火を付けろ燃え残った全てに守り通せ透き通ったこの世界を   作:プリン製造工場

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第3話 学園生活

「それではレイブンさん自己紹介お願いしますね」

 

「大鴉レイブンだ『オールマインド』所属の傭兵だ…まぁ登録してまだ日が浅いが宜しく頼む」

 

キヴォトスにおいて三大学園の一つでかつお嬢様学校の『トリニティ総合学園』そこの二年生の教室でレイブンはうんざりとした表情をしながら自己紹介をした。

 

そもそも何故此処にいるのかと言うと、先生が連邦生徒会に掛け合いレイブンをトリニティの二年生に転入した。

 

意外と転入手続きが手間取り、其れ迄の一ヶ月間先生と共にキヴォトスの問題解決に乗り出した、特にアビドスでのカイザーPMC所属のAC部隊『カイザー機動部隊』との戦闘で部隊を返り討ちにした際に傭兵派遣『オールマインド』の目に付き傭兵登録をした。

 

どうやらレイブンと同じ世界からこの世界に来てる者がいるらしい、それはそれとして、黒いスーツを着て上から目線で語る生意気なオールマインドにイラっとして隣にいた連邦生徒会所属の『不知火カヤ』共々引っ叩いた…暫くの間レイブンは上機嫌だった。

 

クラスメイト達の視線が突き刺さる、傭兵(AC乗り)として数々の死線を潜り抜け敵意を向けられても平気だった彼女だが…流石にこの多数の好意の視線はキツく鬱陶しそうに示された席に座る。

 

「えっと…久しぶりだねレイブンちゃん」

 

そんな彼女に苦笑いをするベージュの髪色の女の子が同情しながらこちらに話しかけてくる。

 

「ヒフミか、久しぶりだな…此処はそんなに転校生が珍しいのか?」

 

「あはは…と言うよりレイブンちゃんがかな?」

 

「……どう言う事だ?」

 

そんな言葉に彼女は首を傾げる、たかが転校生それに履歴自体も大した事ない筈。

 

「えっと…オールマインドって基本的に入るのが凄く難しくて基礎的な戦闘能力も何だけど…レイブンちゃんが持ってるカスタムMT「ACだ」あはは…ごめんね、アーマード・コアの所有が必須条件でそのせいで所属しているのがレイブンちゃん含めて6人しかいないんです」

 

「なるほど……あぁそうだヒフミ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とある廃墟、其処に佇む少女のスマホが鳴る。

 

それを見て少女はウンザリしながら電話に出る。

 

「あぁ私だ…またかサオリ」

 

「あぁまたお前の駄犬がヒヨリを追いかけ回して捏ねくり回してる」

 

サオリと呼ばれた少女もうんざりとした声で答える、後ろからはうわぁぁぁ!?と言うヒヨリの声が

 

「何度も言うがサオリ、621を駄犬呼ばわりはやめて貰おう……ハウンズを迎えに行かせる、菓子折りを持たせるから皆んなで食べてくれ」

 

「待てウォルター、そもそも私達はお前達裏切り者と仲良くするつもりはない…だいたい……良いかウォルター菓子折りをいつもの倍持ってこい、いつも先に621が食べてヒヨリが泣いてる」

 

「あぁ分かった、621にはキツく言っておこう」

 

「ウォルター…私達はお前達裏切り者を絶対許さない」

 

「あぁ…そう教わって来たんだったな、一つ忠告するその教義を信じてたら身を滅ぼすぞ」

 

「……黙れ!!」

 

サオリの怒りに任せた声と共に通話は切れた、少女…ハンドラー・ウォルターは溜息を吐きながらハウンズ達に621の迎えを頼むメールを送信した。

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