透き通るような世界観にいちゃいけないタイプのクリーチャーに成ったけど今日も元気に擬態する   作:食卓の英雄

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いやー、アニメ始まりましたね!
オープニングの情報量が凄いのなんの。
普通にヘイローの中にクロコの割れヘイローあったし、最終編の諸々も挟まれてましたね。
イントロのやつなんてプロローグの再現になってますし、黒服もかっこよかったです。
普通に一枚絵でいいような短時間の切り替わりでもしっかり動いてるのは感動しました。
あと、カルピスっぽいジュースはケートピスでクジラとかけてるんですね。いつか出したいと思います。

あと似顔絵先生の絵が飾ってあったり、シャーレのオフィスの出入り口、左右の部屋までゲーム通りだったりと、すごい出来ですね。

みんな寝てる中シロコだけ起きてるの、他のはまだしも2枚目の暗い場所であれはちょっと意識しちゃいますね……。っていうかクロコ出てるし、最終編黒服も一瞬挟まったので……。
……あと、盾が飛んだあとの画面をよく見ると砂漠に倒れる長髪の人物の影が見えるのですが……。あれ、多分影の長さ的にユメ先輩だよな…。その直前の一瞬のカットが過去ホシノだし、多分……。

いやー、青春なのに途中途中不穏だなぁ。

これからもブルーアーカイブは盛り上がっていきそうですね。

尚、スケバンモブすらCV貰ったのにセイアは……。黒服とカイザー兵士や理事にもすぐに追い抜かされていく模様。


幕間 C&Cリベンジ!
C&Cリベンジ!その1


 

 アビドス対策委員会を取り巻く問題が解決したその日から3日後。仕事用端末に一つの連絡が入った。

 

 差出人はアスナ。

 

『やっほー!アスナだよ!リアンさんにちょっと依頼したいことがあるんだ!なんかね、リーダーが言うには小さな規模の犯罪者は対処できるけど、前みたいに外野の強い人とかがいた時用の訓練をする方がいいんだって。実力で負けちゃってたら、特殊部隊として示しがつかないー。とか言ってるけど、多分リアンさんのリベンジしたいだけだと思うよ!もうセミナーには言ってるみたいで、許可は取ったから私達と模擬戦しようよ!来れる日があったら連絡してね!』

 

 とのこと。一応これ依頼文に…なるのかなぁ?あの子、モモトークか何かと間違えてないかしら。

 あの子、妙に素直だし大型犬っぽいしで、何か甘やかしたくなっちゃうんだよな…。

 

 とはいえ、申し出自体はありがたい。色々なことがあり、情報という武器を手にした俺は知ったのだ。

 

(俺、だいぶ強い方なのか?)

 

 と。驕りかと思うだろうが、客観的に見て割と正しいと思う。

 当初は世界自体違うし、個人での戦力の差が著しかったため、そもそもの平均を知らなかったし、そも俺はこの世界の人類とも違う。自分を基準として考えるのは危険だと思って常に上を見ていたのだが……。

 

 何と、あるミレニアム生の話によると、C&Cはミレニアムきってのエージェントで、特にチビメイド……ネルに至っては最高戦力だとも聞いたのだ。

 

 これにて、俺は考えを改めた。もうこの人外ボディが基礎スペックから違うのだと。

 まあそうか、人類と猛獣では肉体が違う。このお陰で比較的すんなりと受け入れることが出来た。……が、それを知った所で、別にやることが変わるわけじゃない。

 よく考えなくても今まで裏稼業から喧嘩売られて返り討ちにしたり、絡まれた輩を撃退したり、かと思えばデカグラマトンと交戦したり。

 

 これまで培った経験からある程度やれるのは分かってたし、要は強さの平均が分からなかっただけだしな…。

 

 おっと、話が逸れた。

 こうして、大きな力を持つ自治区のエージェントと繫がりを持つことにもなるし、彼女たちとの模擬戦の経験というのは俺としても学ぶものがある。

 

 何せ、以前の戦いでは殆ど身体能力のゴリ押しだったからね。人間では不可能な挙動もこの体ならほぼ負荷なしで可能だから、不意もつきやすいし。

 

