東方混純録♦︎次元を超えた希望   作:秘幻

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出会い

月日不明・1148wd幻想郷………後。

 

 

 

影斗「………はぁ。」

 

 

 

俺は紫に呼ばれこの草原で待っている最中だった。何か見せたいものがあるとかなんとからしい。しかし一行に紫は姿を現さない。何をやってるんだあいつは。そう思っていた所に声がかかった。

 

 

 

想陰「ちょっといいかい?そこの人。」

 

 

 

影斗「………?何ですか?」

 

 

 

声を掛けたのは全身白と言っていいほどで、白い帽子とコートを着ていた。さらにその男は何か違う雰囲気を出していた。

 

 

 

想陰「実は君にはちょいと来て欲しくてね。お迎えに来まし〜た。」

 

 

 

影斗「………残念ですけど行く気になりません。」

 

 

 

怪しいから行きたく無い。と言うよりは紫との約束が………と思っていたかったがどちらかと言うとこの男の放っている雰囲気が怪しいの領域を超えていたのが行きたく無い理由だ。

 

 

 

想陰「それは残念、けどこちらも強気でね、悪いけど来てもらうよ。」

 

 

 

男はそう言うと手を伸ばす。その瞬間に自分の体から黒い物が現れ吸い込まれ始める。

 

 

 

影斗「………!?」

 

 

 

吸い込まれそうになった瞬間に自分の襟元が引っ張られ黒い物から引き離される。襟元を引いた人を見る為に後ろを向くと紫が険しい顔をしながら立っていた。

 

 

 

紫「………困るわね、こっちにも用事と言う物はあるのよ?」

 

 

 

想陰「それは失礼、しかし今回はそれに従うわけにはいかないんでね。何せこの世界も関わる話な物で………。」

 

 

 

男は帽子を抑えて笑う。しかし紫の表情は変わらない。

 

 

 

紫「………ここの事は自分達で何とかするわ、貴方が入って来る必要は無いわ。」

 

 

 

想陰「ヒュ〜、怖いねぇ。けど今は譲ってもらうよ。」

 

 

 

紫「誰が譲………!?」

 

 

 

影斗「………紫?」

 

 

 

紫「逃げなさい影斗!」

 

 

 

影斗「!?何で?」

 

 

 

想陰「逃がさないよ。」

 

 

 

紫は何故か震えていた。それが金縛りの様な現象に陥っていると言うのを理解するのに少し時間がかかった。そうしている間に男の右手は俺の方を向いていた。

 

 

 

影斗「紫ーーー………」

 

 

 

黒い物に飲み込まれ意識が飛ぶ。

 

 

 

紫「影斗!!」

 

 

 

紫は金縛り状態が解け影斗のいた方を見るがそこには影斗はいなかった。

 

 

 

想陰「さて、次ーーー!!」

 

 

 

想陰が振り向き立ち去ろうとした所、右頬にかすり傷が出来る。

 

 

 

想陰「………いきなり撃つのは感心しないなぁ。」

 

 

 

紫「………。」

 

 

 

想陰「まっ、別にいいけどね。」

 

 

 

そう言うと想陰は右頬を自分の手で撫でると傷が嘘の様に無くなっていた。そして光を纏って姿を消した。

 

 

 

紫「………影斗………。」

 

 

 

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△○△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

 

 

影斗「で………何でこうなったぁ!」

 

 

 

あの後俺は目が覚めると縛られ複数の舟幽霊に監視されていた。どうやら聖輦船とやらに送られたらしい。ここの住民が俺の事を知らないのも意識が無くなる間に教えられた。

 

 

 

ナズーリン「いや普通はこうするでしょ、仮に部外者なんだし。」

 

 

 

影斗「………まぁ………一理あるか………。」

 

 

 

流れで茶番みたいになってるが正直言って今この聖輦船は敵の襲撃を受けているらしい、爆発音がなる度に船が振動する。

 

 

 

影斗「しかし俺は外の奴とは関係無いですよ!」

 

