四季「………えーと、な、仲良くしませんか?」
凌「そーだよ、いつまで怒ってんの?と言うか俺怒らせる様なことした?」
創夜「うるさい。」
凌「つ、冷たい………。」
三人は森の中の道を歩いていた。
この道は人里から博麗神社に繋がっている。今回彼らが行くのは博麗神社に住んでいる巫女、霊夢に会うためだ。
飛んで行けばいいがここは親子の仲直りの為に歩きとなった………のだが仲直りをしそうな感じは全くと言っていいほど無い。
そして創夜は四季を自分と凌との間に挟み絶対に話さないといった態度を取っている。
四季「親孝行するのは子の役目でもあるんですよ?」
創夜「………。」
四季「会うこと無いんですよね?やっぱりこの時こそ話しておくべきですよ。」
創夜「………。」
四季「………うぅ………こっちが悲しくなって来ました………。」
凌「………何か………済まないな四季。」
………これから仲良くなるのやら………。
そんなこんなで歩いていると前を歩く二つの影を見つける。
華扇「お前が元の世界に帰る為だ。それに霊夢はお前が思っているほど悪い奴では無い。」
零侍「………華扇がそう言うなら信じるが………。」
華扇「何を不安な顔をしている。安心しろ。」
二つの影の正体は零侍と華扇だった。
四季「………!鬼ですか。」
華扇「………!閻魔様が一体何の用で?」
四季と華扇が挨拶の変わりに質問を投げかける。
すると創夜があることに気づく。
創夜「………ん?あんたは?」
零侍「俺か?俺は零侍と言う。」
創夜「そうか、俺は創夜だ。で、『これ』は凌だ。」
凌「おいちょっと待て!?今物扱いしたか!?」
創夜「うるさい奴だが気にしないでくれ。」
凌「実の父の扱いが酷く無いか!?」
零侍「………えっと………親子って事で良いのかな?」
凌「そう「認めんがな。」………うぅ………。」
零侍「………あーーうん、分かった。」
零侍は全く息が合わない親子と彼らの事を理解した。
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あの後、この五人は意見が一致し全員で博麗神社に向かった。
博麗神社に着くとそこには八雲家の式である橙がいた。様子を見るからに何かから逃げているっぽい。
四季「………!あなたは隙間妖怪の式、どうしたのですか?」
四季が話しかけると橙はこちらを向く。しかしその顔が見せたのは安堵や喜びの顔ではなく恐怖している顔だった。
橙「………いや………来ないで………。」
創夜「………?一体どうし………!後ろだ!!」
一同「「「「………!」」」」
間一髪、全員が左右へ避けた次の瞬間、さっきまで全員が立っていた所が爆発する。
凌「………チッ、この世界程可哀想なのはねぇな………。」
凌が爆発し煙を上げている所を見る。すると煙の中から体長2mの巨体が姿を現す。
零侍「………!コイツ!!」
凌「知り合いか?」
零侍「俺らを襲って来やがった野郎だ。」
零侍がアグニスを睨みながらそう言う。アグニスが自分達と戦った時よりも傷が増えているのが気になるが今はそれどころでは無い。
すると創夜が刀『吹雪』を構える。
創夜「なら斬っても問題無いな。」
そう言うと凌も刀『時雨』を構える。
凌「面白い、前回ここに来た時の奴より骨があるかどうか確かめてやる!」
零侍「………!おい凌!今なんて………!!」
凌の言葉を聞いた零侍は凌にあることを聞こうとしたがアグニスの攻撃が始まったので仕方なく中断する。
アグニスの攻撃を避け、アグニスの右側から創夜が斬りかかる。それをアグニスは手を針に変えて応戦する。創夜の剣の腕は中々の物だがアグニスも負けずと創夜の振って来る剣を弾きながら創夜を貫こうとする。
しかしアグニスの相手は一人では無い。凌が背後から現れ斬撃を飛ばしアグニスを吹き飛ばす。
凌「良い腕してるな!さすが俺の息子だ!」
創夜「………。」
創夜はうっとおしそうにしていたがやがて炎を纏った弾が飛んで来たのでそれを避ける。
創夜達に意識が集中している今がチャンスと見た零侍が剣技『勢斬in空気』を飛ばす。飛んで行った斬撃は創夜達を攻撃していたアグニスの横顔に直撃する。
『ヴヴン!!』
アグニスが零侍に目標を変えた瞬間、凌がガウスカノンをアグニスの腹に発射する。
凌「いてーだろ?これを食らったら流石に外側の装甲ぐらいは………!?」
勝ち誇りながら言っていた凌だったが煙が晴れ姿を現したアグニスの装甲は焦げてるぐらいだった。
