蒼碧の艦隊 2139   作:暁司令官

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今回も引き続き文書形式になりますが、ひとまず描きたい部分まではなんとかこれました。


第8話 混迷と新たな時代へ

 

西暦2143年 

 

長きに渡る地球圏での紛争は終わりを迎えた。

しかし、それは新たなる時代と混迷の訪れを意味していた。

 

 

戦後 連邦政府首脳部のあるダカールにて開かれた国際会議にて日本政府は遂に秘匿していた波動エネルギーに関する情報を開示した。

連邦政府からは「何故今の今まで開示しなかったのか⁉︎」等様々な意見をぶつけられるも、大高は冷静に対処。

理由としては戦争の勃発で開示が遅れた事を理由に話を続け、外宇宙に関する情報も開示。

 

数多の星間国家が主導権を争い日夜熾烈な戦いが宇宙、銀河の各地で繰り広げられておりその戦火がいつこの太陽系に及ぶものか分からない…そう警鐘を鳴らす。

 

これに対し、連邦政府傘下の各国の首脳陣は一定の反応を示すも連邦政府首脳部・軍首脳部は殆ど聞く耳を持たず、それどころか日本政府に兵器関連の情報の開示を要求してきたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

大高「やはり今の連邦政府は、政権と軍事力の保身の事しか頭にないのか…」

 

会議から早三ヶ月が経った11月某日。

大高は首相官邸でつぶやいた。

 

ソーン「全くです。連中の頭でガルマンやボラーのことは少々理解し難いのは分からなくはありません…ですが、人民のことを考えるなら共に手を携える……そんな事すら分からぬ無能共だとは……」

 

大高「……だがな、コマンダー。まだ希望は捨ててはいかんよ」

 

ソーン「?」

 

大高「実はだな。二つ程朗報があるのだよ」

 

ソーン「朗報……一体どんな話で?」

 

大高「うむ、まずこれは北米自治政府から秘密裏に打診があってな。どのような星間国家が存在し、また日本と関係のある国家を紹介して欲しい…と話を受けたのだよ」

 

ソーン「ほぉ…それはなんと」

 

大高「もう一つはな、ガルマン政府経由なんだが新たに友好条約を結びたいという国家が二カ国程現れたのだよ」

 

ソーン「二カ国も……⁉︎それで、どのような国家で……?」

 

大高「"アマール共和国"・"エトス星帝国"と呼ばれる国家だ。エトス星帝国に関しては領土こそ狭いが、軍事力はガルマンにも引けを取らないどころか肩を並べる程だ」

 

ソーン「それは……実に頼もしい…!」

 

大高「あぁ同感だ」

 

新たな希望を見出していたのはここだけではなかった。

 

 

 

 

 

海軍省 総長室

 

先の戦争終結直後、調査船団と共に帰還したヤマトに乗艦していた真田から高野はあるデータを受け取っていた。

 

彼はそれを自身の護衛であるサイアに見せていた。

 

高野「どうかね、中尉?」

 

サイア「その……なんと申し上げれば……これ程の艦は自分としても見たことがありません…」

 

高野「そうか?君が活躍していた銀河共和国の時代の艦船に比べたら…」

 

サイア「はい、確かに。大きさは遥かに小さいです。しかし戦闘力で言ったら断然こちらが上です。ヴェネター級を10隻…いや、100隻を出しても勝てるかどうか……」

 

高野「ほぉ君の口からそんな言葉が出るとは…」

 

サイア「自分は艦にそこまで詳しい訳ではないので、個人としての意見ですが…」

 

高野「いや、実にいい意見だよ。よし、この二隻はなんとか艦政本部に言って計画を練らせよう。中尉、早速だが本部長を呼んでくれ」

 

サイア「イエッサー」

 

それから数日しない内に艦政本部との協議の末、真田技師長が提示したこの設計図は正式に軍令部・艦政本部公認のものとなりこれを軸として、「海軍Z計画」と呼ばれる一大極秘計画が動き出すのだった。

 

 

 

 

 

 

その間、地球連邦軍・政府双方では新たな動きが見られた。

 

戦争終結後も敗戦を認めず、各地で抵抗を続けていた帝国軍残党を掃討することを目的に設立された地球連邦軍の特殊部隊『ティターンズ』が誕生。

「地球至上主義」を唱え、スペースコロニーの居住者である「スペースノイド」に対しても強硬な姿勢をとっており日本政府にも「外宇宙の脅威などという嘘はやめろ」と反発的な姿勢を見せている。

 

