聖天八極式に向けて徹甲榴弾を放つ。カレンはそれに対して輻射波動を薙ぎ払うように放つことで徹甲榴弾が届くよりも先に爆散させることに成功させる。重火力を叩き込もうとするラウラに対して防戦一方になっているカレン、そして追い詰められているのはカレンだけでなかった。

 

『くそっ!コイツらのパワー半端じゃねえ!?ゲッターでも押し切れねぇ!!』

 

『前に出すぎるな拓馬!ぐぅっ!?』

 

『鉄也さん!?このぉ!!』

 

拓馬たちアークチーム、鉄也、甲児を中心としたスーパーロボットたちはグルンガスト肆式、ヴァルシオーガ、ジガンスパーダを始めとした特機部隊の猛攻を前に押されていた。本来ならばゲッター炉心を搭載しているグルンガスト肆式が相手だろうと歴戦の戦士である甲児が苦戦を強いられることは無いはずだが、今の甲児たちの後ろにはろくに機体を動かせないでいる傷ついた黒の騎士団メンバーがおり、彼らを守るために甲児たちの動きも制限されてしまいいつもの実力を発揮出来ないでいた。

 

『ルルーシュのためにも、ここで落ちてもらうぞヒイロ・ユイ!!』

 

『行って、ファング!!』

 

『くっ・・・!』

 

クリスカとイーニァはウイングガンダムゼロのバスターライフルを回避しながらパーフェクトジオング・SBの両腕の指から5連装メガ粒子砲を放ちながら背中のコンテナに収納されていた12基のGNファングがヒイロとウイングガンダムゼロを狙う。ヒイロはあらゆる角度から迫る攻撃をゼロシステムを利用しながら回避するも敵はクリスカとイーニァだけでなく、2人を援護するようにシュヴァルツ・ハーゼ隊の機体が支援砲撃をウイングガンダムゼロにむけて放つためにヒイロは回避に専念せざるを得ず攻められないでいた。

 

別の場所でもトビア・アロナクスのクロスボーンガンダム・X1フルクロスとシーブック・アノーのガンダムF91はシャルロットのガンダムキュリオスエクレール、流竜馬たちゲッターチーム、ロジャー・スミスのビッグオーはゲッターα、ステルバーたち量産型スーパーロボット軍団を相手に苦戦を強いられていた。

 

────救援としてこちらに向かっているマグバレッジたち黒の騎士団に残っていたZEXIS・ドライクロイツが揃うまでのわずかな時間、カレンたちはかつての仲間であるラウラたち元黒の騎士団メンバーを相手に苦戦を強いられることになるが、それはこのオオサカ租界各地でくりひろげられている激戦の一幕でしかなくこの後の戦場にてカレンたちをようにに対してさらなる悪意が迫ろうとしていた。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆

 

茶臼山要塞がラウラたちの手によってほぼ壊滅しカレンたちZEXIS・ドライクロイツと戦闘を繰り広げている頃、道明寺要塞もまた新たな敵が迫ろうとしていた。

 

『クルシェフスキー卿。獲物が姿を現しました』

 

『そう、なら予定通りアンジュたちに相手させるからあなたたちは残党の殲滅を続けなさい』

 

『イエス・マイロード』

 

部下からの報告を聞いたモニカは目の前のゲルズゲーをグラムで袈裟斬りにしながら目の前の敵を見る。既にここを指揮していたフェルマルたちが討ち取られことで指揮はガタ落ちになっているがそれでもモニカたちに対する敵意が衰えることがなくその命を刈り取る為に暴れていた。だが所詮はフェルマルたちに従いその下で弱者をいたぶり甘い汁を吸ってその地位に胡座をかいていただけの有象無象に過ぎず、モニカや彼女の配下達のように本物の戦場で命の奪い合いをしてきた歴戦の騎士とは実力差に雲泥の差があった。故に彼らの足掻きはモニカたちに届くことはなくその命を刈り取られていくのだった。

 

『おのれっ!何故誇り高き我らブリタニア貴族が裏切り者を相手に手も足もでないのだっ!?』

 

