もし白上フブキが幼なじみだったら 作:魔王鎮守府のトレーナー
もう少しで100お気に入り!皆さんありがとうございます!
今日は色々重なり少し遅い時間になってしまった…配信は全然間に合うから良いんだけど少し疲れた〜配信まではゆっくりしよ…そんなことを思いながら帰路に就いていると知らないおっさん二人が現れた
「なぁお嬢ちゃん可愛いねおじさんたちと遊ばない?」
その瞬間背筋がゾクッとした…これが恐怖だろうホラーゲームなどをやる時に味わうものとは全く別な…何倍にも恐ろしいものを感じた…
「い、嫌です」
何とか言葉を捻り出し拒絶するするとおっさんたちは強硬策に出た…最悪なことに人が周りにいない…まずい逃げなければと思った時にはもう遅かった…
「なぁいいだろ?ちょっと遊ぶだけだからさ〜」
そう言いながら私の手を掴み路地裏に引き込まれる…私は絶望を感じていた…相手は人間…獣人の私なら逃げることぐらい容易いはず…なのに体が言うことを聞かない…
「や、やめて…」
そんな事を言っても2人は止まらない…あぁ私はこのまま二人に犯されるのか…もはや半分諦めていた気がする…だけど私は最後の望みを賭け声を何とか出して助けを求めた…
「だ、誰か助けてください!」
自分でもびっくりするぐらい声が出た…だがそれがおっさんたちの反感を買ったようだ…
「おうおう悪い子ですねぇ…悪い子にはお仕置をしなきゃねえ!」
あぁ終わった…もうダメだ…おしまいだぁ…なんて思った時に声が聞こえた…
「おっさんたち何してんすか〜ww」
「あ?誰だお前さっさとどっか行けよ」
「嫌っすww」
来たのは酔っ払いだった…この際酔っ払いでもなんでもいい助けてくれ!藁にもすがる思いでしゃがみながら震えていた…思えばこの時2人とも酔っ払いに集中が向いていたので逃げれたかもしれない…まぁ腰が抜けて動けないんですけど…
「お前おちょくるのもいい加減にしろよ?」
「別に〜おちょくってなんかないですよ〜ww」
酔っ払いがおっさんたちを煽るそれにおっさんがキレる
「痛い目見ないと分からないようだなぁ?」
これはまずいのでは?と思っと時
「あ〜やめたやめた」
急に何を言い出すのかまるで今までのは演技だったように言い始めた…怖気づいたのかこのまま逃げるのかそんなことをおっさんたちも思ったようで逆に酔っ払いを煽る
「お?ビビったか?」
「あ?何勘違いしてんだ?この豚野郎」
急に酔っ払いの口から暴言が飛び出すその言葉におっさんもびっくりしたようだがさらに反感を買う
「ぶ、豚!?」
「お前はほんとに俺らを怒らせたようだなぁ」
まずいこのままでは…しかし何かしたくても体が動かない…
「その女置いて失せろ…俺は今気分がいいんだ…早くした方が身のためだぜ?」
私を置いて失せろ…その言葉に少し安堵した自分がいた…だがさらにおっさんは苛立つ…
「なんだと!?てめぇなめやがって!」
そうして酔っ払いに殴りかかろうした時…
「聞こえなかったか?失せろ」ギロッ
2度目の悪寒を感じた…しかしそれは恐怖から来るものではなくその酔っ払い自身が発する覇気…いや殺気…ワンピースの最初の巨大なウツボの気持ちがわかった気がする…その場から逃げたいとも思った…しかし体が動かない…いや動けない…
「「ひぃ!すみませんでした!!!」」スタコラサッサ
しばらく硬直した後動けるようになったおっさん達が慌てて逃げていく…助けてくれてありがとうございましたと声をかけようとした時…
「あ、あの…」
「あ?」ギロッ
「ひっ…」ウルウル
思わず涙が出たその目から発する殺気はとんでもないものだった…しかしすぐに殺気は消えた…
「あ、やべ…ごめん大丈夫?」
「あ、はい」
