東北新幹線・鳴子峡老人失踪事件   作:新庄雄太郎

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東北新幹線で失踪事件が起きた、老人は新幹線に乗って鳴子へ行っていた事が分かった

ところが、先日都内で殺人事件が発生した。



東北新幹線・鳴子峡老人失踪事件

「おい、高山。」

 

「はい。」

 

「この前の報告書のほうはどうなったんだ。」

 

「はい、これが報告書です。」

 

「ほう、盗撮を逮捕したか。」

 

「はい、偶然僕が桜井と一緒に発見したんです。」

 

「なるほど、高山が来た時に偶然盗撮魔に会ったんだな。」

 

「はい、男は逃走したのですが通りかかった桜井が確保したそうです。」

 

「そうか。」

 

と、高山は高杉に言った。

 

「何でこうなるのよ、犯人逮捕で始末書なんてありえないわよ。」

 

「鉛筆じゃなくてボールペンで書いておけよ。」

 

「はい。」

 

盗撮犯を逮捕したとはいえ、犯人をけがをさせてしまったために桜井は始末書書かせる羽目になったのだ。

 

「桜井も、やりそうな事だな。」

 

「ええ。」

 

と、菅原は三輪に言った。

 

そして、次の日。

 

「先日起きた、江川さんの宅で起きた転落死は2階の階段で転落して出血して亡くなられたそうです。」

 

「と言う事は、誰かに階段で転落して事故死だと思うのだが。」

 

「警視庁の話だと、息子さんが傷害容疑で連行されています。」

 

「ほう。」

 

「でも、その息子さんは帰ってきたときにはすでに亡くなられていたそうです。」

 

「ほう、それで息子さんの方はどうなんだ。」

 

「はい、息子さんの話だと大学から里帰りしていた時に家に入ったら、その父親は頭部から血を流して階段の近くで倒れたと言っていました。」

 

「それで、その被害者は。」

 

「はい、名前は江川 連太郎さん68歳です。」

 

「ところが、息子さんが父親を死なせたとして、逮捕されたそうです。」

 

「でも、この事件は息子さんが父親を階段で転落したのかな。」

 

と、高山は言った。

 

「ああ、私もそれを考えているんだ。」

 

「と言う事は、犯人は何かで叩いて階段で転落したんじゃないのかな。」

 

「おお、それも考えられるな。」

 

「じゃあ、我々で捜査してみますか。」

 

「ええ。」

 

翌日、南と高山達は捜査を行った。

 

「えっ、静子おばあさんがまだ家に帰ってない。」

 

「ええ。」

 

「昨日から、ポストには新聞がたまっていたからな。」

 

「それで、どこへ行ったかわかるか。」

 

「そうですね、確か静子はその連太郎さんと一緒に温泉へ行ったことがあるんです。」

 

「あのー、何処の温泉へ行ったか覚えていますか。」

 

と、高山は近所の主婦に聞いた。

 

「そうね、確か先週温泉に行くと言って出掛けて行ったわ。」

 

「えっ、温泉。」

 

「ええ、みちのくの旅に行くと言って温泉に行くと言っていたわ。」

 

「なるほど、それでどこの温泉へ行ったか覚えています。」

 

「そうね、確か鳴子温泉ってい差ていたわ。」

 

「鳴子温泉ですか。」

 

「ええ。」

 

「当時は、上野から特急に乗ってよく言ってたのよ。」

 

「特急か。」

 

「昔は、食堂車も利用したそうですよ。」

 

「へぇー、食堂車か。」

 

「でも、今は東京から仙台へ行くには東北新幹線がある筈ですよ」

 

「当時はね、今は「やまびこ」に乗って仙台へ行ったと言ってたから。」

 

「なるほど。」

 

当時の東京から仙台へ行くには、上野から仙台へ結ぶ特急列車は「ひばり」と言うL特急だった。

 

L特急「ひばり」

 

上野-仙台

 

所要時間 4時間15分

 

東北新幹線「やまびこ」

 

東京-仙台

 

所要時間 1時間44分

 

「ほう、なるほどね、今は新幹線で行くと早いんだな。」

 

「そうだ。」

 

そして、小海と菅原はある住宅へ向かった。

 

「おう、鉄道公安官ですか。」

 

「はい、先日から失踪がありまして。」

 

「その静子さんはどこへ行ったか覚えていますか。」

 

「彼女は温泉へ行くと言っていましたが。」

 

「温泉旅館か、旅館はどこへ行ったかは聞かなかったな。」

 

「そうですか。」

 

「おっ、これはこけしですね。」

 

「ああ、これは私が仙台へよく行く時にコレクションしているんですよ。」

 

「そうですか。」

 

そして、特捜班に戻った所、静子は新幹線に乗って宮城へ行きそこから鳴子峡へ行った事が判明された。

 

早速、時刻表で調べた結果、彼女は新幹線に乗て鳴子へ向かったことが判明された。

 

10時12分発 東北新幹線「やまびこ123号」に乗車

 

12時15分着 仙台駅で下車

 

仙台から鳴子へは陸羽東線に乗車

 

「なるほど、東京から仙台へは新幹線に乗り、仙台から陸羽東線に乗って鳴子へ行くのか。」

 

「そうだ。」

 

「この事件の犯人は、実はあの人だ。」

 

「わかったの、この事件の犯人が。」

 

「ああ、恐らく大月と言う男だ。」

 

「凶器は、あのこけしだ。そしてこけしで殴った後に階段で転落して殺害した、つまり、転落事故に見せかけた殺人事件だ。」

 

「恐らく大月は江川にトラブルで恨んで殺害したんだよ。」

 

「ほう。なるほどね。」

 

「それで、静子婆さんは何処にいるかわかったのか。」

 

「ああ、恐らく彼女は鳴子峡の何処かに居るさ。」

 

南と高山達は、鳴子峡の廃墟に監禁していた静子婆さんを救出した、その後静子婆さんの証言で凶器に使われたこけしには江川さんの血痕が発見され、大月は殺人及び誘拐と逮捕監禁の陽気で逮捕された、その後、江川さんの息子さんの春馬さんの無実が証明され、釈放された。




そして、次はどんな事件が起きるのだろうか。

次回も、お楽しみに。
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