開発者少女は最善な未来の夢を見る   作:タニコウ

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ハッピーハロウィン前日でごぜーます。

グーグル先生いわく、トリック・オア・トリートのトリックには、映画で、現実にはできないことを、いろいろなしかけで画面に本物のようにあらわしだす技術。と言う意味があるそうです。

現実では再現できない技術。即ち魔法!要するに、ハロウィンとは魔法少女の祭典です。異論は認めます。

今回は説明回。



ハロウィン特別編前日譚 大人の遊び

 

 これを見ている君たちは『大人の遊び』をしたことはあるだろうか?大抵の人は、一人キャンプやら登山やら旅行に釣り、勿論ゲームやアニメ、果てには、外車のオーバーホール等々さまざまなものを思い浮かべたことだろう。

 そして、私達研究者にとっての遊び、それは基本的に一つのみだ。それは――

 

「いーや、違うね。魔法少女とマスコットは不思議な絆パワーで変身するからこその魅力があるんだよ」

「私達は、魔法少女なるものに対する造詣が深くありませんので、よく分かりませんが、提供された『資料』には、マスコット枠なるものが魔法少女を利用している節があったのですが、これが本当のあるべき姿ではないのですか?」

 

 まどマギ見せたのもしかして失敗?

 

 今は10月も終わりまで秒読みの28日。そう、後3日でハロウィンなのだ!ユメ先輩の鶴の一声で私達アビドスの面々でハロウィンパーティーをすることになった。当然、仮装もするとのことだったから、偶々遊びに来ていたゲマトリアの三人と私で仮装を作ることになった。

 短い相談時間で作るのは会話の通り、魔法少女になったんだけど、そこで、さっき話した大人の遊びに繋がるんだけど、簡単に言うと、私達って遊びであろうが、それが開発に関わることであるなら、手を抜けないんだよね?その結果が――

 

「変身アイテムは鍵をモチーフにした方が良いと思う」

 と、私が言えば、

「ふむ、だが、魔法少女と言うものは何かと欲望に溢れたが故の存在なのだろう?では、そんな醜いものを隠すと言う意味合いでコスメやらパフュームやらの化粧品にすればいいのではないか?其方の方が遥かに楽だろう」

 と、マエストロ。随分、酷い言い様だね。

 

「いやいや、鍵が伸びてステッキみたいになるのがいいんじゃないか」

 私の魔法少女イメージはあの娘やぞ!

「武装はこれでいいのでは?」

 そう言って、ゴツいミサイルポットやらランチャーを見せつけるゴルコンダ。違う、そうじゃない。

 

 知識が!知識に偏りがあるよ!君たち!!君たちには、夢も風情もロマンの欠片たりとも存在しないのかな!?と、私はキレた。

 

――――――――――――

 

 そんなこんながあって二日後の今日になって完成したのが、こちらです。

 

 まずは、黒、ピンク、水色の三色を用意した、鶏の卵よりふた回り程大きい卵が一つずつ。まぁ、俗に言うペット兼マスコット枠になる予定の子達だよ。中身はまだ内緒。

 内緒と言いつつ、実は私達の誰もが中身を知らないだけ。っていうのも内緒ね?この卵の仕様上仕方ないことなんだ。それについては(番外編)で纏めるからその時に。

 

 それで、次はこれ、折り畳み式の手鏡っぽい変身装置にチェーンがぐるぐる巻きにされて南京錠がついたもの。これも色は黒、ピンク、水色の三色用意した。

 使い方は、南京錠の鍵穴に付属品の鍵を差して捻る。すると、チェーンごと南京錠が消えて、自動的に蓋が開いて鏡が出てくる。その後は、鏡が顔は勿論、手でも足でも服でも何でもいいけど、持ち主を認識すればそのまま変身するって流れ。

 

 で、皆気になるコスチュームね!

 

 とはいっても、私とホシノちゃんのはいかにも魔法少女みたいな、フリルとかがあしらわれた膝上までのスカートと、ブーツ、腕をまるっと覆える白い手袋に、オフショルダーのこれまたフリルがふんだんに使われた服、後、おへその辺りによくある×が二つついたコルセットみたいなの。色は、私が黒でホシノちゃんがピンクね。一応、胸元にブローチがあって、私のは何かキモい目のやつで、ホシノちゃんのは太陽のブローチ。しかも、ホシノちゃんには三日月の髪飾りのおまけ付き。なんやこの格差。

 やば、おしゃれ出来ない残念リケジョなのが透けて見える説明だ!知識と語彙力足らなくてごめんね。

 

 それでそれで、ユメ先輩だけは別なんだけど、違うとは言っても大まかな作りは一緒なんだよ。一つだけ違うのはね、脇とか胸元とかの露出を抑えたのだ!

 は?寧ろ露出を増やせだって?

 

 

 舐めとんのか、テメェら?ぶちピー()がすぞ。誰がユメ先輩の肌を見せるかボケが!あの二つの山に挟まれた桃源郷は我とホシノちゃんのものぞ?そう易々と見れると思うこと勿れ。

 

 

 こほん、取り乱したね。でも、謝らないよ。

 

 話は変わるけど、いや、変わらないかも?まぁ、ちょっとは関係ある話なんだけど、今説明したコスチュームちゃん達はもうこの世に存在しません!

 じゃあ、何処に行ったのかと言うと、実は変身装置の中でおねんねしてます。どうやったんだよ、って思ったお兄さん方に説明するとね、ゲマトリアっているじゃん?そこに所属するマエストロとか言うのが、鏡と服は密接に関係している。とか、言い出して、これまたゲマトリアのゴルコンダが、鏡は異界へと繋がる門でもある。とか、言い出して、それを聞いて黒服と私がなんやかんやした。その結果がこれ。『複製(ミメシス)』と『テクスト』万歳。

 

 で、変身装置の説明なんだけど、多分誰かしらは思ったと思うんだ、何で顔認証でもないのに本人だって分かるんだ?って。その答えは、『神秘』を感知しているからなんだ。つまり、これは神秘を持つ子ども。しかも、予め登録しておいた神秘の持ち主でしか開けられない代物なのです。ホシノちゃんで言うところの『ホルスの神秘』ね?私で言えば、ラプラスの悪魔とかそんな感じ。

 

 うん、まぁ、今日はこんなところかな?明日の本番で魔法とかマスコットちゃん達の紹介をしようと思う。じゃあ、またねー。また明日ー。

 





前日譚ですし、こんなもんでえぇやろ。

では、また明日。


まだ一文字も書いてないけど間に合うかな(ボソッ)。
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