そして徐々に連邦軍内部でもティターンズ派の将校が各所を占めていくにつれて日本政府と連邦政府の関係は日に日に悪化。

 

しかし関係を悪化させたのは日本だけではなかった。

日本の意見に同意の意思を見せていたアメリカ自治政府や欧州政府であった。

両地域共に先の戦争の爪痕が色濃く残っており、そこで住む人々は日夜苦しんでいた。しかし日本が提示した外宇宙に関する情報が人々に希望を齎したのだ。

特に欧州では「新たなるフロンティア発見の可能性大」「日本の軍事力の根本には超文明国家が⁉︎」等とあながち間違いではない事が大々的に報じられていた。

 

これに関して連邦政府としては面白くない。最近ではスペースノイドらの間でもこういった情報が流れている為日本政府を支持するような声も見られるようになりつつある。

 

そして遂にティターンズが行動を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同年12月30日

サイド1・30バンチコロニーの住民が反地球連邦政府デモを決行すると、ティターンズの司令官バスク・オムは、使用が禁止されている毒ガス (G3) をコロニー内に注入し、1,500万人もの全住民を虐殺する。

事件の真相はティターンズが報道規制を敷くことで極秘扱いとなり、激発的な伝染病と公表される。

 

しかし事の詳細報告を求めた日本政府に対しティターンズは「波動エネルギーとそれに関する兵器の開示」を要求するも日本側は断固として拒否。

 

そして年の明けた2144年 1月20日

地球連邦軍のほぼ全てを手中に収めつつあったティターンズ最高司令官

ジャミトフ・ハイマンは日本に対し宣戦を布告。

 

 

 

 

 

一時は日本不利に見えたが、優劣は一気に逆転した。

地球連邦政府に若干愛想尽かしていたアメリカ自治政府や欧州自治政府が連邦からの脱退を表明し日本とは"国家"として同盟を結んだ。

当初は驚きを見せていた日本だがこれを快く快諾する。

 

それと同時に"全ての人類への平和と繁栄"をテーマに「地球連合」を設立そして友好条約を締結していたエトス・アマール両国の了承を得て『銀河連邦』を設立するのだった。

 

当初戦力が不完全だと不安視する声があったが、それもあっという間に解決された。

 

それというのも、日本は国際会議終了から一ヶ月後。

密かにイスカンダルより借り受けた『コスモリバースシステム』を使用し連邦政府に気づかれぬまま地球の汚染された空気・土壌の回復に成功させる。

そして同時に特異空間『時間断層』を発見する。

 

時間断層内部では通常の空間と比べて、時間の流れの速さが10倍早くなっている。つまり、通常の空間で1日経ったとき、時間断層内では10日経っているということになる。さらに言うと、深部に行けば行くほど時間の流れは速くなるらしい。

 

これを受けて日本側は低層部を民間に解放して各地へ支援物資等を送り届けていた、一方深層部にかけては軍事関連の工廠が置かれていた。

 

ここで日本はアジアや日本にかつて亡命してきた科学者や技術者達にそれぞれの国に合わせた艦艇を設計開発させており、日本はそれを譲渡するのだった。

 

 

 

 

 

⚪︎アメリカ合衆国宇宙海軍

 

・サウスダコダ級戦艦

(外観:完結編巡洋艦)

諸元

全長:290m

全幅:65.3m

全高:99m

基準排水量:5万6000t

 

機関

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン×2基

乗員:約150名

 

武装

次元波動爆縮放射機×1門(艦首)

41.5cm三連装ショックカノン砲×3基

パルスレーザー砲8基

艦首亜空間魚雷発射管8門

六連装対艦ロミサイルランチャー二門

小型ミサイル発射管16門(両舷バルジ)

 

搭載機

MS×6機

 

同型艦

サウスダコダ

インディアナ

マサチューセッツ

アラバマ

その他6隻を計画中

 

 

 

 

・アイオワ級戦艦

(完結編主力戦艦)

諸元

全長:320m

全幅:72.4m

全高:99m

基準排水量:5万9000t

 

機関

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン×2基

乗員:約180名

 

武装

次元波動爆縮放射機×1門(艦首)

41.5cm三連装ショックカノン砲×3基

パルスレーザー砲20基

艦首亜空間魚雷発射管8門

六連装対艦ロミサイルランチャー二門

小型ミサイル発射管16門(両舷バルジ)

 

搭載機

MS×10機

 

同型艦

アイオワ

ニュージャージー

ミズーリ

ウィスコンシン

イリノイ(建造中)

