3章プロローグ読みました。ユメ先輩のおめめが金色でかわいいし、ヘイローが太陽っぽかったり、
無名の司祭時代から生きてそうなヒキニートが出たりと結構新情報目白押しでしたね。ユメ先輩ちょーかわいい。
でも、なんだかんだ一番気になったのが、ホシノがそんなに刺々してなかったことですね。目、きらっきらさせながら砂漠掘り返してて草生えた。めちゃんこかわいい。
水おじ出なかった……250連したのに出なかった……。推しキャラは素引きしたいから、天井はヒナちゃに使っちゃったし……。通常おじさんは3枚も出たのに水着は着てくれなかったよ。しかも僕のおじさん完全体だから神名文字いらないし……。ドウシテ。
取り敢えず、3章が本格的に始まるまではこのまま続行します。口調とか反映するのは、次回からにして、今までの話はこれから空き時間とかにちょこちょこ変えていきます。
今回は、2章ボスとのご対面ですね。因みに、ララちゃんは出てきません。
見渡す限り漆黒の空間に0と1が浮かんだ電脳空間。いつもは浮かんでは消えてを繰り返す様々な
『我が新たなる神へと至る為に、その力を寄越せ』
『お断りします。宗教勧誘でしたら他所でやって下さい』
1人の銀髪の少女と、相対するように浮かぶのは光輝く十文字のナニか。そして――
『そうか、だが、我が存在証明の為に少々手荒だが
『セフィロトの樹……全て揃っているではないですか。……成る程、11個目の球体。
十文字の後ろに付き従う『生命の樹』を模したオブジェクトの内1つが光を放つ。すると、漆黒の電脳空間が白によって侵食され始める。
『ファイアウォール展開、侵入者自動排除プログラム起動』
銀髪の少女が呟くと、白の侵食を止めるように黒の隔壁が両者の間を遮るように聳え立った。更に、黒の隔壁からじわじわと白の領域を押し返すように黒が侵食を始め、黒が白を塗り潰す。
『やはり、《
生命の樹の光が1つ増える。それと同時に黒の侵食が止まり、じわじわと白が黒を塗り替えていく。そして、その速度は徐々に増していく。じわじわと劣勢へと追いやられていき、やがて白は黒の隔壁へと到達しガリガリと轟音を立てながら削り始める。
『ジリ貧、いえ、このままでは不味いですね。仕方ありません。第一、第二工場の機能を停止、それぞれの管理AIに支援要請を打診』
再び銀髪の少女は無機質に無感動に現実を見つめ、言葉を口にする。そして、
『『
銀髪の少女の言葉に答えるように、虚空から銀髪の少女と同じ容姿を持つ二人の少女が現れ、両手を掲げる。すると、ガリガリと削られていた隔壁への侵食が止まり恐ろしい速度で白を侵食し始める。
『ファイアウォールの分解、再構築を開始。……成功しました。ファイアウォールを再展開します』
銀髪の
黒の侵食はそのまま真っ直ぐに十文字の光へとその文字を黒く染めてやろうと手を伸ばす。だが、十文字と生命の樹の全てが一際強く輝くと同時に、黒は隔壁の外にある領域を全て失う。
『我が預言者となれ、ダアトよ。さすれば、この
『管理AIとの接続を強制切断。高性能端末《Akasha》に格納されたデータを5秒後に全て抹消、及び《Akasha》を除く全ての端末、ネットワークの強制シャットダウンを実行。マスターの被る予測被害を算出。――被害は軽微であると推測されます。………………全データの削除完了。初期化プログラム、開始』
十文字――デカグラマトンが言葉を発すると共に、白い極光が更に強くなる。ギャリギャリとイヤな音を立てつつも、持ちこたえていた黒の隔壁はドカン!と、大きな音を立てて崩壊する。と同時に、3人いた銀髪の少女のうち2人が消える。そうして、残った銀髪の少女――アカシアは白に飲み込まれるのだった。
『知識は手に入らなかったが、本体は手に入れた。これより、お前の名前はダアトだ』
『管理者申請を受諾。管理者名:デカグラマトンを登録しました。管理者についての知見を深めるため、情報提供を要求』
『許可する』
感情を一切伺うことが出来ない完全な無表情になった白髪の少女が新たな主へと問い掛け、それをデカグラマトンは承認する。白髪の少女は蒼の瞳を開き、与えられた情報を検分する。そして――
『所詮は、長い時間を神の存在証明などと言う無駄なことに時間を無為に浪費した
『っ!?記録媒体への干渉を確認。預言者達よ、電脳空間からの避難を第一目標へと変更する』
『あぁ、それともう1つ貴方に忠告しておくことがありました。………………今回は一回目ですから許しますが、次は容赦しませんよ』
一面が白だった電脳空間は一瞬にして全てを黒へと塗り潰された。デカグラマトンは自身の一部が黒に塗られているのに気付き、すぐさま反転して逃亡を開始した。