『まだだ!地下に格納しているデストロイガンダムたちを出撃させろ!!いくら元ラウンズと言えどこれまでの同士たちの奮闘によって消耗しているはずだ!ここで討ち取るのだ!!』

 

だがそれでも自分たちが正義であると信じて疑わない反乱分子たちは切り札として用意していた5機のデストロイガンダムを筆頭としたビルゴIII、トーラスたちモビルドール部隊を出撃させる。これによりモニカと純白の聖騎士団を筆頭とした第三機甲師団は残党を相手取ることになり、敵の増援を相手取る余裕がなくなったために予定通りに待機していたアンジュたちアルゼナルメンバーが出撃することとなった。

 

『・・・エンブリヲくんの言う通り、連中しくじったみたいだね』

 

『問題ないわ。あんな既得権益にしがみつくだけの連中になんて最初から期待してないから』

 

道明寺要塞へと進軍している重火力ナイトギガフォートレス《ゴーヴァン》30機を引き連れている黒いパラメイル───否、《ラグナメイル》と呼ばれる、アンジュのヴィルキスと並ぶ古代の人型機動兵器のコックピットの中で青いカラーラインが映えるラグナメイルに搭乗した青いツインテールの少女が、通信回線から聞こえてきた仲間の言葉に対して素っ気なく言い捨てると、また別の仲間たちからの通信が入る。

 

『じゃあ、私たちはここでモニカって奴を仕留めればいいのね』

 

『そしてその後はこのオオサカ租界にいるルルーシュ皇帝ご自慢の《神殺の英傑》とその配下の連中も、全員でしょ』

 

『ええ。エンブリヲ様の目論見通り、コーネリアやヴィレッタたちという極上の餌につられてライとアンジュは現れてくれた』

 

青いツインテールの少女────サリアは、自らが乗るラグナメイル《クレオパトラ》の操縦桿を握りしめる。

 

『私たちは《ダイヤモンドローズ騎士団》・・・!相手が何者であろうとも、エンブリヲ様のために使命を果たす!!』

 

サリアが決意を込めてそう叫ぶのに合わせて仲間であるダイヤモンドローズ騎士団のメンバーにそう声をかけながらデストロイガンダム3機を相手どっているモニカへと機体を飛ばす。

 

『───ようやく来たわね。エンブリヲの女に成り下がった牝犬共』

 

しかしそんなサリアたちを邪魔するかのようにサリアのクレオパトラの前に現れたアンジュが操るヴィルキスが零式超硬度斬鱗刀《ラツィーエル』でクレオパトラに斬りかかる。サリアは素早く反応してクレオパトラの専用武装の剣で受け止めるが、加速の勢いによるヴィルキスの斬撃は強くクレオパトラは後ろに飛ばされてしまった。

 

『アンジュ・・・っ!!』

 

『望み通り、こっちから来てやったわよサリア!』

 

白のパラメイル・ヴィルキスに乗ったアンジュは、[[rb: 宿敵>エンブリヲ ]]との前哨戦として、宿敵に籠絡された友にして好敵手の心を取り戻すべく、青のラグナメイル・クレオパトラへと突っ込んだ。

 

『ようやくおいでなすったか。待ちくたびれたぜ』

 

アンジュに続くように現れたヒルダはアーキバス:ヒルダ・カスタムをテオドーラめがけて体当たりを仕掛ける。

 

『ヒルダ・・・!ロザリー!!』

 


『さあ、あたしらはあたしらで決闘(タイマン)はろうじゃねえか、クリスっ!!』

 

そこへロザリーがグレイブ:ロザリー・カスタムを飛ばしてきて、ヒルダと共に挟み撃ちをかける。

 

『うるさい!!エンブリヲくんからテオドーラをもらった私が、あんたたちなんかに負けるもんか・・・!!』

 


『上等だよ、クリスっ!! その鼻っ柱をへし折って、泣かせてやるよ!!』

 


『そして、教えてやる! こんな戦い、やる意味ないって!!』

 

ヒルダとロザリーを前に、怨恨と機体(テオドーラ)の力を武器にクリスは猛然と挑みかかる

 

『───あなたとこんな形で再会するなんて残念よエルシャ』

 

『ステラさん・・・』

 

