ダンまち世界に転生するのは間違っているだろうか 作:厨二病の末路
アストレアレコードや原作を読んでないからか早くもネタ切れ気味です。
しかきこうやって二次創作してると原作めっちゃ読みたくなってきます。金欠なので今は難しいですが近い内に読もうと思います。
ダンまち世界は奥が深いですね。
あと戦闘描写難しいです。なんか書いてて似たり寄ったりだなと思います。スキルアップ必須ですね。
オラリオに来てから2週間。かなり濃い時間を過ごせているように思う。
何より都市最大派閥の幹部陣に戦闘の手解きを受けられる状況というのはかなり有難い状況である。
フィンとガレス。両者ともに強者であるが2人とも強さのベクトルが違うので大変参考になっている。
勿論、アイズとの鍛錬も忘れてはいない。最初の2~3日は1本も取らせなかったがここ数日は着々と攻撃を当てられる回数が増えてきている。流石にこの歳でLv3に至った実力は本物だった。勿論【天眼】の使用はしていないが。
因みに最近は俺のことを「師匠」と呼んでくる。むず痒い気もするが悪い気はしない。
アリーゼと輝夜も前の1件以降は過剰に迫って来る事はなくなった。
まぁ、裸で夜這いに来る事は無くなったが朝起きると普通に隣で寝ているのを気にしなくなった俺の頭もバグり始めているのかもしれない。
そんなある日の
「ザック聞きたい事があるんだけど?」
「なんだ?」
「貴方、ロキファミリアの【人形姫】に稽古つけてるの?」
「……まぁ、そうだな。」
アリーゼが唐突にそんな事を聞いてきた。少し張り詰めた表情でそんな事を聞いてくるものだから隠すのは悪いと思い正直に答えた。
「………るい。」
「え?」
「ずるいずるいずるいずるいずるーい!!」
「……は?」
噴火したかの如く急にそんな事を言い出す。アリーゼのそんな様子に意味が分からないザックは呆けた声で返事をする。
「貴方は
「意味はわからんが、多分どっちも違うぞ。」
「
「それは間違いなくそうですね。」
見たことないくらい興奮しているアリーゼ。ふざけているのかと思ったが怒っているようだ。大人しく今は話を聞くとしよう。
「なのになんで私達じゃなくてロキファミリアのおチビちゃんに稽古をつけてるわけ!?ザックったらロリコンなの!?」
「いやアイズの稽古は成り行きで、そもそも俺はロリコンじゃ…」
「言い訳は聞いてないわ!」
「はい。」
まずいアリーゼがヒートアップしすぎている。このまま無意識に魔法を使用して爆散なんて事も有り得るのではないだろうか?
いや流石にそれはないか。そんな事を考えているとヒソヒソと話す声が聞こえる。
「アリーゼがあんな風に怒っている姿を見るのは初めてだな。」
「私も正直話を聞いた時は腸が煮えくり返るかと思ったが、団長が私以上にキレていたからな…。その姿を見て冷静になった。」
「しかし、今までのアリーぜと輝夜の凶行を鑑みるとカールスさんの否定も出来ないような…。」
物陰からいつもの3人が顔を覗かせていた。見ているなら助けて欲しいと思ったが助けを求めて
暫く怒られ続けたが、怒り疲れたのかアリーゼがむくれてしまった。
流石に放置も出来ないのでここぞとばかりに許しを乞う。
「なぁアリーゼ。悪かった。許してくれないか?」
「…………」
「お前の気持ちを軽んじすぎてた。何も言われないからって世話になってる身だ。少し無神経が過ぎた。」
「…………」
「これからはお前達との時間も大切にする。手伝って欲しい事があれば手伝うし、稽古だって望むならつける。お前達との時間を第一に考える。」
「…………」
「だからアリーゼ。もう一度俺にチャンスをくれないか?」
少しばかりの沈黙。伝えるべきことは伝えた。後はアリーゼからの反応を待つのみだ。するとアリーゼはおもむろに腕を広げて子どもがワガママをいうように言った。
「抱きしめて。」
「………」
「抱きしめて!」
「…分かりました。」
アリーゼの広げた腕を迎えいれるように優しく抱きしめた。アリーゼも背中に腕を回して抱きしめてくる。後ろが少し騒がしい気がしたが恐らく輝夜が暴れるのをリューとライラで押さえつけてるんだろう。
にしても、とても柔らかくて暖かい。心臓の音を共有しているような奇妙なだけど心地よい感覚がする。匂いも薔薇のような香りで思わずスーッと嗅いでしまう。