 というわけで、その依頼を承諾。俺はミレニアムガクエンサイエンススクールへと向かった。

 

「俺だ」

「おはようございます。お待ちしておりました、リアンさん。メールは確認致しましたが、やはり、その、承諾していただけるのですか?」

 

 訪れた俺を待ち受けていたのは、室笠アカネ。どうやら時間指定をしていたから迎えに来たとのこと。

 

「…ああ、一応依頼としテ受け取ったカラにはな」

「ネル先輩がすみません…」

「いや、気にスルな。許可を取っテいるノなら、こちラトしてもイザコザがなくて済む。いい経験トして享受サセて貰う」

「あはは…。ありがとうございます。……と、つきましたよ」

 

 何気ない雑談をしていると、すぐに部室に到着する。

 扉を開けると、視線がこちらに向き、ネルとも目が合う。その表情はすぐにやっと来たかとでも言いたげに細められていた。

 と、同時にC&Cのメンバーの中に新たな人物を発見する。その人物は、ミレニアムの白いジャケットに黒いブレザーを身を包む、すみれ色の髪をツーサイドアップに纏めていた。

 

「よお、久しぶりじゃねえか」

「……一応聞くガ、そちらノ方は?」

 

 こちらに詰め寄るネルを一旦スルーして、向き直る。すると、その少女は意外といった風な顔をして息を整えた。

 

「はじめまして。あなたが遊星リアン氏、ですね。私はここ、ミレニアムサイエンススクールでセミナーとして会計を担っている早瀬ユウカと申します。……まず、先日の訪問の件は、本来私が対処すべきでした。少々トラブルの対処に追われ、他の者に任せてしまい申し訳ありませんでした」

「おい、無視すんじゃねえよ」

 

 素直に謝罪を始める早瀬ユウカと名乗った少女。

 確かに、前に来た時はその名前で迎えが出る予定だったな。それに、ミレニアムの生徒からはよく話題に出されてもいた。

 

 冷酷な算術使いとか妙な異名が知れ渡っているらしい。

 

「顔を上ゲてくれ早瀬会計。貴方の瑕疵でもないノに責められんよ。それに、お陰デ知り合いとも会えた。気にすル必要など無い」

「…そうですか?だとしたら、よかったんですが…」

「所で、何故早瀬会計がここに?手続キなら済んでいる筈だが」

「てめぇ、態とやってんだろコラ」

 

 噛みついてくるネルを無視して問いかけると、ユウカは悩ましげに頭を抱えて説明した。

 

「…そうですね。これは、遊星氏の受けた依頼にも関わりがあるのですが――――」

 

 やれやれと、頭を振ってユウカは述べた。

 

 そも、この今回の発端はC&Cからセミナーに対して模擬戦闘訓練の案が上がったことに由来する。

 いつもセミナーからの依頼で動くC&C。それも問題児筆頭とも言えるネルからの提案で戦闘訓練を行いたいと上がったことで、それはそれはもう訝しんだ。

 何せ、いつも任務をこなすたびに建物や精密機械などを吹っ飛ばして戻って来るため、その修繕費を巡って口論になるのはいつものこと。セミナー直属の治安維持部隊でありながら、割と目をつけられているのだ。

 そんな彼女が、普段は絶対に言わないような訓練などというものを立案したのだ。あの、自他ともに認めるミレニアムの最高戦力が、だ。

 それは普段から訓練などをしていないという話ではなく、むしろミレニアムにしてはよくやっている方だ。だが、そこにセミナーの許可まで取りに来て、外部組織の人物と訓練がしたいなどと、普段の彼女をよく知る人物として、何かがあると疑わざるを得ない内容であった。

 

 結局、ネルの熱意とアスナのごり押し(とアカネやカリンなどの弁明)によって今回の訓練は許可されたものの、その上位組織として、成果や人柄を見るため、そして金の使われ方を公明に調べるために、セミナーの会計であるユウカが共につく、ということを条件に認可された―――という事らしい。

 

