東方混純録♦︎次元を超えた希望   作:秘幻

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休符

想鵐「………ん、………ここは………?」

 

 

 

目が覚めるとベッドの上だった。起き上がり今まであったことを思い出す。確かコアマシーンと戦ってそれで僕は………?そう言えば確か瀬良が最後いたような………?

 

 

 

咲夜「………お目覚めかしら?」

 

 

 

想鵐「………はい、そうです。」

 

 

 

横を見ると咲夜が椅子に座っていた。と言うか目線が、目線がとても痛い!確かに酷い事をしてしまったかもしれないけどこの仕打ちは痛いなぁ………。咲夜の目線を促す為反対側にかかっている壁の絵を見る。第三者視点からみたら咲夜が見てて他に見る人がいない僕が仕方無く壁の絵を見てる的な残念な光景になってる。しかし瀬良の事を思い出すと咲夜の方に顔を向け話す。

 

 

 

想鵐「あの、瀬良って奴を見なかった?」

 

 

 

咲夜「瀬良?」

 

 

 

想鵐「あぁ、何かこう………。」

 

 

 

瀬良の説明をすると咲夜は「あぁ」と納得したが残念そうな顔をする。

 

 

 

想鵐「え?何その顔?」

 

 

 

咲夜「その瀬良って奴、いるわ。」

 

 

 

想鵐「本当か?」

 

 

 

 

咲夜「えぇ、いるわ。外に。」

 

 

 

想鵐「外?」

 

 

 

そう言うと咲夜は部屋にあった窓を開ける。そこから見えたのは瀬良だった。しかしもう一人いるな。誰だあいつ?

 

 

 

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△○△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

 

 

瀬良「アニキはオイラが助けた。なのに何であんたが入ってくる?」

 

 

 

???「理由は簡単、人間と言う種族が持つ興味心だ。」

 

 

 

瀬良と対立しているのは一人の女の人だった。肩まである赤い髪で両サイドに髪留めを付けている。顔は無表情、服装は黒いズボンに上半身は黒い服を肌にピッタリ付けたかの様な服の上にダウンジャケットの袖が無いものを着ている。

 

 

 

瀬良「興味心?そう言ってアニキをその『ジュウ』とか言う物で殺そうとしてたんじゃ無いのか?」

 

 

 

???「………成る程、そう言う手もあったか。」

 

 

 

女はそう言うと自分の右手に持っている銃を見て言う。瀬良が「やらせないぞ!」と言ったが彼女は無表情で「冗談だ」と言った。

 

 

 

???「私はただ彼と言う存在が気になっただけ。」

 

 

 

瀬良「それはまるでアニキの事をすーーーー!?」

 

 

 

乾いた音が響く。

 

 

 

???「そう言った感情では無い。貴方は地雷を踏んだ。」

 

 

 

瀬良「それイコール当たってるじゃないか!」

 

 

 

瀬良の顔の横を女が持っていた銃の弾が通る。その後になんやかんや言ってる内に二人共弾幕戦へ入ってしまった。

 

 

 

想鵐「………もう閉めていいぞ。」

 

 

 

咲夜「まだやってるけど?」

 

 

 

想鵐「いや、もういい。」

 

 

 

瀬良に声かけようと思っていたがそれをやめた。それよりもあの女の人は一体誰だ?記憶の中に無いが………。そう思っていると咲夜が口を開く。

 

 

 

咲夜「お嬢様が後であなたに会いたいっておっしゃってたわ。そろそろ移動するわよ。」

 

 

 

想鵐「分かった。」

 

 

 

お嬢様………レミリアか。こっちから会おうと思っていたが向こうからわざわざ招待してくれるとは。お陰で苦労せずに会えそうだ。ベッドから出て昨夜の後に続く。咲夜がドアを開けるとそこにはさっきの赤髪の女が立っていた。

 

 

 

咲夜「………!?貴女はさっき外でーーー」

 

 

 

咲夜が言っているのを破る様にして喋り始める。

 

 

 

???「彼は倒した。条件から言えばこれは王を守ろうとして散った家臣。つまり破った私は王に会う資格を手に入れた。」

 

 

 

相変わらずの無表情で淡々と喋る。これには咲夜も驚いていた。

 

 

 

???「で、そこのメイド、彼は何処にいる。」

 

 

 

咲夜「残念だけど今は合わせられないわ。」

 

 

 

咲夜はそう言うと僕の前に立つ。しかし………。

 

 

 

???「貴女の弱点は分かっている。貴女はこれに弱い。」

 

 

 

そう言うと女は何かを取り出す。すると咲夜が動揺する。それは後ろ姿でも分かるものだった。赤髪の女が何を持っているかは咲夜の頭で見えなかった。咲夜は「これは………しかしお嬢様の命令………だが………」などとブツブツ言っていたが女がもう一個何か出すと咲夜はそれを受け取り横に避け「どうぞごゆっくり」と言って消えてしまった。何なんだ一体?

