俺の隣人が悪の首領達ってどういう事なんだよ   作:塩焼きそば啜郎

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第二章最終話、投稿です
評価8.33だとォ……!?高評価ありがとうございます!!できれば感想も欲しいなこれなぁ(強欲)


夏の終わりの訪問者

今日から九月に入るが、まだまだ残暑が厳しい。もっとも連日の三十七度超えよりかは幾分かましになっただろう。今日も俺は仕事だ。早い時間帯に出発するのが何よりの救いだな。

 

「さーて、歯磨きでもするか……」

 

洗面所で髪がボサボサの自分と対面する。相変わらずひでぇな。ベガさんみたく坊主にするのも考えてみるか……いや、止めておこう。何言われるか分からん。無言で歯磨きを続けていると、いろいろと考え事が浮かんでくる。そういえば、最近ギースさんが新しい事業に取り組む予定だそうだ。流石に詳細は教えてくれなかったが。シグマさんの基地では巨大兵器の開発が着々と進んでいるし、クルールさんのブラストマティック砲といい勝負になるかもしれない。妄想にふけって歯磨きを終えると、顔と髪を濡らしてタオルで拭いていく。後は髪を整えれば終了だ。

 

「後は着替え……って、もうこんな時間か。急がなきゃな」

 

出発の時間は、既に後二十分に迫っていた。これは少し急がないと間に合わない。物干し竿からスーツを取り、素早く着替えていく。

 

「ん?今このタイミングでチャイムかよ!?」

 

すっげぇタイミング悪ぃなおい。俺まだズボンはく途中だぞ?仕方無いのでチャックだけ閉めて扉に向かう。出来れば手短に終わらせたいが……。

 

「はーい、どなたです……か……」

「僕の格好をまじまじと見るのはあなたの自由だが……少し質問に答えて貰いたい。いいですね?」

 

なんだこの青年!?えーと、胸に穴が開いてる服着てて、髪の毛金髪で前髪がコロネみたいで……ドッピオさんの近縁種かな?(失礼)

 

「なんでしょうか……」

「このマンションに、どなたか外人の方は?」

「えぇ、いますけど……」

「その方の特徴は?」

「……」

 

これ、誰を探してるんだ……?ベガさんやギースさんなら名が知れてる筈だし、クルールさんとシグマさんはそもそも人外……となると、ドッピオさん……パッショーネ繋がりか?

 

「めっちゃ筋肉質で、赤い服着てて、アーマー付けてて、白目でケツアゴです」

「……ここにはいろんな人がいるらしい……ちなみにその人が住んでるのは?」

「えと、504号室です」

「ありがとうございます」

 

扉が閉まると俺は急いで隣の壁を叩いた。ベガさんがワープでやって来る。

 

「どうした?」

「今からそっちに髪の毛金髪の人が来ると思うんですよ。だから、あなたの部下とかを代わりに出させる事とか出来ます?」

「……出来るが、何故?」

 

俺は事の次第を説明した。

 

「なる程、そいつがドッピオを誰かと勘違いして探していると……良いだろう!このベガに任せィ!」

「頼りになるゥ~ッ……あ、俺ワープでドッピオさんの所に説明に行きたいんで、良いですか?」

 

視界が暗転し、気付くとドッピオさんの前に立っていた。

 

「!?龍成さん!?」

「あー、えっと……彼に話が」

「!?何言って……」

 

その時、ドッピオさんは意識途切れたかのようにうつむく。次に俺を見た時には、既にディアボロさんに変化していた。

 

「……どうした。大方ベガのワープで来ただろう」

「簡単に言うと、あなたを探している人が来ました。勿論口外はしてないし、ここに来る事も無いとは思います」

「……なる程、そういう事か……しばらくここにいろ。そいつの特徴は?」

「金髪で前髪コロネです」

「!!あの新入りか……」

「新入りにまで狙われるとかどんな事やらかしたんですか……」

「麻薬の取引、人身売買etc……」

「シャドルーと対して変わらないじゃねぇかよ……」

 

 

 

 

「……誰か、僕の事でも話しているのか?多分ミスタかナランチャがいるかいないかの賭けでもやっているのだろう……次はこの部屋と」

「誰だ?(対面クルール)」

「!?」




次回から秋編に突入です
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