呪術廻戦×東京レイヴンズ   作:のうち

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第5話

 六人部が自爆の術式を発動させ、あたり一体を甚爾諸共吹っ飛ばした。だが煙が晴れるとそこには少々ダメージを負っているが生きている伏黒甚爾と既に事切れた爆発により、皮膚が焼け爛れ体の半分以上、骨が見えた六人部の死体だった

 

 「危なかったぜこいつ、マジに守ることを考えてなきゃやられてたのはこっちだったかもな。まあ・・・・勘は少し戻ったかな?」

 

 と甚爾は春夏達が向かった方向に足を向ける。

 

 「よう・・・・」

 

「あん?態々殺されに戻って来たのか?」

 

 「いや、あいつを送り届けたからな。暇つぶしに戻って来ただけだ・・・・なんだよ先生・・・・俺達を守るとか言って先に逝っちまうのかよ。あいつ(土御門)も悲しむぜ。」

 

 五条は動かなくなった六人部の死体を見てそう言った。

 

「ああ、やけに強え奴だったな。俺の戦った術師の中では1番強えんじゃないか?」

 

 「そうかよ。じゃあ、その相手は俺が更新してしまいだ。術式順転、蒼!」

と五条の術式、順転の蒼が甚爾に放たれる。

だがその術式はあっさりと避けられる。

そして次の瞬間には五条の背後に回っていた。

(速えな・・・・)

と五条は内心で呟くが、即座に身体を反転させ術式を繰り出す。

しかしそれも避けられてしまう。

その後も何度か仕掛けるが全て躱されてしまう。

 

(呪力が全くない・・・天与呪縛によるフィジカルギフテッドか。動きが読めねえ!)

 

 体に巻き付く呪霊から新たに2本の刀を出し、縦横無尽に動きながらこちらを撹乱する。

 

(俺の術式知っててコソコソしてんだろ?、そんな奴が無策に近づいてくるとは思えねえ。特に今出したあの呪具)

 

「虎の子か?やらせねえよ。」

 

(‼︎・・・・いねえ‼︎、呪力もねえから気配も読めない。感頼りなわけじゃない。アイツに巻きついてるものを収納できる呪霊の気配を辿ればいい・・・・速すぎんだろ。)

 

「仕方ねえな!」

 

術式順転・最大出力『蒼』

 術式を最大出力でぶっ放し、あたり一体を攻撃するが、

 

(遮蔽物なし、奇襲は出来ない。)

 

「森に隠れたか、‼︎・・・・あれは」

 

 蠅頭!、下級呪霊の大群がいきなり現れた。

 

 (あの呪霊の中に飼ってたのか)

 

「蠅頭をチャフみたいに使おうってか」

 

 

(これじゃ、アイツの位置が、死角も出来た。もう一度「蒼」で・・・いや待て、アイツの狙いは・・・・天内・・・・)

と振り返った時、既に甚爾が新たな剣を持って既に攻撃の耐性に入っていた。

 

(手ぶらの俺も気取る感の良さ。この呪具から滲み出る異質な呪力を六眼のオマエが見逃すハズがねぇ、ビビって近寄らせるコトもねえ、だがようやく術式頼りの守りに回ったな。)

 

 甚爾の持つ特級呪具天逆鉾が五条の喉に突き刺さろうとした瞬間、甚爾の腕を掴み寸でのところで静止していた。

 

 「坊主、ずいぶんと物騒なもん持ってるな。早くその手どけてくれねえか?」

 男が掴んだ腕を振り払おうとするがフィジカルギフテッドで強化された甚爾の力で振り払うことが出来なかった。

 

 「テメェ・・・・何者だ⁉︎」

 

「ふむ・・・・呼び名は腐るほどあるが、今名乗るならこの名前だろうな・・・・角行鬼だ。」隻腕で金髪の褐色男は確かにそう答えたのだった。

 




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 今回のアンケートは『鬼喰い』鏡伶路は誰の同期です。

鏡伶路の同期の呪術廻戦キャラの世代は誰?

  • 七海・灰原世代
  • 伊地知世代
  • 主人公やさしす組と同世代
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