転生×HUNTER   作:オガルフィン

5 / 7
※主人公の人物像・能力まとめ

【名前】

稲葉悠里

ユーリ=ビステム

 

【系統】

操作系

 

【人格】

表面上は明るく気安い冒険好きな少年に見えるが、内面にかなり危ういものを抱えている。

元々は人に優しく、他者と悲しみすら共有できる心根の真っ直ぐな少年だったが、10代の多感な時期に母親と自分だけの狭い世界しか与えられずに虐待に近い扱いを受けていたために歪んでしまった。

母が父を超えて「男」すら憎んでいたように、悠里は母を超えて「女」、更にそれすら超えて「人」そのものにある種の憎しみを抱くようになってしまった。

それ故「自分の自由や冒険のためには他人に何をしようが構わない。」というような危険な考えを持っており、念の修行で強くなったことで更にその身勝手な考えを助長してしまっている。

そして始末の悪いことに本人はその事に気がついていない。

 

【身体能力】

転生前に空手とムエタイを8年間やっている、一度学生チャンピオンにもなっており実力は高い。

筋力については天空闘技場に来た当初はゾルディック家の試しの門の一の門が開けられる程度だったが、今は念無しで2の門まで開けることができる。

動体視力に関してもそこそこ高いが、野生児のゴンには負ける。

 

【念能力】

操作系らしく、オーラの操作が得意で独自の「円」と「練」の複合技ーネフェルピトーの円の範囲を狭めて密度を濃くしたようなものーを使用できる。

転生前の環境の影響でオーラが負の感情と呼応するような性質を持っている。

しかし現段階ではその特性の全ては分かっていない。

 

【発】

狂気の蔓延(スプレッドインサニティ)―能力発動中に自分のオーラに触れた相手に、威圧感や悠里に対する恐怖の感情を植えつける。強制的に脳の前頭前野及び扁桃体に作用する能力なので、いくら心を強く持っていても抗うことはできない。

 直接多人数に使用した場合は相手間に伝染し相乗効果が加わり高い効果が得られる。

 

 制約―相手が自分のオーラに触れていなければならない。

 誓約―特になし。

 

狂気の視線(インセインゲイズ)―能力発動中(半強制的に自分は凝に近い状態になる)に悠里の目を見た相手に強い挫折感や自分への不信感を植えつける。強制的に脳の前頭前野及び扁桃体に作用する能力なので、いくら心を強く持っていても抗うことはできない。

 多人数に使用した場合は相手間に伝染し相乗効果が加わり高い効果が得られる。

 

 制約―自分は半強制的に凝の状態になる。

   ―予め狂気の蔓延(スプレッドインサニティ)を発動しておかなければならない。

 誓約―特になし。

 

狂気の接触(インセインコンタクト)―能力発動中に自分の体で触れた相手に死の恐怖を植えつける。強制的に脳の前頭前野及び扁桃体に作用する能力なのでいくら心を強く持っていても抗うことはできない。

 多人数に使用した場合は相手間に伝染し相乗効果が加わり高い効果が得られる。

 制約―相手に直接触れなければ発動しない。

   ―予め狂気の蔓延(スプレッドインサニティ)狂気の視線(インセインゲイズ)を発動しておかなければならない。

 誓約―特になし。

 

④???―???(第7話に若干の記載あり。)

 

【総評】

どちらかと言えば戦闘向けの能力、もちろん交渉事や駆け引きにも有効。

①~③の能力を上手く使えば相手の精神状態をドン底に突き落とし、能力者としての質を一段階も二段階も落とすことが可能(効力は③>②>①)。

 

それによりガチンコの対強化系での戦闘でも相手の強化にまわせるオーラを自分と同等かそれ以下に下げることが可能であり、正面切っての戦闘に弱いという操作系としての弱点が補われている。

場合によっては「流」を鈍らせたり、「発」の発動を妨げたりと様々な応用が可能。

そして何より「相手に対して常に精神的なアドバンテージが取れる」という大きなメリットがある。

 

ただ結局は相手の能力を下げているだけであり、自身の能力が上がっているわけではないのでそこには注意が必要。


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