「…っ!?」
「うおっ!?」
アリーゼが飛び退いて離れた。沸騰しているのかと言うほど顔を赤くしている。
「ザックの変態!!」
「は!?抱きしめてとか言われたんだからしゃーねーだろ!てか普段お前の方から迫ってくるのに俺がするのは駄目なのかよ!」
「うるさい!今からデートに行くわよ!!」
「はぁ!?」
どうやら攻めるのは得意でも攻められるのは弱いらしい。と考えているとまた突拍子もなくデートする等と言い出した。
「埋め合わせしてくれるんでしょ?」
「はぁ…。仰せのままに…。」
「フフン!じゃあ行くわよ!」
「えっ、もう?」
やると決めたら即決断、即実行。これもまた彼女の良い所だろう。振り回される身からすると堪ったものではないが。
「デートって言ってたから何するかと思ったけどパトロールなんだな。」
「2人で居ることに意味があるのよ!それとも不服かしら?」
「アリーゼがそれで良いなら俺からは何も。」
こうやって街をパトロールするのは初めてだ。
仮にも正義と秩序を司る女神のファミリアでお世話になっているのに、1度もそれに準ずる行いをしていないのはどうかと思うが。
ファミリアの団員たちが身を粉にして働いてるのに他のファミリアの人に手解きなどしていたのだ。そりゃアリーゼも怒るだろう。
我ながら恩知らずも甚だしいと、少し自分を恥じる。
「よしっ、じゃあパトロール頑張りますか!」
「殊勝な心掛けね!じゃあ私の事しっかりエスコートするのよ!」
「パトロールでエスコートとか意味わからんのだが。」
相変わらずその場のノリとテンションで無茶苦茶をいうアリーゼ。
だが嫌ではない。むしろこの関係に心地良ささえ感じる。
ファミリアの皆もアリーゼに振り回されている所を見かけるが嫌な顔をしているような事は無い。皆を等しく照らす太陽のような人間というのが、2週間過ごしたザック自身の感想だ。褒め過ぎな気もするが。
「(考えてやってる訳じゃないんだろうけど…。そこが凄いところだよな。)」
「?何かしらザック?ハッ!ついに私の美貌に堕ちてしまったのね!?いいわよ、来なさい!貴方の全てを受け止めてあげるわ!」
「なにも言ってないんだけどなぁ。」
アリーゼのいつもの軽口を聞き流してオラリオのパトロールを続行する事となった。
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今日のオラリオは珍しく平和だった。せいぜい迷子の子どもを親元まで送ったり、一般人の喧嘩の仲裁に入ったりするぐらいだった。
「今日は平和そうでいいな。いつもこんなのならもっとオラリオの活気も良くなるんだろうけど。」
「そうね。せめて
「毎度の襲撃も結局は組織の末端で、イタチごっこ状態って事か。」
「そうなのよね。もう、まどろっこしいたらありゃしないわ!」
「まぁ1件ずつ対処するしか……?」
「どうしたのザック?」
何処からか視線を感じる。アリーゼが気付いていないという事は狙いは
「誰かに見られてる。意識はしなくていい、狙いは俺だ。」
「.....!分かったわ。」
「人気の少ない所へ移動しよう。こっちが気付いている事に気付いて反応を消すならそれで良い。」
その言葉にアリーゼは頷き相手を誘い出すこととなった。
「アリーゼは俺の後ろに。手練が1人いる。交戦するようならガネーシャファミリアに連絡頼むぞ。」
「なら私も一緒に…!」
「ダメだ。相手は俺たちより間違いなく強い。格上相手なら単騎で戦っている方が時間を稼げる。」
「っ!…分かった。」
「悪いな。ちゃんと今度はデートに付き合うからさ。」
「そういう事なら許すわ!」
相変わらず明朗快活でこんな状況だというのに少し笑ってしまう。
気を引き締めて相手が居るであろう方向に向き直る。
「こっちに気付かれてるのは分かってんだろ?さっさと出て来いよ。」
「ふふ。話に違わず豪胆な子ね?アレン。」
「ただのクソ生意気な餓鬼でしょう。あれは。」
アストレア様とは違うベクトルの美しい女神と口の悪い小柄の
ここまで読んで頂きありがとうございます。
毎度鬼のような誤字、脱字報告本当に助かっています。
フレイヤとの邂逅を終わらせた後アストレアレコードに入っていこうと思います。
よろしくお願いします。