ある日、放課後の2組。
ケロロ、リムル、レイト、ミリムは話していた。
ケロロ「………てな、感じでありますな!」
リムル「へぇ………ケロロ達の世界じゃあ、宇宙人が沢山来てるのか。」
レイト「多種多様だな。」
ミリム「何だか、リムルとレイト達の国みたいだな。」
ケロロ「リムル殿とレイト殿の国は、よく分からないでありますが、それはもう…………ッ!?」
ケロロがそう話す中、ケロロは突然、顔を顰める。
気になったリムルが尋ねる。
リムル「どうした、ケロロ?」
ケロロ「な……なんでもないであります………。」
湊翔「どうした?」
リムルが尋ねるが、何でもないと答えるケロロ。
そこに、湊翔、カズマ、ターニャ、アインズ、カルム、キリト、サトシとピカチュウが来る。
レイト「いや、ケロロの様子がおかしいんだよ………。」
カズマ「何か、頬を抑えてないか?」
ターニャ「どうしたのだ?」
アインズ「もしかして、虫歯なのではないか?」
ケロロ「そ、そんな訳ないであります……。」
キリト「いや、顔色が悪いぞ?」
カルム「十中八九、虫歯じゃね?」
サトシ「そうなんですか?」
ピカチュウ「ピィ〜カ?」
皆がそう話す中、クルルがやって来る。
クルル「おやぁ、隊長?」
カルム「クルル。」
湊翔「どうしたんだ?」
クルル「もしかして、あれの様ですなぁ………。」
すると、周囲からサイレンが出てきて、警報音が鳴る。
ケロロ「ま、まさか…………!」
ターニャ「何なんだ、騒々しい!」
その後、2組のクラスメイト全員が呼び集められた。
スバル「いきなりどうしたって言うんだよ?」
アリス「そうです。いきなり呼び出しとは、どうしたのですか?」
トウカ「何かあったの?」
クルル「隊長の歯に、虫歯が確認されたんだぜぇ。ク〜クックックックッ。」
スバル、アリス、トウカが疑問を口にする中、クルルがそう答えると、冬樹達を除く全員がずっこける。
ターニャ「たかが虫歯だと?その為に、我々が呼び集められたのか?」
カルム「バカバカしくね?」
ギロロ「たかがだと?虫歯を舐めるな!」
全員『えぇ………。』
ギロロの言葉に、全員が戸惑う。
クルルが理由を説明する。
クルル「俺たちの世界じゃあ、細菌並みに小さい侵略宇宙人も居るんだ。」
ギロロ「そして、その宇宙人が生命体の口の中に侵入し、歯を削り、基地を建設する。それが、俺たちの世界の虫歯の正体だ!」
仰天!!
虫歯は、宇宙戦争だった!?
その事に、全員が驚く。
ミリム「そうなのか!?」
ヴェルドラ「何と!?」
リムル「いや、ケロロ達の世界が特殊なだけだと思うから………。」
レイト「多分、ケロロ達の世界と俺たちの世界は、全く違う。」
ダイジ「そうなのか?」
イーディス「リアルワールドでも、あんな風なの?」
アスナ「それは違うわよ。絶対。」
ミト「まあ、虫歯は放置してると痛いからね。」
異世界組やアンダーワールド組は、それを信じてしまいそうになるが、訂正する。
ギロロ「また歯磨きをサボったな!?」
ケロロ「だって、めんどくさいでありますし〜。」
そう言うケロロ。
すると、ケロロが拘束されている台が動き出し、椅子の形になる。
ケロロの口の中に、チューブ型カメラが入っていく。
ケロロの歯の方を捜索していると、見つけた。
モア「居ました!やはりおじさまの口の中に居たのは、超ダリーです!」
モアがそう叫ぶ中、モニターに映し出されたのは、エイリアンみたいな奴だった。
ケロロの奥歯は、かなり削られていた。
スバル「何だよ、その超ダリーって?」
モア「超ダリーとは、危険レベル5の、敵性宇宙人です!」
ギロロ「カリエス・ウォー、スタンバイ!」
ケロロ組『お〜!』
ギロロの掛け声と共に、ケロロの世界の人たちがそう叫ぶ。
他の世界の人たちは、ついていけてなかった。
めぐみん「カリエス………?」
リーファ「ウォー………?」
アーロン「具体的には、何なんですか?」
タママ「虫歯の原因となる異星人との戦いを、ケロン星では、カリエス・ウォーって、呼んでるんですぅ!」
