何か、間違えて後書き書いてる途中で投稿しちゃいました。しかも2回。ごめんなさい。
今回はマエストロ回でございます。
「
「ふむふむ。それって、『感情』のサンプルさえあれば無限に生成出来るものなの?こんだけ便利な技術ならそれなりに代償があるんじゃないの?それに、感情ってのは魂に宿るものでしょ?つまり、感情の複製をするってことは、魂に近しい存在である神秘の複製も出来るってこと?もしそうだったら、神秘さえあれば黒服が神秘を注ぎ込んだ物質も複製出来ることになりそうじゃない?それにそれに、神秘が宿ったものを複製できるなら私自体を複製させられ――」
「待て、少し落ち着け」
はっ!俺は正気に戻った!どうも、天裏ララです。今日は黒服に引き続いてマエストロの所に来ております。それにしても、凄まじいね『複製』。黒服の時も思ったけど、神秘を使った技術ってどれもチート級だよね。ゴルコンダの『テクスト』もそうだけどさ。羨ましい限りだよ!
まぁ、彼らの技術もちょっとずつ覚えてはいるんだけどまだ完璧とは言えないから、こうやって一杯質問して少しでも吸収しようと頑張っているのですけどね。因みに、今は漸く強い『感情』を込められた人形を動かせられたところです。で、今は人形に武器とか魔法みたいなのを組み込めないか試行錯誤している段階だよ。難しすぎるからこそ、最っ高に楽しいんだ!
「はぁ、私が1つずつ質問に答えてやるから、貴様はゆっくり話してくれ」
「うん、分かった。じゃあ、まずは――」
私は気が済むまで質問攻めをした。そのお陰で神秘を使った開発物の量産がすっごい楽になった。やっぱり、神秘を使った技術ってずるっこいよね。まぁ、私が学生の身体として神秘を持っていたからこそ、ここまでサクサク研究が進んでるってのもあるんだけどね。多分、
何か、マエストロのヤツがさ、私に『石ころぼうし』寄越せって言ってきたから作って渡したら、何だっけ?えーと、聖徒の交わり?って言うのから『ヒエロニムス』ってのを作ろうとしてたみたいだけど、失敗してめっっっっっちゃキモイ黒いの作ってたんだよね。失敗作だったからあんなにキモかったらしいんだけど、あれは流石にびっくりしたよ。名前何だっけ?アンブロシアだっけ(違う)?何かおいしそうな名前だよね。食べたら不死になれそう。
そんなこんなで、今は、私は複製の練習をしていて、マエストロはキャンバスを置いて台の上に置いたフルーツバスケットのスケッチをしている。あれ?確か、マエストロって、
「そう言えば、マエストロって絵を描いてるけど、もう版画はやらないの?」
何となくで発した私の言葉は――
「……は?」
――この、二人だけの空間を凍り付かせるのには十分な威力を発揮するのだった。
「あれ?マエストロって版画家じゃなかった?もしかして、人違い?」
やっべ……勘違いとかめっちゃ恥ずかしいやつじゃん!にしても、マエストロ動かなくなったね。何なんだろ?えい、悪魔の偽眼起動!私の普通の瞳から幾何学模様に変わる。さーて、キミの頭の中みーせて。…………ふむふむ、やっぱちょっとジャミングされるね。これは、困惑と驚愕かな?…………これ、もしかしてビンゴでは?
ん?何がビンゴかって?それは、マエストロの前世って言うか、中身?かな。多分、この人『版画家』としてめっちゃ凄い人だと思う。それに、現代でもよく使われてる彼の見た目にも関わってる
「なぜ、そう思った」
まぁ、詳しい人ならここまでで分かるでしょ。私が思うに、彼は――
「だって、マエストロって前の名前は『アルブレヒト・デューラー』でしょ」
そう、ずっと疑問だったんだ。なんで
ここまで出れば、後は本人に答え合わせをしてもらおうとこうして口にしたわけなのだが、当人はより沈黙を強くしただけだった。うーん、これは図星なのか、ただアホな子を見てるだけなのか分からないゾ。えい、悪魔の偽眼!うわ、見えない。思考の渦で弾いてきやがった。いや、これは混乱してるが故の錯乱状態とも取れるような?
