もし白上フブキが幼なじみだったら   作:魔王鎮守府のトレーナー

28 / 31
フブちゃんのソロライブ年間予定的にダンボール確定してて萎え…な気持を小説書いて何とかします。というわけでどうぞ最後までお読みいただけたら幸いです


崩れる幸せ

ある日の夜

 

「だーいぶ!」

 

「ちょっ!?」

 

風呂上がりの白上がとつげきしてきた、ちょっと湿ってるほかほかきーつねである胸が太ももに当たってるが気にしないでおこう

 

「急にどうした?撫でて欲しいならいつでも撫でてやるぞ?」

 

「わーい、じゃなくてっても〜耳触るな〜」

 

「そんなふにゃふにゃで言われてもなぁ?」

 

「君はいっつも耳触るんだから…ところで大和君、今度行きたいところがあるんですけど」ムクッ

 

「ん?どした?別にいいけど」

 

「その、連休って取れます?」

 

およ?旅行かな?どこだろ、ホロメンとは何回かしてたけど俺とって初めてじゃないか?

 

「これ、行きませんか?」スッ…

 

「おいちょっと待てお前どこからだしてんねん」

 

白上が起き上がり胸の谷間から取り出し持っていたのは俺があげた温泉旅行券だった、なるほどそれがあったか

 

「はぁ…いいよ、2泊3日ぐらいでいいか?白上はスケジュールとかどう?そっちに合わせるよ」

 

「えっと…1ヶ月後とかなら大丈夫そうです」

 

「分かった予約しとくから好きな日程教えて」

 

「りょうかーい」

「それにしても温泉かぁ…何年ぶりだろ?」

 

「あっ、そういば一緒に行ったこと無かったっけ?」

「あったな〜小2とかだったっけ?」

 

「ですです、また行きたいなぁ〜」

 

「…いやこのチケットそこのだぞ?」

 

「ふぇ?」

 

 


 

 

「ということがあったんですよ店長」

 

「なんで俺に言うかね〜嫌味か」

 

現在この前飲めなかった酒を店長とサシ飲み中、なんやかんやで久しぶりだな

 

「いやいや。この前新婚旅行の話たっぷり聞かせてもらったお礼ですよ」

 

そう…遡ること1週間前、旅行から帰ってきた店長とサシ飲みしてた時にもうだいぶ甘々なお話を2、3時間ぐらい聞かされましたよえぇ…てか秒で矛盾してない?まぁいいやさらっといつの間にか結婚しててびっくりしたよね、えぇ…てか普通に店長が相手でいいのか?ってぐらい綺麗な人で内面もしっかりしてて安心した。店長1回大学の時に悪女に引っかかったらしいから…

 

「そんなこと言ったってよお前ももう行く所まで来てるじゃん、もうやる事やってんじゃないの?」

 

「いやいや、無理に行けないですって…それに白上とはまだそこまではお互いに違うって言うか…」

 

「いや〜案外待ってると思うよ?フブちゃんそういうの恥ずかしがって言えないタイプだし」

 

そうかなぁ…でもこの前まで愛してるって言うだけで照れてたしそうなのかな?最近は自分から言ってきて返したら照れてまた可愛いんだよ…

 

「うーん…そんなもんですかねぇ…俺的にはまだ白上とは早いっていうかいい雰囲気になってもそこまでじゃないって言うか…」

 

「何?お前枯れてんの?」

 

「…殺しますよ??って言いたいんですが実際そうかもしれない…白上を好きになってから他の女性はほぼ眼中に無いですしとはいえ白上ともキスはしてもそれより先に行こうとなかなか思えないんですよね…自分の推しを汚さない的な変な理性が働いてるのかもしれない…」

 

「お前さ、とりあえず白上呼びやめない?フブキって呼ばれた方が絶対嬉しいよ」

 

「そうですかね…家帰ったら呼んでみます」

 

「おう、そうしろそうしろ〜」

「ん…?おっと噂をすれば何とやら白上…いやフブキから電話ですねちょっと席外します」

 

「いってら〜」

 

確か今日は事務所だったよな?何かあったかな?

