まえがき
スパロボYプレイしてみて何となくやってみたいなと思って思いつきで軽く書いた短編になります。多分続きは書かないかもしれませんが、スパロボYに参戦した作品やオリジナルキャラたちはいつかスパロボ本編に出したいなと思っています。
注意:この話に登場するライはコードギアスLOSTCOLORSの主人公にして自分の書いているスパロボ小説『スーパーロボット大戦Z 魔王の降臨』に登場しているルルーシュの筆頭騎士《
外伝 スーパーロボット大戦Y DLCイベント『幻想の騎士王』
────ZEXIS・ZEUTH・ドライクロイツ、そして新生ルルーシュ皇帝軍による連合軍と聖インサウラム王国と破壊の王《ガイオウ》たちとの戦い《再世戦争》が集結し地球圏に一時の平和が訪れた。新生ブリタニア共和国初代大統領兼第3代地球連邦代表を務めるルルーシュを中心に戦争などによる被害が激しい場所を中心として復興支援を行い、コロニーや月面基地、火星など遠く離れた宇宙に対してもジオン公国やコロニー統括軍などと協力して復興支援をしていた。
ロイド・アスプルンドやビアン・ゾルダークを始めとした優秀な科学者・技術者たちが開発した人工AIが管理する食料プラントによって毎日天然物と遜色ないほど優れた合成食料が製造されては世界、そして宇宙など様々な場所へと運送されそれにより再世戦争以降での餓死者の割合は戦時中に比べて大きく減りこの調子で進めばゼロになることも夢では無いと語られるほどだ。
また各国でもマリナ・イスマイールやカガリ・ユラ・アスハ、リリーナ・ピースクラフト、ミネバ・ラオ・ザビ、シャイン・ハウゼン、ブライアン・ミッドクリッドなどを始めとした優秀な指導者たちの協力もあり大きな騒動が起こることなく順調に物事は進んでいた。
ZEXISやZEUTH、ドライクロイツなど多くの勢力が集まった部隊はそれぞれの役目を成すために一時的に解散することとなった。軍属のものたちはそのまま地球連邦に所属し、元一般人や竹尾ゼネラルカンパニーや株式会社21世紀警備保障などは元の生活に戻り、ソレスタルビーイングやドラゴンズハイヴなど表舞台に出れないものたちは有事に備えて世界の影として誰にも賞賛されないながらも活動を密かに続けていた。誰もが自らの力で手に入れることができた平和となった世界を過ごしながらも再び来てしまうであろう戦いの時に備えての準備もしてきていた。
現在地球連邦では先の大戦で活躍したゲシュペンストMark-III、ヒュッケバインMark-III、ジンクスIV、グルンガスト肆式、ラゼンオー、サザーランドII、雪花などの量産機たちの更なる発展機の開発及び量産を行うためのコスト問題などに関する話し合い、エース機や専用機などの更なる発展及び改良に関する試行錯誤、それらの機体を運用するための戦艦や輸送艦の強化及び開発、そしてそれらを運用するためのパイロットやオペレーター、艦長などの人材育成など様々なことに手を出してきている。
その中でルルーシュの右腕にして彼の筆頭騎士であるライもまた専用機であるアーサー・イルジオンの強化の1つとして転移機能の搭載実験が行われていた。ただでさえ頭のネジがぶっ飛んでいる天才科学者たちによるドリームチームで設計されたアーサー・イルジオンは性能がずば抜けており、現行機どころかZEXIS・ZEUTH、ドライクロイツなどの特殊な機体を上回る性能を誇っているために現在開発中の最新機ですらその性能に届かないでいた。そんなアーサー・イルジオンを強化するというのは並大抵の作業ではなく非常に難航していた。
何度かロマン兵器の開発や変形合体機能の搭載に挑もうとしたりなど脱線しかけたことが何度がありつつもようやく転移機構の試作1号の搭載にまでたどり着くことが出来た。シミュレーション及び単体での実験でも異常が発生しなかったことから実際に機体に搭載しての実験が行われることとなった。無論、パイロット及び周囲の安全を優先してでの実験であるために十分な注意と安全に気を使って行われもしも機体が暴走した場合にも対応できるよう取り押さえるための護衛も十分と言うよりも過剰なほど揃えられていた。
そしていざ実験を行った結果、アーサー・イルジオンの動力炉であるブラックホールエンジン、ユグドラシルドライブ、ゲッター炉心、DEC反応炉、光子力エンジンと転移機構試作1号が過剰なまでに共鳴したかと思えば突如次元震が発生し、アーサー・イルジオンを中心に実験をしていた南極基地ごと次元震に巻き込まれてしまうのだった・・・。