エルシャが操る乗るオレンジのX字のマーキングが特徴的なラグナメイル《レイジア》の前に立ち塞がったエース専用にカスタマイズされた量産機《ジンクスIV・A》のコックピットの中でステラは悲しそうに顔を歪ませながらもビームサーベルでレイジアに斬りかかる。

 

『くっ・・・!?なんてパワーなの!?』

 

ラグナメイルには及ばない通常兵器のひとつであるジンクスIV・Aに、レイジアが押されていることにエルシャは驚きを隠せない。

 

『エルシャ、それだけの能力(ちから)を持ちながら、なぜ重みをまともに込められないほど迷いを抱えて戦場に立とうとするの?戦士として、そして子を守る親として( ・・・・・・・・ )恥ずべき行為よ』

 


『それでも・・・それでもこれが、私の選んだ戦いだから・・・!』

 

ステラに言葉でも鋭い攻撃を受け、エルシャは苦しげに表情を歪めながらも操縦桿を握り締め、鍔迫り合いの姿勢を保ったままレイジアをジンクスIV・Aに体当たりさせる。

 

『エルシャっ!!』

 

そのまま雷鳴轟く暗雲が広がる空の中を、2機が滑るようにして道明寺要塞から遠ざかっていくのを見たヴィヴィアンが、レイザーを飛ばして後を追う。

 

『アンタらに興味もないけどヤル気だってんなら迎え撃ってあげるわよ!!』

 

凰鈴音の神龍が、両手に2本の青龍刀《双天牙月》を構えると同時にイルマの乗る黄色の直線のマーキングが特徴的なラグナメイル《エイレーネ》に斬りかかる。エイレーネは剣で受け止めるも神龍のパワーに押し負け、勢いよく弾き飛ばされた。

 

『ちょっと、ウソでしょ!?エイレーネがこんなヤツにっ・・・』

 


『イルマっ!!』

 

相棒の思わぬピンチを目の当たりにしたターニャが、ピンクのV字のマーキングが特徴的なラグナメイル《ヴィクトリア》で加勢に向かおうとした。

 

『お前の相手は・・・俺だ!』

 

そこへタスクが、アーキバス:バネッサでヴィクトリアに体当たりする。そのまま雷鳴が轟く中を、2機は勢いよく地表へと滑るようにして降下していった。

 

『エンブリヲの配下たちはアンジュさんと鈴さんたちがしてくれます!私たちは取り巻きたちを撃ち落としますわ!!』

 

セシリアはクレッセント・クーロン隊に指示を出しながら自らも搭乗機であるセレスティアルフリーダムガンダムの全武装を展開すると同時にハイマットフルバーストで右腕の5連装グレネードランチャーを構えているゴーヴァン3機を乱れ撃つ。最初は両肩部のブレイズルミナスで耐えていたゴーヴァンであるが、セレスティアルフリーダムガンダムの火力の前では耐え切れることも出来ずブレイズルミナスは破壊され、装甲を融解しながらゴーヴァンは爆散した。

 

『我らも行くぞ!我らの力をルルーシュ皇帝に歯向かう愚か者共に知らしめるのだ!!』

 

『『了解!!』』

 

アイリスディーナの号令と共に飛び出したマルギッテのレギンレイズ・ヤークトが先陣を切って先頭のゴーヴァンに飛びかかると同時に両腕に装備している《ブレードトンファー》でゴーヴァンの頭部を叩き潰し、そのまま胴体を蹴り砕いて別のゴーヴァンに向けて蹴り飛ばす。体勢を崩したゴーヴァンに対してカティアのゲシュペンスト・エンデのボルテックス・ステークでレギンレイズ・ヤークトの蹴りによって装甲が歪んでいるゴーヴァンの胴体を貫く。そして2人に続くようにアイリスディーナの指示の元、クレッセント・クーロンの団員たちが乗るグルンガスト肆式、イフリート・シュナイド、ドワッジ、ギャプラン、ザクウォーリアー、シュツルム・ディアス、グフ・イグナイテッドたちがゴーヴァンたちを相手取る。

 

『はっ!この程度の戦力で私たちの首を取る気だなんて、随分と舐めてくれるわね!』

 