「……おい、いい加減にしろよてめぇ」

「おや、何をそこまで怒るんだ?今回の契約内容との差異と確認を行うのは当然ノことだろう?モシや、君はその手のコとに配慮していないのか?駄目だぞ。一組織、それモ治安維持のための部隊たる君たちがこれらの条件を自分たちで管理できなケレば。秩序と配慮なき力はいかに正義のもとに振るわれても大多数からの支持は得られない。俺のように逸れものならばともかく、君にはセミナー直属部隊のリーダーとして、ミレニアム最強のコールサインダブルオー(勝利の証)という立場がある。学校の風評を落トし、その責を問われたくないのデあれば、この程度我慢しろ。そも、依頼相手の直属の上司を無視してはコチラにも角が立つだろう?」

「………ぐ、てめ、この…!」

「やめようリーダー。この手のタイプにリーダーは勝ち目がないよ。ただでさえ言われてることは事実なんだし、ユウカも見てる今襲いかかったら、今度の予算がどうなるか……」

「……ちっ、まあ考えとくよ」

 

 とは吐き捨てるが、何も言われたこと全てが気にかかっているわけじゃない。というか、今回のこれは無視されたこととはあまり関係ない。ただリアンが面白がって煽っているだけである。

 しかも事実をいい感じに利用した理論武装なため、言葉では言い返しづらい問題があるのも事実。……というか、そこは割とセミナーにもせっつかれているので、理解してはいるのだ。ただ自分たちには合わないだけで。

 

 互いにそこまで真剣には思ってない故のプロレスみたいなものだ。とはいえ、それはそれで気に食わないとネルは感じているが。

 

「……ふーん、意外。ブラックマーケットと聞いて少し警戒していたけど、そのくらい仲はいいんだ」

「確かに、気が合うんでしょうか?」

「「誰が()」」

「「って、被せんじゃねえ(なイでくれ)」」

 

 ハッと声を荒らげるネルに対して、真顔で言葉を被せるリアン。あまりに無表情に行うものだから、あえて言っているのか素なのか判別しづらい。

 

「あの、リアンさん。弄るのはそのくらいで…」

「ああ、すまないカリン。言動が予想しやすくてツイ…。中々からかい甲斐ガある」

「マジでお前後で覚えてろよ」

 

 (わざ)とでした。

 

 こんな感じで茶番と交流もそこそこに、いざ訓練開始と話が進み――――。

 

「訓練場所は郊外の廃墟……。廃墟?待って、何で廃墟なのよ?確かに場所代はかからないって言ってたけど、まさかあそこに行くつもり?」

「言ってなかったか?」

「聞いてないんだけど?理由を説明してもらえるかしら?」

「ユウカ、そちらは私から説明を。今回、実戦形式で訓練を、となった時に、開けた訓練場でなく建物など地形を活用できる場所…という案が出たのですが、ミレニアム自治区内で行うとなると、その…少し被害が大きくなってしまいますので。気兼ねなく進められるように、少し手間ではありますが、何処の自治区にも属していない廃墟が最も都合がよかったものでして……」

「……被害を抑える方向に行くとかはないの?」

「何いってんだよ。それじゃこいつとの戦いになんねぇだろ。何より、それじゃアタシの気が収まんねぇ」

 

 どう足掻いても、被害が出ることが前提かのような言い様。まるで堪えてないそれにユウカは気を揉むが、それを想定して自治区内から離れたことに配慮があるだけマシなのかもしれないと考え直す。

 

 いや、普通に考えてそのためだけに危険区域として隔離されている箇所を訓練場とするのはちゃんちゃらおかしい話で、ついでに言うとそこなら破壊しても良いというわけではないのだが。

 まあ、それならば、辛うじて許可できる。

 

「…という事らしいですが、遊星氏は……?」

「……あの廃墟か。まあ、奥に入り過ぎ無ケればあまり危険モあるまい。今はケテル(あれ)も居ないシ、そう深刻に考える程でもないダろう」

「……ああ、そうですか。入ったことあるんですね……」

「……少しな」

「いえ、普通少しでも……。はあ、ブラックマーケットに拠点を置くあなたに言う事でもありませんでしたね」

 