シノン「戦うって言ったって………。」
エターナル「どうやって、口の中に入るんだ?」
めぐみんとリーファが首を傾げ、アーロンが質問をすると、タママが答える。
だが、シノンとエターナルが当然の疑問を口にする。
それには、冬樹が答える。
冬樹「ミクロイド光線っていうのを使って、自分の体を小さくして、軍曹の口の中に入るんです。」
ミリム「面白そうではないか!私も行きたいのだ!」
ヴェルドラ「我も行きたいな!」
リムル「お前らは、ただ暴れたいだけだろ!」
レイト「絶対に反応すると思った……………。」
冬樹の説明に、ミリムとヴェルドラが気合いを入れる中、リムルが突っ込み、レイトはそう呟く。
すると、ケロロが口を開く。
ケロロ「もちろん、我輩も行くであります!」
ノーチラス「ケロロ、何を言ってるんだ?」
ユナ「そうだよ。身動き取れないのに。」
クルル「そんな時の為の、これだ。」
ケロロの言葉に、ノーチラスとユナがそう言う。
そう言ってクルルが出したのは、コピーロボットだった。
リーリエ「クルルさん、それは何ですか?」
クルル「こいつは、コピーロボ966。スーパーリミテッド2号機。カリエス・ウォー専用ロボだぁ〜!」
全員『カリエス・ウォー専用ロボだぁ〜?』
リーリエの質問に、クルルはそう答え、ケロロ達の世界の住人を除く全員がそう言う。
クルル「だぁ〜は良いんだよ。ケロン本星でも、隊長のように、自分で自分の口をカリエス・ウォーしたいという需要が多い。」
白夜「どんな需要だよ。」
朱翼「ケロロ達の世界って、そんな物好きが多いのかしら………?」
ドロロ「確か、それは………。」
夏美「今回は、ダソヌ☆マソを呼んでないわよね!?」
クルル「呼んでねぇよ。」
そう、このコピーロボは、以前、クルルが実験をする為に、ケロロの口に虫歯役として配置されたダソヌ☆マソが居たのだ。
だが、今回は呼んでいないとの事。
クルルがケロロにコピーロボをタッチさせると、コピーロボの外見がケロロになる。
ターニャ「ほう。コピーロボの外見がケロロ軍曹になったぞ。」
クルル「意識も丸ごとコピーする。だから、本人も当然だ。」
アスナ「………………。」
ミト「……………。」
カルム「ミト?どうしたんだ?」
キリト「アスナも。」
アスナ「いや、人の意識を丸ごとコピーするなんて、精神が崩壊しないの?」
ミト「確かに。比嘉さんのコピーは崩壊したしね…………。」
アスナとミトは、複雑な表情で見ていた。
なぜなら、やっている事は、菊岡や比嘉達と何ら変わらないのだから。
だが、どういう訳か、ケロロのコピーの精神は崩壊していない。
Cケロロ「ゲロ!?もしかして!?…………やっぱり、あるでありますな…………。」
ヴァイス「コピーのケロロ殿の膝についているあれは何でしょうか?」
ターニャ「まさか…………自爆装置ではなかろうな………?」
クルル「正解だぜぇ〜。」
自爆装置。
それを聞いた途端、機械が存在する世界の人たちは、ドン引きする。
コピーとはいえ、ケロロを自爆させるようなものになるのだから。
クルル「さて、誰が隊長の口の中に行く?まあ、流石にこのクラス全員は行けないがな。」
ギロロ「俺たちは行くぞ。」
ターニャ「我々も行こう。良い戦闘訓練になりそうだな。」
ヴァイス達「ッ!?」
ミリム「私も行きたいのだ!」
ヴェルドラ「我も行くぞ!」
リムル「…………俺は、この二人の監視役として行くわ。」
レイト「俺も。」
サトシ「俺も行きたい!」
ピカチュウ「ピカチュウ!」
アインズ「こういうのも、偶には悪くないだろう。」
湊翔「まあ、俺も行くわ。」
カズマ「じゃあ、俺も。」
結果として、ケロロ達の世界の住人、203航空魔導大隊、アインズ、ミリム、ヴェルドラ、リムル、レイト、サトシとピカチュウ、湊翔、カズマが行く事になった。
その面々は、ミクロイド光線を浴びて、小さくなり、カタパルトに乗る。
ちなみに、湊翔とカズマはフィーバーフォームになっていて、レイトはジュウガになっている。
