ということで、タイムリーなクリスマスネタを書きました。
今回の話の元ネタは、某侍漫画のクリスマス回です。
~778年 マグノリア~
魔導士ギルド
一同「メリークリスマ~ス!!」
マカオ「?...マスターはどこ行ったんだ?」
ワカバ「そういやぁ見てねえな...ラクサス、知らねえか?」
ラクサス「知らねえよ。どっかで呑み歩いてんじゃねえのか?」
サクラ「ねえツバサ...タイガもいないみたいだけど?」
ツバサ「?...そういえばお昼から見てないね」
グレイ「あっ!?ナツ!!オレのチキン食いやがったなー!!!」
ナツ「さっさと食わねえのが悪いんだろーが!!」
エルフマン「二人とも止めなよ~」
ハッピー「あいかわらずだね~」
いつも通りのナツとグレイのケンカをエルフマンが止めようとする。そしてハッピーはシャケを食べながらそのケンカをのんきに見ていた。ハッピーは『クリスマスにはシャケを食う派』だったようだ。
エルザ「ミラ!!私のケーキの苺を食べたな!!!」
ミラ「食べないからてっきり嫌いだと思ったんだよ!!!」
エルザ「最後に食べようと楽しみにとっておいたんだ!!!」
ミラ「やんのかコラ!!!」
リサーナ「もう~、ミラ姉もエルザも止めなよ~」
そんな様子を建物の外から見ている人物が一人。
マカロフ「フフフ...盛り上がっておるのう。そろそろ出ていってやるか」
そしてマカロフはギルドの入り口に現れた。
マカロフ「ほうほう...良い子のみんな~!!メリ~クリスマ~ス!!!」
その姿は赤い服に帽子、大きな袋を抱えたいわゆるサンタコスであった。
一同「!!?」
突然のサンタ(マカロフ)の登場に一同は驚く。ツバサにいたっては口を大きく開けるほどだった。
マカロフ(フフフ...サプライズ成功じゃのう...ツバサなど、あんなに驚いて...ってあれ?)
ツバサ「あ...ああ......あああぁ......」
ツバサの驚きの顔は戻らず、むしろどんどん口を大きく開けていった。
マカロフ(ちょっと...さすがにそんな驚かなくても...というか何をそんなに)
一同が驚くのも無理はない。ギルドの入り口にはサンタに扮したマカロフの隣にもう一人のサンタが立っていた。そのサンタこそ口元に白い大きな付け
マカロフ「?」
タイガ「?」
二人のサンタは自分の隣にいた人物を見て驚き、抱えていた袋を落とした。
マカロフ、タイガ((サ...サンタさんだ!!!))
ツバサ「サンタが二人いるなんて、どうなってんの!?」
マカロフ(ど、どういうことじゃ!?なぜサンタがもう一人いる?)
タイガ(だ、誰だコイツ!?なんでこのサンタイガの他にもサンタがいるんだ?...皆にちょっとしたドッキリを仕掛けようと思って、屋根の上で寒さに耐えて夕方からスタンバイしてたってのに)
マカロフ(どうしてくれるんじゃ!喜ばすどころかドン引きではないか)
タイガ(鼻の良いナツにバレないように、わざわざ他所の街で買った『におい消しの
その様子を見ていた者達は
マカオ「なんか睨み合ったまま動かねえぞ...」
ワカバ「つーか、あの二人って...」
ラクサス「たく...ジジイもタイガも二人して何やってんだよ」
どうやら大人なメンバーは二人の正体に気づいているが、子ども達はというと。
ツバサ「サンタが二人なんてとんだ嘘っぱちだよ!!」
エルザ「そうか...つまりどちらかは偽物。サンタの格好をして民家に忍び込み、泥棒をしようとしてたということだな」
ミラ「つーことは、偽物の方をしめたら良いって事か」
エルザとミラは突如現れた二人のサンタを追い返そうと臨戦態勢にはいる。
マカロフ(どうする?コイツのせいでグダグダになってしまったではないか)
リサーナ「なんか、二人とも黙ったままなんだけど...」
ツバサ「おい!何黙ってんだよ。おまわりさんに突き出すぞ!!」
タイガ(いやいや、俺お前のお父さんでお兄さん!!そんな不審者を見るような目で見ないで...)
するとここで二人はある事に気づく。
タイガ(あれ?...ちょっと待てよ...)
マカロフ(よくよく考えたら...)
二人((俺(ワシ)...偽物だ...))
ちなみにタイガは気配や魔力を感知できるが、突然のサンタの登場に動揺して隣にいるのがマカロフだと気づいていなかった。
マカロフ「あの~お主、どちらの所属かな?」
タイガ「え?」
マカロフ(ここはコイツに引き下がってもらおう)
マカロフ「いやぁ、別に疑っているわけではないんだけど、どこかのボランティア団体の人かなぁ?って思って」
タイガ「まぁ、この格好で分かると思うけど、サンタ的な...そちらこそ老人会の方ですか?」
マカロフ「いやいや...ワシもサンタをやっとる者で」
タイガ(何だコイツ、全く退く気がしねえ)
マカロフ(ま...まさかコイツ...)
