開発者少女は最善な未来の夢を見る   作:タニコウ

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前回の没ネタ供養(書いてないだけで、やりとり自体はあった)
ララ「いやー、何だかんだで一年かぁ。スゴい早かったね」
アカシア『まぁ、マスターは三十路間近のBBAですからね。10年そこらしか生きていない現役高校生の皆さんと比べて時間の流れが早いのは、当然のことですのでわざわざ気にする必要はありませんよ』
ララ「はい、ライン越えー。でもいいもんねー、アカシアの言語機能弄ってバグらせちゃうもんねー」
アカシア『何するんですくぁwせdrftgyふじこlp@aaババババババ』


申し開きは後書きにおいときます。



#28 天裏ララと白洲アズサ~その1~

 

「さてと、何となく察しは付いてるけど、話を聞かせて貰えるかな?」

 

 取り敢えずアズサちゃんを私の部屋(保健室)に通した私は、お茶と茶菓子を用意して机の上に起きながらアズサちゃんに話を促す。

 

「その……」

 

 話を促したは良いものの、アズサちゃんは言いにくそうに視線を彷徨わせながらもごもごと口を開いたり閉じたりを繰り返している。うーむ、緊張しちゃってるのカナ?アズサちゃんが考えてることをお姉さんが代わりに話しちゃおっカナ?(くそ適当おじさん構文)

 

「アリウススクワッドの子達、それと、これからについて。でしょ?」

「っ!……分かるのか?」

 

 分かっちゃうんだよなー、これが。私が、今まで何人の孤児達を相手にしてきたと思ってるんだい?我、子育て歴戦の猛者ぞ?育て上げた子どもの数は100を越えるビッグマムなのですが?まぁ、巣立つのを見れた子は10にも満たないけどね。それだけはちょっと……いや、結構後悔してるかな。はぁ……。

 しかし、男性経験はゼロである。つまり、処女。例え、大勢の子どもを育てようとも男と行為をしていない処女なのである!!まぁ、男に抱かれるなんて吐き気しかしないから、処女でも別に気にしてないけどね。

 びっくりした様子を見せるアズサちゃんに私は頷いて言葉を話す。

 

「まぁ、色んな子を見てきたからこれくらいはね。それじゃあ、まずはアリウススクワッドの子達についてね。って言いたいところだけど、その前に1つ聞きたいことがあるんだ。…………アズサちゃん、君はあの化け物――ベアトリーチェ、それにアリウスの子達に銃口を向けることが出来る?もし、出来ないなら彼女達(アリスク)をベアトリーチェから解放することは絶対に無理。今すぐ、この部屋から出て勉強することをオススメするよ」

 

 だって、確実に足手まといになるからね。とは、流石に言わない。でも、きっとアズサちゃんは分かってるのだろう、私達の間に少しだけ沈黙が続いた。

 

「……人を、殺すことになるのか?もし仮に、私が出来ると言えば、またサオリ達と一緒にいられるのか?……えっと」

「あ、ごめんごめん。私のことはララでも、先輩でも何でもいいよ。好きなように呼んで?」

「分かった。ララには、それが出来る力があるのか?」

 

 私のことを呼び捨てで呼ぶことにしたらしいアズサちゃんがそう問い掛けてくる。……むーん、この質問には何て返そうかなぁ?まぁ、ここは正直に言うかー。

 

「取り敢えず、1つずつ答えようかな。まず、アズサちゃんが一番気になっているだろう、私が本当に助けられるのかについてだけど、正直、成功する確率は今のところ80%程度としか言えないね。まぁ、計画自体が一年以上かかる予定だから不確定要素をこれでもかと折り込んだ上でのこのくらいって数値だから気にする程でもないよ。これより数字が下がることはないってのは約束するよ」

「そうか……」

 

 まぁ、失敗で終われば成功する確率が80%でも99%でも1%でも失敗なことに変わらないから詭弁でしかないんだけどね。所詮、多少耳障りを良くしてるだけ。未来は不確定だからこそ未来なのだ。

 それは、未来が見える私でも言えること。『私の思考が未来を認識した』たったこれだけのことで私の未来での行動に多くの選択肢が生まれ、未来が幾ばくか変わるのだ。それを年単位で全て見通す。なんて不可能に近いことだろうか。少なくとも()()私では無理だと断言するよ。

 

 なんてことをアズサちゃんに語りながら、私はポケットから兵糧丸を8個ほど取り出してごくんと飲み込む。流石に3日間の昏睡状態と多めの失血とかで栄養抜けてたからね。栄養補給は大事だよ。

 

「ん……それと、アズサちゃんに人殺しをさせるのかどうかについては、必要ない。とだけ言っておくよ」

「そうか、分かった」

 

