また早く書き終えたので投稿します。今回から二章に入ります。それと、伝え忘れていましたが、総合評価500pt超えてました。お気に入りや感想評価ありがとうございます。励みになりますんで、気が向いたらでいいんで感想とかくれたら嬉しいですね。まぁ、感想貰っても返信するのはくっそ遅いですし、自分中心の執筆活動と言うのは変わりませんけどね。
二章ってことなので、チュートリアル的な感じで先に言っておきます。この小説ではララちゃん以外の視点は、三人称以外基本的にはなしです。三人称視点も、基本的にはララちゃんがいないか正体を隠している場面、戦闘シーンの二つです。そして、この二つに該当しないで三人称になった場合はバッドエンド確定です。それ以外は全部ララ視点で進んでいきます。ですので、唐突に地の文でララと言う名前が出た三人称だったら、バッドエンドだと覚悟して読んで下さい。
ルート分岐には好感度とかも諸々関わってきますが、他者視点は書かないので好感度予測からのルート選択とかも頑張って下さいね。
まだ一回も戦闘シーン書いてないくせして主人公をドンドン強化する作者がいるってマジ?
ごめんなさい、また強化回です。……だって、今のララちゃんだとペラ装甲すぎて芋砂とドローンで爆撃しか出来ないんだもん。
#15 天裏ララと黒服
3/19、現在春休み
――ブスッ
「いっだぁーーーーー!」
「暴れないで下さい、ララさん。すぐ終わりますから」
痛すぎ、ワロタ。どうも、天裏ララです。現在、私は黒服の研究室に来ており、狭くて暗い研究室にて二人きりでごぜーます。先に言っておくと、決していかがわしいことはしておりません。私は、ユメ先輩とホシノちゃん一筋ですので悪しからず。
じゃあ、何をやってるんだ?って話になると思うけど、普通に実験しに来てるんだよね。あの契約を履行しに来たんだけど、いざ始めようと思ったら黒服が、私が私の神秘を扱いきれていない。って言ってたもんだから、今は私の神秘を引き出す薬品を注射してもらったんだ。
「――あれ?もっと、こう……力がグワーッて出てくるもんだと思ったけど、あんまり、変わらない?ねぇ、これってちゃんと効果あるの?」
「えぇ、既に効果が出ていますよ。その証拠に――」
そう言った黒服は徐に拳銃を取り出して、私に銃口を向けてくる。え、嘘?マジ?あ、そう。痛くしないでね?無理だと思うけど……。
――バンッ!
「痛ッ!……くない?」
拳銃から撃たれた弾丸は私の身体を貫く筈が、私の肩に針をチョンと軽く刺したような痛みだけを与えて、力を失ってポトリと地面に落ちていった。私は、何となく自分の身体を押してみる。うん、ぷにぷにしてるロリボディだね。
おかしくね?
「クックック……これが、キヴォトスの生徒が持つ神秘ですよ。素晴らしいでしょう?」
「うん、これは凄いね……予想以上だよ」
本当に凄いね。この身体の中でうごうごしてるのがあるような?これが神秘なのかな?よくもまぁ、ホシノちゃん達はこれを使いこなせるもんだ。
「いえ、恐らくホシノさん達は無意識でこれを使ってるのかと思われます」
「あー……生まれつきだから本能で分かるのか」
「えぇ、恐らくは」
生まれたての小鹿が立ち上がれたり、小鳥が親に教わらず空を飛べたりするのと同じ原理なんだろうね。だから後付けで手に入れた私の神秘は途轍もなく扱いづらいんだろう。
そんな感じで体内のうごうごしてるモノを自分で意識して動かせるように練習を続けているのが今の私。で、そろそろ2年生に上がる訳なんだけど、この春休み中には100%とは言わないけど、80%は扱えられるようになりたいかなって思ってる。進捗は大体30%くらいかな?後2週間で50%は無理じゃね?