ケンタッキー(建造中)

その他10隻を計画中

 

 

 

 

・モンタナ級戦艦

(外観:護衛戦艦アリゾナ)

諸元

全長:385m

全幅:81.3m

全高:99m

基準排水量:6万2,000t

 

機関

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン×4基

乗員:約230名

 

武装

次元波動爆縮放射機×1門(艦首)

45.6cm三連装ショックカノン砲×4基

41.5cm三連装ショックカノン砲×2基(両舷)

パルスレーザー砲20基

艦首亜空間魚雷発射管6門

後部亜空間魚雷発射管4門

小型ミサイル発射管16門(両舷バルジ)

 

搭載機

MS×10機程度

 

同型艦

モンタナ

オハイオ

メイン (建造中)

ニューハンプシャー(建造中)

ルイジアナ (建造中)

その他4隻を計画中

 

 

 

 

 

 

⚪︎王立宇宙海軍

 

 

・ドレッドノート級宇宙戦艦

(そのまま)

諸元

全長:250 m

全幅:62.3 m

全高:99.0 m

基準排水量:5万5000t

 

機関

主機:次元波動エンジン×1基

補機:ケルビンインパルスエンジン×2基

乗員:約150名

 

武装

次元波動爆縮放射機×1基(艦首)

38.1cm三連装ショックカノン砲×3基

六連装大型エネルギー砲×1基(司令塔頭頂部)

四連装対艦グレネード投射機×2基

艦首亜空間魚雷発射機×4基

短魚雷発射管×12門(両舷)

司令塔防護ショックフィールド砲×3基(司令塔前部および基部)

近接戦闘用六連装側方光線投射砲×2基(司令塔基部)

対空パルスレーザー砲塔×4基(司令塔および基部)

拡散型対空パルスレーザー砲塔×3基(司令塔基部後方)

対空ミサイルランチャー(前甲板)

 

同型艦

ドレッドノート

レパルス

レナウン

タイガー

フッド

その他8隻を計画中

 

 

 

 

キング・ジョージ5世級戦艦

(護衛戦艦プリンス・オブ・ウェールズ)

諸元

全長:390m

全幅:80.3m

全高:98.0m

基準排水量:6万1000t

 

機関

主機:次元波動エンジン×1基

乗員:270名

 

武装

次元波動爆縮放射機×1基

41.5cm四連装ショックカノン砲×4基(前部三基、後部一基)

艦首亜空間魚雷発射管×4門

短魚雷発射管×12門

連装対空パルスレーザー砲×16基

 

同型艦

キング・ジョージ5世

プリンス・オブ・ウェールズ

デューク・オブ・ヨーク

アンソン(建造中)

ハウ(建造中)

 

 

 

その他各国の艦艇も建造中であったが、稼働可能な艦艇はこれが一通り。

艦艇に引き渡しに際して、日本はイスカンダルが危惧するであろう波動砲に関する「波動砲規制条約」を設けた。

 

 

・波動砲規制条約

波動砲搭載艦は以下の条件を満たしている事。

 

一. 基準排水量が5万5000t以上である事

二. 戦艦もしくは戦闘空母である事。()()()()()()()()()()()()()()()等の艦艇は対象外とする。

三. それ以外の艦艇。巡洋艦や駆逐艦には未搭載か波動共鳴装置を搭載。

四. 各国は規定された保有枠を厳守すること。

五. 上記のいずれかを破った場合。訓練等を含む海軍一切の行動停止を一ヶ月、または波動砲搭載艦の永久的な建造禁止。

 

 

流石にまだ『波動砲万能論』が浸透しておらず、MS運用を殆どが考えている事もあってか条約はすんなりと受け入れられた。

各国の保有枠に関しては今後も継続協議。(日本の保有枠は100隻)

 

 

またMSに関しては日本が持て余していた幾つかの機体を時間断層に写した製造ラインと共に各国へ無償譲渡。

 

アメリカ合衆国

・ジェガン(陸海空全軍)

・陸戦型ガンダムS型(陸軍及び海兵隊)

・ジムキャノンⅡ(陸軍)

・量産型ガンタンク(陸軍)

・ロト(陸軍その他特殊部隊)

・ガンキャノン重装型(陸軍)

 

イギリス軍

・ジムⅢ(全軍)

・ガンタンクⅡ(陸軍)

・ガンタンクR44(陸軍)

・量産型ガンキャノン(全軍)

・ガンキャノンⅡ(全軍)

 

