東方混純録♦︎次元を超えた希望   作:秘幻

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規律(ルール)

零侍「ここからなら………!」

 

 

 

そう言うと零侍はアグニスに上空から斬りかかるがそれを受け止められる。

 

 

 

凌「そのままだ零侍!」

 

 

 

地面に着地しつばぜり合いになっている零侍の後ろから凌が弾幕を放つ。放たれた弾幕はどれ一つ零侍に当たることなくアグニスに着弾する。

幾つもの弾幕をくらったアグニスは零侍の剣を横に払うとバックステップで距離を取る。そして再び零侍に向かって走ってくる。

 

 

 

零侍「グッ、まだ来るか!」

 

 

 

創夜「零侍!二人掛かりでやるぞ!」

 

 

 

零侍「分かってる!!」

 

 

 

創夜が零侍の横に並び二人は迫り来るアグニスを迎え撃つ。近距離にまで近づいた双方は針、そして刀を振る。

創夜と零侍に対してアグニスは両手を針に変えて応戦している。

アグニスの針と創夜達の刀がぶつかり合うごとに金属音を立てながら火花が散る。双方容赦無しに刀を振っていることが分かる。

 

 

 

『ヴヴン!!』

 

 

 

アグニスが創夜を足で蹴り飛ばし零侍に再び目標を定める。どうやら複数で戦う気は無い様だ。

蹴り飛ばされた創夜だったが………。

 

 

 

創夜「まだまだ!!」

 

 

 

そう言うと刀を地面に刺しその刀を軸に蹴り飛ばされ仰向けで飛んでいる途中からコースを変えて刀の上に逆立ちをすると蹴りを二三発アグニスに叩き込む。

創夜の予想外の動きと攻撃によりよろけたアグニスを零侍は見逃さなかった。零侍は持っている刀を地面と並行の位置にするとそこからアグニスの腹に突きを打ち込む。突きをくらったアグニスの後ろはその凄さを語る様に空気が震える。そしてその後にアグニスが吹き飛ぶ。吹き飛ばされたアグニスは地面を二三回バウンドしながら最後に木に衝突し、衝突された木はメキメキと言う音を立てながら倒れる。

 

 

 

凌「おっしゃトドメだ!」

 

 

 

立ち上がろうとしているアグニスに向かって凌はX-バーナーを放つ。

アグニスは避ける間も無くX-バーナーをくらい爆発する。

その場にはしばらく煙が立ち込めていたが晴れるとそこには大岩の中に上半身が埋まり足がプランプランと揺れているアグニスの姿だった。

 

 

 

零侍「………これぐらいやればもう無理だろう。」

 

 

 

創夜「………。」

 

 

 

倒れているアグニスを見ていた創夜の表情が急に険しくなる。その瞬間、ガラガラガラと言う崩れる音と共にアグニスが立ち上がる。

立ち上がると言ってもイナバウアから元の体制に戻る立ち上がり方である。その動きはまさにゾンビの様だ。

 

 

 

凌「うーん、どうもこいつ厄介だな………。」

 

 

 

凌はそう言いながら頭をかいていたがその時、凌の目の前には黒く光るレンズが映る。

 

 

 

凌「ちょ!?ガハッ!!」

 

 

 

そのレンズの正体はアグニスの目だった。アグニスは油断していた凌を回し蹴りで吹き飛ばす。吹き飛ばされた凌は鳥居の上部に衝突する。

さっきアグニスが立ち上がった場所から凌までの距離は大分ある。アグニスのスピードだったら少なくても二三歩は地面を蹴らなければ近づけない筈。なのに今凌を蹴り飛ばしたアグニスは零侍と創夜が見ていたにかかわらず二人に気づかれないでそのまま凌に攻撃をしたのだ。

 

 

 

零侍「!?凌!!」

 

 

 

零侍が鳥居に衝突した凌の方を向く。すると零侍を何かの影が覆う。とっさに上空を見るとその影は零侍の上空に来たアグニスの物だと分かる。

 

 

 

零侍「グッ!?」

 

 

 

