ルーシィ「そ...そんなに強いの?ラクサスって...タイガとも互角っていうし...」
ルーシィは改めてラクサスの実力を聞き戦慄する。
ルーシィ「だって、昔二人が戦った時は舞台にした廃村が無くなったぐらいなんでしょ?」
ツバサ「あ~、アレは凄かったな~。二人の最後の攻撃が大きな光の柱になって、キレイだったな~」
ルーシィ「アンタがたまに怖くなるわ...」
ルーシィ「そういえば、あの二人って戦ったのはその一回だけなの?」
サクラ「そんなことないわよ」
ハッピー「マスターの命令で魔法を使っての勝負は禁止になったけど、ちょっとした勝負ならちょくちょくやってたんだよ」
ツバサ「ギルドのみんなが勝負の種目を決めてボクや、ラクサス親衛隊の一人のフリードが審判をやったんだよ。例えば...」
タイガとラクサスが行った勝負の一部を紹介しよう。
重量上げ対決
勝者:ラクサス
1㎞競争(魔法無し)
勝者:タイガ
牛乳(1ℓ)早飲み勝負
勝者:ラクサス
呑み比べ
勝者:ラクサス
腕相撲対決
引き分け:台にしてた樽が壊れた為
料理対決
勝者:タイガ
絵心対決(審判:リーダス)
勝者:タイガ(僅差)
瓦割り対決(魔法無し)
勝者:ラクサス
一ヶ月の稼ぎ勝負
引き分け
ツバサ「この他、いろんな勝負をちょくちょくと」
ルーシィ「そ...そうなんだ」
ハッピー「そういえば、二人の勝負って今どうなってるんだっけ?」
サクラ「たしか...引き分けの数は忘れたけど、50勝50敗でちょうどタイだったわね」
ハッピー「次の勝負で勝ち抜けるね」
ツバサ「案外、近いうちにまた勝負するかもね」
ツバサのこの言葉がそう遠くない未来に現実になることを、この時はまだ誰も知りはしなかった。
~ナツの自宅~
タイガ「着いたぞ...ナツ」
タイガは自分が肩を貸して歩かせていたナツに声をかける。ナツは足を掴まれ、引きずられていたが途中で立ち上がり、フラついた所をタイガが肩を貸したのだ。
ナツ「あ..ああ」
タイガに運ばれたナツは自宅のベッドに横になる。彼の首からいつも身に着けているマフラーが落ちた。
タイガ「ホラ...落としたぞ」
ナツ「ああ...悪ぃ」
タイガはナツのマフラーを見て
タイガ「イグニールから貰ったマフラーか...」
ナツ「ああ...お前の服もたしか...リュミエールから...」
タイガ「ああ...同じのを何着も貰ったよ、心配性な母さんだ...だけど、この服もそのマフラーも俺達にとっては大事な親との繋がりだな」
タイガがそう言ってナツの方を見ると
ナツ「zzz...zzz...」
彼はいつの間にか寝ていた。
タイガ「たく...俺、恥ずかしい奴みたいじゃねえかよ...さて、帰るかツバサのカレー楽しみだな」
タイガはそう言いながら自宅へと帰って行った。