この、私の神秘を扱えられるようになる特訓?の他にも、あの契約を交わした時に突然出て来た骨の指輪と、未来が視えたあの不思議な光景について調査をしてる。
「やっぱり、契約を交わすのがトリガーっぽいね?」
「クックック……それも、ララさんが認めた場合のみですからね。私達、外部には防ぐことが出来ない私達にとって一番厄介な神秘ですよ」
この5ヶ月の間で分かったことは幾つもある。まずは『骨の指輪』についてかな。箇条書きいっきまーす。
一つ、契約が成立した時に右手の中指に、強制的に嵌められる。
一つ、私は原則一つの指輪で契約出来る人数は五人である。
一つ、契約した相手を認識する方法は、指輪に嵌められた宝石の色で判別出来る。私の宝石に色はなく、黒服達契約者の色を持った宝石が嵌められる。因みに、黒服は藍色、マエストロが緑、ゴルコンダとデカルコマニーが二人でワンセットの黄色だった。
一つ、既に骨の指輪を既に所有していて、全ての台座に宝石が嵌まっている場合は、人差し指に新しい指輪が嵌められる。
一つ、指輪は肌身離さず持っていれば、中指に嵌めておく必要はない。ただ、指輪を外して何処かへ置き忘れたりしても手元へと勝手に戻ってくる。
一つ、契約において、契約者から私に取引を持ち掛けた場合、私が取引を受けると決めた後に私の自由に代償――相手が支払う対価を決めることが出来る。また、契約の不履行時に負うべきペナルティも決める権利を得る。契約者は私の決定に異を唱えることは出来ない。
一つ、指輪を破壊したり、契約を無断で破棄、不履行した上で逃亡した等の契約を遂行する意志を感じられない場合、契約時に取り決めた代償、ペナルティを改竄し、文字通り契約者を自身の所有物として自由に扱うことが出来る。
と、まぁこんな感じかな。取り敢えず、思ったことが、チートかな?何この不平等条約も裸足で逃げ出すレベルの理不尽は?
要するに、向こうから持ち掛けた取引はこっちが理不尽な要求をしても通っちゃうんでしょ?しかも、理不尽な要求を満たせなかったら私に隷属させられるとか……。初見殺しも甚だしいんですけど……。
何かこういうのって少し見覚えがあると思わない?漫画とかゲームで出てくる『悪魔との契約』っぽいよね。と言うか、まんまそれですね。黒服に神秘を調べて貰った時に私の神秘を『ラプラスの悪魔』って言ってたからね。まぁ、何となく予想通りの結果で安心したよ。
指輪についてはこんなところかな?まだ不明な部分は一杯あるからそこも随時調査していく予定だよ。
後は、未来視の方なんだけど、こっちは黒服の神秘を扱う技術についても関わりがあるから纏めて言っちゃおう。まず、黒服の技術は神秘を宿らせる能力みたい。
どういうこっちゃ?って人に説明すると、実は大気中にも神秘があるんだけど、その神秘を神秘が宿っていない機械とか紙とか石とかの物質に宿らせて特殊なアイテムに変えるって技術みたい。
とは言え、大気中の神秘は全くの無色無性質な正直物質に宿らせても全く意味を持たないような雑魚なんだよね。しかもしかも、黒服の技術の本質は神秘の操作にあるんだ。黒服本人が神秘を持っていないから余り意味がないハズレみたいに見えるじゃん?でも、これにゴルコンダの『テクスト』とかマエストロの『
因みに、大気中の神秘を私達は
でねでね?これが何で未来視に関係あるのかって言うと、どうやらあの未来視って私の身体――この学生の肉体には合っていないみたいなんだよ。だから暴走みたいな感じで唐突に行使されたりするんだって。じゃあ、どうするのかって言うと、肉体に合わないなら肉体を変えて神秘に合わせてしまえばいい。と言う結論に至るのは至極当然な訳で、そうなってくると全身サイボーグか?って思うだろうけど違う。
歯が失くなったら入れ歯を入れるでしょ?足が壊死したら義足を付けるでしょ?それと同じ。じゃあ、何処を取り換えるんだ?ってなったら、目でしょ。未来を
「これで完成!ぷはーっ……やっと出来たね」
「えぇ、我ながら素晴らしい作品ですね。クックック……ですが、未だに未完の品です。長時間の使用は代償を伴いかねません。十分気をつけて下さい」
「分かってるよ。じゃあ、付けてくれる?」
「分かりました。では、横になってください」
私が台座に横になると、無針高圧注射器を持った黒服がやって来て、私の首筋に注射器を押し当てるとプシュッと音を立てて私が纏わせた神秘の鎧を貫通して薬品が流れ込む。勿論、怪しいおくすりではなく、ただの麻酔だ。そんなことを考えていると、直ぐに私の視界はボヤけ始める。
