想鵐「クソッタレ!もう知るか!!」
想鵐はそう言うとライトを血の付いた肖像画に当てる。すると耳が痛くなるほどの絶叫と共に肖像画がジワジワと無くなり肖像画があった場所には奥に階段が上へと繋がっていた。
気付くと後ろから追って来ていた空間の乱れも消えていた。
想鵐「………もう二度と廊下は振り返らないからなこの野郎!!」
これ程の事があるともう一つ一つの事がヤケクソになって来る。
そう怒鳴った後に想鵐は階段を上へと上がっていく。上がっている間想鵐はあることを考えていた。
これは一体何なのだろうか?さっきからの事を考えると何も良いことは無い。
そう考えているとポケットに入っていた携帯が鳴る。携帯を取り出しメールの内容を見た想鵐はボソッと呟いた。
想鵐「………ネタ明かしって事か?」
そこには『ある話』が書かれていた。
《ある荒地に一つのサーカス団があった、そしてそこに働いていた一人のピエロはある踊り子に恋をしていた。
その踊り子は絵に描いたように美人だった。ピエロは花を贈ったり芸を見せたりなどをし踊り子に対して自分の評価を上げようと頑張っていた。
ある日いつもの様に踊り子に話しかけようとしたピエロはあることを見てしまった。それは毎度このサーカスを見に来てくれていた金持ちの男性が踊り子に花束を渡して「私と結婚してくれ」と言っている所だった。ピエロは悲しんだ。だがそれと同時に喜んだ。きっと彼なら彼女を幸せにしてくれるだろう………。
しかし現実は違った。
ある日、ピエロは彼女に会いに行った。しかしその時ピエロはある事を見てしまった。
それは金持ちの男性が踊り子をナイフで指している所だった。慌てて割って入り「何をするんだ!!」と言うと金持ちの男性は「こいつは俺の言うことを聞かなかった。だから殺してやった。」
その時思考は停止した。お前は彼女を愛していたんじゃ無かったのか?これが真実なのか?
………思考が戻った時には金持ちの男性は血まみれになりながら死んでいた。そしてピエロは自分の手が血まみれになっていることに気が付いた。
ピエロは発狂した。喉が張り裂ける程の声を出し走り回った。
しかしピエロは知っていた。こんな事をしても踊り子は帰ってこない。金持ちの男性も帰っては来ない。
ついに気が狂ったピエロは金持ちの男性が持っていたナイフを持ち自分の喉を掻っ切った。
そしてピエロは三途の川を越えた後閻魔にあった。その閻魔は緑色の髪に小さな少女だった。
「あなたは危険な魂『狂魂』と認定されました。あなたを封印します。」
ピエロの魂は封印された。永遠に生まれ変わることも成仏することもなく………。》
想鵐「で、今はここにいるって事か?『デストロイヤー』。」
メールを見た後想鵐は大きめの声でそう言う。
気付けば階段は終わっており鎖で繋がれている妖夢が壁側でぐったりしている所………そう、四階に来たのだ。
壁に鎖でつなぐ様に作られていて妖夢のだけでは無く部屋のあちこちにつなぐ様の鎖が付いている。そして天井からは箱が幾つもぶら下がっていた。
しかしいたのは妖夢だけでは無かった。あのピエロ、デストロイヤーも妖夢の前に立ちこちらを見ていた。
デストロイヤー「俺は狂魂になった。もう『昔』の力が無い自分はいない。」
想鵐「力?怪物の様になったお前がか?」
そう言うとデストロイヤーは「イヒヒヒヒヒ!!」と笑うとこっちに向かって走ってくる。
それを見た僕は小銃を取り出す。そして………
★ラスト生死選択ルート☆
1, 部屋の右側にある鎖を撃つ
2, 部屋の左側にある鎖を撃つ