 

「もしもし〜?」

 

『あっ、えっと…や、大和君』

 

「おう、どうした?」

 

『そ、その…いつもありがとう!だ、大好きだよっ!』

 

「っ!!!ごめんフブキ、それは俺には効果てきめんすぎる…」バタッ

 

『え、や、大和君!?』プッツーツー

 

「おい大和!大丈夫かって…大丈夫そうだな」

 

「店長…俺帰りますねちょっと最愛の彼女に会いたくなったんで」

 

「おう、あ、そうだこれやるよ」

 

「え、こんないいの貰っていいんですか?」

 

「フブちゃんも飲みやすいやつだと思うから一緒に飲みな」

 

「ありがとうございます!また今度!」

 

そうして店長と別れて帰ったんだがその道中、そう大通りの交差点を渡る時だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ…!?!?」

 

声が出せないほどの痛み、その刹那また訪れる強い衝撃

 

(何が起こって…痛い熱い怖い)

 

体が言うことを聞かない、まわりが騒がしい…

 

(俺は死ぬのかな、せっかく貰った酒割れたかな…あ、フブキに貰ったブレスレット…)

 

よく見てみると目の前には事故の衝撃で引きちぎれ辺りに散らばるブレスレットだったものが転がっていた

 

(せっかく貰ったのに…壊れちまった。フブキ、怒るかなぁ)

 

そんなことを考えているとドアの開いた俺をひいたであろう車とその近くで男が何かわめき散らかしながら他の人に取り押さえられていた、たぶん逃げようとした人を見ていた人に抑えられているのだろう

 

(ははっ、人は死に瀕してるってのにここまで冷静になれるものなんだな…あぁ、最後ぐらい白上の…いやフブキの声でも聞きたかったなぁ…)

 

するとまた少し周りが騒がしくなり俺の頭は誰かに起こされ膝枕のような状態になった、そしてよく見ると1番会いたかった人が目の前にいた…

 

「フ…ブキ…か…?」

「はいっ。貴方の心の一番星で最愛のフブちゃんです」ニコッポロポロ

 

(あぁ…幸せだ、俺は初めから君の笑顔に惚れていたのかもしれない)

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

(大和君大丈夫かなぁ?)

 

倒れたであろう大和君を心配し収録から帰ってる時にそれは起きた…

 

(あ、大和君いた!まだ追いつくかな?びっくりさせちゃえ!)

 

少し歩いてると信号待ちをしている大和君が見えたので少し早足で彼の元へ向かう、しかし彼が横断歩道を渡る時…ドンッっと鈍い音が響き渡った…その後に音を聞いて近くの店から出て来た人の悲鳴が上がり騒ぎになる

 

(やま…と…くん?)

 

目の前から彼の姿が消え辺りを探すと5mほど横に横たわっていた

 

「っ!大和君!」

 

事故の騒ぎで集まっている人をかき分け彼の元へ急ぐ

 

「…っ!」

 

何とか近づくと彼の頭から血が流れ出ていることに気づく…

 

「大和君っ」

 

彼のすぐ側に行くとしゃがみ頭を膝にのせる

 

「フ…ブキ…か?」

「はいっ。貴方の心の一番星で最愛のフブちゃんです」ニコッポロポロ

 

「なんで…泣いてるんだよ」

 

「だってぇ…」ポロポロ

彼の息が荒い、笑っているが苦しいのだろう

 

「フブキ、ごめんなぁ…ブレスレット壊れちまった」

 

確かに辺りには白と水色のブレスレットであっただろう珠達が転がっていた

 

「そんなのいいんですよ、またおろ揃いのもの買いに行きましょ?」ポロポロ

 

「そうだな…また、買お…うな…」

 

「大和君、温泉約束…ですよ?絶対行きましょうね」ポロポロ

 

「そうだなぁ…楽しみ、だなぁ…」

 

「大和君…ずっと大好きだよ」ポロポロ

 

「フブキ…ありがとう、愛して…る…」

「大和君…!」ポロポロ

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、大和君は運ばれ何とか一命を取り留め、轢いた犯人は捕まりました。動機としては元々私にガチ恋して少しストーカーまがいのような事をしていたみたいで彼氏だと思われる大和君が憎かったらしく、前から計画は企てていたようです。それが今回たまたま見つけいい機会だと思い急遽行動したのだとか…