────新たな戦いが始まるよりも前に、ライたちは別次元の地球にて地球を狙う巨悪と戦うもの達と共に戦うことになるのだった・・・。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
────地球・元エリア11改め新日本神根島。
神根島上空の空間が歪んだかと思えばそこから1機の巨大ロボットが姿を現した。その機体は別次元にて転移機構の実験を行っていたアーサー・イルジオンであった。
(座標の確認・・・神根島か、しかし僕の知る神根島ではなさそうだな・・・)
ライは現在地を確認するために座標及び周囲の情報を集めるためにセンサーを最大に展開したことによりここが自分にとって色々と関わりのある場所、神根島であることが判明したがライの知る神根島にあるはずのギアスの遺跡調査部隊の拠点が存在していないことからここは自分の知る世界とは異なる次元の世界である可能性が高いとしてより警戒を高めていると早速センサーに反応があった。
『『『『『『『『・・・・・・・・・』』』』』』』』
『なるほど、あれがこの世界の機体みたいだね』
神根島の北方面から接近してきた8機のバイザータイプのカメラアイを持つ紺色のモビルスーツサイズの機体────後に知ることになるがこの世界の地球連邦で運用されている最新の機動兵器《ルーミナ》である。────はライのアーサー・イルジオンの姿を確認するなり両腕の手甲部分に内蔵されている《ビーム・ランチャー》を展開しアーサー・イルジオンに向けて一斉にビームを放つ。
『やはりこうなるかっ!!』
ルーミナ側からなんのコンタクトもなかったことから無人機であることを察していたライは何となくこうなることを予想していたが、まさかこうも早く攻撃してくるかとは思わず咄嗟にアーサー・イルジオンのバルムンクとデュランダルで迫るビームを防ぎながら機体のチェックを行う。
(次元転移の影響で武装の大半が使用不能。その上動力炉の方も安定してないせいで出力が通常の3割以下しかない・・・)
次元震による影響はライが思っていたよりも強かったようでアーサー・イルジオンは本来の性能の4分の1すら発揮できないほど弱体化していた。それは致命的と言っていいほどのものであり、普通の人間ならばこの状態の機体で戦闘するのは危険と判断して即座に撤退すべき場面であるが、その程度のことで泣きごとを言うようなライではなく、ましてや帝国最強にしてルルーシュの筆頭騎士である自分が撤退あるいは敗北するなどあってはいけないことだ。故に・・・
『《
ライは撤退という選択肢を最初から除外してルーミナの撃墜を選んだ。幸いなことにルーミナの性能はライのいた多元世界の量産機に比べて性能が低いために性能が低下しているアーサー・イルジオンでも複数機が相手だろうと問題なく戦闘できる。しかし援軍が来る可能性を考量してそう長く戦闘に時間を割く訳にはいかないとライは判断して速攻で片をつけることを選んだ。
『・・・・・・!!』
『遅い!!』
ビームが当たらないことから4機のルーミナがビーム・ランチャーを連射しながらアーサー・イルジオンとの距離を詰めてくる。それに対してアーサー・イルジオンは迫るビームをデュランダルとバルムンクで弾きながら返す刃で接近してきたルーミナを両断していく。
『『・・・・・・!!』』
目の前でルーミナが容易く両断されたのを見て接近を試みていた3機のルーミナが一旦距離を取ろうと上に飛ぼうとしたが、それを許すライではなくアーサー・イルジオンの両腕の手甲部分の計10本のスラッシュハーケンを飛ばして2機のルーミナの四肢と胴体を貫通させ拘束し、そのままアーサー・イルジオンは両腕を大きく振り回して残った1機と背後から奇襲を仕掛けようとした2機のルーミナに拘束していたルーミナをぶつけて共に爆発四散させる。
『『・・・・・・!!』』
そして残った2機のルーミナはビーム・ランチャーではアーサー・イルジオンに歯が立たないと判断して胸部の《メガ・キャノン》にエネルギーをチャージし始めていた。しかしその判断を下すのはあまりにも遅すぎた。
『ふっ!!』
ライはメガ・キャノンのエネルギーチャージを始めている2機のルーミナに向けてアーサー・イルジオンの両肩部のブラスターキャノン《ブリューナク》からハドロンブラスターを放ち、ルーミナがメガ・キャノンを放つよりも先にその上半身を消し飛ばすと同時にチャージしていたメガ・キャノンのエネルギーと誘爆し爆散させた。