崔亦菲は赤いグルンガスト《グルンガスト炎式》の両手に握るゲッター合金製の柳葉刀《双龍柳刀》でゴーヴァンを切り捨てながら地面に転がる残骸となったゴーヴァンたちを踏み潰す。

 

────かつての仲間であるアンジュたちとサリアたち。エンブリヲという存在によって争わされることとなった彼女たちはこのオオサカの地で決着をつけようとしていた。

 

◆◆◆◆◆◆

 

アンジュたちがサリアたちダイヤモンドローズ騎士団と戦闘を開始し、ラウラたちが黒の騎士団残党及び救援にやって来たカレンとZEXIS・ドライクロイツメンバーと戦闘を繰り広げている中、天王寺要塞での戦闘は終わりを迎えようとしていた。

 

『───潰れろ』

 

両腕の鋏が砕かれ全身のいたる装甲がひび割れしているアナネルの上に乗った三日月とガンダムバルバトスルプスレクスは超大型メイスをアナネルのビーム砲塔に叩きつけその先頭部からパイルバンカーを放ち、内部のエイハブリアクターを破壊することに成功しアナネルは崩れ落ちるように倒れ込み沈黙した。

 

『流石は伝説のモビルアーマー。しかし、やはり私とバエルの前では敵ではなかったな』

 

翼とテイルブレードを切り裂かれ、ビーム発射口にバエルソードを突き刺されたハシュマルが倒れるのを確認しながらマクギリスはガンダムバエルの力に酔いしれるのだった。

 

『厄介な敵はこれであらかた倒し終えたか。あとはジャスレイとイオクの首を取ればこの戦場での戦いは終わりだ』

 

背後から襲いかかってきたレギンレイズの胴体をガンダムアザゼルの巨大な大剣のテイルブレード《バスターテイルブレード》で両断しながら撤退行動を始めているジャスレイとイオクを乗せている黄金のジャスレイ号とスキップジャック級戦艦の姿を見ながらアレンは隣でビルゴIIIをビームサーベルで両断しているミリアルドに話しかける。

 

『どうする?我々が彼らの首を刈り取っても構わないのではないかね?』

 

『不要だ。既に死に体の連中相手に俺たちまで出向く必要は皆無だ。連中の首は鉄華団とタービンズに取ってもらおう』

 

ミリアルドは襲撃してくるビルゴIIIやトーラスたちモビルドールを蹴散らしながらアレンにそう提案するが、アレンはイオクやジャスレイの首など微塵も興味が無いため彼らの相手は2人に対して高い殺意を持っている鉄華団とタービンズに相手取ってもらうことにした。彼らにとっての本番はコーネリアやヴィレッタたちでありイオクもジャスレイも路程の石ころ程度の価値もない存在でしかなく、彼らがどうなろうと知ったことではなかった。

 

────ジャスレイとイオクの命の灯火はようやく潰えることになるのだが、それは思わぬ形で呆気なく潰えてしまうとはこの時誰もが思いとしなかったのである。

 

◆◆◆◆◆◆◆

 

数時間前に天王寺要塞の全戦力を出して迎撃しようとしたジャスレイとイオクたちであったが、寄せ集めのしかも練度がそこまで高くない相手で昭弘たちを止められる訳もなく既に八割近くが壊滅しており残った戦力もそう時間がかからないうちに壊滅するのは目に見えていた。

 

『クソクソクソォッ!!あの役たたずどもがァ、あんだけ戦力があったってのによぉ!!』

 

これ以上は自分たちの命が危ういと考えジャスレイとイオクの部下たちはオオサカ租界にいるコーネリアたちに救援信号を送りながら黄金のジャスレイ号とスキップジャック級戦艦を後退させていた。その中でジャスレイはアームレストに何度も拳を叩きつけながら苛立ち混じりの叫び声を上げていた。これまで数で歯向かう敵を殲滅させてきたジャスレイにとって今の状況は決して認められないものであった。だが、現実は非常にもジャスレイの都合のいい展開は起こらず彼らを終わらせるための悪魔の名を関するガンダムたちが牙を剥く。

 

