もし白上フブキが幼なじみだったら 作:魔王鎮守府のトレーナー
翌週俺はバイトをしていた…うちの会社は超が付くほどホワイトだが少し給料が低い…まぁ上司も同僚もいい人に恵まれてるから実質プラスだろう…
そして仕事に支障をきたさない程度なら副業が認められているので大学時代にお世話になった居酒屋で土日のどちらかに働いている…
「すみませーん2人行けますか?」ガラガラ
そう言って入ってきたのは白上だった…
「はーいテーブル席でよろしいでしょうか」
「あ、大丈夫です」
こんな事務的な会話をする…数年ぶりの再会がこうなるとは思わなかった…白上は気づいているのだろうか?
とりあえず案内する…連れの方は…確か同じ事務所の人だったか?名前は…大神ミオ…だった気がする…
案内などを済ませ他のお客様に料理を運ぼうとすると店長があの二人からこっそりサイン貰ってこいと言ってきた…まぁお世話になってるしこっそり周りに気づかれないようにサインを貰いに行く…店長いわく「フブキさんはお前がシフトじゃない平日によく来るから知らなくて当然…有名人に来て貰えるのは、嬉しいから今までサインを貰うのを我慢していた」との事…後大神さんと2人ということもあり我慢できなかったらしい…まぁ有名人だもんな…2人とも…
「あの〜すみません…ホロライブの白上フブキさんと大神ミオさんですよね?」
「へ?!あ、はい!」
白上が予想していなかったようで少し焦りながらそう答える
「もう…ちょっと落ち着きなよ…フブキ…あ、もしかしてサインですか?」
「はい…すみませんがいただけるでしょうか?おふたりが来たと分からないように事務所の方に飾らしていただくので…」
「別にいいですよ?むしろ堂々と飾っちゃってください!」
「いや…お2人は人気なのでそれがファンに分かったらもう来づらいじゃないですか…ほら…白上さんはよく来てくれますし…」
「よくって言っても月に1、2回来るか来ないかですけどね」カキカキ
「ウチは初めて来たけどまたフブキと来るよ…はい、サイン」カキカキ
「おふたりともありがとうございます…ついでにご注文取りますねお決まりでしょうか?」
「じゃあ私は〜」
という感じでサインを貰い2人は満足そうに食べて帰って行った
多分白上は気づいていないと思う…とりあえず元気そうで良かった…
後日…
「ねぇフブキ…あのお店めっちゃ混んでない?」
「そうだねミオ…これみんなファン?」
「こん中に行ったらさ…やばいと思うんだよ…お店に迷惑かける的な意味で」
「そう…だね…」
サイン効果なのか知らないがうちの売上は前の3倍以上になり案の定当人らは来れなくなっていた…
「はぁ…また来るって言ったのになぁ…」
「そうだね…あそこ何度も行きたくなるぐらい美味しかったのに…」
一方俺は…
「うおォォォォォいくら捌いても終わらねぇぇぇぇ」
仕事に追われていた…
店長「2号店…開くかぁ…」
そして店長は2号店を作りいつの間にか事業拡大していた…後聖地巡礼的な意味で来ていたファン(近くに住んでいる奴ら)が恒常的に来てくれるので売り上げは2倍になった…2号店ができてからはもとより少し多いくらい…
サインを書いてから半年後…2人はやっと食べれるのでした…
「やっぱりここの料理は美味しいですねぇ…」
「ほんとだねぇ…」
「それにしても個室が増えていたとは…ありがたいですね」
「そうだね〜」
主人公の名前を本格的に決めなければ…
ちなみにフブキは主人公に気づいておりません