もし白上フブキが幼なじみだったら 作:魔王鎮守府のトレーナー
さて、言われた通りに来たけど…ちょっと早すぎたかな?まぁいいや
「ここか…」ピーンポーン
「はーい、あ、大和くん!いらっしゃい〜早いね、まだみんな来てないよ〜」
おっふ…エプロン姿のミオしゃ…尊すぎるだろ…
「そうなんだ、エプロンってことは今、作り中?」
「そうだよ〜まだ時間かかるからちょっと待ってて〜」
そう言って家の中に入っていくミオしゃの後ろをついていく…ミオしゃに巻きついてるあのしっぽ触りてぇ…白上のも小さい時に何回か触ったぐらいだからな〜耳は無理だったけど
家の中に入るとミオしゃはキッチンに戻り、俺はとりあえず荷物を置き座る…
見られてるな、猫に…いるのは知ってたけどやっぱり警戒されてるよなぁまぁ自然体でいればいいか…それにしてもいい匂い…覗きに行くか…
「何作ってんの?」
「今はね〜唐揚げだよ〜あとカレー」
おお!噂に聞くミオの唐揚げ…!楽しみだ…ん?カレー?
「唐揚げにカレー?」
「そうそう唐揚げカレー。みんな来るし一度に沢山作れるからね」
うーん、俺もなにか手伝いたいな…
「なんか俺も作っていい?」
「いいけど材料あるかな?」
「そんな凝ったもん作ろうとしてないから大丈夫だと思う。それじゃぁちょっと失礼〜」
そう言って冷蔵庫の中を見る。うん整理整頓されててわかりやすいな〜それにしても何作るか…そういえば調味料って何があるのかな?
そう思いふと調味料の棚に目を移すと…
なんか存在感すごいのがあるんだが!?しかも明らかに辛い系!
「ミオ〜これって…」
「あ〜それね〜フブキが持ってきたのはいいんだけど置いてってそのままになってるやつ」
ふむ…やはり白上か…ならアレ作るか…
「唐揚げ作るって言ってたよな?鶏肉まだある?」
「あるけど何作るの?」
それは作ってからのお楽しみっと…手順は簡単、鶏肉にラー油とさっきの激辛スパイスを混ぜよく揉み込む…そしたら普通に唐揚げと一緒で揚げるだけ。うちの店で取り扱ってる辛揚げの出来上がり!まぁ、みんな食べれるようにもっと辛さは抑えられてるんだけどね!
「見た目は普通の美味しそうな唐揚げだけど、うちは途中見てるからいいかなぁ…」
「店に正規の辛揚げあるから今度食べな〜みんな食べれる辛さだし、頼む段階で辛さ変えれるよ」
「ほんと?じゃあ今度食べてみよ〜」
それにしても…今日誰来るんだ?
「ところで今日のメンツは?収録メンバー?」
「いや〜FAMSの4人の予定だったんだけど、あやめが来れないってなったからね〜元々、大和くんを呼ぼうって話になってたし呼んだの〜」
なるほどねぇ〜てかスバル来んのか…店にも来てないし完全初対面だな
「てか、俺ここにいても邪魔だな…向こうで待ってるわ」
「わかった〜あ、フブキに今どこか聞いといて」
「はいよ〜」
白上〜今どの辺?俺はもう着いてるよ〜っと
お?なんか猫が一匹近づいてきたぞ?確かタイガかたわしだっけか…かわええなぁ…
なんかあぐらかいてたら乗られてゴロゴロしてる…これでいいのかな?とりあえず撫でてみよ〜
嫌がられない…から多分OKだろう…そのまま撫でてると…
「あれ?たわちゃん懐いたの?もしかして動物に好かれやすかったりする?」
「基本的には嫌われることはないな〜」
「へ〜そうなんだ〜」
お、白上から返信だ、もうすぐ着くから待って〜、か…それじゃあ激辛揚げ持って待っとこ〜
「白上、もうすぐだとよ〜」