アグニスの両手突きをギリギリで避ける。的を外したアグニスの両針は地面に刺さると零侍とアグニスを巻き込むほどの土煙を上げる。

零侍を見ていた創夜だったが創夜に分かるのは土煙の中で二三回火花が散った後にドン!と言う何かがぶつかる音と共に零侍が土煙の中から腹を抑えながら出てきた所だった。見るに蹴られた様だ。

 

 

 

創夜「くっ!零侍、そこをどけ!!」

 

 

 

零侍「………!」

 

 

 

零侍がその場から避けた後、創夜はアグニスに向かって弾幕を放つ。しかし放たれた弾幕は横に避けたアグニスには当たらなかった。

 

 

 

創夜「グッ!これなら!!」

 

 

 

そう言うと再びガウンカノンを放つ。

ガウンカノンを確認したアグニスは手を盾状にしてそれを防ぐ。最初に放った時よりももっと強めに放った筈なのに向こうはしっかりとガードしている。

 

何て奴だよ………。

 

 

 

『ヴン!!』

 

 

 

アグニスは盾にしている手を創夜に向ける。すると盾から針の様な物が無数に飛び出る。

 

 

 

創夜「これぐらい!!」

 

 

 

創夜はジャンプで空中に避ける。するとアグニスは地面にあった中ぐらいの石ころを創夜に向けて蹴り上げる。

石はもの凄いスピードで飛んで行く。創夜はそれを手で受け止めるが………。

 

 

 

創夜「………!?グアァ!!」

 

 

 

飛んで来た石は創夜の手の中には収まらずそのまま創夜の手の甲を貫く。

手の甲を貫かれて手を抑えていると目の前にアグニスが現れ頭を掴まれるとそのまま空中から地面に叩きつけられる。

 

 

 

凌「………クソッ!今どう言う状況………創夜!!」

 

 

 

鳥居にぶら下がっていた凌は鳥居から降りて来ると丁度創夜がアグニスに頭を掴まれて地面に衝突し土煙をあげている所だった。

このままでは創夜が殺される。流石にここから斬りかかって行くほどの元気は今の所無し。ならやることは一つ。

凌は手のひらをアグニスの横顔に向ける。

 

 

 

凌(ここから狙い撃ちをする。スナイパーになりきれ………。)

 

 

 

凌は自分がスナイパーであると言い聞かせながら手のひらをアグニスの横顔に標準を合わせる。

しかしアグニスとて止まっていてくれている訳では無い。アグニスの横顔は創夜を押さえつけようとしている体に連動して左右に揺れる。

 

 

 

零侍「………凌、狙おうとしてるのか。」

 

 

 

しばらく腹を抑えていた零侍だったがなんとか体制を立て直し今の状況を確認する。そして刀を持ち直し走り出す。

そして飛び上がり刀の刃を下に向けるとそのままアグニスの肩に刀を差し込み右手で刀を持ったまま左手でアグニスを抑え込む。

 

 

 

零侍「やれ、凌!!」

 

 

 

凌「待て!その位置だとお前が………」

 

 

 

零侍「良いからやれ!!」

 

 

 

『ヴヴン!』

 

 

 

アグニスは零侍を振り払おうとするが零侍は必死にアグニスを抑える。

凌は最大質力で発射しようとしていたので今から止めるのは周りが危険すぎる。

つまり放つしか無い。

 

 

 

凌「………クソッタレ!死ぬな零侍!!」

 

 

 

そう言うと凌は水神槍《ヴアイネル・アロス》をアグニスに向かって放つ。

放たれた水神槍は辺りの空気を震わせながら飛んで行くとアグニスの腹部にもの凄い音を立てながら貫く。

 

 

 

『ヴヴン!』

 

 

 

貫かれたアグニスはそこで大爆発を起こす。

後ろにいた零侍が気になる。え?創夜は気にならないのかって?いや、気になるさ、だって………。

 

 

 

凌「………お前ら何者だ?」

 

 

 

凌はゆっくりと上空を見上げる。そこには創夜を抱え死神の鎌の様な物を持った男とゴスロリ姿の女性の姿があった。

 

 

 

夜行「テメェこそ何者だ?」

 

 

 

アゲハ「敵ならば容赦無しに倒しましょう。」

 

 

 

 





久しぶりなので文に自信無し(>人<;)
誤字、脱字は報告を( ´ ▽ ` )ノ
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