魔法少女か………ふむ。
今回は原作崩壊、キャラ崩壊注意。
勇者にはファストトラベルとかの転移機能って必須だよね。
シロコのかわいらしいハスキーボイスのモーニングコールによって二度寝から目覚めた私とホシノは大慌てで顔を洗って、待たせたことにより不貞腐れたシロコと一緒に生徒会室へと向かっている。
「うへ、シロコちゃんごめんね~」
「今度私達で何か埋め合わせするからさ、ね?」
「ん、全然、別に怒ってない」
「「それ怒ってるやつじゃん」」
「……違う」
私とホシノはシロコを挟んでシロコの手を繋ぎ、それぞれで宥めるために言葉を掛ける。が、どうも効果は薄そうで口では問題ないと言いつつも、まだシロコの頬は少し膨らんでいる。
結局、後日に私とホシノはそれぞれシロコと二人で出掛けることになった。何で一人ずつなのかな!?まぁ、私的にはシロコみたいなケモミミ美少女と二人っきりのデートとかご褒美以外の何物でもないんだけどね!
なんて下らないけど、得にはなることを考えつつ生徒会室の扉を開けて中に入る。すると――
「あ!やっとララ達がログインしました!おはようございます!ララ、ホシノ先輩、シロコ先輩!」
ミレニアムの制服を着たアリスがとてとてと駆け寄ってきて、そのまま――
「ぐえっ……」
飛びかかって来て、私の首に両腕で抱えるように抱き付いてきた。それも、力一杯に……アリスの力で抱き締められた私は、当然――
「にょ、あひす、ひまっへるひまっへる」
「ん、おはよう」
「うへ、おはよう~アリスちゃん。でもね~、ララの首絞まってるから、早く退いてあげてね~」
「はっ!す、すみません!ララ!」
「けほっ…けほっ…だいじょぶだよ。……おはよう、アリス」
あぁ、くっそいてぇ。そりゃあアリスの全力で抱き付かれた訳だから当然か。にしても、本当に私で良かったね。仮にもシロコに抱き付いてたら簡単にポッキリと首折れてた所だったよ。
と言うか、またか。何でまだアリスがいるの?今9時なんですけど?学校は?アズサはいないってことは、もう行ったんでしょ?ならアリスも早よ学校行けや。これで何回目だと……まぁ、取り敢えず説教は事情聞いてからで良いかな。
「それより、アリスは学校に行かないで何してるのかな?」
「はい!アリスはケイを探してました!サボりじゃないです!」
「でもさ~、アリスちゃんって殆どケイちゃんと一緒にいるよね~。それなのに、いないのかな?」
「えっと、いつも通り二人で寝てたのですが、起きたらケイがいなくって……」
「うへ、それはおじさんも心配だね~」
ふむ、ケイがいないとな?しょんぼりしてるアリスの頭を撫でながら私は思考を回す。よくケイがいるのは私の寝室だけど、さっきまで私達が居た場所だからないでしょ。他には、地下の研究室かUniverseの研究室かのどっちかかな?でも、アリスはそのことを知らない筈がない。きっと調べたことだろう。……まぁ、アカシアに聞けばわかるか。
私はタブレットを取り出して電源を入れる。
『如何されましたか?マスター。急用のようですが?』
「あー……急用と言えば急用かな?まぁ、うん、実はケイが見当たらなくてさ、アカシアは何か知らない?」
『ケイですか?それでしたら――』
アカシアが答えようとした時だった。私達の目の前の空間にぽっかりと白い穴が開き、中からケイが出てきた。あらら、この穴の先ってミレニアムよね?これって、もしかして――
「あ!ケイ!どこ行ってたんですか!?」
「おはようございます。ララ、ホシノ、シロコ」
「ん、おはよう」
「おはよう~、何もなさそうで良かったよ~」
「うん、おはよう。……もしかしてケイ、研究室から直接学校に行ったね?」
私がアリスを撫でながらケイに尋ねると、ケイは不満そうに口を開いた。
「肯定します。昨夜、王女が『ケイ!明日は別々で学校へ行きましょう!』と言っていたのでそれに従い、通常通り登校しモモイ達と談話して王女を待っていたのですが――」
「登校時間になっても来なくて、迎えに来た。と」
「はい」
なるほど、なるほど。それにしても、ケイ結構キレてるな。そりゃ約束破ったみたなもんだしそうなるか。いやまぁ、まだアリスにも聞いてみないと是非が分からないし、聞く――いや、その必要ないわ。めっちゃ挙動不審になって
私はアリスの頭から手を離してケイへ向くと、こっち来いと手招きしながら声を掛ける。
「おいで、ケイ」
するとケイはとてとてと駆け寄ってきて私に抱き付いてくる。私も左手で抱き返して右手でケイの黒髪を撫でる。
「むぅ、ケイだけハグされてズルいです!」
「ふっ、因果応報ですよ、アリス」
ケイは勝ち誇ったような顔をアリスへと向ける。機嫌は多少直ったみたいだけど、煽りはやめーや。
「むかっ!アリス煽られました!高速屈伸しながらの死体撃ちよりも腹立ちます!!アリスもララのハグとなでなでを所望します!!」
「はいはい、ちゃんと勉強して帰ってきたらやってあげるから、早く学校行きな。リオには伝えとくからさ」
「むむむ……約束ですからね!では、いってきます!『ルーラ』!」
「はい、いってらっしゃい」
アリスは『光の剣』を構えて転移機能で学校へと光の粒子に姿を変えて跳んでいった。それを四人で見送ってから十分くらいケイが満足するまで引っ付かれて朝ご飯を食べたりして、食べ終わったと同時に、
「私も帰還時のなでなでを所望します」
と、ケイが言ってから行きと同じようにワープゲートを出してその中へと消えていった。いってらっしゃーい、頑張ってねー。ユズに放課後遊びに行くからよろしくって言っといてー。
「さてと、私達も書類しよっか。ホシノはここの束よろしく。シロコは授業に行っといで」
「うへ、分かったよ」
「ん、じゃ、またね」
手をふりふりと振って生徒会室を出ていくシロコ。これで、この部屋にいるのは私とホシノの二人っきりになった。
「よし、サボらないでよー、ホシノ」
「そっちこそ。サボったら容赦しないよ?」
私の軽口に先程までの眠たげな様子から一変して私にニヤリとした笑みを向けてくるホシノ。うーん、やっぱこっちの方が私は好きだなー。
「じゃ、昼前には終わらせよっか、ララ」
「りょーかい」
私とホシノは隣り合って、文字通り山のようにある書類に手をつけ始めた。これが、平和になって仕事がアホほど増えた私の朝のルーティーンだ。
因みに、ララちゃんが生徒会長で、ホシおじが副会長です。え?他のことの方が気になるって?………本編進むの待ってください。
アンケートどん。今日はホシノの仮装です。因みに、時間軸は現在の本編時間から数週間後になります。それと、三回かけてアンケート取ると言いましたが、四回にします。四回目は、意見箱で貰った意見とアンケートでのそれぞれの1~3位を僕が組み合わせた三つによる決選投票を行います。
まだ、仮装の意見箱による募集はしておりますので、気が向けばどうぞ。
因みに、なんですが。衣装を作るのはララちゃんです。ただの衣装では終わりません。そして、本編として投稿します。
意見箱
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https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=303471&uid=420333
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