『・・・周囲に敵影なし』
ライは最後のルーミナを倒しても決して油断せず周囲の警戒を行いながら一先ず神根島に上陸しようとしたところでレーダーが巨大な機影の反応をキャッチしたためにバルムンクとデュランダルを構え直して警戒態勢をとるが、現れた存在を見て思わず驚きのあまり目を見開いてしまった。
『デカイな・・・』
ライの視線の先に現れたのは超巨大な戦艦だった。ZEXISやドライクロイツ、ルルーシュ皇帝軍にも巨大戦艦は何隻か存在しているがそれを上回る巨大さと遠くからであるためにはっきりとしている訳では無いが戦艦上部のドームにビルなどの建造物が見えることから内部に都市を内蔵している機動要塞都市の類であるとライは予想していた。先程の無人機たちを操っていた勢力かあるいはそれとはまた別の勢力なのかライは警戒を強めながら相手の出方を伺っているとあちら側からコンタクトを取ってきた。
『────聞こえますか、そちらの機体のパイロット。私は機動都市国家エーアデント代表のエチカ・Y・フランバーネットです。この地点での戦闘の調査に来ただけであり、交戦の意思はありません』
機動要塞都市────エーアデントから聞こえてくるエチカの言葉を聞いて即座に戦闘に入ることは無いと考えたライは少しだけ警戒を解いてバルムンクとデュランダルを構えるのを止める。それでもすぐに戦闘に入れるよう準備は怠らないが・・・
『こちらは新生ブリタニア共和国初代大統領ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの筆頭騎士統括のライ。自分は次元震によってこことは別の地球からここへ飛ばされました』
『別世界・・・』
『どうします、お嬢様・・・?』
『あの方が嘘をついているとは思えません・・・』
『この地点に観測された次元境界線の歪みから考えても事実でしょう』
エチカはライの言葉に動揺しながらもエーアデントの艦長を務めるノーヴィー・ディッケンスとエチカの家庭教師であるアニーナ・セルヴァーニアからの言葉もあり何とか持ち直しライにある提案をする。
『ライさん・・・私たちと一緒に来ませんか?』
『唐突ですね』
『私たちのこの世界は変革の過渡期にあり、複雑な状況にあります。強い力を持ったあなたを巡り、余計な争いが起きる可能性も否定できません。そんな中私たちが出会ったのは偶然ではないと思います』
『それは自分を保護すると言うことでしょうか?』
『保護、というのは違いますね・・・。私はエーアデント代表としてこの国に参加してくださる方を求めているのです』
『・・・・・・』
『このエーアデントは自由と平和を愛するもの達が集う国です。ですのであなたの意志を尊重することをお約束します』
ライはエチカの話を聞き、少し悩む素振りを見せたが彼女から何となくだが仲間であるZEXISやZEUTH、ドライクロイツの彼ら彼女らのことを思わせる感じがしたので完全に信頼することはまだないが少しだけ信用することにした。
『分かりました。そちらの提案に乗らせていただきます』
『ありがとうございます!』
────こうしてライはエチカたち機動都市国家エーアデント並びにその国を守るための組織『Ysネクスト』へと参加し彼ら彼女らと共に元の多元世界に戻るまでの間、この地球を守るために戦うのだった。
なお、部隊加入早々こちらの世界のルルーシュの騎士でゼロを受け継いだという枢木スザクの顔面にストレートパンチをくらわせてからの馬乗りになって無表情でタコ殴りにするという騒動があったり、ルルーシュがC.C.と結婚及び数十名の女性と婚約関係を結んでいるという爆弾発言をしてこちらの世界のルルーシュとC.C.が気まずくなったりなど色々とあったがまぁそれはまた別の機会にでも話すとしよう。
あとがき
どうでしたかね?思いつきで書いただけなので雑な部分があるかもしれませんがやってみたいことをやれて個人的には楽しかったです。スパロボYの方は毎日少しづつ進めている感じでまだまだ全然やれてませんが楽しんでプレイしてます。それと今朝Switch2欲しさに早起きして秋葉原と新宿のヨドバシ行ったのですがどちらも入荷してなくて絶望し、土曜日にまた挑戦しようと思ってます。スパロボだけじゃなくてドンキーコングバナンザやティアキン、ポケモンなどプレイしたいゲームが沢山あるので・・・。スパロボ本編の方もしっかりと進めてますので頑張って早く投稿できるようにしますね。