スーパーロボット大戦Z 魔王の降臨   作:有頂天皇帝

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まえがき
今回からルルーシュの配下となったメンバーをメインとした外伝を始めます。予定としては《神殺の英傑》たちは最低限やり、新条アカネとムジナとの出会い、深淵騎士団との過去などとか色々やりたいなと思ってます


1st.STAGE 娯楽都市ラスベガス攻防戦(前編)

─────第九十九代ブリタニア皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。実父であるシャルル・ジ・ブリタニアを殺し王位を簒奪した皇帝殺しの皇子。彼は表舞台に立ってからたったひと月でブリタニア・ユニオンと地球連邦を掌握して見せた稀代の傑物であると同時に歯向かう者全てを殲滅させる暴君として人々から恐れられていた。世間では8年前のブリタニア・ユニオンによる旧日本・エリア11にて妹であるナナリーと共に死亡されたと公表されていたが、どのような手段を用いたのかは分からないがこうして生きて這い上がってきたのだ。

これは新皇帝ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアの配下として新たに表舞台に登場したルルーシュに忠誠を誓う騎士たちの物語であった。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆

 

「─────ラスベガス。そこに奴らはいるんだな?」

 

血腥い臭いを漂わせる、尋問室を思わせる広めなその一室で、アレン・フォルネウスは有刺鉄線で両手を縛られ釣り上げられている金髪のブリタニア人の男性の首元にサーベルの峰を当てながらそう聞いた。男性は有刺鉄線の棘が肌に深々と刺さっていることで両手から血を流しながら吊るされており、さらにはブリタニア貴族らしい美形と言うのに相応しい整った顔は、この尋問室で《[[rb: 審判の騎士>ナイトオブジャッジメント ]]》アレン・フォルネウスの直属騎士にして親衛隊、《[[rb: 鋼鉄の魔狼> アイアンヴォルフ]]》の容赦ない拷問によってボロボロになっていた。上裸には鞭や鉄棒で叩かれた跡や拳や鉄棒などによる青あざが浮かんでおり、足と手の指の爪は全てペンチによって剥がされたことで血が滴り落ちて地面に大きな血溜りを作っていた。

そして男性以外にも、尋問室には両手両足の甲を鉄杭で固定して壁に貼り付けられているブリタニア人青年たちが数人いた。こっちはいずれも今でいう美青年、もとい美少年だが、男性と同じく鋼鉄の魔狼の執拗な拷問を受けたからか、顔は無残なものとなっており、さらに男性器も去勢器具によって完全に潰された上に焼きごてで焼かれ、耳や目、鼻など身体の一部がナイフやサーベルによって剥ぎ取られ地面にゴミのように捨てられてその上で踏み潰されて心身ともにボロボロになったのか、言葉を発する様子もなかった。

 

「ほ、本当だ!!リチャード皇子たちはラスベガスの地下要塞で志を同じにする同士たちを集めて戦力を整えているんだ!!」

 

「灯台もと暗しとはよく言ったものだな。陛下が支配するこのブリタニアのすぐ側にブタどもの隠れ家があるとはな・・・」

 

金髪のブリタニア人男性、元伯爵家当主であるアントン・ブルボレンは痛みと恐怖で歪んだ顔で必死に答えると、アレンはサーベルの剣先をアントンの喉元に押し付けながら呆れたようにため息を零す。アントンは目の前で部下たちに行われた拷問の残虐さと命を奪われるかもしれないという恐怖の前に我が身可愛さに同士たちの情報を売り自分だけは助かろうという浅はかな考えでアレンたちが聞いていないことまでベラベラと喋った。

 

「り、リチャード皇子はルルーシュ皇帝に対抗するためにアルカトラズに収容されていた大罪人たち《[[rb: 血塗られた天使>ブラッディエンジェルズ ]]》を始めとした極悪人たちを解放して戦力としている。他にもリチャード皇子を慕う貴族や皇族たちも兵を引き連れて集まってる!!」

 

「なるほどな・・・」

 

アントンから聞いた情報を噛み締めながらサーベルを納刀したアレンはアントンから離れる。それを見て助かったと思い息を吐いた。

 

(・・・おのれぇ・・・)

 

不気味な沈黙を前に、アントンは無念と痛みに唇を噛み締めた。

アントン・ブルボレンは第26皇子リチャード・ゼル・ブリタニアに仕えるブルボレン家の当主にしてゼル家の騎士団の1つの団長を務めている。

そしてアントンの本性もまた旧皇帝時代のブリタニア・ユニオンの住人らしく、下級ではあるが貴族としての身分と権力はもちろん、ブリタニアという勝者にして強者の地位をかさに着て好き放題やってきた、外道としか言いようのない男だった。救いようのない女狂いで、気に入った女には手を出さずにはいられない。生粋の女たらしでもあり、気が強かったり身分が高かったりなど厄介な女性でも伯爵家という地位とゼル家から信用されていることもあってか権力の力で基本的にもみ消されるために表向き問題となったことは無い。その上アントンは一度抱いた女はもう興味が無いのか抱いた後は部下たちの性処理道具として上げたり奴隷として闇市場に売り飛ばして小遣い稼ぎをしたりなどしていた。犯した女の中には婚約者や夫がいるものもいたがそんなことを気にするわけがなくむしろ逆上した男たちを女の前で殺して絶望する姿を見て愉悦感を得るというクズの一言では片付けられないほどの外道である。

騎士団長の地位も伯爵家のコネを使って手に入れたものであるため本人自身も大した力などなくそれが余計に彼を嫌うものを増やしアントンに対して殺意や敵意を抱くものは後を絶たないでいた。

 

(わ、私は伯爵家の人間だぞ!!このような貴族でもない猿どもに殺されていいわけが無い!!)