「はーい…スバルももう着くって〜唐揚げは出来てるし〜カレーももうすぐできるからいい感じかな?」
「そうだな〜」
「料理もあと来たら運べばいいし〜うちもそっち行くね〜」
「はいよ〜」
ミオしゃが着ていたエプロンを取りながらこっちに来る…これもうママやろ…やっぱりミオママはいたんだ…
「きゃっ!?」
「危ない!」
そんなことを考えているとつまずいたか悲鳴をあげて倒れそうになるミオしゃ…幸いのことに手が届くため慌てて立ち上がり支える…
が、しかし座っていた体勢から急に立ったこともあり、支えきれずそのままミオしゃを庇うように崩れてしまう…
ドサッ…
突然だけど今起こったことをありのままに話すわ…スバルはミオしゃにご飯食べよ〜って誘われたから行ったのよ…んであやめが来れないけど3人の友達を呼ぶって聞いてたの…この時はまだその友達が男だとは思ってなかったんだけどさ…んで、ミオしゃの家のあるマンションに着いて自動ドアとかも人が出てくるタイミングだったりで入れたんよ。それで部屋の前まで行ってドアが開いてるって聞いたから脅かそうと思って…ゆっくり入ったら中から悲鳴が聞こえてドサッって聞こえるもんだから慌ててその部屋に行ったら…
「ミオしゃ大丈夫!?」
「「あっ」」
知らない男とみおしゃが抱き合って倒れてたんだよ…何言ってるか分からないと思うけどわたしも理解出来てない…
「え?警察呼んだ方がいい?」
「いや!大丈夫だから!この人うちの友達!」
ん?友達?ってことは…男友達、2人きり、抱きしめあって倒れているこのことから2人は恋人??QED!
「えっと…お邪魔しちゃったみたいなのでちょっとコンビニ行ってきますね〜…」
「「待って!行かないでぇ!!!」」
「えっと…2人はどういう関係で?」
「「友達」」
「付き合って「「ない!(です)」」あっ、ハイ…」
正直言って倒れたあと何があったかって言うとミオしゃとリアルガチ恋距離しました…んで固まった俺と俺が下になったから心配するミオしゃ…ちなみにこの時固まったせいでミオしゃは俺から離れられないという…そこにスバルが来たってわけ
「こんばんきーつね♪白上で最後かなって、今どういう状況?」ヒョコッ
「こんばんきーつね、えーっとかくかくしかじかミオしゃてぇてぇって感じ」
「なるほどなるほど、それには同意って感じか…じゃあすばぅにとりあえず紹介しますか〜こちらの方は私とミオの友達の谷川大和くんだよ」
「ど、どうも〜いちおう友達やらせてもらってます…白上とは幼なじみ、です」
「えっ!?この人がフブちゃんがずっと探してたって人!?」
「そだよ〜」
まぁ、そんな反応になりますわな…
「いやーうちも初め聞いた時びっくりしたよ〜」
「あのさ…色々聞かれるのは別にいいんだけど、揃ったし飯にしない?」
「そだね、ご飯にしよっか、ちょっと待っててカレーよそってくるから」
「大和くん…その唐揚げ食べていい?」
「あ、スバルも食べたい〜」
「いいぞ」
「「いただきまーす」」パクッ
そう言って2人は激辛揚げを食べる…すると?
「美味し…!?なにこれ!?辛!」ゴホッ
「辛いけど美味しいですね〜」
「白上…嘘だろ?それ、激辛パウダーとラー油で揉みこんだやつなんだけど…」
「もしかして白上が置いてったやつかな?」
「そうそう、辛いの得意だけどいきなりなら辛っ!って言うかなって」
白上が辛いもの好きなのは知ってたけど…味覚大丈夫?
