想鵐「あ………。」
『………貴様………………。』
一同「………。」
想鵐に向き飛んでいった腕は想鵐に当たるかどうかの所で止まる。
それは謎の部品や赤い液体と共に………。
テュワナ「………ガハッ!」
怪物の手はテュワナの体を貫いていた。
想鵐「テュワナ!!」
『コノガキ………!』
怪物の腕が斬られて落ちる。
神人「ふざけんじゃねぇ!!」
テュワナを支える想鵐以外、キレた五人が怪物に止めを刺す。
智里「冗談じゃねぇ、おい、しっかりしろテュワナ!」
全員がテュワナを見るがその場の全員が目を背けたくなった。
今のテュワナの体は巨大な穴が開けられていて中の体の役割をしている機械は壊れ外側の皮で何とかくっついている状態だった。
想鵐「そんな………おい、しっかりしろ………!?」
想鵐がそう言った瞬間、彼らの後ろで巨大な音がなり壁と地面が噴火したかの様になる。
そして地面の中から姿を現したのは………
『ピギャアアアアアアア!!』
彼ら六人が始めて共に戦った時の巨大ミミズだった。
守「こいつ!?」
影斗「そんな!!」
影斗は既に刀の力を解き元の姿に戻っていた。
すると智里が空を指す。
智里「おい、あれ!!」
上空には三隻の宇宙船があった。楕円形で中央には謎の穴が空いている。それも土から出て来たのか、高度が上がるにつれ乗っていた土が落ちてくる、その光景は圧倒的だった。
妖精メイド・うさぎ・その他「………!………!」
上空に上がった三隻はビームの様な砲撃を始める。それは雨の様に降り注ぎ外の幻想郷軍を蹴散らしていた。
そして彼ら幻想郷軍の無線に連絡が入る。
兵士『各地に連絡!敵の増援を確認!!数は6万!!制空権も取られました!聖輦船、戦線離脱します!!』
霊夢「6万!?そんなの何処にいたのよ!?」
兵士『分かりません!奴ら音沙汰も無かったと思われる妖怪の山の方から来ました!!』
遠くから爆音が鳴り響く、既にあちこちから新たな火の手が上がっていた。
藍「………これ以上は無理です!全軍撤退!!」
藍が無線機にそう言うが早いか遅いか、彼女達がいるこの場所にもソーダーリグが何十体も入ってくる。
守「これは………マズイですね。」
全員が戦闘体制に入るが次の瞬間、走って来ていたソーダーリグが爆発に飲み込まれる。
一同「………!?」
彼らが驚く中、彼らを飛び越えて目の前に一体の機械が着地する。
人型で緑色のまだら模様のボディを持つその機械は家一軒分ぐらいはある大きさだった。
『………お前らの相手は俺だぁ!!』
その機械はそう言うと走りだし残っているソーダーリグを破壊していく。
さらに裏手から来ていたソーダーリグも謎の空気の衝撃波によって吹き飛ばされていた。
気付けばソーダーリグ達が吹き飛ばされたそこには人が立っていた。
想陰「いや〜、お疲れ様だったな諸君、ミッションコンプリートだ。」
六人「「「「「「………お前は!!」」」」」」
衝撃波を作り出していたのはこの世界に呼び出した張本人の想陰だった。
想陰はこっちを向き笑う。
想陰「君達には本当に感謝しなければだ。それでは諸君、君達を元の世界に戻してあげよう。」
そう言い想陰がパチンと指を鳴らすと六人の体が光り消え始める。
神人「………これは!?」
守「体が消えていく!?」
影斗「ちょっと待って!?このまま終わり!?」
凌「それは嫌だ!何かスッキリしねぇだろ!!」
想陰「いや、そう言ってもねぇ………またお互い会いたいのなら君達を描いた『神様』にお願いするべきだね。」
智里「呼ぶだけ呼んどいて最後はこれかよ………。」
そう言っていると想鵐が声を上げる。
想鵐「おい待て!テュワナはどうなる!?」
瀬良「そうっスよ!!死にかけてんスよ!?」
