異空のゼロ   作:89式小銃

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どうも89式小銃です。

この作品は、百田 尚樹氏の小説「永遠の0」とスマホゲーム「アズールレーン」をコラボしたものになります。

物語の都合上、第二次世界大戦に関すること等が続々と出てきますので苦手な方はブラウザバックをオススメします。それでも良いと言う方は、満足するかは分かりませんが楽しんで読んで頂けたら幸いです。

それではどうぞ


第一章 異世界に
01 始まり


 

 

 

 

 

 

1945年8月未明 太平洋

 

ヨーロッパの戦争が終結し、太平洋戦争も終わりを迎えようとしていた1945年8月。太平洋上を航行していた米機動部隊に1機の零式艦上戦闘機通称"零戦"が襲いかかった。

 

 

Its zero!!(ゼロだ!!)

 

海面スレスレを飛行する零戦を発見した米乗員の一人が零戦のコードネームである"ゼロ"の名を叫ぶ。

 

ドォン!ドォン!

 

ドンドンドンドン!!!

 

艦橋前後にある12.7cm連装両用砲や左舷にある12.7cm単装高角砲、ボフォース40mm機関砲、エリコン20mm機銃が零戦を攻撃するが、VT信管が付いている砲弾が次々と手前で爆発していき機関砲弾や機銃が零戦を恐れているのか弾が逸れていく。

 

Why doesn't it hit!?(なんで当たらないんだ!?)

 

It reacts to the reflection on the sea surface!! (海面の反射に反応しているんだ!! )It exploded will in front of the enemy aircraft!!(敵機よりかなり前で爆発している!!)

 

話している間にも零戦が横滑りしながら自分達が搭乗している母艦へとどんどん接近していく。

 

What's the Magic fuse!!(何がマジックヒューズだ!!) Get rid of this bastard!!(さっさと落とせこの野郎!!)

 

Does he know how it works!?(奴は、仕組みが分かっているのか!?)

 

That's Not the case!!(そんな訳ねぇだろ!!)

 

We'll collide!!(ぶつかるぞ!!)

 

Distance 500 yards!! bridge!! (距離500ヤード!!艦橋!!) We're about to collide!!(まもなく衝突します!!)

 

It's grabbedー!!!(掴まれぇぇぇ!!!)

 

どんどん近づいてくる零戦に乗員達が悲鳴を上げる。

 

すると零戦に弾が命中し、主翼から火を噴き黒煙を上げる。誰もが撃墜を確信したが零戦がいきなり急上昇し機体を捻って背面飛行する。そしてそのまま急降下してくる。

艦上に居た乗員達はなす術もなく悪魔が降りてくるのを見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その勇気に人々は敬服した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

太平洋上のある海域で一人の零戦搭乗員が特攻によってその命を散らした。その搭乗員は、愛する妻子を何より案じ、命を重んじる思想だったため「海軍航空隊一の臆病者」「何よりも命を惜しむ男」と蔑まれていた一方でトップクラスの撃墜王に匹敵する卓越した操縦技術で敵機を次々と撃墜していたため「凄腕の零戦乗り」とも言われていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???

 

 

「うぅっ……ここは…」

 

一人の男が見知らぬ部屋で目を覚ます。

 

「和室…?確か俺は、米空母に突入したはず…いったいどうなっているんだ…?」

 

頭の中が酷く混乱していた。米空母が救助してくれたとしても米空母の中にはこんな日本風な部屋がある訳が無い。仮に突入が失敗し、運良く日本本土に流れ着いたとしても設備が整った軍病院ではなく和室に運ぶのもおかしすぎる。

 

「包帯…一応助けてくれたのか」

 

ふと自身の体に目を移すと突入時に着ていた飛行服ではなく患者服を着ており、あちこちに包帯が巻かれていた。

 

スーッ

 

すると和室の襖が静かに開き、一人の女性が現れる。

 

???「おや、気づかれましたか」

 

「!?」

 

その女性の姿を見て男が驚く。青い髪に水色の瞳、人間には生えていない青く美しい毛並みの尻尾と狐耳を持っていた。

 

???「海の上に不時着水していた戦闘機で負傷して気絶していたのを私が見つけ救助致しました。…どうしましたか?」

 

「あっ…いえ何でも…救助してくれたこと感謝します。…ところで貴方は?」

 

神通「申し遅れました。私は、重桜川内型軽巡洋艦二番艦の神通です。以後お見知りおきを」

 

彼女が自己紹介するが男が困惑する。

 

「軽巡洋艦?重桜?どういうことですか?」

 

神通「?どういうことと言われましても…重桜は貴方が今ここに居る国ですし、軽巡洋艦もKAN-SENの艦種の一つですよ?」

 

「???」

 

更に酷く混乱する。重桜と言う国やKAN-SENと言う単語も聞いた事が無かった。

 

神通「…もしかしてKAN-SENを知らないのですか?」

 

「はい。KAN-SENと言う言葉は聞いた事ありませんし、重桜と言う国も聞いた事ありません」

 

神通「えっ!?重桜も知らないのですか?!」

 

神通にとって衝撃的な言葉だった。KAN-SENはともかく重桜は今現在、最強国家として知られている大国ユニオンやロイヤルと酷く対立しており、世界で重桜の名を知らない者は居ないと思っていた。

 

???「神通?突然、大声を出してどうしたのですか?」

 

すると襖が開き一人の女性が入って来る。栗色の長い髪に紫色の瞳のその女性も美しい毛並みの9本の尻尾や獣耳を持っていた。

 

神通「…すいません少し時間を頂きます。…天城さん、少し良いですか?」

 

入って来た天城と言う女性を連れて神通が一度部屋の外に出る。

 

米空母に突入したと思ったら気づいたら和室に居たり、軽巡洋艦神通と名乗る不思議な姿の女性が現れたりと次々と起こる出来事に頭が痛くなっていた。

 

「………」

 

ふと横を見ると所持していた小物と一緒に自分が特攻時に着ていた飛行服が畳んで置かれていた。その飛行服の胸ポケットから1枚の写真を取り出す。写真には和装をした女性と女性に抱えられた赤ん坊の姿が写っていた。

 

スーッ

 

しばらくすると話を終えたのか襖が開き、神通と天城が入ってくる。

 

天城「話は詳しく聞きました。KAN-SENや重桜を知らないと言うのは本当ですか?」

 

「…はい」

 

神通から話を聞いていたが男の声を聞いて改めて衝撃を受ける。

 

天城「驚きましたね…今のご時世KAN-SENや重桜を知らないとは…」

 

「はぁ…そう言われましても……ところで貴方は?」

 

天城「申し遅れました。私は、天城型巡洋戦艦のネームシップの天城と申します。以後お見知りおきを。…ゴホッゴホッ…すいません…生まれつき身体が弱いもので…」

 

「いえいえ、天城さんですね。よろしくお願い致します」

 

天城「こちらこそよろしくお願い致します」

 

二人が挨拶を交わす。

 

神通「…そういえばまだ名前を聞いていませんでしたね。貴方の名前を聞いてても?」

 

「…宮部。宮部 久蔵(みやべ きゅうぞう)です」

 

 

 

 

 





タグにもある通り、不定期更新ですので気長に待って頂けたら幸いです。

それではグッバイ

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