第9話
土御門春夏はこの春、陰陽塾を卒業し現在は陰陽庁の呪術犯罪捜査課に独立呪捜官になったんですが・・・・
「はい、こっちに目線お願いします。」
カメラマンの人が春夏に指示する。
春夏はその指示通りにポーズをとる。
(なんか、恥ずかしいな・・・・)
春夏はそう思いながらも、撮影を続ける。
その後、何枚か写真を撮り終え、休憩に入った。
土御門はスタッフから渡されたタオルで汗を拭く。
陰陽庁に就職してからというもの呪術犯罪捜査の仕事は幾つか回ってくるものの、ここ最近はほとんどが陰陽庁の広告塔であり、雑誌の取材なんかを受けさせられている。
今日は月刊陰陽師のインタビュー記事、さらに私が表紙を飾るそうだ。
はあ・・・・、なんか面倒くさい。私こんなことのために陰陽庁に入ったんじゃないのに
こんなことが続くならと私は現在塾長に講師の席が開かないかを相談中だが、あいにく現在は空いてる椅子はないらしい。
「土御門さん、すみません。」
スタッフの一人が私を呼ぶために来たようだ。
「はい、ただいま行きます」
私はすぐにスタッフの元に向かい取材の受け答えをした。
そして、撮影も終わり今日の予定は全部終わったので、私は帰ろうとしたが・・・・私のボス、まあつまりは『神仙』天海大善に呼び止められた。
「おう、土御門、帰るとこ悪いがちょっと話を聞いてくれねえか?」
「お話しですか、いいですよ。明日も取材があるなんて内容じゃ無ければ。」
「そんなことじゃねえさ。久々の任務だ。今回は調査さ。
双角会絡みのな。」
「双角会?」
「ああ、過激な夜光信者どもの集まりだな。いっちまえばお前が学生の時に戦った盤星教の土御門夜光信者版ってとこだな。」
「へぇ〜・・・・」
まあ、知ってるが
「それで私に何を調べてこいと?」
「ああ、今年は大雨だの台風だのの自然災害で結構な数の動的霊災つってもフェーズ1にもまたないような奴等が蛆みたいに湧いててな。」
「はあ・・・」
「お前さん、夏油傑とは同期だったよな。」
「ええ、学生時代には結構、色々と一緒に任務に着きましたけど」
「そんで今回、大量に湧いた動的霊災、まあつまりは呪霊なんだがそれに夏油が駆り出されててな。とある山奥の集落の件や後輩の件もあってな。最近、精神病んでるらしいしばらく休養してるらしいが、その山奥の集落の件の前。最近面白い奴が夏油に接触してたらしい。」
「面白い奴?」
「ああ、世界中を放浪しまくってろくに仕事もしやしねえ、十二神将のただ飯喰らいだ。」
十二神将のタダ飯喰らい、それは生得術式持ちの呪術師では夜蛾学長が引退して以降、冥冥さんがなるまでは祐逸の十二神将であり、基本は祓魔官だが彼女いわく本職は研究職らしく、滅多に任務をしないからタダ飯喰らいと言われているのだ。
「それで呪捜部は九十九さんを夜光信者と疑ってて、尚且つ、夏油に接触したのは彼を双角会へ引き込む為だったと?」
「まあ、そんなもんだ。そんでお前さんの任務はその九十九由基に接触、夏油との接触目的を探ってこい。」
「彼女の行き先について既に検討がついてるんですか?」
「一応は国内にいることがわかってる。最後の目撃情報は追って知らせる。」
「わかりました。」
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今回のアンケートは九十九由基は夜光信者?
九十九由基は夜光信者ないし双角会
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信者で双角会
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違う