「どうして、その結論に至った?」
「およ?返事した。……そうだなー、長くなるけどいい?」
「構わない。話せ」
ほいほい、話しますよっと。
「――と、こういう感じなんだけど、さぁ、マエストロさん!正解は!」
「言うわけがないだろう。それに、捨てた名前を今更掘り返すつもりも毛頭ない」
ま、そうなるか。私だって、
「ごめん、確かに不躾だった」
「別に構わない。それに、たまには木板を削ってみるのも良いと思ったしな」
「そっか。じゃあ、完成したら作品見せてよ」
「あぁ、いいだろう」
やったね!
後日、マエストロが作った絵はアビドス生徒会室に飾られることになった。ついでに版画の木板も貰った。貧乏高校にある唯一の美術品が地球だったらめっちゃ高値が付きそうな件。
次回は三日後。次はゴルデカです。その後、ノノミ入学からのアリウスと言う流れになります。
今回はアンケートなしです。前回のアンケート投票ありがとうございました。
皆さん、バッドエンドをご所望のようで。まぁ、選択肢ミスればアンケート云々関係なくバッドエンドに行くんですけどね。因みに、1つの章に1つずつバッドエンドを容易しています。プロローグと0章は2つで1つですけどね。0章は一番最初の選択肢でゲマトリアを選んだルートで、1章はゲマトリアとの取引の時に交渉力のステがデバフ含めて50以下だとバッドエンド行きでしたね。要するに、分岐としては5話のアンケートで、ホシノと対話をして覚悟をキメたあそこです。
ここからは、僕の考察と言う名前の皮を被った妄想を垂れ流していきます。どうでもいいと思った人は飛ばして下さいませ。
まず、マエストロのモデルをアルブレヒト・デューラーと思った理由ですね。
幾つか理由はあるのですが、まずは外見からの妄想ですね。彼の見た目は木で出来た双頭の古めの人形です。芸術家である点を考慮すると、デッサン人形が思い浮かびます。そして、現代でデッサン人形と言えば、球体関節が付いた可動式のものを想像することでしょう。その可動式のデッサン人形を創ったのが、アルブレヒト・デューラーその人らしいです。
もう一つの見た目としての特徴である双頭についてですが、これはアルブレヒト・デューラーと言う名前が関係していると思われます。少し彼について調べれば分かりますが、彼の父親もまた、彼と同じアルブレヒト・デューラーと言う名前だったようです。全く同じ名前である父と息子と言う同じ真名と家族関係という強い魂の繋がりがマエストロと言う存在を形作る時に影響したのではないかと考えました。
二つ目の理由は、謎技術『
マエストロは先生に製作した作品であるヒエロニムスを自慢しに来たじゃないですか。ただの模写で生粋の芸術家である彼がここまで興奮するものなのか?と、考えました。じゃあ、ミメシスは何処から来たのか?と、思って探しました。そして、目を付けたのが漢字表記で『複製』であると言う点です。複製と言うものは所謂コピー。全く同じものを作ると言うことですね。美術分野で全部丸々コピーするもの何てあるのだろうか?そして探しましたところ、1つだけありました。それが、『版画』です。木の板に絵を彫り、それにインクを塗って紙に押し当てることで何枚も同じ絵を作る芸術ですね。そして、アルブレヒト・デューラーも版画家でした。いやー、凄い偶然ですね!
そして、三つ目はアルブレヒト・デューラーの親族の名前です。先に答えを言ってしまうと、彼の母親と母親方の祖父です。母親の名前はバルバラ、そして、祖父の名前はイエロニムスだったそうです。おやおやおやおや?何処かで聞いた名前じゃないか!と、僕は思いましたね。バルバラはまだ分かるけど、イエロニムスは似てるだけで違うじゃないか!言い掛かりだ!と、言いたい人もいるでしょう。ですが、イエロニムスのスペルはHieronymusです。これは地域によりますが、ヒエロニムスとも読むのではないでしょうか。
以上の三つの観点からマエストロはアルブレヒト・デューラーであるのでは?との推測に至った理由でございます。私の小説ではこの推測を思う存分使っていく予定です。皆さんの考察とかもあったら是非とも教えてくださいね。
それと前にも言いましたが、これは飽くまで僕のこうだったら面白いなぁ。と言う妄想の結果です。余所様では絶対にこれが真実である。と言うような感じで言いふらさないで下さい。よろしくお願いします。
それと、情報ソースは殆どWikiです。