バベル「………ほぅ、これはまた大層なお出迎えだな。」
スキアーが去ってから数時間後、周りから数台の車がドリフト走行しながら現れたかと思うとそれは光り波打ったかと思うと姿を変え家一軒分の機械人が数体姿を現す。
夜行「何だぁコイツら?」
アゲハ「………。」
バベル「………何の用だ?」
そう言うと機械人の一人が喋り出す。
『貴様らの所にいる娘を頂く。』
そう言うと周りの機械人達が各々に持っている銃をジャキンと鳴らす。
バベル「………ほぅ、なら………。」
そう言うとバベルは両手を広げる。
すると機械人達の周りに青色の薔薇が咲き誇る。
バベル「Let's show time、お前らは俺の演技の道具だ!」
そう言うと青色の薔薇が爆発する。
機械人達は足を破壊され転げる。
そこに夜行とアゲハがトドメを刺しにいく。
夜行「アギャギャ!!死にな!」
アゲハ「消えろ。お前らは消えろ。」
夜行は武器の三本刃の生えた鎌を振り回し機械人を斬りアゲハは弾幕を撒き散らす。
二人の連携は素晴らしいものだっただがーー
夜行「どうしたぁ!?おめぇらの力っつーのはそんぐらいの………ガッ!?」
ヒュウと言う風を斬る様な音と共に夜行の右腕に穴が空く。
そしてそれを見たアゲハの様子が変わる。
アゲハ「ふ………ふふ、許さない、夜行を傷つけた奴は許さない。」
ヤンデレの様な事を言い出したかと思うと一気に弾幕を撒き散らしゴスロリ風の服を着てる者の動きでは無い様な動きで機械人を攻撃していく。だが一つの事に気付く。
さっきから弾幕が顔面に当たっている機械人が倒れない。
アゲハ「へ?何でーー」
その言葉を言い終わる前に煙が晴れ機械人の顔が見えたかと思うとアゲハはその隣から走って来ていた機械人のパンチを食らい吹き飛ぶ。
バベル「知っているか?こう言うのは数だけの力と言う、消え去るがいい。」
バベルは再び青色の薔薇を咲かせ爆破する。
するとはじで手足を縛られぐったりしていたさくらが目を覚ます。
さくら「………うっ?………!?これは!?」
さくらが驚くのも無理は無い、目が覚めると見たこともない巨大な機械人達に三人と言う少ない数で戦っていると言う光景なのだから。
辺りは爆煙が出て土煙が舞い上がり弾幕が飛び交うその光景に驚いていると機械人の首を持った男がこっちに話しかけてくる。
バベル「起きたか、どうだ気分は?」
さくら「良い訳無いです!!と言うか何なんですかこれは!?」
バベル「質問の多い奴だ。見れば分かるだろ、殺し合いだ。」
さくら「一つしか聞いてませんよ!!」
そう言いながらバベルはさくらの方を見ながら手を後ろに向けそこからソーラービームを放つ。
放たれたソーラービームは地面に着弾するとそこの地面をえぐりながら機械人二体を吹き飛ばす。
バベル「お前はそこで座っていれば良いのだ。俺はこの俺の運命の中に居るはずの無い奴らを消すのに忙しい。」
さくら「攫っといて何言ってるんですか!!」
バベル「減らず口が、少し黙って………!」
そう言いかけたバベルは何かを感じ取り体制を取る。
するとその数秒後に空間が歪む様な感覚に襲われる。そして機械人達の死体が多くなっていた筈の場所に明らかに何か違う機械人が姿を現す。
槍の様なものを持ち一つ目の機械人である。
さくら「一体何処から………?」
バベル「空間を歪ませて移動したか………やるな。」
バベルがそう言うと現れた機械人も喋る。
『貴様か、我々の邪魔をしていると言うのは………。』
バベル「ご名答、貴様か、親玉は?」
『ご名答、そんな貴様には………。』
そう言うと再び空間が歪む様な感覚に襲われる。するとバベルの目の前に機械人が現れ手の甲を使いバベルを吹き飛ばす。
吹き飛ばされたバベルは宙で体制を立て直した後、木の太枝に着地し黒薔薇の使徒(ブラックローズ・アパスルー)で悪魔の使徒を突撃させる。
しかし飛んで行った悪魔の使徒は空間が歪む様な感覚が起きると共に機械人と入れ違いになり上半身と下半身が離れ上半身はしばらく宙で回転した後地面に落ちる。
バベル「ほぅ………それを斬るとは………。」
木の上に立ち感心しているバベルに機械人があることを告げる。
『貴様の事は知っている。名はバベル、世界最強の男………だったか?』
バベル「あながち間違ってはいないな。」
『そうか、だがここではそれは意味を成さない。何故かと言うとーーー』
そう言うと再びあの感覚が起きバベルの目の前にさっき離れて話していた機械人が現れ持っている槍を振る。
バベルはわざとと言っていいほどそれをギリギリで後ろにジャンプし避ける、しかし槍から火花が散ったかと思うと槍から辺りを使い張ってくるかの様な雷がバベルを襲う。
バベルは冷酷なる薔薇達(ブリザーブド・ローゼス)を使い竜巻を起こしその雷を蹴散らす。
バベル「こんな小細工など………!」
そう言いかけたバベルは雷を蹴散らしていく竜巻の中から現れた機械人に首を掴まれ瓦礫の山に衝突させられる。
今まで自分の弾幕の中から敵が出て来るなどの事は無かった為対処出来なかった。
