アサルトリリィと呼ばれた男、マブラブ世界でも戦い続ける。   作:岡村優

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将軍と言われた姫君

ー日本帝国首都京都、征夷大将軍邸ー

 

この場所に日本帝国の閣僚、五摂家当主、技術者が集まっていた。もちろんそれは上空で待機している戦艦に対してである。そして彼らが日本人であること、調査するために降下してきたことを知った征夷大将軍煌武院悠陽に対し、崇宰恭子大尉に真偽を問う

 

「それは誠ですか?」

 

「ハッ!誠にございます。殿下。」

 

「まさか…否なる星に日本人がいようとは…これは…天祐なのでしょうか…」

 

悠陽は帝星大日本帝国が日本帝国にご助力してくれるのではと一抹の希望を抱いていた。とそこで総理大臣たる榊是親が口を開く。

 

「殿下よろしいですか。」

 

「どうされましたか榊。」

 

「彼らが助力してくれたとておそらく五分に持っていけるかでありましょう。そもそもその艦隊自体の規模もわからぬ状態、更にはその国、日本人とはいえ助力してくれるでしょうか?」

 

「それはごもっともですな。それに彼らにとっては他人事、我らに構う必要などありはしない。だが彼らの技術を見せつけられるとあるいはと思わなくもない。」

 

そう答えるは陸軍大臣。

 

「私としてはかの者たちの機体が気になりますな戦闘機から戦術機へ変形出来るとは面白い!」

 

斑鳩崇継少佐は楽しそうに笑う。

 

「榊」

 

「ハッ!」

 

「かの船の指揮官を今すぐにここに呼べませんでしょうか?」

 

「なっ!?」

 

「私が直に話をし、ご助力を乞います。……民草が戦火に晒されるところを見たくないのです。」

 

と、ここで恭子が提案を申し入れる。

 

「恐れながら殿下、私が今すぐに瑞鶴に乗り、呼んでまいりましょうか?」

 

「崇宰、お願いできますか?」

 

「ハッ!」

 

かくしてこの場に大和の指揮官を呼ぶことに相成った。

 

 

ー第0近衛艦隊旗艦大和ー

 

「流石に陸地降りたい…」

 

と、艦長室のベットで転げ回っている百之助は愚痴をこぼしていた。それに対していたずらっぽく笑みをこぼす副官のなのか

 

「我慢してよお父さん?」

 

「分かってるけども分かってるけどもぉ…陸地降りたぃ〜」

 

「分かるよ?神社とか建物とか見て回りたいんでしょ?」

 

「おう」

 

とそこで一機のロボットが、近づいてきた。

 

『指揮官に告げる!我々に同行していただきたい!』

 

「やっと来たか…」

 

「了解した副官と一人連れて行くがよろしいか?」

 

『許可する』

 

「10分ほどで準備する。」

 

『了解した』

 

「ヴィー起きてるか?」

 

と、百之助は立掛けてある剣に話しかける。すると剣が風を生み出しながら変化、6歳の少女の形を取る。この剣は精霊兵器ヴェロスティール、彼が酷使し続けたがゆえに神へと昇華し、人の形を取ることができるようになった。

 

「はい、パパ。ついていきます。」

 

ヴィロスティールの頭を撫でる。

 

「よしよし」

 

「っん//」

 

「なのかもこい」

 

「分かりました」

 

下部のハッチから複座の戦闘機で発艦し先導役について行く。2つの帝国は如何なる運命をたどるのか…

 

 

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