 

アントンはこのような状況になっても自分のような高貴な血を持つ人間がこのような目に合うのは間違っていると思い込んでいた。別にこれはアントンに限った話ではなくルルーシュによって地位を奪われた皇族、貴族たちのほとんどが共通して抱いている考えであり自分がこんな目に合うのは間違っていると疑わないでいた。そしてこれだけリチャード皇子たちの情報を出したのだから自分の命は守られたのだと勘違いしていた。

 

「さて、お前たちの処分についてだが陛下から私に任せると許可を貰っている」

 

「はっ・・・」

 

アレンは冷めた目で見ながらアントンにそう告げるとアントンは最初何を言っているか分からず間抜けな声を漏らしてしまう。直後、アントンの喉に鞘に納刀された状態のサーベルを突きつけられそのまま壁に叩きつけられた。

 

「がっ・・・はがっ・・・!?」

 

喉を鞘で押さえつけられたアントンは必死に酸素を取り込もうと呼吸を繰り返すが、そんな無様な姿を晒しているアントンに対してアレンは死刑宣告のようにこれから迎える末路を話し始める。

 

「貴様らゴミ共にはこれからお前たちが貴族という地位を使って好き勝手してきた罪を精算してもらう」

 

アレンは足元に転がっている捕虜の足を踏み、その足の骨を砕いた。捕虜の痛みの絶叫を聴きながらアレンはさらに語る。

 

「安心しろ。そう簡単に死なないように薬を処方してやる。まぁその代償として感じる痛みはもっと酷くなるみたいだがな」

 

「あぎゃ・・・!!や、べ・・・で・・・!!」

 

アレンが残虐な笑みを浮かべながら言うとアントンは顔を真っ青にしながら歯をガチガチと鳴らして失禁していた。すると扉を開けてゾロゾロと大勢の人が入ってきた。それはアントンによって恋人や妻、母親を奪われた男たちとアントンによって汚された上に大切な恋人や夫、子供たちを目の前で殺された女たちを中心としたものであり誰もがその瞳に復讐の炎を宿らせその手にナイフや釘バット、カッターなど様々な凶器を握っており、中には苦悩の梨などの拷問器具を持っている者もいた。

 

「───精々無様な悲鳴を上げてながら惨たらしく死ぬ畜生風情が」

 

「待っ───────」

 

アレンは最後にそう告げてから鋼鉄の魔狼たちと共に尋問室を退室した。その際、アントンたちの絶叫が響き渡ったがアレンはどうでもいいものと切り捨てるのだった。

 

─────後日、アントンを始めとしたルルーシュに歯向かった反逆者である元ブリタニア貴族たちの捕虜たちは彼らによって大切なものを奪われたものたちの手によって惨たらしく拷問されては治療されまた拷問しては治療しての繰り返しを行いそれを1週間近く続け、最終的には生きた状態で豚の餌へと加工されたのだった。なお、その光景は現在収容中の捕虜たちやルルーシュの配下となった新参者たちにも映像として見せられたことで一部の人間がミンチマシンを見て発狂するようになったが些細なことである。

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

─────娯楽都市ラスベガス。1820年代後半にソルトレイクシティからカリフォルニアを目指すモルモン教徒によってネバダ砂漠の中で発見したオアシスが元であるこの土地は1840年代末に現在のカリフォルニア州で金が発見され、ゴールドラッシュが起こると、カリフォルニアに向かう砂漠の中の貴重な中継地点として定住する者が現れた。

1905年5月15日にラスベガスが設立され、同年にユニオン・パシフィック鉄道の開通に伴って、水の便の良いラスベガスは蒸気機関車の給水地となり、現在のダウンタウンに駅が造られた。しかし金鉱ブームも去った頃、1929年の株式大暴落に端を発した大恐慌が起り、さしたる産業の無いネバダ州では、税収確保のため1931年3月19日に賭博を合法化した。1931年に近郊にフーバーダムが着工され、ルーズベルト大統領のニューディール政策の時代の1936年に完成した。労働者の流入と安価な電力の供給で、街は大きく発展した。

1940年代に入るとダムから得られる豊富な電力を利用して、第二次世界大戦中にはネバダ砂漠に軍事基地や核実験場が続々と建設され、その関係者が町に住むようになった。その後、この土地に目をつけたブリタニア・ユニオンのマフィアたちがフラミンゴホテルを建設し、カジノが最も収益を上げることが判ると、マフィアが続々とホテルを建設するようになり、それらのホテルは同時に集客のためにショーを定期的に行うようになった。街の建設資金は大半をモルモン教徒が融資した。

しかし1960年代後半頃から当局の取り締まりが厳しくなるにつれてマフィアは次々とホテルの経営権を手放すようになり、合法的な不動産会社、ブリタニア貴族、ブリタニア皇族のような大富豪などがこれらのホテルやカジノの経営権を引き継いだ。

その後も資金融資などの形で限定的なマフィアの介入はあったが、ゲーミング・ライセンスの厳格化に伴いその影響力は漸減し、1990年代にはほぼ払拭されたと考えられている。それに伴って投機ブームが起こり、より広い土地が必要となったこともあって市街は南方に大きく拡張した。そして1980年代の末頃から巨大テーマホテルブームが起こり、現在に至っている。また、この頃より各ホテルの広大な敷地を使ってのコンベンションなどが多数開かれるようになった。

 