 

今回の事を受けて私は落ち着くまで精神的休養として無期限活動休止と休むことにしました。それから大和君ですが多数の打撲の他、擦り傷、頭部外傷のみとなり一命は取りとめたものの頭を打ち付けたことが悪く意識が未だ戻りません…私は目覚めるまで簡易的に日記をつけることにしました

 

 

 

 

1日目

 

今日は彼の両親が会いに来ました。久しぶりに会えたので懐かしい気持ちになり積もる話をしてました。大和君をよろしくとも言われました。彼はまだ目を覚ましません

 

2日目

 

今日はミオと一緒に行きました。彼の寝顔はずっと変わらなくてたまに生きているか心配になります。今日も彼は目覚めません。

 

3日目

 

今日は前からあったどうしても外せない仕事があったため来るのが遅れました。最近夜に眠れない日が続いていたせいか気づいたら彼のそばで寝ていました。彼は今日も目覚めません

 

4日目

 

今日は病院に行きませんでした。行く気力もなく彼の匂いの着いた服をまとってひたすら無気力にベットで寝ていました。大和君…寂しいよ。

 

5日目

 

大和君と話したい…なでなでされたい、抱きしめられたい、愛してるって言われたいだけど彼は目覚めない…また1人にするの?

 

6日目

 

おかしい…おかしいよ。大和君のそばに居るのに心が満たされない、なんで?そもそもこうなったのは誰のせい?轢いたヤツ?違う、私のせいだ…私のせいで大和君は…なんで私じゃないの?あの時守るねって約束したのに…!ねぇ…!誰か教えてよ…もう私はダメかもしれない・

 

 

 

そして…

 

 

「今日で7日目…もう一週間だよ?この寝坊助さんはいつまで寝てるのか…」

 

そんなことを呟いているの病室の扉が開きそこにはミオが立っていた

 

「フブキ来たよ〜、どう?大和君は」

 

「うん…今日も気持ちよさそうに寝てるよ」

 

「そっか…」

 

「うん…」

 

「「…」」

 

ミオが向かい側の椅子に座りしばらくの沈黙…

 

「君はいつになったらおきるんだろうね〜」ナデナデ

 

「ホントだよ〜いつまで寝てるんですか〜」ギュッ

 

「…」

 

ミオが彼を撫で私は手を握る…

 

「うち、ちょっと喉乾いたから自販機で飲み物買ってくるね。お茶でいい?」

 

「うん、おねがい」

 

ミオが出ていきまた再び静寂に包まれる…と思っていた。

 

「…」ピクッ

 

「大和君?」

 

気のせいかもしれないが今微かに手が動いた

 

「…ぅぅ」

 

「大和君!」

 

彼の目が開き当たりを見渡す

 

「…あれ、ここは?」

 

「!!大和君っ!」ギュッ

 

「痛っ…」

 

彼が怪我しているのを忘れて嬉しく思わず抱きついてしまった

 

「あっ、ご、ごめん!え、え〜とえ〜と先生呼んでくるね!」

 

「あ、ちょ!フブキ!?どこ行くの!?って大和くん!目覚めたんだね!良かった〜」

 

「え、あぁ…なぁミオ、俺も事故ったあとから記憶あやふやなんだが何日たった?」

 

「えっとね〜1週間?今日でちょうど1週間だね」

 

「そんなに寝てたのか…てか体の色んなところが痛い…」

 

「だろうね〜、でもとりあえず大和くんが無事…ではないけど無事でよかったよ」

 

「そう…だな…」

 

「どうかしたの?」

 

「すごく…大切なものを忘れている気がする、絶対に忘れちゃいけないもの」

 

「記憶喪失ってこと?なんだろ、何か約束事とか?あ、フブキなら知ってるかな?」

 

「…?なぁミオ」

 

「なぁに?大和くん」

 

 

 

「フブキって誰だ?」

 

 

 

 

◀◁◀to be continued




大和っ…お前、記憶がっ!ということでこれからどうなるんでしょうか、私にも分かりません次の話書いてる私がきっと何とかしてくれるでしょう

最後までお読みいただきありがとうございます!
感想、評価、リクエスト募集しておりますのでよろしくお願いいたします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。