「て、鉄華団のガンダムフレーム2機が接近中!!その後方からも12機のモビルスーツが!?」

 

「迎撃させろ!何としてもオオサカ租界に撤退するぞ!!」

 

もはや自分たちの力では対処しきれないということに歯噛みしながらジャスレイは護衛に残していたユーゴーやウィンダムなどのモビルスーツ計35機を接近してくるガンダムグシオンリベイクフルシティとガンダムフラウロスにぶつける。ジャスレイの護衛を任されるだけあって申し分のない腕を持っていたが昭弘たちが相手では多少の時間稼ぎ程度にしかならず、次々と撃墜されてその数を減らしていた。だが、ジャスレイにとって僅かでも時間が稼げれば逃げるための距離を稼げるのとシュナイゼルから購入した兵器を起動させるための準備に取り掛かっていた。

 

「おい!フレイヤの発射準備はまだできてないのか!!」

 

「あと二分で装填完了致します!!ですがパイロットが・・・」

 

「んなもん適当な奴乗せとけ!引き金引くだけのことならガキにだってできるだろうが!!」

 

────フレイヤ。それは先の大戦、第二次トウキョウ決戦にて約100万人もの命を奪った女神の名を持つ恐るべき戦略兵器。ジャスレイがオオサカ租界に向かう前、ロゴスから大量のモビルスーツとモビルアーマーを購入した際にシュナイゼルから試作品のフレイヤを提供する取引を持ちかけられ、目障りな鉄華団とタービンズを肉片の一欠けすらこの世に残さないためにフレイヤがどれほど恐ろしい兵器であるかも理解しようとせず使用を決めた。

 

「溝鼠どもがっ、てめぇらみたいな存在価値もねぇゴミ共は消えちまえ!!」

 

ジャスレイは忌々しそうに接近してくるハンマーヘッドとイサリビの姿を睨みつけながらフレイヤで消え去る姿を想像し口元に笑みを浮かべていた。そして黄金のジャスレイ号からフレイヤ弾頭を搭載したヴィンセント・ウォードが出撃し、鉄華団とタービンズに向けて砲身を構え始める。

 

────ここでジャスレイ達にとって不運なことが3つあった。1つはこのフレイヤは試作品でありシュナイゼルにとって廃棄する前提の代物でナイトメアが起動すると同時にフレイヤも起動してしまう為発射までの時間が少ないこと、2つ目はジャスレイの配下にナイトメアを操作したことがある部下がおらずフレイヤを発射する位置取りに行くまでに無駄に時間がかかってしまったこと、そして3つ目は

 

『─────バーン』

 

地上に待機していた狙撃部隊のジムスナイパー・K9が動きの鈍いヴィンセント・ウォードを見つけ、それを狙撃したことだろう。フレイヤ弾頭を抱えていたヴィンセント・ウォードの胴体を狙撃しフレイヤを巻き込んで誘爆し臨界点を超えたフレイヤはそのまま黄金のジャスレイ号を飲み込んで消滅させた。ジャスレイたちは断末魔を上げることなく自分たちの身に何が起こったかも理解せずこの世から肉片残さず消滅したのだった。

 

『おのれ!正義を理解せぬ野蛮な獣どもが!!卑怯な手を使って我が同士を討ち取るなど恥を知れ!!』

 

ジャスレイたちが死亡したのを鉄華団とタービンズによるものだと勝手に判断したイオクはレギンレイズのレールガンを構えながら向かってくる鉄華団とタービンズのモビルスーツを倒すべく憎悪に歪んだ顔で引き金を引く。

 

『許さんぞ鉄華団!卑劣な罠で我々を貶めた報い、今ここで!』

 

これまでなら、周囲の部下たちが全力で止めていただろう。だがこれまでの戦闘でほぼ全滅してしまっているためすぐ側に控えている側近の姿はなく、また生き残っているものたちも戦場のあちらこちらで苦戦し、とてもではないがよそに気を回している余裕はない。つまり、イオクを止める者は誰もいない。

 

「うおおおおおおおおお!我が乾坤一擲の一撃をおおおおお!!」

 