フランス、オランダ、イタリア各軍

・ネモ

・ネモⅢ

 

ドイツ軍

・リックディアス

 

 

 

 

 

 

上記のように時間断層の恩恵により、短期間で戦力が整えられた為「日本以外にまともな戦力などありはしない」とたかをくくっていたティターンズはモロに大損害を被った。

 

 

 

半年後の7月24日

 

まず水上戦に関しては日本艦同様に水・宙両用可能な設計である為戦力をそのまま転用することができた。

また全艦もれなく波動エンジン搭載の為ミサイルや魚雷などの兵器の一切は波動防壁でシャットアウト、最大戦速で射程圏内まで近づくと一斉にショックカノン砲を浴びる事になり接敵から一時間弱でどの艦隊も壊滅。

 

 

1ヶ月後の8月25日

 

今度は地球外からの降下を試みるが、これを妨害したのは米・英最大の戦力たるモンタナ級・キングジョージ5世級である。

降下を急ぐ敵に対しこちらは好き勝手に主砲をばら撒く。

バリュートを展開してしまったらそれまで。

さらにアメリカ合衆国兵器局が時間断層を用いて開発しこの日実践配備されたFMS-114 ZプラスC1型/A1型が艦隊防空のため発進、悉くを撃ち落とす。

一通り片付き、逃げようとする敵艦隊に対しては必殺の波動砲が炸裂する。

この戦闘で生き帰ったティターンズ側は0。

 

 

 

 

 

 

 

それから2ヶ月後の10月23日

 

アフリカのキリマンジャロに敵要塞がある事を突き止め、イギリス陸軍・第212突撃大隊が派遣される。

この世界へ転移してきた少女達からの情報によるとMSによる襲撃で史実では堕としたようだが、コマンダーコーディは大胆にも遠距離砲撃と夜間爆撃でカタをつけようと提案。

これに対してイギリス軍のマウントバッテン将軍は『面白そうだ』ということ快諾。

方法としては、まず英陸軍のガンタンク群が110km地点に要塞を囲むように布陣し昼間は絶え間なく要塞全域に砲撃を加える。

そして日が落ちるのと同時にYウィング部隊による波状爆撃を敢行し要塞にダメージを与えるのと同時に回復させる時間を与えないというもの。

さらにコーディはこれを最低でも一週間以上は続けると。

 

しかしこれは功を奏し、要塞内部でただ耐えるだけの日々を繰り返すティターンズ将兵達はやがて精神的に疲弊し基地機能もまともに機能しなくなっていく、

 

そして11月15日。

コマンダーコーディ麾下の212大隊がその日の夜明けと共にボロボロのキリマンジャロ要塞に突入。

まともな抵抗を受ける事もなく無事陥落させる。

 

またこれに連動して南米ジャブロー基地・ダカールも日本陸軍・アメリカ陸軍双方によって堕とされた。

 

 

 

 

 

 

開戦から丁度1年が経った2145年 1月20日

 

いよいよ戦場が宇宙へと移るにあたり、ティターンズ将兵達の間でも『勝てない』という空気が充満。しかし未だ宇宙における戦力は充分にある為勝機はある…!とバスク・オムなどの首脳陣は思っていたが、それを無惨に打ち崩す艦艇が就役した。

 

 

日本宇宙海軍はこの日柱島泊地より、大勢の市民に見送られながら期待と希望を背負い宇宙へと飛び立った。

それは以前、高野総長が艦政本部と極秘裏に建造を決定した『海軍Z計画』に含まれる2隻である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・改敷島型戦略指揮戦艦 春藍

諸元

全長:570m

全幅:120m

全高:103m

基準排水量:15万1000t

乗員:400名

 

機関

主機:次元波動エンジン改二×2基

補機:ケルビンインパルスエンジン×4基、艦艇尾部極微速推進基×1基

 

武装

次元波動爆縮放射機×3基

51cm四連装ショックカノン砲×5基(前後2基ずつ、艦底部に1基:主砲)

40.5cm四連装ショックカノン砲×3基(前後に1基ずつ、艦底部に1基:副砲)

艦首亜空間魚雷発射管6門

後部亜空間魚雷発射管8門

対空パルスレーザー砲30門

短魚雷発射管40門

波動爆雷投射機8基

対艦グレネード投射機4基

 

搭載機

MS×20機

戦闘機×30機

 

同型艦

無し

 

 

 

 

