南紀白浜は、東の熱海や、九州の別府と共に、日本を代表する温泉地である。
温泉のほかに、海水浴場や、ゴルフコース等もあり、四季を通じて、観光客が絶えない
今日、南は、札沼と高山と小海を誘い、白浜へやって来た。
実は、札沼が商店街の福引で1等を引き当て、南紀白浜の旅行を引き当てたのだ。
東京から300系新幹線に乗り、新大阪に止まりそして天王寺から紀勢本線に乗ります。
天王寺から紀勢本線経由のL特急くろしお、またこの列車を振り子電車と呼ばれ、高山と札沼のお気に入りの特急列車です。
「楽しみだなー、特急「くろしお」に乗って南紀白浜の旅。」
「高山は、鉄道オタクなのね。」
「うん、新型の特急「くろしお」は283系と言ってねカーブの多いところ曲がったりするんだよ。しかも、愛称は「オーシャンアロー」というんだよ。」
「へぇー。」
そう言って、高山達は京都駅から特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」に乗って南紀白浜へ向かった。
「乗ろうか。」
「ええ。」
そう言って、高山たちは特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」に乗った。
特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」は96年7月31日に新型の「くろしお」としてう運転開始された、車両は283系と呼ばれ、人気を呼んでいる。
高山たちが乗った特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」は京都を8時26分に発車し、新大阪、天王寺、鳳、日根野、和歌山、紀伊田辺、紀伊勝浦、終着新宮には12時57分に到着する。
11時16分、特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」は定刻通り白浜に到着した。そして、南と高山たちはアドベンチャーランド等の観光名所を堪能した。
高山と南と札沼と小海は、南紀の観光し、この日は白浜温泉で1泊することにした。
「凄かったな、アドベンチャーワールド。」
「うん、イルカショー最高だったわ。」
「本当だよ。」
白浜温泉
「やっぱいいわね、4人で旅行できるなんて。」
「本当だよ。」
「そうそう、今回は4人で南紀の旅。」
「うん。」
そして、次の日事件が起きた。
「うっ、うっ。」
「どうしたんですか。」
「大丈夫ですか。」
と、声をかけた。
「下りの、グリーン車の男。」
「えっ、下りの。」
そして、男は苦しみながら息を引き取った。
「お、おい、どうした、しっかりしろ!。」
暫くして、和歌山県警のパトカーが到着した。
「警部、被害者は東京の人間のようですね。」
「おお、それ本当か。」
「はい、被害者は東京在住の姫川 照美さん34歳です。」
「ほう、それで死因は?。」
六条警部は部下の大浦刑事に言った。
「はい、死因はおそらく水銀系の猛毒と思われます。」
と、白浜東署の安藤刑事は言った。
「ということは、つまり犯人は毒殺する目的ですよね。」
「ええ。」
「ああ、ん、何だこれ。」
「どうやら、東京で起きた汚職事件と関係しているそうですね。」
「犯人は、毒薬を渡して殺害した可能性があるな。」
「ええ。」
南と高山は、この事件の捜査をすることにした。直ちに、高杉班長に連絡した。
「よーし、わかった。」
と、電話を切った。
「班長、事件ですか。」
「ああ、和歌山県警から捜査協力の要請だ。」
高杉は、桜井と松本にメモを渡した。
「早速、当たってみます。」
そう言って、桜井と松本はその自宅へ向かった。
「えっ、その方が死んだんですか。」
「はい、その姫川さんは白浜のホテルで毒殺されました。」
「えっ、そんなまさか。」
「何か、心当たりありませんか。」
と、松本は女に言った。
「きっと、あの人だわ。」
「えっ。」
「何か、知ってるんですか。」
「ええ、確か私の家に男が来ていたんです。」
「どんな男か、分かりますか?。」
「そうね、確か30代年配の人でした。」
「なるほど、すると君は30台の男に付きまとわされていたんだね。」
と、松本は言った。