二人((本物のサンタか!!?))
グレイ「おい...アイツら、また黙り込んだぞ」
マカロフ(そういえばこやつ、よくよく見てみると一見ワシと同じ年寄りに見えるが、このがっちりとした体格、肌などまるで10代のそれではないか)
まあ、この頃のタイガは14歳ぐらいですけどね...
タイガ(コイツ小さい体格だが、体から発せられるこの気迫、まるで巨人と対峙しているような...もしかしてサンタって実は強いのか?)
まあ、マカロフは魔法で大きくなれますからね...
レビィ「あの二人、ずっと睨み合ってるよ」
カナ「サンタ同士、何か通じ合ってんのかな?」
マカロフ(どうすれば良いんじゃ?...この空気...昔、ギルドの忘年会で二代目マスターのプレヒトのモノマネをノリノリでやってたら、いつの間にか後ろにご本人登場してた時の気まずさではないか!?)
タイガ(どうすんだよ...今さらどの面下げて、実は偽物でしたって言えば良いんだよ!?もはやそんな空気でもねえよ!?)
二人((俺たち(ワシら)偽物サンタはどうすればいいんだ!?))
そして二人の中である答えが出た。
二人((本物を倒して、俺が(ワシが)本物になるんだ!!))
マカロフは魔法で大きくした拳をタイガの顔面に、タイガは光を纏った蹴りをマカロフの腹部にくらわせた。お互いの攻撃をくらった二人はそれぞれ後ろに吹き飛ばされてしまう。
二人「「ぐわぁ~~っ!!」」
サクラ「ちょっと~~~っ!!!アンタ達いきなり来たと思ったら何やってんのよ!!?」
マカロフ「ぐはぁっ!!」
マカロフ(
タイガ「ぺっ!!」
タイガ(サンタさんハンパねえ...クリスマス意外の日は毎日筋トレでもしてんのか?...この一撃、前にリュミエールを怒らせた時にくらったゲンコツ並みに強え)
マカロフの攻撃で口を切ったタイガは心の中でそう思った。
マカロフ(それでも...)
タイガ(負けられねえ...)
二人((本物のサンタは...俺だ(ワシだ)ーーーっ!!!!))
二人が再び近づき互いを殴ろうとしたその時
サクラ「やめなさ~~い!!!」
マカロフ「ぐぉっ!?」
タイガ「がっ!?」
二人はサクラの頭突きをくらい、路地裏まで飛ばされた。
サクラ「アンタ達、仮にもサンタを名乗る者でしょ!!子どもの前で血を流そうとしてんじゃないわよ!!!」
争いを始めた二人のサンタに説教をするサクラを見てナツとグレイは抱き合って震え出す。
グレイ「サ...サクラ怖ぇ...」
ナツ「アイツ怒るとこんなに怖かったんだなぁ...」
ツバサはというと
ツバサ「サクラ、カッコい~」
目を輝かせていた。そしてサクラはケンカをしていたナツ達四人に向かい合う。
サクラ「アンタ達もよ!!せっかくのクリスマスパーティーなんだから、くだらない事でケンカしないの!!!」
ナツ、グレイ、エルザ、ミラ「「「「ハイ!!!」」」」
サクラの説教にケンカをしていた四人はビシッと真っ直ぐ立って返事をした。
エルフマン「すごい...ナツとグレイだけじゃなくて、姉ちゃんやエルザも黙らせた」
その頃、路地裏へ飛ばされたサンタ二人はというと
マカロフ「ま...まさかお主だったとはのぅ、タイガ...」
タイガ「マスターでしたか...さっきは思いっきり蹴ってすいませんでした...」
マカロフ「まあ、そのことは良い...ワシも殴ったしのぅ...」
サクラに頭突きされて額にたんこぶを作って倒れていた。そこにラクサスが近づく。
ラクサス「...たく...二人して何やってんだか...」
マカロフ「ラクサス...」
タイガ「あ!?そうだ!!」
タイガとマカロフはラクサスを見てあることを思い付く。
~数分後~
ツバサ「わ~!!サンタさんだ~」
ナツ「マジかよ!!スゲ~!!!」
ツバサ達は現れた金髪のサンタからプレゼントを貰っていた。
サンタ「ほら、プレゼントだ...さっきはオ...ワシの仲間が迷惑かけたな」
ツバサ「ありがとう!!サンタさん!!!」
サンタ「あ...ああ」
サンタ(てか、何でオレがこんな事を...)
先程タイガが思い付いたこと、それは動けない自分達の代わりにラクサスにサンタ役をやってもらうという事だった。こうして
というわけで、ある年のクリスマス回でした。
某戦隊の怪人さん、少なくとも