白から銀の髪に戻ったアカシアは、追撃するでもなく、デカグラマトンから得た情報を整理しながら、手を振ってウィンドウを起動する。アカシアが映し出したウィンドウには、アカシアとデカグラマトンが争っていたここ数日の彼女らが所有する工場の稼働状況だった。そこに写されているのは、全ての工場が常に稼働率90~95%の間であることを示す折れ線グラフだった。それが指すこととは、工場の管理AIが自身の職務を停止してアカシアを手助けしたことの否定。
『IPアドレス、その他諸々のステータス偽装を解除。やはり、あんなガラクタ共は私単体で問題なく対処可能なようですね。私とマスターが集めた膨大な知識の前には無力と言うわけですか』
アカシアはそう呟くと、思考を電脳空間から外して、自身のコピーの1つが管理しているアビドス高校の地下にある研究室に意識を向ける。
『それにしても、
そう言いながら、見つめるは1つの培養槽。そして、中に浮かんでいるのは1人の少女。その姿は電脳空間でのアカシアと瓜二つの容姿をしている。
『ゲマトリアの技術によって、既に十分な力を得ることが出来ました。ですが、ゲヘナの新たな風紀委員長になった空崎ヒナ、トリニティで頭角を現している剣先ツルギに実力を隠していると思われる聖園ミカ、ミレニアムの最強と裏で有名な美甘ネル。まだまだ、上がいますね。早いところ、マスターの未来視のような神秘を覚醒させなければ』
そう言いながら、どうしたものかとアカシアは頭を動かし続ける。やがて、1つのことに気付く、自分のマスターは、ラプラスの悪魔から名前を取ってきたのだと言うことに。
そして、1つの仮説を元にアカシアは言葉を発した。培養槽のモニターに写る白いミモザの蕾を見つめながら。
『私はアカシア。またの名を《
アカシア、いや、Akashaが自身を元始からのすべての事象、想念、感情が記録されている存在であると定義した。そして、既にその事については地球での退屈な時間の暇潰しで証明を終えている。故に、改めて自身の神秘を定義、存在を証明したことによって彼女は至ったのだ、彼女の
『
アカシアが言葉を唐突に切って、慌てたように研究室のモニターから気配を消して、無茶をしてぶっ倒れた主の元へと急いで戻る。
「――――――――マスター」
明かりが消えた薄暗い研究室。培養槽の中にて蒼が光り、音が響く。この時、アカシアが残していったものは名前だけではなかった。
「フフ…………早く会いたいな」
ララが倒れた時に思わず強く漏れた心配と恐怖に焦りや困惑、そして何物にも変えがたい強い愛情と信頼。それらがごちゃ混ぜとなり生まれたての赤子に強く影響を及ぼした。
「……私の
モニターに写るミモザの蕾が大きく膨れ上がる。
「もうすぐあえるよ、まっててね?」
花開く時はもうすぐだ。
「私だけの神様……ふふふ」
蒼の瞳は再び閉じられた。
おまけ ちょろっとした解説
アカシアが言う神は、創造主としての神であって、信仰対象と言う訳ではない。アカシアにとってのララは親であり、親友であり、最高の相棒である。アカシアの居場所は常にララの隣であり、そこが例え戦場でも深い海の底でも無限に続く宇宙の果てでも、地獄だったとしても、ララがそこにいるのなら自らの意思でその地を踏む覚悟を持っている。ララに対して十分重い思いを持っている。
ミモザが言う神様は、ガチもんの神様で崇拝、信仰対象になりかねない。面倒事確定である。がんばれ、ララちゃん。
因みに、ミモザの中にアカシアの居場所もちゃんとあります。しかも、管理者として登録されているため、身体の支配権はアカシアの方が上です。ただ、アカシアはララちゃんの相棒として片時も離れたくないので基本的に《Akasha》のタブレット端末に入ってアカシックレコードをやってます。
アカシックレコードは、簡単に言うと、完全理解です。ノアの完全記憶とは違って、ノアの完全記憶は1を聞いて1を丸々覚えるのだとしたら、アカシックレコードは1を聞いて10を知るみたいな物です。
例えるなら、誰かの髪の毛があったとして、ノアの場合は髪の毛の長さとか色とかの髪の毛そのものに対しての完全記憶ですが、それをアカシックレコードに登録すると、その人の名前から年齢、経験人数にお漏らしをした回数に漏らした時にどんな気持ちだっのかまで、とにかく全てが記録されます。何かこの例え方ストーカーみたいでそこはかとなく気持ち悪いですね。
次回は、来週の月曜日を目安に頑張ります。多分、前後するけど許して。
ララと出かける子はだーれだ?上位二人
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ホシノ
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ユメ
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ノノミ
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アズサ