「はい、なんだか気味が悪くて、一昨日にも私の家に来ていたんです。」
「ほう。」
早速、桜井と松本は高杉班長に報告した。
「何、その男が黒崎の家に付きまとわれていたと。」
「はい、彼女の話だと一昨日から付きまとわれていたそうです。」
「もしかしたら、この事件はある汚職事件と関係がありそうだな。」
と、高杉は言った。
「それも、考えられるわ。」
「という事は、その男が事件に関与してるって事か。」
「はい、可能性があります。」
3日後、警視庁では1人の男が逮捕された、男の名前は清原文也30歳である、清原は黒崎の家に行き彼女の彼を会いに行った、ところが黒崎は気味が悪くなって警察に相談を受けていたそうだ、この男が事件の犯人なのか、だが、清原は京都駅で1人の女にカプセルを渡してくれと頼まれていただけだと言っていた、たが、毒殺されたその男は黒崎の彼氏だったのだ。
「清原は、ある女に頼まれていたと言っていたそうです。」
「なるほど、南紀で起きた毒殺と汚職事件に関連してると思われるな。」
と、高杉は言った。
暫くして、高山たちが旅行から帰ってきた。
「南紀白浜で起きた毒殺は、グリーン車に乗ってきた男って清原なのか。」
「ああ、そういえば清原は京都である女に渡されていたって言っていたな。」
「という事は、毒殺されたのはこの汚職事件の社員か。」
「うん、姫川は下りのグリーン車にといって、息を引き取ったそうだ。」
「やはり、犯人はこれに乗っていたのかな?。」
「ああ、その可能性があるな。」
「京都駅であった、その女っていうのはどうなんだ。」
「今、主任が調べています。」
「そうか。」
南は、京都駅であった1人の女に会うことが出来た。
「ええ、確かにその男に会いましたわよ。」
「それ、本当なんですか。」
「ええ、私は京都から特急「スーパーくろしお」に乗って新宮へ行ったんですよ、そして帰りは新宮から特急「くろしお」に乗って新大阪で新幹線に乗って東京へ帰郷しましたよ。」
「そうですか、正確には9時43分発の特急「くろしお10号」に乗り、新大阪で新幹線に乗り換えて東京へ帰郷したんですね。」
「ええ、そうよ。」
そして、南は高杉に報告した。
「何、彼女は新宮から特急に乗って新大阪で新幹線に乗り換えて東京へ帰宅したのか。」
「ええ、間違いありません。」
「でも、本当に新宮から特急に乗り、新大阪で新幹線に乗ったのか。」
「ええ。」
「うーむ、何か引っかかりますね。」
「ん。」
と、その時だった。
「どうした、高山。」
「何か、分かったのか?。」
「待てよ、新宮から特急に乗って名古屋から新幹線に乗ったってことは考えられないかな。」
「えっ、それ本当なのか。」
「うん。」
「きっと、犯人はこれを利用したんじゃないかな。」
と、高山は言った。
「そうか、やはり特急「南紀」に乗り、名古屋で新幹線に乗って東京へ向かったのか。」
「ええ。」
早速、時刻表で調べてみると。
東京発6時07分 東海道・山陽新幹線「のぞみ1号」に乗車
京都着8時23分 下車
京都発8時26分 特急「スーパーくろしおオーシャンアロー3号」に乗車
新宮着12時57分 下車
新宮発9時15分 特急「南紀4号」に乗車
名古屋着12時28分 下車
名古屋発12時55分 東海道・山陽新幹線「ひかり108号」に乗車
東京着14時49分 下車
「そうか、犯人は「くろしお」ではなく「南紀」を利用したのか。」
「その通りだよ。」
「これで、事件の謎か解けたよ。」
「そして、男はその女に毒薬を渡して殺害した。」
「そうか、やはりこの事件の犯人はあの女か。」
「ええ、奴はその汚職事件の悪徳総会の女だ。」
「つまり、この二重帳簿を持ち出して握っていたのは姫川の方か。」
「その通りだよ。」
そして、次の日。
「さぁ、渡してもらうわよ。」
「ん、な、何の事だ。」
「その帳簿渡してもらおうか。」
と、その時。
「そこまでだ、もう逃げられないぞ。」
「お前たちを殺人教唆と収賄の容疑で逮捕する。」
と、高杉は言った。
そして、緑川直子と悪徳総会の関口と佐々木は逮捕された、その後、裏取引をしていた汚職事件は強制捜査に入り、無事解決した。
特急オーシャンアロー
カッコイイですね、一度は乗って見たいですね。