開発者少女は最善な未来の夢を見る   作:タニコウ

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大変お待たせして申し訳ないです。漸く多少動けるようになりました。案の定コロナでしたね(笑)。しかも、肺炎の合併症と言うおまけ付き。まぁ、ここまではあり得ることです。だが、お前は何処から来たんだ盲腸よ。

と言うわけで、盲腸になりました。めっさ腹痛い。


今回はサブタイの通り番外編です。時系列はララちゃんがハッピーエンドを掴んだ後のことです。ですので、原作が息をしていません。ユメ先輩は生きてるし、アリスクは逃亡生活してないし、ケイちゃんも元気ですし、他にも色々とネタバレ要素てんこ盛りです。ネタバレにならないように気を付けてますが、頭の良い人は察しちゃうかもしれません。
まぁ、これを書いている僕が頭バカになって書いているので、内容グッチャだと思うから、大して気にしなくても問題ないかも?

それでは、どうぞ。



#番外1-1 ララの日常~朝編~(前編)

 

 

 私、天裏ララの朝はとても遅い。そうだねー、大体9時過ぎくらいかな?まぁ、私ってがっこうぐらししてるから何ら問題ないんだけどね。

 あ、因みに、別に()()起きるの遅いとか、布団の中で延々とゴロゴロしてるって訳ではないよ?じゃあ、何でそんなに遅いのかって話になるんだけど、それが――

 

「「すぅ……すぅ……」」

「……今日はホシノとシロコかー」

 

 私は手で顔を覆ってそう言おうとしたが、私の隣で眠る二人の抱き枕として使われているためにこれっぽっちも動かすことが出来ない。そう、これが私の朝が遅い理由なんだ。

 あ、決してやましいことはしてないよ?そもそも服着てるし、何なら私が寝る時はいないのに、何か起きたら横に誰かしらがいるんだよね。たまたま今日はこの二人だけど、他にもノノミとかユメ先輩とかアズサにヒナ、ケイとアリス、それとアリウススクワッドの子達、あ、ミカとセイアも来るんだよね。

 

 まぁ、一番驚いたのはUniverse(宇宙戦艦)の絶対隔離領域で寝てた時に横にいたセリナなんだけどね。何であの娘って私が何処にいても来るのかな……?ケイにもゲマトリアにもクロコにも見つけられない場所なんだよ?ヤバくない?しかも、ゲマトリアの茶会会場に迎えに来た時もあったし……。

 原因解明しようとして一回アカシアとガチの検査してみたけど、それでも分かんなかったし。ホントに何なのあの娘?私に未知の難題を押し付けるとはやってくれるじゃないか!

 

 とと、話が逸れまくりだね。それに、もうそろそろで7時だし、一回起こそっかな。おきてーホシノー、朝だよー。

 

「うへ……ララ~、あと五時間~」

 

 私の腕に柔らかほっぺたをすりすりと擦り付けてくるホシノ。あらかわいい。でも、五時間は長過ぎるからあと一時間ねー。…………は!またやってしまった……。どうやら、朝が遅いのには私にも原因があったみたいだね。まぁ……かわいいからいっか!!

 

「んっ、ふぁっ……おはよ、ララ先輩」

「お、起きたね。おはよう、シロコ」

 

 そんなこんなでホシノの寝顔を眺めること十数分。小さく欠伸をしながら挨拶をしてくるシロコに、私は挨拶を返してから解放して貰った左手でシロコの絹みたいに綺麗で軟らかい白髪をそっと撫でる。

 

「ん、至福。もっと撫でるべき」

「はいはい」

 

 撫でろ撫でろと、まるで子犬みたいに私の手に耳の付け根を押し付けてくるシロコ。かわいい。私はそれに苦笑しつつも撫で方を少し強めに搔くようにしてあげる。すると、シロコは目を気持ち良さそうに細めて、私の胴体に腕を回して抱き付いてくる。

 いやー、何がとは言わないけど、柔らかいねぇ。私とホシノみたいなまな板ではないけど、かといってノノミやユメ先輩、アコちゃんみたいなドカーン!としたダイナマイトではない丁度いい大きさを持つシロコ。控えめに言ってサイコー。まぁ、シロコも地球のJK基準では十分デカイんですけどね。ホントそこら辺キヴォトスおかしいよ(褒め言葉)。