現在ではブリタニア貴族や皇族の遊び場兼社交場として利用されている大規模カジノでは地上ではスロットやルーレット、ポーカーなどの一般的なゲームが行われて毎日かなりの大金が動いているが、それ以上に地下で行われている違法カジノこそが本物のラスベガスと言っても過言ではないだろう。地下カジノでは地上とは比べ物にならないほど高レートでのゲームが行えることもそうだが、それ以上に行われているゲームの異常さが特徴的だ。カジノで借金を抱えた破産者や貴族や皇族たちの奴隷であるナンバーズや平民、さらには捕虜であるはずの獣人などが命をかけたギャンブルをやらされ、迫るアーマードトルーパーやナイトメア、オートマトンから逃げたり、同じ奴隷や破産者同士の命を奪い合わせたり、毒の混ざった料理を食べさせたりなど色々なギャンブルがあり貴族や皇族たちは破産者や奴隷たちの惨めな姿を酒の肴にして嗤いながらギャンブルを楽しむというまさにブリタニアの闇の一端を感じさせる場所であった。

 

また、破産者や奴隷たちの反乱を防ぐために彼らの首輪には爆薬が仕掛けられている他にも外からの侵入を防ぐために要塞としての機能も備わっておりさらには金で雇った傭兵たちやモビルドールも揃っているためこれまで襲ってきた侵入者全てを返り討ちにして来た。そこに今回はリチャード皇子を始めとした反ルルーシュ勢力である皇族、貴族たちの抱える騎士たちも揃っているためかなりの戦力がラスベガスに揃っていた。

 

「ふん、これだけの力があればあの平民の血を引く愚弟を始末することも容易かろうな」

 

「えぇえぇ!全くリチャード様の仰る通りでございます」

 

「所詮は卑怯な手で皇帝の座を掠めとった盗人。リチャード様のお力で懲らしめてやりましょうぞ」

 

既に勝った気でいるのかG-1ベースのブリッジにてワインを飲んですっかり酔っているリチャードは太鼓持ちである部下たちのヨイショにすっかり気を良くしていた。

 

「ルルーシュを倒して私が皇帝に即位した際には奴の女であるC.C.とやらも私のコレクションに加えてやろう」

 

「殿下ではクルシェフスキー卿たちは・・・」

 

「あぁ私が一通り味わったらお前達にもくれてやる。あの愚弟の周りには肉付きのいい女たちが揃っていたからなぁ」

 

リチャードはルルーシュのそばにいたC.C.を犯して自分のモノに染め上げてルルーシュを絶望させてやろうと考え下卑た笑みを浮かべ、部下たちもまたモニカを始めとしたルルーシュの女騎士たちを抱けると考え興奮していた。

────もしこれがルルーシュの耳にでも入っていたらリチャードたちは生きながらの死に地獄を永遠に味わわされることになっていただろうが、彼らの戯言は運良くルルーシュの耳に入ることはなかった。

 

「殿下!東より《審判の騎士》率いるモビルスーツ軍が進行中です!!」

 

「来たか賊どもが」

 

リチャードはニヤリと笑みを浮かべると待機させている全部隊に通信を繋げた。

 

「総員、向かってくる愚かな賊に身の程を教えてやれ!!」

 

『『『『『イエス・マイロード!!』』』』』

 

リチャードは8000を超える機動兵器たちがいるからこそ持っている絶対的な自信で向かってくるアレンたちを返り討ちにできると確信を持っていた。─────それが愚かで浅はかな考えであることにも気づかずに・・・

 

 

 

『それにしても懐かしいですね隊長』

 

『何がだ』

 

ラスベガスへと進行を開始する第二機甲師団の先頭を進むガンダムアザゼルとアレンに話しかけるのは鋼鉄の魔狼の隊長を務めかつてアレンがブリタニア軍時代に右腕としても活躍していた赤髪の青年──ヘルク・ファンタムであり、深紅のレギンレイズ《レギンレイズ・ラーミナ》のコックピットの中で嬉しそうに笑みを浮かべていた。

 

『俺たち5人が集まって隊長と一緒に戦場に出ることがですよ。隊長が豚野郎共を皆殺しにしてとっ捕まちまったせいで俺たちもみんなバラバラになってたんですよ』

 

『そうですね。おかげで私たちまで爪弾きされちゃいましたんですものね』

 

『すまない・・・』

 

嬉しそうに話しかけるヘルクに合わせてクスクスと笑いながら話しかけるのは銀髪のロングヘアの美女──マクス・ベルフォルン。アレンは自分のせいで部下たちに迷惑をかけていると考え謝罪をするが、ヘルクたちは気にしてないかのように笑みを浮かべる。

 

『そんな気にしなくていいっすよ隊長。俺たちはこうしてまた隊長と一緒に戦えるだけで十分満足っすからね』

 

『うん、僕たちお兄ちゃんとまた一緒に戦えるの嬉しいよ』

 

『そうね、お兄様ったら私たちを置いて勝手に復讐に行っちゃったもの。今度は一緒に行きましょうね』

 

青髪の青年──キリガ・スターダルと銀髪の双子の兄妹─── アミラ・マリミランとクルト・マリミランは楽しそうにアレンに答えてくれた。それをアレンは嬉しく思いながらも心の奥底で燻る黒い感情が表に出そうになるのを必死に抑える。

 

(あぁまただ・・・またこの手で虫けらどもをなぶり殺しにできる・・・)

 

アレンはその瞳に復讐の炎を宿しながらブリタニア貴族、皇族を殺せることに強い愉悦感を抱いて獰猛な笑みを浮かべていた。

 

 