「ミオしゃ!み、水!水をくれ〜!」
「はい、水だよ〜もう少しで煮込み終わるから待ってね〜」
「ありがと!」ゴクゴク
「白上…なんか食べれるみたいだからあとよろしく…」
「これ作ったの大和くんだよね?美味しいからまたなんか作ってよ」
「やっぱりお前か、ミオしゃがこういうの作るわけないもんな〜」
「別にいいぞ〜材料さえ用意してもらえれば」
「またこういうのは作るなよな〜」
「今回だけだよ…」
「みんなおまたせ〜カレーだよ、大和くん持ってくるの手伝って〜」
「はいよ」
やば!めっちゃ美味そう…
渡された箸などを持ってみんなの方へ向かう…
「「「「いただきまーす」」」」
「…!美味い!」
「ほんと?良かったぁ〜」
「やっぱりミオしゃの作るご飯は美味しいね〜」
「ほんとほんと、それに唐揚げも久しぶりに食べたけどやっぱり美味しい〜」
「また誘って欲しいわ…なんならお金出す?」
まじで店で働かない?絶対売れるよ?
「てか大和とフブちゃんっていつからの付き合いなのよ?」
「えっと小学校入ると同時に白上が隣に越してきて卒業して春休み中に俺が引っ越したから6年間かな」
「そうだね…君が別れの手紙だけポストに入れて去った時のこと今でも覚えてるよ…」
「だって白上が旅行に行ってていなかったから…それに今こうして会えてるんだからいいだろ?」
「そうだけどさ〜なんか、こう…あるじゃん?」
「いやないでしょ…それに卒業の時には少し疎遠になりかけてたじゃん」
まじで申し訳ないとは思ってるけどしょうがないじゃん?
「あの〜2人の世界に入り込まないで欲しいんですけど…」
「あ、ごめん」
「ところでさ、大和は越してから仲良い人とかと今でもあったりしないの?」
おっとぉ…なぜにそんなことを聞くのかな?
「いやさ、フブちゃんとミオしゃは高校の時からの付き合いじゃん?だからそんな人いないのかなぁっていう」
「…大学上がったらいなくなったよ…サークルも入らずにバイトしてたし…」
「…なんか、ごめんな?」
いやいいんだが…
「そういえば、高校3年の時に何故か1年の後輩と仲良くなったんだよ…確か黄色の髪してたっけ…あ、たぬきのぬいぐるみ?を常に持ってた気がする」
「それって…」
「なんか知らんけど懐かれてな〜ほんとに謎だよ」
「もしかして、いろはのこと?」
「あ〜確かそんな名前だった気がする…ん?なんで名前を知って…」
「「「だってホロライブ6期生だし…」」」
え、嘘でしょ?ホロライブ6期生??ホロライブにハマって半年以上とかだけど言われて気づいた…え?
「え、6期…え?」
「もしかして気づいていなかった感じ?」
「あぁ…ホロライブに入ってたんだな…」
「2年くらい前にね〜」
「呼ぶ?多分来るよ?」
いや…大丈夫…
「あ、枠たってるから無理だわ」
良かった…
「うーん、連絡先あったかなぁ…あったらなんか送ってみるよ…それにしても美味しかった〜」
「あれぇ!いつの間にか食べ終わってる!?」
「え!?スバル達と話しながら食べてたよね!?」
「…そういえば昔から給食とか食べるの早かったっけ…」
「よく覚えてるな〜まぁ単純にみんなより一口が大きいからじゃないか?」
「それもあるかも」
そんなこともあり食べ終わったあと雑談したりして解散した…連絡先…あ、あった…一応過去にちらほら話してるっぽい…なんて送るべきか…とりあえず…久しぶり、元気?っと、さて寝るか…そう思い床に就くのだった…
配信が終わりスマホを見ると見慣れない人から連絡が来ていた…確認すると…
「あれ!?せ、せせ、先輩から久しぶりの!れ、連絡ぅ!?」
高校の時の先輩だった…私が先輩の後ろをついていたのは理由がある…先輩は覚えてないかもしれないが中学生の時に助けられたのだ…高校に入り一目見てわかった…あの時助けてくれた人だと…同じ高校ということにとても喜びを感じたのはいい思い出だ…
「と、とりあえず返さないと!えっと…元気です!どうしたんですか?っと…」
はぁ…また会えるかなぁ…
読んでいただきありがとうございます!感想、リクエスト等々お待ちしております!
誤字脱字報告ありがとうございます!