 

 

ナズーリン「そんなのが私達にわかるわけ無いでしょ。」

 

 

 

外のはと言うと今この聖輦船を攻撃している奴らのことだ。形はと言うと巨大な鉄の三葉虫が弾幕を撃ってる。それが複数となると何か見てる方から見ると気持ち悪い。

 

 

 

ナズーリン「とにかく今は大人しくして………!!」

 

 

 

影斗「うおゎ!?」

 

 

 

ネズミの女の人が話している途中に外からの攻撃が俺らのいる所に当たる。お陰でここにあった屋根などは吹き飛び、俺も吹き飛んだ。しかしそれのお陰で縛っていた縄も解ける。

 

 

 

影斗「助かっ………てない!!」

 

 

 

気絶しているネズミの女の人を三葉虫もどきが狙って飛んでくる。これは助けなきゃだよね。俺は端に放置されていた刀を取り能力を使って飛んで来ていた三葉虫達を斬り捨てる。それが注目されてしまったのか、辺りで攻撃していた三葉虫達が一斉に目標を俺に向ける。

 

 

 

影斗「自由になった早々これぇ?!」

 

 

 

俺は後先考えずにネズミの女の人を担ぎその場から離れる、と言っても空飛ぶ船の上だ。動き回るには不便すぎる。

 

 

 

影斗「くっ!これでも食らえ!」

 

 

 

近づいて来ていた三葉虫数匹に霊力を貯めた斬撃を飛ばす。しかしそこで霊力が無くなる。最初の三葉虫を倒した時に変に力を入れすぎてしまった様だ。

 

 

 

影斗「何でこんなことにぃぃぃ!!」

 

 

 

結局、走ったりジャンプしたりしてよける羽目になってしまった。そうしているとネズミの女の人が起きる。

 

 

 

ナズーリン「………ん?………っておおお!?どういう………と言うか降ろせ!」

 

 

 

影斗「いや今この瞬間には無理です………っておわあぁ!」

 

 

 

ナズーリン「きゃあああ!?」

 

 

 

三葉虫達の攻撃で足場が崩れる。マズイ、このままじゃーーー!

 

 

 

影斗「降ろしますよぉ!」

 

 

 

ナズーリン「えっ!まっ、それは投げるって言うのよー!」

 

 

 

船から地面へ落ちていく中ネズミの女の人を投げ船の上に乗せる。そこまでは良し、だが………

 

 

 

影斗「うおわああぁあああぁぁ!!」

 

 

 

自分が落ちてることに変わりは無かった。

 

 

 

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△○△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△

 

 

 

魔理沙「しかし霊夢の言うことはおかしいぜ!」

 

 

 

智里「さぁ、そんなの俺が知るか。」

 

 

 

二人は博麗神社の鳥居の下に座っていた。魔理沙が怒ってるのは霊夢と喧嘩したからだろう。まぁどっちがあってるかなんて言えないような内容だったが………。

 

 

 

魔理沙「だっておかしくないか!?いくら何でも………。」

 

 

 

智里「だから知らねーって、お互い少し頭冷やせよ。」

 

 

 

俺がため息をつき魔理沙が頬を膨らませて怒っていると声がかかる。

 

 

 

想陰「やぁ、大変そうだねぇ。」

 

 

 

魔理沙・智里「………誰?」

 

 

 

おかしいな?さっきまでこの階段を上ってくる人なんていなかった様な?しかもこの男………雰囲気的に何かここらにいる奴じゃない?