 

 

 

想鵐「………えーと、どちら様で?」

 

 

 

テュワナ「私はテュワナ、女だ。」

 

 

 

想鵐「いや女は分かるよ?」

 

 

 

身長は少し小さい為テュワナは僕の顔を斜め上を向きながら見る形で見た。紫の瞳が僕の目を捉える。

 

 

 

想鵐「で何の用だ?」

 

 

 

テュワナ「興味心だ。」

 

 

 

想鵐「は………はぁ………。」

 

 

 

相変わらず無表情で言う。何か話しにくいなぁ………。

 

 

 

テュワナ「私はお前に興味心を持った。つまり同行する権利がある。」

 

 

 

想鵐「何その無茶苦茶な権利!?」

 

 

 

そんなこと言ったらこの世の奴ら全員列車状態の生活を送る事になるだろ!無表情で冷静な感じだと思ってたら以外とツッコミどころあったよ!

頭の中でツッコんでいるとテュワナは「会いに行くのだろ?」と言って僕の背中を押す。勿論テュワナ本人も後ろから同行する。

しばらく歩いていると咲夜が戻って来て「こっちよ」と案内してくれた。咲夜は鼻血でも出したのか鼻にテッシュを詰めている。何してたの一体?やがてレミリアのいる部屋に着き中に入る。するとレミリアが王座の様な所に座っていた。その横にはパチュリーもいた。

 

 

 

レミリア「よく来たわね。私はこの館の主、レミリア スカーレットよ。」

 

 

 

想鵐「どうも、想鵐だ。」

 

 

 

レミリアは「ふふっ」と短く笑うと話を始める。

 

 

 

レミリア「今回呼んだのは貴方にお礼を言う為よ。」

 

 

 

想鵐「そりゃどうも。」

 

 

 

レミリア「で、貴方を私の正式なナイトにしてあげるわ。ありがたく思いなさい。」

 

 

 

想鵐「………はい?」

 

 

 

▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△○△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽△▽

 

 

 

神人「あぶね!!うお!?」

 

 

 

俺はこの四足二手野郎と戦っていた。と言うかこいつ四足だから遅いと思ったら地面を滑る様にして動くから予想異常に早い。俺は奴にいつもの攻撃パターンじゃ効かないと判断しパターンを変えて攻撃をする。しかし奴の攻撃方法はスピードを出し一定距離を取ると回転をしてこちらを向き手の棒を回転させ火を吹き鉄の鉛を飛ばしてくる。

冷静に考えると奴は俺から距離を取ろうとしているのは見え見えである。つまり懐に一気に入り込み切り込めば状況は変わるはず!俺は奴を翻弄する為奴の周りをスピードを出し回り始める。案の定奴は目をあちこちに向ける。全部の目が向いていない死角を見つけそこに一気に入り込み斬りかかる。が、奴は四つある足の一本で蹴り飛ばされる。

 

 

 

神人「ぐおっ!?ぐっ………。」

 

 

 

吹き飛ばされるも何とか体制を立て直し地面に着地する。奴はこちらを向くと再び手から鉄の鉛を飛ばし始める。一旦近場の岩に身を隠す。

 

 

 

神人「ここら一帯を吹き飛ばすって言う案があるが流石にまだ無理だろうな。」

 

 

 

今はここがどういった場所か分からない。万が一こいつ意外にも人などを吹き飛ばす危険性がある。ならここは持久戦か?そう思った俺は神威の形状を刀から伸び縮み出来る刀に変え岩の後ろから神威を伸ばし奴を掴む。そして力任せに地面に激突させる。土煙を上げながら動かなくなったと思ったが奴は再び起き上がろうとする。

 

 

 

神人「クソッ、使える事を出来ないってのはこんなにも辛いなんて………な!」

 

 

 

奴が鉄の鉛を撃ってくるがジャンプして避けた後そこからそのまま神威を叩きつける。ガンと言う音が響く中俺は着地し刀を奴に向ける。

 

 

 

『ビューン!3rdニ時空間亀裂確認。ソーダーリグ部隊急行セヨ。』

 

 

 

神人「喋った!?」

 

 

 

よく分からんが内容的には3rdと称している所で何か起こったらしいな。と言うよりそんなのはどうでもいい、今俺がすべきことはこいつを倒す事!