 まぁ、必要か必要じゃないかと聞かれたら必要になるかもしれないけど……まぁ、わざわざアズサちゃんにやらせる必要はない。あれはいい気分しないし、0から1の世界に踏み込むのとうん万からうん万1に変わるのとでは精神的影響が全然違うからね。私がやった方がいいのだよ。経験しないに越したことはない。

 

「次は、これからの予定についてかな。取り敢えず、アズサちゃんにはここアビドスの生徒になって貰う。それで二学期頃を目処にトリニティに転入生として潜入して貰って、トリニティ内でのアリウスの歴史を調べたり、一人でも多くの友達(仲間)を作って欲しいかな」

「? 私が知っているのに、わざわざアリウスの歴史を調べる必要があるのか?」

 

 表情は薄いけど、不思議そうに小首を傾げるアズサちゃん。はぁぁ、いけませんいけません。表情薄い子が首を傾げるのスゴい好きなんだけど、分かる人いる?普段感情表現出来ないからこそ、こう言う時に出てくるちょっぴり幼げな仕草でどんな感情を抱いているのかが分かった時のこの愛らしさと言ったら至極の一言!分かるよね?好きな人いるでしょ?いるよね?いろよ。はぁ、かわいすぎる。好きになっちゃってもいいのかな?なっちゃうぞ。ついでに『ファミパン(お前も家族だ)』しちゃうぞ。

 

「あるよ。アズサちゃんの知識は飽くまでアリウス視点での歴史であって、トリニティ側からどう見られていたのかについての記録がない。それに、少なからずベアトリーチェの思惑が入り込んでいる可能性も否定できないし、これは本当に予想でしかないんだけど、もしかしたらトリニティの一般生徒達はアリウスの存在すら知らないかもしれない。上層部だけがその情報を知っていて、アリウスと言う、トリニティに不和を生じさせかねない存在そのものを闇に葬ろうとしたとかね?」

「そういうものなのか!?」

「そういうものなんだよ、政治って言うのはね」

 

 これ、割とあり得ると思うんだよねー。トリニティって、シスターフッドって言う修道女ちゃんがいっぱいいる部活だったり、聖歌が授業にあったりとかなり宗教色が強めの学校なんだよね。しかも、一神教。

 いや、もう言うまでもなくさ、権力欲にまみれた魔窟臭くない?その内、免罪符だとか聖戦だとか破門だとか言い出してやらかしそうな臭いがぷんぷんするんですけど。(ド偏見) まぁ、既に異端派(アリウス)を追放してる時点でご察しって感じだけどね。これだから宗教ってのは嫌なんだよ。

 

 とと、話が逸れ始めたね。

 

 えーと、後は何だっけ?確か、そうだった。

 

「それで、最後にサオリちゃん達アリウススクワッドをベアトリーチェから解放した後の事についてね。目標は、()()()()()()分校と言う立場から独立して、アリウスと言う1つの軍学校として再編成、その上で私が経営する予定のPMCと業務提携して貰って、アリウスは私達に兵士の派遣を、私達はアリウスに生活の援助をする。って言う予定だね。アリウススクワッドには、アリウスの生徒会的ポジションに就いて貰うよ。こんなところかな?何か質問ある?」

 

 私がアズサちゃんが話に着いてきてることを確認しつつそこまで言うと、アズサちゃんは遠慮がちに1つのことを聞いてきた。

 

「その、全てが終わった後、私はどうなるのだろうか?」

 

 ごもっともな質問だね。逆にこれ聞かれなかったら、警戒心薄すぎるって説教してたまであるよ。

 

「そこは、アズサちゃんの好きにして貰っても構わないよ。アリウスに戻ってもいいし、そのままトリニティに通い続けてもいい。ちゃんと、生活のサポートは続けるから安心してね。あ、勿論アビドスに来たいならいつでも歓迎するよ!」

 

 私の言葉でほっとしたのか安堵のため息混じりに「考えておく」と言ったアズサちゃん。大事なことだから、沢山悩んで欲しいものである。

 さて、そろそろ締めようかな。私は、アカシアのスリーブモードを解除して膝に置く。ついでに、私の顔をそれっぽく引き締める。

 

「じゃあ、改めて問おうかな。私達に力を貸して欲しい。その代わり、1つだけ君の願いを叶えよう」

『貴女は我々に何を望みますか?』

 

 私達の問い掛けはアズサちゃんの覚悟を問うもの。私が出せる最大限の威厳を放ちつつ、ここから先に行けば戻れないぞと脅す。私の見た目は美少女だが、中身はそこら辺の殺人鬼も真っ青になる程のキルレだからね。こんななりでもそこそこ怖い。でも、それくらいアズサちゃんだったら耐えられる訳で、ちょっとピクッとしつつも意思のこもった瞳で私を見つめ、口を開いた。

 

「私は、サオリ達にこの世界は虚しいのだからと言って、全てを諦めて欲しくない。だから、頼む力を貸して欲しい」

「ふふっ、いいよ――」

『いいでしょう――』

 