────アレン・フォルネウス。元は公爵家の次期当主として期待されていたフォルネウス家の次男であった彼は剣とモビルスーツ乗りとしての才能がありナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインからもその才覚を認められナイトオブラウンズ候補として期待されていた。その上ブリタニア人でありながらナンバーズや平民に対しても見下すことなく対等に接する人格者ということもあり一般市民だけでなく一部の貴族や皇族からもその人格と実力を認めていた。しかし大半以上の貴族や皇族はアレンのことを気に食わず彼を蹴落とすために無理難題を仕掛けたり時には妨害など様々なことをしてきた。だがそれら全てをアレンは跳ね除けて更なる高みへと昇る踏み台に変えていた。それを気に食わない皇族たちは何か手はないかと考えていたある日、アレンが平民上がりの成り上がり騎士である少女──リーングランデ・ヒルトと恋仲になりそう遠くないうちに正式に婚約者として扱うという情報をアレンの父であるゾノス・フォルネウスと長男であるバナード・フォルネウスから提供された。ゾノスはフォルネウス家という高貴な公爵家に平民の血を迎え入れては穢れてしまうからという考えからで、バナードは長男であるはずの自分が当主に慣れないことに強い不満と才能のあるアレンに対して強い敵意と嫉妬を抱いていたからこそこのような凶行に走った。

 

それを知った特にアレンを侮蔑している第16皇子チャルロス・ベン・ブリタニアはアレンとその配下たちに死地へ向かわせるとその間に部下たちに指示を出してリーングランデを攫った。最初はアレンを誘う餌としてしか見てなかったチャルロスだが、リーングランデの女性らしい豊満な肢体を前にして下衆な欲望が押えきれずその場で押し倒すなり無理やりその純血を奪い欲望のままに犯した。リーングランデも必死に抵抗したがそれが余計にチャルロスを高ぶらせ時には兵士たちの褒美として輪姦させたりなど欲望の限り汚した。最終的にリーングランデは誰かの子を孕んでしまったこととアレンを裏切ってしまった絶望を前に自ら命を絶った。

 

リーングランデが絶命したことを領地で待機させていた傍付きメイドであるメリル・ヴェルマーレンから聞いたアレンは命令違反だと理解しつつ戦場から離れリーングランデの元へとかけた。しかし彼がフォルネウス領で目にしたのはこの世の全てに絶望したかのような表情を浮かべ喉をサーベルで切り裂かれ陵辱されたことで汚されたリーングランデの死体がゴミ捨て場に雑に捨てられていた姿だった。この世の全てに絶望しているアレンの前にゾノスが現れリーングランデの死を侮辱しながらアレンに相応しい婚約者を用意していると告げたその瞬間、[[rb: 復讐の怨鬼>モンテ・クリフト ]]と化したアレンはその場でゾノスと護衛の騎士たちを可能な限り惨たらしく惨殺した。その現場を捉えた兄バナードとリーングランデとの関係をゾノスたちに売ったアレンの腰巾着であった小物チエネイコがアレンをその場で処刑しようとしたが返り討ちに会い逆にその場で皆殺しにされた。

 

チエネイコから主犯がチャルロス皇子であることを知ったアレンは血塗られたその姿のままチャルロス皇子とその配下たちが開いているパーティ会場であるチャルロスの屋敷へと単身乗り込んだ。そこでアレンはチャルロスとベン家の一員、ベン家に仕える貴族、護衛のものたち総勢500名を皆殺しにした。そこに老若男女など関係はなく目につくものは全て惨たらしく殺した。これによってベン家と12の貴族がその血を完全に閉ざす結果となり血の紋章事件に並ぶ大事件として世間を騒がせた。

 

アレンの友人であったノネットやアドルフたちが現場に着いた頃には屋敷の中は血や肉片、臓物が辺りにぶちまけられたことで赤黒く染まり異臭を放っていた。ノネットとアドルフはチャルロスのバラバラ死体を炎で焼いている死んだ魚の目を浮かべているアレンを連行し裁判の結果刑務所にて無期懲役が言い渡された。それをアレンはどうでもいいものと感じながら抵抗することなく牢に入った。しかし獄中の中でアレンは恋人であるリーングランデを殺した犯人を自分だと冤罪をかけられそれを止めようとしたチャルロス皇子を逆恨みで殺害したと表向きに報道されたことをアドルフから辛そうに語られた。それを聞いたアレンは血統と言うだけで自分の都合の良いように真実を捻じ曲げる貴族や皇族などの高位の人間に失望し自分にもその血が流れていることに強い嫌悪感を抱くようになった。

 

ブリタニアに対して呪いの言葉を吐くようになって2年、強い憎悪をその身に秘めたアレンの前に皇帝としてブリタニアを支配するために戦力を集めていたルルーシュと出会ったのは偶然であった。

 

『なるほど貴様が《神槍》の異名を持つアレン・フォルネウスか。ここにいる腐った生ゴミのような連中とは違ってマシな目をしているな』

 

『誰だ貴様は・・・』

 

牢屋の前に立つ学生服姿のルルーシュをどうでもよさげに見るアレン。ルルーシュは逆にトレーズから聞いた優秀な人物なのだと確信し手駒に加えるべく交渉を始めることにした。

 

『俺の名はルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。此度新たな皇帝となる男だ』

 

『寝ぼけているのか?あのクソ皇帝が存命しているのにそんな戯言をほざくとはやはり皇族というのはグズしかいないようだ』

 

『あぁシャルル・ジ・ブリタニアなら俺が殺した』

 

『───────は?』

 

アレンは皇族らしい戯言だとルルーシュの言葉を聞き流そうとしたところでシャルルを殺した発言をしてアレンはポカンと間抜け顔を晒す。それからルルーシュは自分がシャルルを殺したこと、これまでも自分の邪魔をしてきた皇族や貴族を多く殺してきたこと、OZの総司令であるトレーズと手を組んであることを企んでいること、そのために強力な手駒を探していることなど色々と語られた。

