見知らぬ人を事故から助けたら、神様っぽい奴に時間操作の能力を貰った 作:晃斗
メインの作品がアホほど行き詰まってるため息抜き。 書き溜め?そんなのウチにはないよ
ブゥーン……キキーッ!!
「えっ、きゃあぁぁ!!?」
「危ないっ!」
「へ…?」
ドグシャッ!!!
「感動したっ!なのでお主に時を操れる能力をやろう!」
「は?いやアンタ誰だし。それに此処どこ?? しかもなんだよこの宇宙っぽい空間は」
「では現世に戻るのじゃっ!」
「返事くらいしようぜ。俺に興味持って?もっと対話を大事にしてこう?」
「ではさらばじゃ!」
「いや話聞けや。コミュニケーションをとって双方の理解を深めるのは大切…ってうぉいっ!人が話してる最中なんだが!? ボッシュートすなあぁぁぁぁぁぁー!!!??!」
はい回想終了。…………いや意味分かんねぇな。
俺の名前は
テストの点数は中の中、または中の下をウロチョロしている程度でおつむは良くない。スポーツができるかと言われればかろうじて出来なくはないというくらい。特別な才能があって、それで何か凄い事ができるかと問われればそうでもない。学校でも友人と言えるくらいに親しい奴は………うん。…………きっと居る。多分。
そんなこんなで。 ちょっと、ほんのちょっっっっっとコミュニケーション能力が低い平凡な高校生の俺は、一年前に不思議な体験をした。その不思議な体験については既に回想したから
まあぶっちゃけると時間を操作できるようになった。加速、遅延、停止、逆行となんでもござれ。 …………うん、言いたい事は分かるよ。ヤバいよね。一学生というか人間が持ってちゃいけない類のとんでもない能力だと思うよな。俺もソーナノ。
それで最初はウキウキして色々と実験したり遊んだりした。で、好奇心が収まったら次は性欲が顔を覗かせたわけ。 ……………………多くを語りたくはないんだけど……。時間停止モノには夢があるよねって。うん。
そんで実際に行動に移そうと思ったわけですよ。さあヤるぞ〜ってところで、ふと頭にこんな思考が浮かびまして。
――お前がそうやって好き勝手にした後、その娘はどうなるんだ?
って思考が。
だって考えてもみろ?
年頃の少女が理由も分からず気付いたら快感を感じてて、外で痴態を晒す。そうしたらトラウマになるだろう。心も壊れるかもしれない。
もし子供が出来てたら? そうするとどうなるだろう。堕ろすにしても、…まあ無いだろうけど、産むにしても誰も幸せになれない。
その先の人生は? 外に出るのが怖くなるだろう。男に恐怖心をおぼえるだろう。まともに生活ができなくなるかもしれない。……自殺をしてしまうかもしれない。
結論を言おう。俺はチキった。
…だってさぁ!?人の人生ぶっ壊すって分かりきってるのに躊躇なくヤるだなんてただの異常者じゃん!無理だって!そういうのは創作だから良いの!現実でやったら胸糞なんてモンじゃねぇんだわ!想像しただけで軽く鬱になるくらいには打たれ弱い貧弱ボーイなの!俺は! マジでやってたら多分罪悪感で死ぬぞ!?
はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。……ふぅー。話を戻そうか。 それから俺は、時間操作をクッソくだらないことにしか使わない事に決めた。
遅刻しそうになったら、時間を止めたり遅くしたり自分を加速したりして間に合わせたり。
フロムゲークリア耐久をしている最中に尿意が限界に達した時、膀胱の時の流れを止めたり。
めっちゃ美味い飯を食べ終わった後、もう一回味わいたいと思ったから時を戻してもう一度食べたり。
テストの時に問題が分からなかった時は時間を止めて熟考したり。
コップを落としてしまった時はコップを巻き戻して何事も無かったかのようにしたり。
痒いところに手が届く、そんな言葉がピッタリと当てはまるくらいにはしょうもない事にしか使用していない。まさに宝の持ち腐れ、豚に真珠、猫に小判、男子高校生に時間操作と言えるだろう。
そんなこんなで色々な事か起こった一年前だったが、俺は能力を貰ったおかげで結構充実した生活をしている。 していた……………………筈だった。
辺り一帯の地面は赤熱化し、場所によっては溶解しているところもある。空からは雷が雨みたいに降り続いていて、地面からはアホみたいに太い火柱が天を貫かんとばかりに吹き出ている。
そんな地獄絵図の中心には俺と不審者の二人が静かに……。いや、不審者の女が雷っぽい何かと炎っぽい何かを纏っててバチバチゴウゴウいってるから静かじゃないか。……なんでそんな摩訶不思議なオーラを纏ってるんだ…?
「くっ!アンタ今何をしたの!?全く分からなかった! この私が手玉にとられているだなんて……!屈辱だわ!」
「いや、その前にさぁ?いきなり襲い掛かってきて事情説明もないのか?」
「この化け物! ……想定以上だったけど負けるわけにはいかないわ!この
「もっと俺自身に興味を持とう?対話が大事よ?分かる? ニンゲン、タイワ、イチバン、ダイジ。分かるよね?」
「成敗ッ!」
「いや話聞けや」
――拝啓、一年前の山田一狼太郎様。この世界、思ったよりもファンタジーしてます。
頭を使わないで気軽に見れる作品を目指してレッツラゴー