バベルを瓦礫の山に押さえつけている機械人と押さえつけられているバベルはお互い顔を見合う。
『これで分かったか?俺らは貴様らの様なくだらん『神』とやらのしもべでは無い。故にここの生き物でも無い。お前の攻撃などへでも無いわ!』
バベル「なるほど、これまで幾つかの奴らとやって来たが貴様はさらに違うと言うことか。」
そう言うバベルを見ながら機械人は自分の名を名乗る。
ベルギアス『我が名はベルギアス………この空間を破壊へといざない『元の姿に戻す』者だ。ここに眠る『イージスネットワーク』は誰にも渡さん。』
バベル「………やはりそれは存在するのか。」
バベルがそう言うとベルギアスが失笑する。
ベルギアス『………古来、我々スティーラーと貴様ら神とやらの戦争で地に残された我々の移送反転装置、あれを動かす為に貴様もあの娘を連れて来たのだろう。』
バベル「………『イージスネットワーク』はこの俺でも恐れをなす、出来れば手に入れるのが最善だが………。」
そう言いながらバベルはベルギアスの体に青色の薔薇を咲かせる。
バベル「そうは行きそうに無いな。」
そう言いバベルは青色の薔薇を爆破させる。
ベルギアス『アァァアアァァア!!』
よろけバベルを抑えている手が外れるとバベルはそこから瓦礫の山が崩壊するほどの蹴りをして一気にスピードを上げ他の機械人達に捕えられている夜行とアゲハの方にいくと禁忌『Wレーヴァテイン』を夜行とアゲハを捕まえている機械人に放ち吹き飛ばす。
そして倒れかけた二人を担ぐとその場から立ち去る。
バベル「………チッ、この俺が『誤算』か、まさか『あれ』の残党とは………。」
『なっ!!追え!追えぇ!!』
ベルギアス『やめろ馬鹿どもが!!』
逃げたバベルの後を追おうとした機械人達はベルギアスに止められる。
ベルギアス『奴はそのまま泳がせておけ、フン、神の坊ちゃんが。まだ『生きてやがった』か。』
そう呟くとベルギアスは座っているさくらを見下ろす。
ベルギアス『さぁそこの娘、付いて来てもらうぞ。』
ベルギアスがそう言うとさくらはニヤッと笑う。
さくら「………ごめんなさい、お母さんに知らない人には付いて行くなって言われた事があるの。」
『貴様ベルギアス様に立てつこうってのか?いいから黙って………!』
そう言いながらさくらを持とうとした機械人が動きを止める。
さくらの手は縛られていなかった。
さくら「だから付いていかないわ、ごめんね。」
そう言うとさくらは華符『フラワーナイフ』を発動する。
さくらを中心に飛び出る弾幕は機械人達に当たると爆発する。
『アアア!!テメェぇぇぇ!!!』
隙を突かれ弾幕を身体中に浴びたベルギアス達はよろけて倒れる。その隙を狙いさくらは走り出す。
しかしベルギアスの目はさくらを離してはいなかった。倒れた後槍を地面に勢い良く突き刺すとそこから雷が地を這う様にして流れさくらを追う。
さくら「しまっ………!」
さくらのいた所は雷が一点に集中した後爆発を起こす。
ベルギアス『………出来れば無傷で捕まえたかったんだが、仕方が無い。』
そう言いながら立ち上がったベルギアスは部下の二人にさくらを連れて来る様に命令する。
命令された機械人二人は歩いて行き今だに爆煙が出ている所に行くと片方の機械人が口元をシャッターの様に開け、そこから強風を出し爆煙を払う。
徐々に地面が見えて来たがそこにはさくらの姿は無かった。
『『なっ………!?』』
機械人二人が驚いていると斜め向こうから声が聞こえてくる。
???「残念ね、そこにはいないわ。」
その言葉と同時にベルギアス含む機械人達の周りに大量のナイフが姿を現し機械人達に襲いかかる。
辺りは機械人達に刺さるナイフの硬い音と倒れて行く機械人の悲鳴だけが響き渡る。
ある物は中の配線が切られ体の中で爆発を起こす者、ナイフが刺さり腕や足が取れて行く者などある意味で地獄絵だった。
全てのナイフが振り終わった後には空間移動を使い避けたベルギアスと三体の機械人だけになっていた。
ベルギアス『………やってくれたなぁ………!』
ベルギアスの口調には怒りが含まれていて震えていた。
その頃さくらと言えば雷で爆発を起こした場所にいた筈なのに目を開くと自分が木の上に居ることに驚く、そして座った状態から斜め上を向き隣に立っている女性を見てさらに驚く。
さくら「……え?」
咲夜「大丈夫だったかしら?」
自分の隣に立っていたのは紛れもなく自分の母、十六夜 咲夜だった。
やっとさくら本出し出来てホッとしている半面、ヤベェ龍の事研究しなきゃと考えている秘幻です。
まぁここではあまりあれしないんですがね………。(ーー;)
最近神人の挿絵を作って出して本家見に行ったら挿絵が無くなってて「ふぇい!?」となったり………まぁ挿絵出しましたよと言いたかっただけですがねσ(^_^;)
この章でも出来たら誰か挿絵を書きたいなと思っていますね、出来たらと言う悲しさ。…>_<…
とまぁ独り言が過ぎましたがまだ続きますので楽しんで貰えたら嬉しいです!(≧∇≦)
それではまた〜。