最初は皇族の気まぐれと吐き捨てていたが、ルルーシュ自身も母が元平民の騎士であったことから他の皇族や貴族たちからも嫌がらせを受けておりその中には殺そうとする者もいた日々を過ごしたこと、日本へと人質に送られた際は日本人から敵意を向けられ暴力を受ける時も護衛は守ろうともしなかったこと、まだ生きていたのに日本を侵略したことなどルルーシュの過去を聞く度に彼は他の皇族や貴族とは違うのだと感じそして本気で今の世界を壊す覚悟を持っているのだと理解し、アレンの壊れていた心に火が灯り始める。

 

『新たな世界を想像する際に今いる腐りきった果実となった既得損益に群がる[[rb: ゴミ虫>貴族や皇族 ]] は早い段階でこの世から消し去るか牢獄にぶち込んで一生を終わらせる必要がある』

 

『クククッ、随分な言いようだな。まぁ確かに幾ら平和を迎えようとカス共が生きてたら無駄になってしまうからなぁ』

 

ルルーシュとアレンは互いに悪魔のような残虐な笑みを浮かべながら愉快そうに話していた。ルルーシュとアレンは実際にその粛清を行えば少なくとも現在残っている貴族と皇族は半分はその命を潰えることが確定していると理解していながらもそれをすることに躊躇いを見せないでいた。

 

『いいだろう。アンタの言う未来がどんなものになるのか近くで見てやる。だがもし貴様も他の連中のように腐った果実になった時は・・・』

 

『その時は好きにすればいい』

 

こうしてアレンはルルーシュの配下となった。当然最初はルルーシュを信用していなかったアレンだがそれも彼の人となりを知る度に変わっていった。少なくとも他の皇族よりはマシだろう程度に最初は考えていたが、ルルーシュは身分も人種も関係なく人に接するし皇族らしい横暴な態度も取らない。罰を与える際には貴族だからと罪を軽くすることなど絶対にしない。他にも色々と理由はあったがアレンがルルーシュを主と認め彼の騎士になることを選んだ最も強い理由は、ルルーシュがリーングランデの墓を作り供養してくれたことだろう。人を駒として扱うといいながらも誰よりも優しい彼の姿に未来を見たアレンは彼の望む世界がどのような世界になるのか見たいと思うようになっていた。────願わくば、その世界はかつて愛した女性であるリーングランデが心の底から笑顔を浮かべられるような優しい世界になることを願って・・・。

 

『────隊長?』

 

『すまない、少し昔のことを思い出していた』

 

ヘルクに声をかけられて少し没頭してしまったなと反省しながら気持ちを入れ替えてこちらへと向かってくる敵を睨む。

 

『やるぞお前たち。────蹂躙の開始だ』

 

『『『『『イエス・マイロード!!』』』』』

 

アレンは獰猛な笑みを浮かべながら開戦の狼煙代わりにガンダムアザゼルのプルウィアガトリングガンの銃身を展開すると同時に弾丸の嵐を一斉に放ち、先頭を進んでいたグロースター、サザーランド、ティエレンを計30機蜂の巣にして爆散させた。突然の先制攻撃を食らったことで敵に僅かばかりの動揺が生まれ陣形が乱れる。その隙を見逃す訳もなく魔狼たちはその牙を、爪を容赦なく振るい虫けらの命を刈り取る。

 

『オラオラァ!死にたいやつからかかってこいよ!!』

 

ヘルクは近くにいたイナクトの胴体をレギンレイズ・ラーミナの双刃刀で貫き、そのまま近くにいたティエレンに投げ飛ばして2本の大剣に変形させて動きの鈍った2機を両断する。爆炎に照らされるレギンレイズ・ラーミナは切り裂いた残骸を踏み潰して新たな獲物を狙うかのようにアサルトライフルを掃射してくるサザーランドたちへと突撃を仕掛ける。

 

『さぁ誰から撃ち殺されたいかしら?』

 

マクスは妖艶な笑みを浮かべながら辟邪・紅蓮の両手に短剣付きのソードハンドガンを構えると同時に背中のブースターを噴かしてゲルズゲーに急接近すると同時にゲルズゲーの両腕を切り落とし、無防備になった胴体にソードハンドガンを突き刺すと同時にぶっぱなし爆散させる。そのままマクスはガン=カタの動きを用いて暴れ回る。

 

『ぶっ潰れちまいなぁ!!』

 

キリガは迫り来るヘリオンの頭部に辟邪・蒼天のトマホークアックスを叩きつけて、そのまま頭部がひしゃげたヘリオンを蹴り飛ばしてランスを構えて突撃をしかけてきたグロースターとヴィンセント・ウォードにぶつけて動きを止めたところにグレネードを投げ込み諸共爆散させる。

 

『『ってぇーーー!!』』

 

アミラとクルト兄弟は後方から青冥のヒュージキャノンを展開させ、一般団員たちのガルム・ロディ、ランドマン・ロディ、グレイズ、グレイズリッター、ユーゴー、獅電、漏影、百錬、辟邪たちと共にアレンたちの援護射撃を行い進軍してくるジンクスIII、トーラスたちを撃墜していく。8000対200。戦力差は圧倒的だと言うのに押しているのはアレンたちだった。そもそもリチャードたちとアレンたちでは潜り抜けた場数が圧倒的に違うのだ。片や与えられた地位に満足して最新機と圧倒的な数で敵を押しつぶすか肉盾を使い安全な場所から攻撃することしかしない養殖された兵士たち。片や最前線で自らの命の危険を顧みずに戦いその腕をひたすら上げてきた叩き上げの戦士たち。この差はとてつもなく大きく団員一人ひとりでも実力に格差があるためこのような一方的な狩りになってしまったのだった。

 

「ええぃ何をしている!?敵はたった200だぞ!なのに未だ1機も落とせていないとはどういうことだ!!」

 