 

 

 

想陰「で、早速だけど君に倒して欲しい奴らがいるんだよねぇ。」

 

 

 

男はそう言うと俺らの前でヤンキー座りをして目線を合わせる。

 

 

 

智里「倒して欲しい奴?」

 

 

 

想陰「そっ、結構強いんだよ。俺らじゃ手ぇ出せないし………。」

 

 

 

智里「そっ、じゃあ行こう。」

 

 

 

魔理沙・想陰「即答?!」

 

 

 

え?これ頼まれてるんじゃないの?そう思っていると想陰は「面白い」と言って立ち上がり手をこっちに伸ばす。その瞬間に辺りが暗くなり意識が飛ぶ。

 

 

 

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智里「………?あれ?どうなった?」

 

 

 

俺は目が覚めると夜空が見えた。一体どうなってる?何か俺辺りが一気に暗くなって………むーー?何か頭働かないな………。とにかく起き上がる。しかし起き上がると同時に額に痛みが走った。

 

 

 

智里「痛!?」

 

 

 

???「痛!!」

 

 

 

ん?俺以外に誰かいる?額に痛みが走った時に閉じた目をもう一回開けるとそこには人がいた。その人は………人は………人?何か後ろに狐の尻尾が?

 

 

 

智里・藍「あなたは誰?」

 

 

 

二人共同じ質問をした。いや俺が聞きてーよ!ここまでの記憶といえばあの男が言ってた事しか頭に無いし!そう思っていると狐女が何かに反応し辺りを見回す。俺も辺りを見ると周りから人が数人姿を現す。いや、人じゃ無い。そいつらはゴーグルの様な赤い目に頭の部分は骸骨の様な形に鉄で出来たごっつい体を持っている。手にはよく分からん棒が数本まとめた様な物を持っている。

それがガトリングと呼ばれる連続で弾を発射する物と言うことを二人は知る由もない。

 

 

 

藍「………こいつら!」

 

 

 

智里「何だ?知り合いか?」

 

 

 

藍「敵だ、私を追って来た様だ。」

 

 

 

智里「つまりストーカー?」

 

 

 

藍「うん、違うけど………?」

 

 

 

何故この様な状況の中ストーカーと言う単語が出て来るの?と言った顔をしているがそんなのは辺りをキョロキョロと見ている智里には関係なかった。それよりも分かったことは一つ。

 

 

 

智里「これは敵か、なら倒してやるよ。」

 

 

 

そう言って歩き出した智里の襟元を掴み「馬鹿!こっち!」と狐女は岩陰に俺を引っ張り入れ隠れる。その瞬間に辺りの地面の一部や岩などが跳ねる。それは奴らが持っていた物から高速で何かが発射され起きている事だと気付くのに時間がかかった。

 

 

 

智里「ただの鉄の棒の寄せ集めじゃないのかよ!」

 

 

 

藍「良かったわね、あんた蜂の巣にされてた所よ。と言うよりあなたは誰?」

 

 

 

智里「俺か?俺は智里、簡単に説明すれば違う世界から来た。みたいな?」

 

 

 

藍「違う世界………?」

 

 

 

狐女がそう繰り返した時、上から悲鳴の様な物が聞こえたかと思うと何かが地面に激突し煙を上げる。

 

 

 

藍「な………何?」

 

 

 

智里「何かぶつかった?」

 

 

 

敵も予想外の事態に硬直していた。俺らが近付き落ちてきた物を見ると………。

 

 

 

智里「空から人?」

 

 

 

影斗「………げほっ、どーも。」

 

 

 

智里「あ、どーも。」

 

 

 

これはいわゆる視界が悪い中見方だと思って近付いたら実は敵でその敵も味方だと思って近付いたら敵だったから思わず「あ、どうも。」と言った感じで挨拶をしてしまうのと変わらない。そういった現象が起きていたのである。

 

 

 

藍「………挨拶はその辺で。」

 

 

 

周りの敵達もこちらに鉄の棒を向けている。

 

 

 

智里「………だな。」

 

 

 

俺がそう言うと空から降ってきた男も立ち上がり、

 

 

 

影斗「よく分からないですけど俺も戦いますよ。」

 

 

 

智里「そうか、なら行くぞ!」

 

 

 

こうして三人は鉄人間に攻撃を始めた。




ここまでで大体揃って来ました。協力してくれた二次創作者の皆さんありがとうございます!また読者の皆さん、見ているなら是非この二次創作者さん達の作品も見て欲しいと思います。
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