想陰「残念だが彼女はどうしようも出来ないな。」
想鵐はそう言う想陰の胸ぐらを掴む。
想鵐「ふざけんな、何の為の犠牲だったんだよ!?」
想陰「以外と熱いお方だったか。」
想鵐「うるせぇ!!」
そう言い合っている二人の会話を聞き智里が想陰の言葉を思い出す。
一人は『犠牲』になるね。
智里「犠牲ってそう言うことかよ………。」
するとテュワナが話し始める。
テュワナ「………想鵐………ごめん………。」
想鵐「………テュワナ!」
そう言い手を掴もうとしたが想鵐の手はテュワナに触れられなかった。
彼ら六人は既に消える寸前なのだ。
テュワナ「みんな………最後に………言わせて………。」
そう言うと爆音が響く中、全員がテュワナの言葉に耳を傾ける。
テュワナ「みんな………私を………『仲間』と言ってくれて………ありがとう………!」
想鵐「………テュワーーーーーー」
テュワナがそれを言い終わり想鵐が話そうとした瞬間に、彼ら六人は光になって消えた。
それぞれがそれぞれのいるべき世界へ帰ったのだ。
想陰「………もういいかい?」
六人が消えた後、想陰はテュワナに話しかけるがテュワナは既に目を閉じていた。
想陰「………そうか、それじゃあ僕は次の作業に移るとするよ。」
そう言うと想陰はパチンと指を鳴らしその場から消えた。
あの後、一時は勝利した幻想郷軍だったが敵の攻撃を受け撤退、しかし敵もこれ以上の戦闘の長期化は危険とみなし幻想郷から軍を引いたのだった。
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『………想陰とやら、これは最早ここだけの問題では済まされない。いずれ彼らの世界にも姿を表すかもしれないのだぞ?』
無縁塚を一望できる丘の上で想陰とまだら模様のボディのマシーンは話していた。
想陰「だからこその彼らだ。この幻想郷の様に何も知らずに戦うよりはマシになっただろ?それに………。」
想陰は笑いながらマシーンを見る、マシーンの方が大きいので見上げる形になってしまうが………。
想陰「ここで食い止める、その為の彼らだったんだよ。それは君も同じだろバインド?」
バインドと呼ばれたマシーンは鼻で笑う。
バインド『所詮、俺とお前は同じ神に描かれた者だ。特に言う気はない。俺はおいとまさせてもらうぜ。』
そう言うとバインドは白色に光ったかと思うと馬の姿になりその場から立ち去る。
想陰「………我々を描く神か………本人達が聞いたらどう言う顔をするのやら。」
そう言うと想陰は空に手を伸ばす。
想陰「………先輩達は守り切ったぞ。次は君らだ。」
これで東方混純録〜華の希望の章〜は終了です!!作者の皆さん、そしてオリキャラの皆さんお疲れ様でした!!
結果は以下の感じになってしまいましたがこれは決して終わりではありません。この後をどんどんと色々な人が引き継いで行きます、その中で皆さんの事が語られて行くかもしれません。
それとここで出た『彼らを描いた神』とは誰の事を指して言っているか分かったでしょうか?分かってもらえたら以外かもしれないですねf^_^;)
こんな駄文でも読んでくれた皆さんには感謝です!!
ここで知り合った方とコラボしたりして仲良くなってもらえればこの企画を立てて良かったと思います。
僕自身も今後東方の二時創作を出そうと思っています。キャラはここでほんのちょっとだけでています。こう言うのもあれかも知れませんがこの形のオリキャラは初だと思います。
それではここら辺で締めとさせて頂きます。皆さん本当にありがとうございました!メールとか暇だったら気軽にして下さい。
それではまた会いましょう!!
(誤字があったら教えて下さい!最後とか力尽きて文章がひどいかも知れません………。)