地球連合の持つ技術というのはその殆どが紺碧会・青風会の持つものだが、それ自体がすでに2210年から先の年代の技術も含まれる為、時間断層でそれをさらに昇華させて現在では最適2220〜2250年頃の技術を有していると言っても過言ではないどころかその通りなのだ。

 

そして、現在の日本の持てる技術の全てを結集し発展させたその技術を集めた艦こそ『健御雷』である。

 

 

 

 

 

超弩級戦略戦闘航空母艦 健御雷

(復活編登場艦ブルーノア)

諸元

全長:780m

全幅:300m

基準排水量:20万5000t

乗員:1000名

 

機関

主機:次元波動エンジン改三×3基

補機:次元波動エンジン×4基

 

武装

艦首大型次元波動爆縮放射機×1門

ホーミング次元波動爆縮放射機(正式名称:18連装波動砲)(艦首両舷に9門ずつ装備)

60cm三連装ショックカノン砲×8基(前部に6基、後部に2基:主砲)

51cm三連装ショックカノン砲×4基(前部集中配備:副砲)

46cm二連装副砲塔×2基(艦橋左右に2基:副砲)

八連装ミサイル発射機×1基

大型ミサイル発射管×多数(両舷)

艦首大型魚雷発射管×8基

小型魚雷発射管多数(片舷推定30基)

魚雷発射管多数 (艦橋最上の左右に)

格納式対空連装パルスレーザー砲×多数

 

搭載機

MS・艦載機多数

 

 

 

就役した2隻にはそれぞれ坂本良馬中将・高杉英作中将が乗艦し、高杉中将は旗艦を敷島から健御雷に移し将旗を掲げる。

そして日本宇宙海軍の内、紺碧・旭日の二艦隊を除く全艦隊を集結再編成させて『第一連合宇宙機動艦隊』を編成。

 

無防備都市宣言がされ、既に米軍の統治下にある月面都市フォン・ブラウン沖で米英連合艦隊と合流。

一同は『ソロモン』改め『コンペイトウ』へとワープ。

 

 

 

 

 

 

その頃コンペイトウでは、ティターンズの主力の内半数を集結させ休息を取ろうとしていた。

 

そこへ合計200隻は裕に超え、その殆どが300m前後という艦艇が一瞬にして現れたのだ。

捕捉した時には時既に遅く、500機以上のMSが発進しており全艦が主砲発射態勢に入っていた。

稼働可能な艦艇やMSは直様迎撃に向かうも結果は目に見えていた。

 

初手連合艦隊からのショックカノン砲一斉射撃で要塞の約7割が戦闘不能に陥り、そこへ待機していたMS隊が襲い掛かる。

ジムⅢ程度なら頑張れば勝ち目はあるやもしれんが、それ以上のジェガン・ヘビーガン辺りともなると一方的に嬲られていく。

 

戦闘開始から凡そ3時間後、『コンペイトウ』は陥落。

艦隊は士気兵力全てにおいて未だ健在であった為、坂本中将の春藍と一部の艦艇をコンペイトウに留め、残る全兵力を持って『ゼダンの門』の攻略の為ワープ。

 

 

そしてティターンズ最後の拠点でもあるゼダンの門ではたった今コンペイトウ陥落の報が届いたばかりであった。

ジャミトフら首脳陣がこれから対策会議を開こうとした矢先、その陥落させた張本人達がやってきたのだ。

 

幸いこちらに駐留していた艦隊はある程度は動ける艦やMS隊が多かった為直様出撃、しかし艦隊へ接近した時には速射性抜群のショックカノン砲やパルスレーザー砲にミサイルが雨霰のように浴びせられ30分と経たない内に、敵に一撃も与えられぬまま壊滅。

 

そして遂に連合艦隊は補給を終えたMS隊を発進させる。

迎撃のMSもそれなりに居たがやはり練度・性能何をとっても地球連合が絶対有利であった。

 

戦闘がひと段落した所で高杉は降伏を勧告するも、何を血迷ったか撤退抗戦を叫び始めた。これ以上は危険と判断した高杉は苦渋の末、全艦に波動砲の使用を許可。

そして5分と経たずして搭載艦はエネルギー充填を終え、一斉に発射。

寸分の狂い無く全弾がゼダン門に着弾し木っ端微塵に首脳陣諸共消し去り、ティターンズは事実上これで壊滅した。

 

 

同年2月10日

 

アメリカ合衆国首都ワシントンD.C.にて連邦政府首相が降伏文書に調印し地球連邦は解体される。そして新たに地球連合・銀河連邦が正式に設立され地球圏、いや地球人類はこの日新たな一歩を踏み出したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





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