G-1ベースのブリッジで前線の戦況を聞かされているリチャードは数で圧倒しているというのに一方的にこちらが負けているという事実の前に顔を怒りで真っ赤にしえアームレストを勢いよく叩く。ゴマすりしか脳のない小物の側近たちはヒィっ!と小さい悲鳴を上げるだけでなんの役にも立たない案山子以下の存在となっていた。

 

「こうなったらラスベガスの地下にいる奴隷共を出せ!!機体に爆弾を仕込んで奴らにぶつけてしまえ!!」

 

リチャードは不要だと考えていた奴隷たちによる爆弾特攻作戦を行い敵を殲滅させると目の前の敵を倒すことだけに視野が集中し躍起になっていた。そしてリチャードの剣幕に怯えたオペレーターがラスベガスに連絡を入れるとそこから送られてきた情報にオペレーターは顔を青ざめさせながらリチャードに報告する。

 

「た、大変です!!奴隷たちが反乱を起こしてラスベガスが乗っ取られようとしてます!?」

 

「な、なんだと!?」

 

まさかの展開にリチャードは驚愕で顔を青ざめる。こうしてラスベガスの戦いはより激しいものになるのだった。

 

 

◇◆◇◆◇◆◇◆

 

 

アレン・フォルネウス

見た目は金髪金眼のイケメンで誰からも好かれそうなクールな青年。

元は公爵家のフォルネウス家の次男であり、剣とモビルスーツ乗りとしての才能がありナイトオブワン、ビスマルク・ヴァルトシュタインからもその才覚を認められナイトオブラウンズ候補として期待されていた。その上ブリタニア人でありながらナンバーズや平民に対しても見下すことなく対等に接する人格者ということもあり一般市民だけでなく一部の貴族や皇族からもその人格と実力を認めていたことからフォルネウス家の次期当主として周りから期待されていた。しかしブリタニア貴族らしからぬ人格者でありすぎる故に大半以上の貴族や皇族はアレンのことを気に食わず彼を蹴落とすために無理難題を仕掛けたり時には妨害など様々なことをしてきた。だがそれら全てをアレンは跳ね除けて更なる高みへと昇る踏み台に変えていたために余計に貴族たちから反感をくっていた。それを気に食わない皇族たちは何か手はないかと考えていたある日、アレンが平民上がりの成り上がり騎士である少女──リーングランデ・ヒルトと恋仲になりそう遠くないうちに正式に婚約者として扱うという情報をアレンの父であるゾノス・フォルネウスと長男であるバナード・フォルネウスから提供された。ゾノスはフォルネウス家という高貴な公爵家に平民の血を迎え入れては穢れてしまうからという考えからで、バナードは長男であるはずの自分が当主に慣れないことに強い不満と才能のあるアレンに対して強い敵意と嫉妬を抱いていたからこそこのような凶行に走った。それを知った特にアレンを侮蔑している第16皇子チャルロス・ベン・ブリタニアはアレンとその配下たちに死地へ向かわせるとその間に部下たちに指示を出してリーングランデを攫った。最初はアレンを誘う餌としてしか見てなかったチャルロスだが、リーングランデの女性らしい豊満な肢体を前にして下衆な欲望が押えきれずその場で押し倒すなり無理やりその純血を奪い欲望のままに犯した。リーングランデも必死に抵抗したがそれが余計にチャルロスを高ぶらせ時には兵士たちの褒美として輪姦させたりなど欲望の限り汚した。最終的にリーングランデは誰かの子を孕んでしまったこととアレンを裏切ってしまった絶望を前に自ら命を絶った。

リーングランデが絶命したことを領地で待機させていた傍付きメイドであるメリル・ヴェルマーレンから聞いたアレンは命令違反だと理解しつつ戦場から離れリーングランデの元へとかけた。しかし彼がフォルネウス領で目にしたのはこの世の全てに絶望したかのような表情を浮かべ喉をサーベルで切り裂かれ陵辱されたことで汚されたリーングランデの死体がゴミ捨て場に雑に捨てられていた姿だった。この世の全てに絶望しているアレンの前にゾノスが現れリーングランデの死を侮辱しながらアレンに相応しい婚約者を用意していると告げたその瞬間、[[rb: 復讐の怨鬼>モンテ・クリフト ]]と化したアレンはその場でゾノスと護衛の騎士たちを可能な限り惨たらしく惨殺した。その現場を捉えた兄バナードとリーングランデとの関係をゾノスたちに売ったアレンの腰巾着であった小物チエネイコがアレンをその場で処刑しようとしたが返り討ちに会い逆にその場で皆殺しにされた。

チエネイコから主犯がチャルロス皇子であることを知ったアレンは血塗られたその姿のままチャルロス皇子とその配下たちが開いているパーティ会場であるチャルロスの屋敷へと単身乗り込んだ。そこでアレンはチャルロスとベン家の一員、ベン家に仕える貴族、護衛のものたち総勢500名を皆殺しにした。そこに老若男女など関係はなく目につくものは全て惨たらしく殺した。これによってベン家と12の貴族がその血を完全に閉ざす結果となり血の紋章事件に並ぶ大事件として世間を騒がせた。