 

 

 

神人「いい加減に………。」

 

 

 

俺は奴の方へ走っていきジャンプして奴の顔面の前に出ると神威を叩きつける。奴は吹き飛び再び地面に激突する。次は体を起こす前に手を上げてこちらに向け火を吹き鉄の鉛を撃ち出す。避けようとした所に目の前に人が割って入ってくる。

 

 

 

神人「………鈴仙!?」

 

 

 

鈴仙「お待たせ神人!」

 

 

 

俺の目の前に出てきたのは盾で鉄の鉛を防ぐ鈴仙だった。鈴仙だけで無く他のウサギ達も現れ奴に攻撃をする。突然の援軍に奴も起き上がり交戦する。

 

 

 

神人「何でお前………永遠亭は?」

 

 

 

鈴仙「大丈夫よ!永遠亭は師匠に任せたから!それより今はこいつよ!」

 

 

 

神人「………!分かってる!」

 

 

 

鈴仙が盾を捨てた後並んで二人で走り出す。

周りのウサギ達をはらった奴は俺らに向け撃ってくる、それを神威を伸ばし防ぐ。鈴仙はその後飛び上がり指を人差し指と親指だけだし人差し指を向けると初めてあった時と同じ様に光の弾を撃つ。全弾食らいよろけた所を俺が走って行き奴を横斬りする。しかし鉄の為斬れはしなかったが奴を吹っ飛ばす事は出来る。横斬りから刀の振る方向を上にし奴を上空に吹き飛ばす。上に上がっていくのを確認した鈴仙は奴よりも高く飛び奴の真上に行くと急降下し奴の上に着陸してさらに同時に指を向け光の弾を連発する。ガンガンガンッ!!と言う音と共に奴が落ちてくる。俺は落下地点を読みその下に移動し神威の形状を大剣にする。このまま落下してくる奴に向け容赦無く刀を振る。

 

 

 

神人「斬れろぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

『ビューン………バカ………ナ………』

 

 

 

奴が真っ二つに斬れる。その後そこを中心に爆発する。

 

 

 

鈴仙「………!神人!」

 

 

離れた所に着地していた鈴仙は爆発した場所を見る。するとフラフラと人影が現れる。

 

 

 

鈴仙「………!神人!大丈夫!?」

 

 

 

神人「………ゲホッ!最後に爆発だなんて反則だろ!」

 

 

 

鈴仙「………良かった!!」

 

 

 

鈴仙はそう言うと走って行き神人に抱きつく。フラフラと歩いていた神人はバランスが取れずに「うおっ!?」と言いながら仰向けに倒れる。鈴仙の嬉しがってる顔がまじかに見える。どれほど嬉しいのかはよく分かった。けど………

 

 

 

神人「………あぁ鈴仙?………悪いけど離れてくれないか?周りの奴らが。」

 

 

 

鈴仙「………え?」

 

 

 

鈴仙はそう言われると状態を起こし神人に馬乗りの状態のまま辺りを見回す。周りのウサギ達がヒソヒソと話し合いながらこちらを向きニヤニヤしている。そこで声がかかる。

 

 

 

てゐ「いやいや〜鈴仙、随分と積極的だね〜。」

 

 

 

鈴仙「なっ………!?てゐ!?………はっ!!」

 

 

 

ここでやっと自分の事を周りのウサギ達が言っている事に気付く。顔がだんだん赤くなりその後にすぐに俺の上から離れる。

 

 

 

てゐ「で、どうお兄さん?鈴仙の胸の感想は。」

 

 

 

神人「言うかアホ。」

 

 

 

鈴仙「………………うぅ〜。」

 

 

 

周りのウサギ達が笑う。まるでついさっきまで戦いが無かったかの様に。しばらく赤くなってた鈴仙だったがさっき話しかけてきたウサギに「早くいいなよ」と言われるとそうだったと言った顔をする。

 

 

 

鈴仙「ええと神人?貴方を永遠亭に招待したいんだけど………。」

 

 

 

神人「ん?永遠亭か?そうだな。色々と知りたいこともあるし行こうか………!!」

 

 

 

鈴仙「………?どうしたの神人?」

 

 

 

神人「………あれは………。」

 

 

 

俺は何かを察知し遠くの空を見上げる。そこには夜明けと共に黒い球体が姿を現す。それに見覚えがあった。

 

 

 

神人「………想陰か?」

 

 

 

鈴仙「ちょ!?何処行くのよ神人!」

 

 

 

俺は黒い球体に向かうため飛んで向かう。ん?待てよ?何で俺は奴との戦いで空を飛ばなかったんだ?




次回からゆっくりぺぺさんのオリキャラが参戦してくれます!楽しみです!

それとゆっくりしつじさんの神人の挿絵があったので東方混純録バージョンで書かさせて貰いました!勝手な行動スミマセン!!m(_ _)mやはりゆっくりしつじさんの神人らしくは書けませんでした………。_| ̄|○それに挿絵の載せ方がわからない………。

何か心配事ばかり………それでも東方混純録をよろしくお願いします!
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