 私の圧に耐えたアズサちゃんの心からの願いに私とアカシアは同時にこう言うのだった。

 

「『その望み、私たち"ラプラスの悪魔"が叶えよう――』」

 

 

「――アカシアの名に誓って」『――マスターの名に誓って』

 

 

 私とアカシアの言葉に反応したのか、私の人差し指とアズサの中指に紫の宝石を持った骨の指輪が嵌められたのだった。契約成立である。

 

 

 そうそう、余談だけど。

 

「そう言えば、私がアビドスにいる間は何をすればいいんだ?」

「あ、伝えるの忘れてたね。アズサちゃんには、私と一緒に傭兵をやって貰おうと思ってるから。今度、一緒にブラックマーケット行こうか」

「?????」

 

 こんな話もした。

 





はい、何でこんなに遅れたかの説明と言いますか、言い訳をします。

最近の悩みは原作キャラって動かしづらいし、オリキャラ同士の絡みが書きやすすぎて、そのせいで原作キャラとオリキャラの会話が全く思い浮かばないことなんですよね。ユメパイと過去ホシノは情報少ないからこそ捏造出来て動かしやすいけど、他がね……。どうしても、僕の中で解釈不一致が起きてしまうんです……。
そのせいで、書き直して消してまた書いては書き直してまた消しての繰り返し……どうすればええんや……。これが二次創作の難しさか……。とは、思いつつも、余り妥協はしたくないし、と悩んでたら1ヶ月近く経ってまして、これは不味いぞ。と、大慌てで書きました。アズサの動かし方はこんなのでいいのかと思いつつ書いてたせいで、極端にアズサのセリフ少ないし…もう、どうしようかな。本当に駄文で申し訳ないです。

なーんて、時間を無駄にしてたら告知が来ちゃいましたよ……アビドス3章part1。何か、PVの時点で既に僕の見解とは違ってそうなのがね……。シロコは4月からいたのかよ……。おじさん化したホシノが拾ってきたとか編入っぽいことほのめかしてたじゃねぇかよ。気のせいか?でも、プロット丸潰れだぜ。…………いや、まだだまだその時ではない。入学式は一度だけだと誰が決めた?そう、こう考えるのだ。二回やっちゃってもいいさ。ってね。と言うわけでこのポンであっぱっぱーな愚作はこれからも続きます。

気が向いたら評価ボタン押してくだちい、0でも3でもいいし、勿論8とか9だったら喜びます。
まぁ、好きな数字を入れてクレメンス。バーを一杯にしたいんや。え?評価が欲しいなら毎日投稿ぐらいしたらどうだって?……ごめん訂正、やっぱ評価しなくていいや。(怠惰の極み)
 

何となくのQ&A
Q「どうしてララは男嫌いなの?」
A「何故、闇落ちパッパや脂ぎっしゅな肥えた欲望まみれのおっさん達を見てきて、それでも爽やかイケメンに理想を抱けるのかを教えて欲しいよね。純粋無垢な美少女しか勝たん(ララ談)」


おまけ その2

アイテム紹介「兵糧丸」
詳細:原作アビドス組の三人に食生活云々を言われ過ぎて、食べる時間が勿体ないし、かといって食べなかったら怒られるしの板挟みに合った結果、研究の片手間で作った成果物。一粒で1日分の必要な栄養素を丸々接種することが出来る上に、吸収率もほぼ100%な完全栄養食。これだけ食べてると吸収率が高すぎて大便が作られることがないから重宝しているらしい。

うーん、この。後書き構成が落書き帳みたいにバッラバラで草生える。あと、感想ありがとうございます。やっぱり、感想を貰えるとモチベが上がりますからね(投稿間隔からは目を反らしつつ)。僕も他の方へと応援も込めた感想とか書きたいんだけど、何て書けばいいのか分からない……。それにちょっぴり恥ずかしいんですよね、感想書くの。まぁ、二次小説とか言う黒歴史の塊を産み出してる奴が何を言うんだって話ですけども……。

今回もアンケートなしです。と、言いたいところですが、アンケートどん。今回は進捗のテンポを早める為に、本来であれば、次回やる予定だったアンケートを置いておきます。
内容は、前々からララが言ってたアビドス縦断鉄道の敷設護衛依頼で高校に残るメンバーについてです。ノノミとユメパイのデカパイコンビとアリウス組は強制参加です。生徒会長であるララか対策委員会と言うアビドスのもう1つの生徒会の長であるホシノが責任者として現場にも高校にもいないといけない的な設定です。
因みに、クッソ重要な分岐点になるので、要注意です。ミスるとバッドエンドです。一応、ヒントとかも結構前の話とかにありますし、前回のところにもあります。答えは言いません。目指せ、ハピエン。

依頼の時に学校に残るのはどっち?

  • ララ
  • ホシノ
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