アレンの友人であったノネットやアドルフたちが現場に着いた頃には屋敷の中は血や肉片、臓物が辺りにぶちまけられたことで赤黒く染まり異臭を放っていた。ノネットとアドルフはチャルロスのバラバラ死体を炎で焼いている死んだ魚の目を浮かべているアレンを連行し裁判の結果刑務所にて無期懲役が言い渡された。それをアレンはどうでもいいものと感じながら抵抗することなく牢に入った。しかし獄中の中でアレンは恋人であるリーングランデを殺した犯人を自分だと冤罪をかけられそれを止めようとしたチャルロス皇子を逆恨みで殺害したと表向きに報道されたことをアドルフから辛そうに語られた。それを聞いたアレンは血統と言うだけで自分の都合の良いように真実を捻じ曲げる貴族や皇族などの高位の人間に失望し自分にもその血が流れていることに強い嫌悪感を抱くようになった。しかし自分と同じようにブリタニアによって虐げられていたルルーシュと出会い、彼が本気で今の世界を変えようとしているのだと知り彼に興味を抱いて彼の配下となってその真意を図ろうとした。しかしアレンが想定した以上にルルーシュは本気で世界を変えようとしていることを知り、そしてルルーシュがリーングランデの墓を作り丁寧に埋葬してくれたことに感謝し彼に本気で仕えることを選んだ。仲間に対しては優しく礼節を弁えているが敵に対しては容赦なくその命を奪う。特に相手がブリタニア貴族や皇族ならばできるだけ残忍に殺す。仲間を守る為ならば手段を選ばず力を得られるのならば自分の身がどうなろうとどうでもいいと切り捨て阿頼耶識システムの施術を4度行い、更には薬物投与を行い身体を改造している。(キャラクタイメージはDies iraeのラインハルト・ハイドリヒ)

 

鋼鉄の魔狼 (アイアンヴォルフ)

アレン・フォルネウス直属の親衛隊としてかつてのアレンの配下たちの中で最も優れた5人の騎士。全員がビリー・カタギリやルキナ・ヘファイストスたちルルーシュ軍の優秀な科学者たちによって既存のナノラミネートアーマーが施されたモビルスーツをそれぞれのパイロットに合わせてカスタマイズしたモビルスーツを所持しており、アレン率いる第二機甲師団に編成されたモビルスーツ部隊ののトップとして君臨する。

新造モビルスーツ・ガンダムアザゼルに乗ったアレンと共に凄まじい突撃をかけ、自らが傷つくことも恐れず悉く敵の喉笛を噛みちぎっていくような荒々しく凄まじい戦いぶりから、北欧神話に登場する[[rb:魔狼 > ワーグ]]のように獣のような獰猛さで黒の騎士団やシュナイゼル軍も含めた多くの新生ブリタニア・ユニオンの敵対勢力から恐れられるようになった。

 

ヘルク・ファンタム

アレンが騎士としてブリタニア軍に入隊した時の同期。平民であるために貴族たちからサンドバックのような扱いを受けていたがそれを気に食わなかったアレンが庇い貴族たちをフルボッコして来たことをきっかけに交流を深めるようになった。アレンとしても硬っ苦しい貴族同士のかかわり合いよりも気楽な関係のヘルクとの仲を快く思っていた。アレンがリーングランデに恋心を持っていることに真っ先に気づき二人の仲が進展するようにフォローするなどとても気が利くことで他のもの達からも恋愛関係や友人関係などで相談に乗ることもあった。リーングランデがアレンに殺されたと聞いた時はまっさきにそれが冤罪であると知りアレンと面会を図ろうとしたが、平民であるヘルクがそのようなことできる訳もなく、激しい最前線へと飛ばされ日々苦しむ日々を過ごしていた。アレンが釈放された時にまっさきに会いに行きそのまま殴り合いの喧嘩をしてより絆が深まった。基本的にアレンのフォローと全体の指揮を取る役目を持つ。

(キャラクターイメージはシュヴァルツェスマーケンのテオドール・エーベルバッハ)

 

マクス・ベルフォルン

ヘルクと同じアレンの同期。ベルフォルン男爵家の三女で元は典型的なブリタニア貴族であったがアレンとの出会いで変わり始め優しい普通の少女へとなった。リーングランデとも親しく休日は2人でショッピングやお菓子作りをしたり、孤児院の子供たちと遊んだりしていた。アレンに密かに想いを寄せていたがリーングランデと相思相愛なのに気づきその想いを隠して友人として過ごしていた。しかしリーングランデが死んだと聞いた時は心の底からショックで泣き腫らしていた。リーングランデの亡骸を引き取り彼女が好きだった帝都を見渡せる丘の上に埋めて墓を作った。アレンが釈放された時にはリーングランデを守れなかったことに対する後悔で彼の胸に縋りながら子供のように泣きわめき謝罪を繰り返した。リーングランデが願った子供たちが幸せな世界を作るためにアレンと共に戦うことを決意する。

(キャラクターイメージはFate/ZEROのアイリスフィール・フォン・アインツベルン)

 

キリガ・スターダル

元はブリタニア・ユニオンのとあるギャングの下っ端だが腕っ節だけで成り上がりギャングたちを屈服させてトップになった。シャルル皇帝の語る弱肉強食という言葉がこの世の真実であると考え、その掟に従って相手が貴族だろうとぶっ殺してその勢力を拡大させてきた。しかしそれを危険視したブリタニア・ユニオンは大軍を派遣してキリガ率いるギャング組織を壊滅。キリガを含めた多くのギャング団員が牢獄へ幽閉された。死刑が確定していたキリガであったが戦力を求めていたルルーシュが解放しアレンが屈服させたことで彼の配下となった。自らの弱肉強食のルールに従い彼の配下であることに不満を抱いてはいないもののいつかは彼を超える気でいる。

(キャラクターイメージはブリーチのグリムジョー)

 

クルト・マリミラン

元はリーングランデが通う孤児院に暮らしている孤児であったが大好きなリーングランデの役に立つために第二機甲師団募集の際に身分を偽って入団試験に参加してモビルスーツ部門で最高成績を叩き出して見事に入団した。最初はアレンから強く反対されていたが二人の意思は強く全く折れようとしなかったためにアレンの方が先に折れ、入団を認めることとなった。入団してからは最年少であることから他の団員達からもかわいがられていたがその才能をあっという間に開花させ親衛隊へと成り上がった。女装が趣味でアミラと同じ格好になって揶揄う姿がよく見られる。

