こいドキ ~財団の選択~   作:相武博士

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どうも、最近車椅子探偵さとりとマンハッタンクライシスハブを見ました。どちらも面白かったです。


財団職員として

 

「此処だな」

 

やっとの思いでセーフハウスに付いた俺は、警戒しながら中に入る。

 

「クソッ、ずっと痛かったんだよ」

 

冷蔵庫から氷を探し出し、袋に入れ、患部に当てる。

 

「ふぅ、これでひとまずか」

 

火傷の痛みが気持ち和らぐ。

 

「サイトに連絡入れないとな。これは」

 

人里があんな状況では、この幻想郷全体が異常の影響を受けていると推測できる。

 

「あとエージェント探さないと」

 

昨日から駐在してたエージェント、俺の後輩も最悪影響を受けていると考えて動こう。そう思い、動こうとしたが、

 

「う、思ったより重症だなこりゃあ」

 

動こうとする度にズキズキ痛む、あいつ(イカれた妹紅)から喰らった炎の火傷が思ったより重症だ。多分侵達性2度までいってる。

 

「ここまで来れたのが自分でも疑わしいな。捜索は諦めるか……」

 

ポケットから携帯電話を取り出すが、熱でやられたのか暗い画面のままだった。仕方なく家の中の通信機器を探し出して操作する。比較的古い通信機だったが難なくサイトに繋げた。

 

「こちらエージェント杉林だ。誰か応答してくれ」

 

2、3秒後に誰かの声が聞こえた。

 

「こちら技術主任の高橋です。通信確認試験中に何の用ですか?」

「人里に潜入中のエージェント杉林だ。担当への通信装置がぶっ壊れてな。すまないが情報担当官を呼んでくれ。急用だ」

「分かりました」

 

高橋と話している間、救急箱で火傷の応急処置をしていたが、火傷の範囲が広すぎて応急処置があまり意味を成さなかった。その為、

 

「ちょっと待て、後ここに医療班を呼んでくれ。火傷が痛くてね」

「はい?分かりました」

 

あまりこういう事に慣れてないのか、高橋は疑問気味た応答をしたが、直ぐさま担当官を呼びに行った。

 

「でどういう状況になってる?」

 

情報担当官が通信に出ると、すぐに現地情報について聞かれた。

 

「状況は深刻だ。先に潜入中のエージェント1名死亡、あと一人は行方不明だ。人里は頭がイカれる異常な影響を受けてる。妖怪もだ。あー、今すぐ機動部隊を送ってくれ。予想では幻想郷全体が受けてると思われる」

「分かった。サイト管理官と掛け合ってみる。ん……?管理官!?何故ここに」

 

担当官のリアクションを聞くかぎり、言葉通りサイト管理官が来てる様子みたいだ。

 

「サイト管理官が来てるって?」

「そうだ。話したい事があるみたいだから変わるぞ」

 

ごちゃごちゃと言う音が通信機から聞こえる

 

「エージェント杉林、君に話したい事がある」

「何かな?」

「さっき機動部隊が派遣された。詳細は伏せるが、協定絡みだ」

「協定か……」

 

幻想郷ー財団日本支部間で結ばれた、サイトを置いておける何かしらの条件。サイトに勤務している者でも詳細は知るのは少ない。

 

「君の望み通り機動部隊を派遣するし、医療班も送る。だからもう少し耐えててくれ」

「分かりました。俺も気になる事が」

 

バン

 

っと家の扉を断りも無く開けた音が為、通信を切り、棚の後ろに隠れる。

 

「……」

「だっ、誰か助けて」

 

誰かの襟を掴んで引きずり、何も言わず黙って入ってきたのは行方不明のエージェント柊だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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