優しい声をしていた…落ち着くどこか懐かしい声…しかし思い出せない…正直私はこの声が好きだ…いつまでも聞いていた…
「あ、あの!名前聞いてもいいですか!」
名前を聞いたら分かるかもしれないと思い聞いてみた…
「…通りすがりの酔っ払いだよこんな出来事早く忘れちまいなそれじゃ…」
しかし教えてはくれなかった…彼の顔はよく見えない周りがくらいからだ…またいつか会いたいと思った…
その後自分の足で家まで帰り一応今日の配信はお休みにした…楽しみにしていたすこん部たちには申し訳ない…
そして私は今日のことを振り返りながらゆっくり眠りに落ちた…
数日後の雑談配信で彼の話をした
『白上実はですねこの前変なおっさん2人に絡まれまして…助けを呼んだら酔っ払いが来たんですよ』
すこん部から心配の声が上がるみんな優しい
『それでですね酔ってるからなのか煽り出しておっさん達がキレたんですよ〜』
数日経っても鮮明に覚えている…今考えると本当に運が良かったとしか言えない…あの時通りがからなかったらと思うと震える…
『それでおっさんが大学生?わかんないですけどその酔っ払いを殴ろうとした時に急に萎えたとか言い出して何言ってるんだろうとか思ったらですね私を置いて失せろって言うもんですからなんかしたかなって不安がってたらですね』
ほんとに怖かった…もうこんな体験はしたくない…
『今度は多分殺気も込めて…その、ふふ…シャ、シャンクスばりの覇気で失せろって言いましてww』
《シャンクスww》
《いやシャンクスww》
『おっさん達も逃げてってその時お礼を言おうとして声をかけたらそのままあ?って言われてびっくりしたんですけど直ぐに謝ってくれて名前を聞いても通りすがりの酔っ払いとしか言わなくてですね』
少しクサイと思ったがかっこよかった…またあってお礼を言いたい…そんなことを思ってると《顔は見えなかったのか》とお茶が飛んでくる
『顔は見えなかったの?そうですね〜顔は路地裏なこともあって暗くてよく見えなかったんですよね〜本当に感謝しかないですね〜ありがとうございます通りすがりの酔っ払いさん』
《酔っ払いナイス》
《なんだそのクサイ通りすがりの酔っ払い…かっこよ》
《通りすがりのって聞いて通りすがりの某マゼンタの仮面ライダーかよって思ったwwwww 》
《通りすがりの酔っ払いだ覚えておけwwwww》
《ワンチャンすこん部だったり?》
『そうですね〜すこん部だったら嬉しいですね〜』
某マゼンタの仮面ライダーで少し笑いかける…確かに思ったけどさぁ…
《もしかしてこの前急に休んだのってその日?》
「あ、ですです…急にお休みにしてすみませんでした…あ、もちろん今は気にも病んでないので大丈夫です!」
《あ、そうだったのか…》
《体調不良って聞いたから心配だったけど安心した〜》
《まさか裏でそんなことが…酒飲んで待機してたらいつの間にか寝てた自分が憎いぜ…》
安心してくれたようで良かった…それとすこん部の温かさにほっこりしてしまう…
《そういばフブキングはいつぞかに言ってた幼なじみには会えたの?》
そのお茶に少しドキリとする…まだ会えていない…色々と話したいことがあるのに…
『幼なじみ…まだ会えてないんですよね〜まぁもしかしたらどっかでもうあってるのかもしれませんけどね白上が気づいていないだけで…もう何年前だ?10数年前か?そんぐらい前の記憶なので大人になって姿が違うからかもですね〜っとそろそろお時間ですね〜それではおつこーんでした〜』
配信を終わり息をつく…明日以降のことやこの前のことなどを考えながらやるべきことをやり私は眠りにつくのだった…
意外と自分でも頑張れててびっくりしてますみんなありがとうございますこれからも精進していきます!