(キャラクターイメージはブラックラグーンのヘンゼル)

 

アミラ・マリミラン

元はリーングランデが通う孤児院に暮らしている孤児であったが大好きなリーングランデの役に立つために第二機甲師団募集の際に身分を偽って入団試験に参加してモビルスーツ部門で最高成績を叩き出して見事に入団した。最初はアレンから強く反対されていたが二人の意思は強く全く折れようとしなかったためにアレンの方が先に折れ、入団を認めることとなった。入団してからは最年少であることから他の団員達からもかわいがられていたがその才能をあっという間に開花させ親衛隊へと成り上がった。男装が趣味でクルトと同じ格好になって揶揄う姿がよく見られる。

(キャラクターイメージはブラックラグーンのグレーテル)

 

ガンダムアザゼル

全高:20.8m

本体重量:38.4t

動力源:エイハブリアクター×3

武装:プルウィアガトリングガン×2、サンダルフォン×2、ウイングブレード×6、対艦バスターソード、内蔵式マイクロミサイル、バスターテイルブレード

特殊システム:阿頼耶識システム・極ノ番

ルルーシュたちが回収した破壊された双頭の獣型モビルアーマー《アザゼル》を元にこの世界で開発されたモビルアーマーとガンダムフレームの性質を合わせ持った特殊なモビルスーツ。外観はガンダムバルバトスルプスレクスをベースにダンボール戦機warsのファントムの翼を装備させたもので、カラーリングは深紅をベースに黒、金の三色を基調としている。モビルアーマーアザゼルのプルーマ製造機能を利用して背中のバックパックは弾薬製造機能が搭載されており、プルウィアガトリングガンと連結させることで素材が無くならない限り際限なく銃弾を放つことが可能となる。プルウィアガトリングガンと連結しているアザゼルの双頭の内部にあった高出力ビーム砲を小型化・改修した超強力ビーム砲《サンダルフォン》は戦艦の装甲すら容易く溶解することが可能。背中の両翼の羽《ウイングブレード》と大型のバスターソードが付いた《バスターテイルソード》はモビルアーマーハシュマルのテイルブレードと同じように超硬ワイヤーブレードを転用した特殊兵装であり、6つの羽型ブレードとバスターテイルソードを阿頼耶識システムで特殊粘性合金製のワイヤーを操作する事によって、変幻自在な攻撃が可能でありまたゲッター合金でコーティングされているため戦艦すら切り裂くことが可能となった。ヘルムヴィーゲ・リンカーと同じ対艦バスターソードを予備武装として装備しているが、この対艦バスターソードは2振りの大剣を1つに合体させたものであるためかなりの重量をほこる。

特殊な覚醒剤《ケイオス・ブラッド》をパイロットが投与することによって機体のリミッターが解除され機体性能を飛躍的に向上させ敵を蹂躙することが可能。ただしリミッター解除はパイロットの安全も考えられ10分しか使用できずケイオス・ブラッドも元は覚醒剤を安全により強力な効果を発揮するよう改良したものではあるものの副作用は完全に消しきれず30分の制限時間と使用後に全身を激しい痛みが襲い、しばらくの間まともに身体を動かせなくなる。

 

レギンレイズ・ラーミナ

全高:30.5m

本体重量:47.8t

動力源:エイハブリアクター

武装:双刃刀、バルカン、腕部クロー、脚部クロー、脚部ブレード、130mm口径砲ライフル×2、ソード×2、

レギンレイズをベースに近接戦特化にカスタマイズされた機体。概要はレギンレイズジュリアの装甲を厚くしより鋭利にしたものでカラーリングは真紅をベースに黒を合わせたものを基調としている。メイン武装は2つの大剣の柄を連結させることで巨大な双刃刀で、連結を解除させることで大剣の二刀流を行うことも可能。

 

辟邪・紅蓮

全高:19.4m

本体重量:30.8t

武装:トビクチブレード、ソードハンドガン×2、両腕部ブレード、アサルトライフル×2、ロングレンジライフル

テイワズの開発した最新精鋭機辟邪をベースに専用に射撃戦特化にカスタマイズされた機体。概要は真紅の辟邪。短剣付きハンドガン2丁によるガン=カタでの戦い方が基本スタイルで他にも援護用としてアサルトライフルとロングレンジライフルでの狙撃を行い敵を撃ち貫く。

 

辟邪・蒼天

全高:19.8m

本体重量:36.7t

武装:トマホークアックス、アサルトライフル、両腕部ブレード、ロケットランチャー、ナックルシールド

テイワズの開発した最新精鋭機辟邪をベースに専用に格闘戦特化にカスタマイズされた機体。概要は蒼色の辟邪。後部にブースターが付いているトマホークアックスはブーメランのように投擲しても手元に戻ってくることが可能で、ナックルシールドは左手を覆う2つの突起が特徴的な片手盾(これらの武装はダンボール戦機WのデクーOZのOZトマホークとOZシールドをイメージ)。

 





あとがき

いかがだったでしょうか?今回は前編ということで戦闘もあっさりで説明がメインになってしまいましたがどうでしたでしょうか?次回の後編でも1人の過去を語る予定です。この調子でやると外伝だけで12話かかりそうなのでどっかでまとめて紹介したいなと思います。フジの決戦はちょっと先になってしまいますが待ってもらえると嬉しいです。次回の更新もなるべく早くしますのでどうかよろしくお願いします。
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