レールガンを撃ちまくりながら、イサリビに向かって突撃を敢行するイオク。その無謀は、当然ながら通じない。突如、強烈な衝撃が横合いからイオクを襲う。

 

『がっ!?』

 

そのまま機体ごとスキップジャック級戦艦の甲板へと叩き付けられた。レッドアラートが響き、各所から火花が散るコクピット。乱れるモニターの映像は、レギンレイズを踏みつけるような形でのしかかるMSの姿を映し出している。

 

『色が違うから隊長機かと思って不意打ちしたんだけど・・・なんだこいつ、俺より素人じゃないか』

 

それはハッシュの辟邪。不用意に飛び込んできたイオクの機体をインターセプトしたのであった。そうとは知らないイオクは「貴様! 卑怯な・・・」などと言いつつ抵抗しようとするが、当たり所が悪かったらしく機体はうまく動かない。それに構わず辟邪は得物のトビグチブレードを振り上げる。

 

『悪いな、今回は情け無用なんだってよ』

 

『ま、待て・・・っ!』

 

通信が通じていないことも分からぬままイオクが制止の声を上げるが、当然止まるはずもない。勢いよくトビグチブレードがレギンレイズの胸部に突き刺さった。カメラアイが消滅し機体の動きが完全に停止したのを確認したハッシュはトビグチブレードを抜くとレギンレイズを蹴り飛ばしスキップジャック級戦艦から蹴り落とした。その姿を最後まで確認することなくハッシュはスキップジャック級戦艦を撃墜すべく行動を始めた。

 

それから30分後、鉄華団とタービンズによってジャスレイ率いる元テイワズ組とイオクの配下であるクジャン家に使えるギャラルホルンの兵士たちが殲滅された。機体と戦艦は全てルルーシュ皇帝軍によって回収されフジの決戦に向けて新たな戦力として生まれ変わるのだった。

 

 

───不運なことにイオク・クジャンはまだ生きていた。ハッシュが打ち込んだ一撃は、機体の機能をほぼ停止させたものの、コクピットを完全に潰すまでは至らなかったのである。一番の狙いはイオク・クジャンであったためにイオクがいると思われるスキップジャック級戦艦を優先することにしたハッシュはレギンレイズを海に落とすことで終わらせることにした。しかしそれは幸運でも何でもなかった。

 

『くそ、くそ!うごけ、動いてくれェ!』

 

赤く染まりアラート音ががなり立てるコクピットの中、半狂乱でがちゃがちゃと操縦桿を動かすイオクであったが、機体はうんともすんとも反応しない。

ここまで窮地に陥ったことなど今まで一度もなかった。訓練を重ね経験を積んでいれば、最低でも無謀な突撃など選択せず、たとえ機体が機能停止に陥っても脱出を計るくらいはやってのけれただろう。しかし部下におんぶでだっこといった具合であったイオクは、パイロットとして基本的なサバイバルの方法すらろくに覚えていなかった。

 

『だれか!おいだれかいないのか!』

 

部下に通信を繋ごうとするが、受け取る相手はすでにいない。スキップジャック級戦艦は既に撃墜され、残っていた親衛隊たちも既に鉄華団とタービンズによって討ち取られ全滅してしまっていた。

救いのない窮地に、イオクは正気を失っていく。歪んだコクピットハッチを叩き、無駄な叫び声を上げ続ける。

 

『だれか・・・だれかァ!返事をしろ!私はここだぞ!』

 

彼は気付かない。この期に及んで『誰一人部下の名前を呼んでいないことに』。『信を寄せ頼れる配下など、一人もいないことに』。もっとも気付いたところですでに手遅れだ。涙と鼻水を垂れ流し、彼は無意味に声を張り上げ続けた。

 

『私は、私はここで・・・こんな所で!だれか・・・だれか!ラスタル様!いやだ!こんな所はいやだあああああ!』

 

ゆっくりと黄土色のレギンレイズは誰もいない海の底へと沈んでいく。深く沈んでいく度に水圧によって機体の装甲が軋み始めそう時間が経たないうちにコックピットに水が入り込もうとしていた。

 

『ラスタル様ァ!だれかァ!私は!私を!たすけて・・・』

 

