俺の隣人が悪の首領達ってどういう事なんだよ   作:塩焼きそば啜郎

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ペンギーゴを即撃破して投稿です


俺の隣人がイレギュラーハンター第17精鋭部隊隊長ってどういう事なんだよ

「……」

 

俺は今酷く混乱している。なんでそうなったのか経緯を話すと、早朝にゴミを出しに行ったら躓いてゴミ箱の中に落ちた。そしたら落ちた先に巨大な施設が広がっていた。んん?何コレ?(唖然)

多分地下なんだろうが、馬鹿デカい。少なくともここのマンションが四つ程入るデカさだ。奥には何やら狼の顔のような物が見える。その周りを溶接用の機械がうろちょろしている辺り、開発中なんだろう。

 

「……一周回って冷静になれるな。それよりも、出口を探さなきゃ……」

「もう帰るのかね」

「!?」

 

とっさに声の方を向く。そこにいたのは、ツルッ禿で紫の目でケツアゴで肩にアーマーを付けてて……ベガさん?いや、なんかおかしいな。全身に金属光沢が見られる。恐らくロボットか何かだろう。にしてもベガさんに似てるな……え?ロボット?

 

「何ィロボットォ!?」

「この短時間で良く理解したな。流石はこのマンションの住人と言った所か」

「……ベガさんに似てるって言われません?」

「言われる」

「やっぱ言われてた……」

 

言われない方がおかしいよなこれ。すげぇそっくりだもん。開発者に問い合わせたいよこの造形は。

 

「さて、話を戻そう……何故、この施設に?ここは極秘の筈だが」

「ああ、ゴミ箱に足を滑らせて……」

「ん?私はそんな所に入り口を作った覚えは無いぞ」

「え?……そう言えば、妙にゴツゴツした穴だったな……」

「なる程、ベガの奴めまたブチ開けよったか」

「あれベガさんなの!?」

 

なんつー事してくれてるんだあのケツアゴ野郎(失礼)あの人周りの事は考え無いし行動力の化身すぎるな。後で言っておくか……まぁそれはそれとして、今はここから出るのが最優先だ。

 

「あの、どうやったらここから出られますかね」

「それなら、ここから西に行け。突き当たりに階段があるからそれを登ればいずれ出られる」

「ありがとうございます!」

「出たなら、ベガの奴に言っておいてくれ、シグマが直々にもてなしてやるとな」

「あっ(察し)はい分かりました~」

 

言われた通りの方角に歩き出す。多分お仕置きされるんだろうなぁ(他人事)ま、いいか。流石に他人の敷地に勝手に穴を開けるのはアウトだろう。

 

「あった」

 

階段を登り続けると、いつの間にか駐車場に出ていた。どういう仕組みなのか気になったが、まずは部屋に戻ろう。マンションの階段を登り、自分の部屋……の前に、ベガさんを訪ねる。

 

「む、貴様からやって来るとは珍しいな」

「いえ、シグマさんから『もてなしてやる』って」

「!?」

 

分かりやすい動揺だな。にしてもこの人が怯えるってシグマさん相当強いのでは?

 

「貴様なんだその目は!まさか私がシグマ如きに負けるとでも!?」

「そりゃあそんな震えてたらそう思いますよ!」

「ヌゥゥ……ここで逃げれば余計舐められるし……フン!良かろう、叩き潰してくれるわ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

「……って事があったんですけど……」

「フハハハ!立ち会い人として龍成にも同行してもらったッ!」

「ベガ、いざとなれば彼を人質として脅す可能性は?」

「……正直ちょっとありえるッ!!」

「このド畜生がぁぁぁぁ!!」

 

野郎やりやがった!縄で捕縛してきやがったこのケツアゴサイコ野郎!!

 

かくして、哀れな住人龍成を巻き込んだ戦いが始まる―――

 

何勝手に始めてんだッ……誰!?

 

「シャドルーが開発した『自動ナレーションシステム』!!」

「お前かァッ」

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