スーパーエスパー桐壺の光源氏計画!   作:かりん2022

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変わらぬ未来

保健室で、私は硝子くんに怪我を治してもらっていた。

 

「いや、助かったよ、硝子くん」

「代金は夏油の恥ずかしい未来でいい」

「ないよ!? 恥ずかしい未来なんてないからね!」

「アイドル系教祖は恥ずかしくないのか……」

 

結局、私はあの場にいなかった事となり、理子くんは、私預かりとなった。

そして、硝子くんと悟に私の力を打ち明けたというか、傑が打ち明けていた。

 

「悟。硝子くん。未来を変える為、力を貸してくれるか」

「じゃないと俺、箱に閉じ込められるんだろ。なら、仕方ねーし」

 

 そう言ってはいるものの、傑のことを気にしているのは丸わかりだった。

 悟も素直でいい子なのである。

 

「素直に傑が心配って言えよ」

「私は悟に殺してもらうの、納得してるけど」

「「「納得するな」」」

 

 そして、未来への戦いが始まった。

 

 

 

 

「く、産土神級……!」

 

 七海が怯み、灰原が襲われたその時、呪霊をサイコキノを込めたパンチで吹き飛ばす。

 トドメこそさせないものの、攻撃を防ぐくらいならサイコキノでもできるのだ。

 

「き、桐壺先生!?」

「逃げたまえ!! 日本の宝は私が守る!!」

「桐壺先生っ!! しかし」

「私も適当なところで悟に引き継ぐ! 早く!」

「は、はい!」

 

 

 

「悟を化け物だと? 化け物だと!? 許せん!! 日本の宝を侮辱したなー!」

「だから学校の教師が暴力沙汰を起こすなって!!」

「局長ステイ! ステイ!」

 

 

 

 

「美々子くん! 菜々子くん!! もう大丈夫だよ!!」

「局長! 村人全員半殺しはまずいですって!」

「加減しろよ、加減!!」

 

 

 

私は八面六臂の活躍をした。

それでも、私のプレコグは変わらぬ未来を告げる。

 

 

『悟。やっぱり来てくれたんだね』

『お前を殺すのは俺なんだろ』

『ありがとう、悟』

 

 いや、傑の離反の未来固いな!?

 

「もう無理なんじゃないですか? 投了しませんか?」

「諦めてはいかんぞ! 傑は……!」

「そうだよ、諦めんなよ!」

「私は今の呪術界に期待していないので」

「す、傑が絶望している!? 子供が未来に夢を抱けなくなったらそれこそおしまいだ!?」

「今の呪術界が嫌なら、俺と一緒に変えてこうぜ!」

「局長、一緒に離反しましょう」

「いかんぞ、傑!」

「傑!」

「別に人を殺そうってわけではないですよ。向こうは殺そうとしてくるかもしれませんが。呪術界の改革は、中からはできないと思います。新しい組織を作る事で変化のきっかけにならないかなって」

「嫌だ! 中からでも変えられるだろ、実際今、結構居心地いいし!」

 

 確かに、多少空気は変えられたと思う。

 呪術規定に術師は非術師を傷つけてはならないとあるならば、術師には非術師の護衛をつけるべきなのだ。そして、心も体も守るべきなのだ。この役目はむしろ、非術師にしか出来ない。バベルではそうしている。私も全ての生徒に寄り添う事は出来ないので、賛同者が増える事は歓迎していた。

 ただ、限界も感じていた。

 

「局長いなくなると、以前に逆戻りするかもしれないじゃん! 傑も局長もずっといろよ」

「私も局長いなくなるの嫌かな」

「局長は、このまま私がすり潰されていいの?」

「「「よくない」」」

 

 実を言うと、傑の離反するきっかけはわかっている。

 3人には言わないが、私が囚われる事が傑に大きなショックを与えてしまうのだ。

 そして、囚われる未来は日に日に強固になっていく。

 殺される未来も増えている。

 

 傑は繊細な上に、呪術界の悪意は分厚い。

 

 決断すべき時が来ているのかもしれない。

 

 




うまく書けなかったので、後ほど別ルートを書こうと思います。
今のままだと粗筋に偽りありですしね。

他の人が書いてもいいのよ。

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