 こっちもか、と呆れたようなユウカ。

 

 ともかく、何とか許可自体はもぎ取った。ならば、後は移動するのみだ。ミレニアム郊外とは言えど、交通機関を使えばそう長い時間はかからない程度の距離にそこはある。

 

「うし、じゃあさっさと行こうぜ」

「そうだね。ゴタゴタして任務が出来たらこれもパアになっちゃう訳だし、早めに済ませてしまった方が良い」

「そうね。私も暇は見つけて来たけど、セミナーとしての仕事も全部終わった訳じゃないから、それは有り難いわ」

「……そうだな。ならご要望に応ジて、早めに片付ケてあげよう」

「その、お手柔らかに…」

「言ったな?前みたいに上手くいくと思うんじゃねえぞ?」

 

 さて、と皆立ち上がり、移動の準備を整えながら他愛のない会話を繰り広げる。

 リアンの挑発と、早めに終わらせる、という一点に苦い思い出のあるアカネが反応し、ネルは闘争心を顕にする。

 

「……ところで、アスナ先輩は?話に参加してなかったけど…?」

「ん?」

 

 カリンが思い出したように言うと、確かに会話に混ざっていなかった。いつも単独行動をしたりしているため、あまりその状況に不自然さを覚えなかったのも要因の一つだろう。

 てっきり一緒に準備しているつもりだった彼女たちは、ぐるりと部室を見渡すと、そこにはソファに身を預けて爆睡しているアスナの姿が……。

 

「ね、寝てる……。さっきまで起きてたのに」

「あらあら…」

「アスナ先輩、起きてください。もう出発しますよ」

「すっかり熟睡してるわね……」

 

 その姿に、呆れながらも毒気を抜かれる一同。軽く声をかけ、起こそうとするも、当の本人はむにゃむにゃと幸せそうに頬を緩めている。

 

 最終的に、ネルが「ぶっ叩けば起きるだろ」と言った所で、待ったをかけたのがリアンだ。

 

「…見てみろ、この寝顔を。流石ニ起こすのは忍びない。それに、今起コした所で、どうせ移動中にマタ寝るさ。それなら、存分に寝かせてパフォーマンスを発揮してモラった方が良いだろう」

「じゃあどうすんだよ?」

 

 そう言うとリアンはアスナの身体をそっと持ち上げて、その背中に身を預けさせる。アスナは身動(みじろ)ぎもせず、肩に頭を預けては夢の世界に入っているらしい。

 

「ふふ、よク寝ているな」

「お、おんぶ……。って、ごめん。私達も交代で…」

「ン?いや、気にするな。この程度重くも何ともない。…ソレよりも、アスナの武装と準備物ヲ持っていっテあげてくれ。向コうについて、忘レ物があったら面倒だかラな」

 

 そう言うと、それなら…と渋々従うカリン。忘れ物の確認も済ませると、いよいよ一同は廃墟に向けて歩き出したのであった。

 





ユウカ(……それにしても、よく寝るわね)ヒソヒソ
アカネ(ふふふ、まるでアスナ先輩が子供みたいですね)ヒソヒソ
カリン(……見た目は全然違うけど、親子みたいだよね)ヒソヒソ
ユウカ(それって年齢によってはあまりよく無いんじゃないの…?っていうか何歳なのかしら、彼女。上過ぎるとは思えないけれど、ちょっと予測しづらいわね)ヒソヒソ
リアン「25ということになっている」

ア・カ・ユ「「「!!?」」」

ユウカ「き、聞こえて…!?っていうかなっている!?」
リアン「ついでに息子もいるぞ。185cmの器量よし、思いやりよし、強さよしの優良物件だ」
カリン「……流石に嘘だって分かる」
リアン「……ふふ、基本身分は偽造ダからな。公式に調べられる情報は全テ適当に考えたデマだカら、騙されるなよ?」
アカネ「謎が多い人なんですね………」


戦闘までいかなかった………だと……

先生の台詞にゲーム本編のように「“”」はいる?

  • 先生と一目で分かるからあった方がいい
  • 別にゲームテキストでもないのでなくていい
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