その場に響くのは、銃声…爆音…そして、叫びにうめき……
「なっなんだ……なんだよこいつら⁉︎」
「ばっ……化け物だ…こんなのに叶うわけねぇ‼︎」
その視線の先には……つい先程まで戦っていた同志の亡骸がそこら中に倒れており、その中央には2体の巨人が居た………
遡ること数刻前……
敵群に向かって突撃する大石、そして前原の乗る武者とMK-Ⅱ。
相手側は火気類を一斉に撃ち始めるが……………そのときには目の前に2体の姿は無かった。
困惑し辺りを見回す、だが急に辺りが暗くなったかに思われた。
ふと見上げる、そこに……その2体は居た
大石・前原「「でぇいやぁぁぁぁぁぁぁあ‼︎」」
着地と同時に散光丸・虎鉄丸を振り下ろし、辺りには土煙と瓦礫が飛び散る。
その瞬間、味方は次々にバラバラに破壊される、爆炎の中から先の二人が立ち上がり刃を狙いを定める。
不気味に光るツインアイ、その姿に恐怖した一同はありったけの火力を二体にぶつけるが大石は散光丸を回転させ弾を全て弾き返し、その隙に背後から前原が躍り出て、虎鉄丸で相手側の懐に飛び込み次々に両断してみせる。
注意が前原に向いた瞬間、次は大石が飛びかかり散光丸で瞬く間に敵の一群を薙ぎ払う。
大石「大分いるな……」
前原「えぇ、ざっと150機以上かと……」
大石「数に物を言わせる……か」
かと言って両者は怯む訳でもない。寧ろ、それだけか?と言いたいようである。
そんな光景を見ていたみほ達は……
みほ「凄い……」
優花里「今ので3、40機は減りましたよ……」
エリカ「たったの一瞬で……」
その圧倒的な強さに驚きを隠さないでいた。
だが、敵も馬鹿ではないようで手薄になっている上空からみほ達に攻撃を仕掛けようと高機動型ザクが数機、飛び上がる。
大石「!?」
前原「いかん‼︎」
二人が身構えるも二機は機動力を活かして彼女達に迫る。
不意打ちで態勢を整える暇もなく動揺する一同。
河西「来る‼︎」
絹代「まずい‼︎」
刹那、一機が攻撃を受け、撃破される。それを見て取り乱したもう一機にもビーム攻撃を受けそのまま堕とされた。
愛里寿「今のは……⁈」
するとその後方に新たな機体が現れた。
ダージリン「あれは……」
カチューシャ「ガンダムF90…⁈」
ケイ「のOタイプ……!」
大型のブレードアンテナ・強化型ビームライフルを搭載したガンダムタイプの機体、ガンダムF90 Oタイプが、さらにそこへハーディガンが到着する。
大石「原参謀、それに…!」
前原「坂元司令官!」
F90には坂元・ハーディガンには原参謀長が搭乗している。
原「長官、援護に参りました」
坂元「高杉さんからの通報を受けて来てみたが、なんだこの騒ぎは?」
大石「説明は後です、それより援護を頼めますか?」
前原「何分これだけいるので、長官や参謀がいてくれたら多いに助かります!」
坂元「よかろう」
原「自分もそのつもりで来ましたから」
大石「では、お願いします!」
援護を頼んだ両者は再び敵群に突っ込み、それから一時間としないうちに敵を壊滅させた。
第4話 武士 〜終〜 次回へ続く
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