 

「ん、取り敢えず満足」

「ならよし、顔洗ってきな」

「ん、行ってくる」

 

 暫く撫でられ続けて満足したのか、シロコはベッドから抜け出して私に言われるままに保健室の水道へと顔を洗いに向かった。よし、これで一人完了。

 後は、ヘイローを浮かべてる眠り姫を起こすだけだねー。

 

「ほーら、シロコも起きたしそろそろホシノも起きるよ」

「…………」

「いや、起きてるのは分かってるからね?モゾモゾ動いて私寝ててあなたの声煩いですアピールしても意味ないからね?めっちゃヘイロー回転させても意味ないよ!?何なら自分で起きてるって認めちゃってるよね!?」

「んー」

 

 私が狸寝入りしているホシノにそう告げると、ホシノは両手を広げて私へ向けてくる。……成る程。私がそんなもの(ハグ)で騙されると思わないことだ――

 

「うへ、ララは温かいね~♪」

 

 私の体と両腕がホシノの細い腕で囲われて身動きが取れなくなる。おっとぉ?こんなので私が騙されるとでも思ってるのかな――

 

「私は、ララともう少し一緒にいたいな~」

 

 そう言って私の胸元から上目遣いでこちらを見つめてほんのりほっぺたを赤くするホシノ。…………く、く、クッソかわいい!!で、でも流石にもう8時になって皆登校してくる時間だしやっぱ起こ――

 

「ダメ、かな?」

「……あと三十分だけね?」

「うへ、ありがとね~」

 

 にへらと顔を崩してそう言ったホシノ。こ、これは――

 

「謀ったな?」

「うへ~、騙される方が悪いってララが言ってたからね~」

 

 笑顔からドヤ顔に変わったホシノ。これは一本取られたね。……あれ?ただホシノが寝たいだけなら私がここで寝てる必要なくない?

 そうと分かれば、さっさと抜けて書類片付けないと……あ、あれ?

 

「ホシノ?寝てていいから私のこと離して欲しいなぁ?」

「…………」

 

 私のお願いにホシノは、私を包む腕の力をギューッと強めることで答えてくる。何でや……。取り敢えずもう少し声かけてみるか……。

 

「ホシノぉ、お願いだから離して?」

「……ヤダ」

 

 私の二度目のお願いにホシノはそう一言だけ呟くと同時に私の胸に顔を埋める。そして――

 

「ララがいないと意味ない、から、ヤダ……」

 

 モゴモゴとした小声で呟いたことで殆ど聞こえない筈の、そのホシノの言葉は人体改造によって強化された私の聴覚にはバッチリ捉えられた。

 

「……そっか。なら、仕方ない、ね」

「…………」

 

 私に聞かれていたのが恥ずかしかったのかホシノはより強く私の胸に顔を押し付ける。だが、それでも隠しきれていない耳は真っ赤に染まっていた。とは言え、私にそれを追及することは出来ない。

 何せ、私も一緒なのだから。

 

「ん、また二人だけで寝てる」

 

 そうして、いつの間にか眠っていた私とホシノは9時過ぎにシロコに起こされるまで眠りこけるのだった。





前書きでも書きましたが、盲腸炎になりました。ですので、手術することになってしまいました。予定日は再来週の水曜日ですので、それまでは腹痛抱えて頑張ります。
あと、腹痛のせいでろくに頭が回らないので、手術が終わって術後快復するまでは番外編を投稿しますので、本編はもう少しお待ちください。

あ、後これだけは言っておきます。別に無理して書いている訳ではなく、小説を書くことで気を紛らわせているので、ご心配して頂く必要はありません。僕は大丈夫です。とても元気……ではないか。腹痛い。


次回は今回の続き。投稿は土曜日遅くとも日曜日です。それとお久しぶりのアンケートどん。
今回は手術期間中に何書こうか考えた時に、そろそろハロウィンが近いなと思ったので、今回から三話に掛けてララ、ホシノ、ユメ先輩の仮装についてです。他にもこんなのがいい。と言う方はそれ用の活動報告を作ったので、そこに意見下さい。
初手はララちゃんです。投票お願いします。

仮装についての意見箱

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303471&uid=420333

ララちゃんの仮装、何が良い?

  • 吸血鬼
  • 修道女
  • 魔女
  • 猫又
  • 天狗
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