「じゃ、よろしく」
「えぇ、恙無く終わらせることを約束しましょう」
さて、目覚めた時が楽しみだ。ん?目をどう改造するんだって?そんなの摘出して新しい目玉を埋め込むに決まっているでしょ?え?どんなのかって?それはだね――
――あらゆる目の頂点とされる『神々の義眼』。それの模倣品。それがこれから私に嵌め込まれる新たな私の目玉。名を『悪魔の偽眼』と言う。
「ん、手術は成功したの?」
「えぇ、どうかご自身の新しい目で視てみて下さい」
黒服に促され、私は閉じていた目を開く。すると、
「ブフッ……ゴホッゴホッ……ゴポッ……ガハッ…………!」
「フム、神秘を目を閉じた上で目に集中させるか、逆に目を開けて神秘を目に行き渡らせないようにしてみて下さい。ある程度は情報量を制限出来るかと思われます」
開けた視界に入り込んでいるあらゆる物質。その全てのありとあらゆる情報――物質の記憶にそれが辿る未来と呼べる情報が濁流となって私の脳にブチこまれた。私は情報量に耐えきれず、酷い頭痛や目眩、全身が軋みを上げ鼻や口から血反吐を吐き出した。慌てて、黒服の指示通り目を閉じる。
「これは……!」
目を閉じた筈の私の視界には先程と変わらない視界が広がっていた。んだよこれは、六眼のパクりか?いや、そう言えば本家であるレオナルド・ウォッチも目を閉じてたような……。成る程、目を閉じてた理由はこういうことだったのか……。
じゃあ、いずれは、従え平眼球とか
こうして、黒服との研究の時間を殆ど特訓に費やしたお陰で、二年生に進級する頃には私は『悪魔の偽眼』の能力のon/offを瞬時に切り替えられるようになった。まだ必殺技は使えないし、未だに完成とは言えない代物だけど、全知の目を手中に収めることには一先ず成功した。
おまけ
『悪魔の偽眼(プロトタイプ)』
元ネタ:血界戦線より神々の義眼
未来視の暴走がなくなる。1日に20分間だけ未来を視ることが可能になる、5分を過ぎた辺りから頭痛と眩暈が止まらなくなる。だが、一週間よりも先を視ることは数秒しか視れず、視た後は頭痛と目眩でぶっ倒れる。倒れたら目覚めてから一週間は未来視が使えなくなる。
血界戦線は本当に、全編通してロマンの塊だから皆も見て欲しい。クラウスさん超かっこいい。実は、ララちゃんを研究者にした理由の六割が神々の義眼擬きを使いたかったから。って言う裏話があります。
次回は、火曜日か月曜日。最近調子がよくて筆がノリノリなんですよね。内容が面白いかどうかはしらん。書きたいものを書く。
久しぶりのアンケです。今回は、バッドエンドについてですね。現在のルート的には、人脈以外は完璧に近いルートなんですね。ですので、このままハピエンルートを直行する可能性があります。そこで、バッドエンドルートを見たいなって人がいるのかを聞きます。そして、見たい人が多い場合は、別の小説として新しく投稿していくのか、ここの小説の番外編として書いていくのか、それとも、バッドエンドなんて書いてないで本編をさっさと進めるかを聞きます。
※今回のアンケートは見たいor見たくないの総数で書くか書かないかを決めて、見たいの選択肢内でまた別のアンケートみたいな感じにします。
例として、
見たい(本編のページで見たい) 10
見たい(別の小説として新しく作る) 25
皆が傷つくのは見たくないでござる! 30
だった場合は、見たいが10+25=35、見たくないが30となって、結果は見たい。となります。そして、別の小説として新しく作る。が、本編のページ…つまりここで書くよりも数が多いので、新しくバッドエンド専用の小説を作ることになります。
少々面倒な手法ですが、投票の方よろしくお願いします。
ハピエンルートに行っても、バッドエンドって見たいかい?
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見たい(本編のページで見たい)
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見たい(別の小説として新しく作る)
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皆が傷つくのは見たくないでござる!