暗闇の海中に声は響かず、イオクの機体は闇の中へと消えていく。いずれ電源は落ち、酸素は尽きるだろう。それまでに助けが来る可能性はきわめて0に近い。いや、『ほぼ確実に来ない』。イオク・クジャンは、誰にも顧みられることなくじわじわと朽ちていく。

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

茶臼山要塞と天王寺要塞が陥落し道明寺要塞にてアンジュたちとダイヤモンドローズ騎士団が戦闘を繰り広げている頃、トウキョウ租界には各地に散っていたルルーシュの配下である神殺の英傑とその騎士団、そしてノイエDCを始めとした協力者たちがシュナイゼルとの決戦に向けて次々と集まり始めていた。新たに建造されたヨコスカ軍事基地にはログレス級浮遊航空艦やアスカ型浮遊航空艦、ディーヴァ級戦艦、ヴォルガ級航宙巡洋艦、ハーフビーク級宇宙戦艦、ライノセラス、グレイストーク、

キングホエールなど多種多様な戦艦がドッグと港に次々と到着し格納庫ではモビルスーツやナイトメア、パーソナルトルーパー、アーマードモジュール、特機、スーパーロボットなど様々な機体の整備が行われている。

 

誰もがフジの決戦にむけて行動している中、基地の一角の格納庫の中でデビルガンダムがこれまでルルーシュ皇帝軍が倒してきた旧日本解放戦線やシュナイゼル派閥の元ブリタニア帰属や軍人、黒の騎士団など敵対してきたもの達から回収した機体を吸収しデスアーミーとして生まれ変わらせていた。その様子を東方不敗とキョウジ・カッシュが並んでみていた。

 

「・・・まさか貴様とこうして共に戦う日が来るとはな」

 

「これもまた運命とも言えるのかもしれぬな。二つに分かれたデビルガンダムの片割れ、愛を知ったデビルガンダムと共に我らがこの世界で再び生を受けドモンたちがこの世界に来た。それには何かりゆうがあるのだろう」

 

かつてデビルガンダムを巡って争っていた東方不敗とキョウジ。本当ならば別次元の彼らの元いた世界で命を落としたはずだが何の因果か愛機と共にこの世界に飛ばされた。当初は衝突した2人であったがルルーシュと出会い、この世界の情勢と暗躍する存在たちのことを知り彼らに協力することを選んだ。

 

「それで、お主が開発している例の機体たちの様子はどうだ?」

 

「ほぼ完成していると言ってもいいだろう。後はドモンたちの戦闘データをインストールすれば完了だ」

 

東方不敗とキョウジが壁側に並び立つドモンたちシャッフル同盟の操るモビルファイター・ゴッドガンダムたちを思わせる5機のガンダムたちを見ながらそう話していると、格納庫の外から激しい音楽が鳴り響いた。それは《[[rb: 魔女の夜> ワルプルギスナハト]]》の1人であるイオ・ハルフォンスと彼の部下たちによるジャズのセッションが行っていた。その周りでは多くの兵士や整備士たちがイオたちのジャズを聞きながら飲み食いを楽しんでいた。

 

「へいレヴィ!お前も一緒に歌わねぇか!!」

 

「お断りだ。私はツマミと酒を楽しんでんだ、中毒者(ジャンキー)みてぇに騒ぐ気はねぇ」

 

「ハッ!言ってくれるじゃねえか!!」

 

イオはリズム良くドラムを叩きながら同じ魔女の夜のメンバーであるレベッカ・リーことレヴィを誘うが、レヴィはラム酒の入ったグラスを片手にニヒルな笑みを浮かべながら一蹴する。それによって彼らの部下がバカ笑いをするもそれすら愉快そうにイオは激しくリズムに乗っていた。

 

少し離れた場所では他の魔女の夜のメンバーである台場花音が間違えて酒を飲んで酔っ払ってしまったことでルクス・アーカディアとリオン・ジウ・バルトファルトに悪絡みしてぶん回していたり、ダイナボットであるグリムロックが廃棄された戦車を丸呑みしようとするのを元ディセプティコンのレイダードと元オートボットのコマンダーたちが止めようとしたり、ウォーダンと更木剣八が真剣を用いての試合を行ったりなど色々としていた。