創夜「あんたのが弱すぎるんだよ!こっちのはもっと威力が上だ!!」
そう言うと創夜は雷撃〔ガウスカノン〕をアグニスに向けて放つ。
雷撃はアグニスに近づいて行きアグニスを巻き込みながら巨大な土煙と爆発音を出す。
創夜「………これで終わり………おい、嘘だろ。」
またしてもアグニスは平然と立っていた。しかし奴も学習している様だ、手を盾にして防いでいたのだ。
今度はアグニスの出番だった。アグニスは針から手に戻し零侍達を指差す。するとアグニスの左右から透明で赤色の水たまりが出現しその中から四足歩行の兵器が出てくる。
華扇「飼い犬って所かしら?」
四季「あの四足は私達がやります!三人はアグニスを頼みます!」
凌・創夜「「え?アグニスって?」」
零侍「あの巨体の事だ、来るぞ!!」
四足歩行の敵を華扇、四季が相手をしている内に凌・創夜・零侍はアグニスの相手をする。
華扇「動きだけでも止められれば!」
そう言うと華扇は四足歩行の敵に弾幕を放つ。四足歩行の敵はスピードは出せないらしい、一歩一歩を正確にふみこんでいるようだ。
だがその遅さをカバーする為に装甲はかなり厚い。
華扇「なんて堅物なんだ………!」
四足歩行は先の方についているカメラで華扇の姿を確認すると背中についているガトリングを華扇に向け、そして放つ。
華扇「グッ!!」
華扇は飛び避ける、しかしガトリングである。一分に二百発を発射するガトリングはドドドドドと言う音を立てながら容赦無く華扇を狙う。
華扇「こうなったら、これでもくらえ!」
華扇は巨大弾幕を生成し四足歩行の敵に向けて放つ。
放たれた巨大弾幕は四足歩行の敵にガン!と当たる、しばらく押し合いっこをしていた弾幕と四足歩行の敵だったがやがて弾幕が力勝ちをして四足歩行の敵を吹き飛ばす。吹き飛ばされた敵は博麗神社の石階段から転がり落ちていく。
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四季「くらいなさい!罪符『彷徨える大罪』!」
無数の弾幕を放ち四足歩行の敵を攻撃する。
こちらもまた装甲が硬いのでカンッ!カンッ!と言う音を立てるだけでまるで弾幕のダメージを受けていない。
四季「あの装甲をどうにかしなければ………。」
四季はガトリング攻撃を避けながらどうすれば良いのかを考える。
四季(幾ら強固な物でも何処かしらに弱点があるはず………!)
四季は考えをまとめて行く。
スピードの遅さ、次の攻撃への移行時間、装甲の硬さ………いや、待てよ………?
何故あの怪物は上部につけている物(ガトリングガン)が360度回転することが出来るのにわざわざこちらを向く必要がある?
さっきから後ろに回り込もうとするとこちらに向いて攻撃して来る。わざわざそんな隙が出来る様なことをしてまでこちらを見なくて良い筈、上部のものから撃ち出す弾幕で威嚇していれば………そうか!
四季(後ろの装甲が弱いのか!!)
そうと分かればもう正面から相手する必要は無い。四季は飛び上がり四足歩行の敵の上空に行く。
すると敵のガトリングも上を向き発砲音を連続で鳴らす。飛んでくる弾を避けながら四季は敵の真上ーーーでは無く敵の後ろに背を向けながら降り立つ。
敵は後ろを向こうとするが進軍用特化で作られた足はすぐに後ろを向くには遅すぎる。
四季「あなたがおかした罪を数えながら消えて行きなさい!!」
そう言うと四季は振り返り悔悟棒(かいごぼう)を敵に向ける。すると悔悟棒の先からレーザーの様な物が飛び出て敵を貫く。予想通り装甲が薄かった様だ。
レーザーを撃ち込まれた四足歩行の敵の体は機械の部品を派手にぶちまけながら破裂し、残った足の部分だったがやがてバランスを失い倒れる。
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凌「………!向こうは決着ついたっぽいな。」
創夜「ならこっちも終わらせるまでさ。」
零侍「………。」
こちらを向いているだけだったアグニスだったがやがて両手を針に変えてこちらに走ってくる。
凌「………さぁ!ショータイムと行こうぜ!!」
………ま、まぁ!今回は東方キャラで終わってしまいましたが続きはお楽しみで!
それと次の投稿さらに遅くなります。申し訳ありません………。…>_<…
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