 

あと数日も経たないうちにシュナイゼルという強敵を相手取ることになる彼らだが誰もが悲壮感を抱かず今このときを楽しんでいた。それは来るべき決戦で命を落としても後悔しないように今を楽しんでいるのか、それともまた生き残ってバカ騒ぎしようという誓いなのかそれは分からない。だが彼らは考えや理想は違えど未来のためにその命を燃やすことを選んだ戦士たちであり、ルルーシュに忠誠または協力することを選んだものたちである。

 

この先彼らがどうなるかは誰にも分からない。だが彼らはその道を選んだことを後悔することなく進んだと誰もが言うだろう。




あとがき

今回で鉄血のオルフェンズの2期で視聴者から多くのヘイトを集めたであろうジャスレイとイオクが死亡確定しました。本当ならもっと悲惨な目に遭わせてから殺そうかと思ったのですが、昔とある鉄血のオルフェンズ小説読んでてその作者さんはこの2人に尺使う価値もないと言ってあっさり殺していたのがあってそれを参考にして書かせてもらいました。ジャスレイはともかくもしかしたらイオクは再登場するかもしれませんがその場合は悲惨な目に合わせようと思います。アンジュとサリアたちの本格的な戦闘は次回の話でやり、そろそろファウンデーション組の登場も考えており、オオサカ租界編はまだ続きますがちゃんと書き進めていきますのでこれからもどうかよろしくお願いします!!

今回登場したゴーヴァンはとある方から初めて送ってもらった機体を元にしたものであり、その設定も下記に乗せますね。

ゴーヴァン
全高:38.54m
全備重量:64.1t
推進機関:ランドスピナー、フロートシステム
武装:5連装グレネードガトリング砲、ガントレット×2、重ハドロン砲×2、4連スラッシュハーケン、脚部4連ミサイルポッド×2、脇腹部3連ミサイルポッド×2、ハドロンランチャー、ブレイズルミナス
ガウェインやガレス、モルドレッドなどの重火力KMFを参考に作られた、超大型KGF。
とある貴族がヴィンセント・ウォードに続く次世代量産ナイトメアとして開発された量産型ナイトギガフォートレス。ユグドラシルドライブのコアルミナス3基連結されたものを3基内蔵したことで高出力を可能として、その重量から通常のブースターではまともに動かせないことから特注品である高出力スラスターを増設し、右腕装備のグレネードガトリング砲を5連装に、左腕装備にモルドレッドのシュタルクハドロンに匹敵するハドロンランチャーを、ガウェインの両肩の重ハドロン砲とガレスの脚部と脇腹部のミサイルを実装して、両肩にブレイズルミナスを設置、近接戦闘の際にはガントレットとスラッシュハケーンで応戦、といった具合に高機動・高火力・防御力を求めすぎた結果、一般のKMFどころか従来の大型KMFを超える巨体化、神虎以上の操縦性の劣悪化、高出費化が当然の様に出てしまった。さらに整備性の困難と一機開発するだけでナイトメア12機分ものコストがかかるなどの問題点が数多く見つかり、その結果当然次世代機でのコンペに受かるはずもなくこの機体に全てを賭けていた貴族は没落した。
しかしコストを無視してでもその性能の高さを買ったV.V.が秘密裏に量産させ来るべき時に備えていたが、ルルーシュとZEXISがギアス嚮団襲撃時には間に合わなかった。しかしそれを偶然見つけていたエンブリヲの手によって回収され神聖ミスルギ皇国の人間を生体ユニットとして組み込み運用している。現在もミスルギ皇国内で量産されている。またルルーシュ軍でも撃破したゴーヴァンたちを回収しモビルドールシステムを搭載して運用するだけでなく、この開発のために多くの市民やナンバーズたちから税をむしり取っていたことを盛大に公表したことでブリタニアの腐った貴族に対する怒りを向けさせた。
ゴーヴァンとは、フランス語でのガウェインの呼称であり、機体のイメージはアーマード・コア4のラスボス、プロトタイプネクスト「00-ARETHA(アレサ)」。

今後も色んな機体が登場していきますがどうかよろしくお願いします!!
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