ギロロ「こちら、スカル1。こちら、スカル1。これより、ケロロの口の中に突入する!………ギロロ、出る!」
こうして、Cケロロ、ギロロ、タママ、ドロロ、冬樹、夏美、ターニャ、ヴィーシャ、ヴァイス、ノイマン、グランツ、ケーニッヒ、アインズ、ミリム、ヴェルドラ、リムル、サトシとピカチュウ、湊翔、カズマはケロロの口の中に入っていく。
中に入ると、そこには大艦隊が。
Cケロロ「既に、これ程までの軍備を整えていたとは………!」
湊翔「口の中に大艦隊が居るよ………。」
ミリム「これは、暴れがいがあるのだ!」
ヴェルドラ「そうであるな!」
リムル「おい。ここはケロロの口の中なんだぞ。あんまり暴れすぎると、ケロロにダメージが及ぶだろ。」
ターニャ「そうだな。クルルに改造してもらったこれを使うとしよう。」
ギロロ「各個撃破しつつ、マザーの元に向かうぞ!」
そうして、各自が動き出した。
夏美は、ビットを出して、超ダリーを撃破していく。
ギロロ「グッドファイティング!」
夏美「うん!」
ギロロも、自分が持っている武器で、超ダリーを撃破していく。
Cケロロと冬樹は、でかい大砲に、冬樹がチューブを接続していた。
冬樹「良い?軍曹?」
Cケロロ「良いであります!」
冬樹「エネルギー充填!」
Cケロロ「カリエス・ウォー専用の我輩の力を見るであります!発射〜!」
Cケロロの攻撃によって、超ダリーの艦隊は倒されていく。
一方、ミリムは。
ミリム「ワァ〜ハッハッハッ!私も暴れるのだ!」
リムル「ミリム、手加減しろよ。」
ミリム「分かったのだ!これが………手加減という物だァァ!!
ヴェルドラ「波動拳!波動拳!波動拳!」
リムル「手加減とは………?まあ、俺も行くか!」
レイト「ああ!」
ミリムは竜星拡散爆を、ヴェルドラは波動拳を撃ち、超ダリーの艦隊や超ダリーを沈めていく。
リムルとレイトも、超ダリーを倒していく。
一方、当のケロロは。
ケロロ「ゲ〜ロ〜!口の中で大爆発が起こっちゃ嫌〜!!」
エミリア「ケロロさん、苦しそうね。」
パック「そうだね。」
武劉「口の中で暴れられてはな………。」
ダクネス「う、羨ましいぞ!ぜ、是非とも!私にも………!」
トウカ「はいはい、ダクネス、落ち着いて〜。」
マーマネ「お、恐ろしい…………!」
カキ「口の中で大爆発が起こったら痛いよな………………。」
マオ「私、歯磨きをちゃんとしよう。」
スイレン「そうだね。」
ケロロの口で大爆発が起こっている為、ケロロが苦しんでいるのを見て、心苦しくなった人たちと、性癖を出すダクネスに、マーマネ、カキ、マオ、スイレンはそう話す。
一方、口の中では。
ドロロ「十時光輪!」
ドロロは、光の手裏剣を出して、超ダリーを倒していく。
アインズは。
アインズ「私も行くとしよう。
アインズは、炎の嵐を発動して、周囲に居る超ダリーを焼却していく。
湊翔、カズマの2人は、ある程度超ダリーに攻撃し、必殺技の体勢に入る。
『GOLDEN FEVER VICTORY』
湊翔「ふっ!はあっ!」
カズマ「おらっ!はあっ!」
湊翔はマグナムシューターを撃ち、カズマは高速移動しながら、超ダリーを撃破する。
ターニャ達、203航空魔導大隊は。
ターニャ「諸君!私たちがやる事は、前の世界に居た時となんら変わらない!あのデカブツを落とすぞ!」
ヴィーシャ「船が浮いてますね。」
ターニャ「そうだな。」
ヴァイス「少佐に続けー!」
ノイマン「だな!」
グランツ「はい!」
ケーニッヒ「まあ、いつも通りですね。」
203航空魔導大隊は、銃を使って、超ダリーの艦隊や超ダリーを撃破している。
サトシとピカチュウは。
サトシ「ピカチュウ!10万ボルト!」
ピカチュウ「 ピィ〜カチュ〜ウ!!」
サトシはピカチュウに10万ボルトを出す様に指示をして、撃破していく。
しばらくして、目に見える超ダリーや艦隊は全滅していた。
ギロロ「どうやら、敵を撃破した様だな。」
Cケロロ「あとは、マザーだけであります!」
ケーニッヒ「それはそうと、そのマザーって奴は、何処に居るんですか?」
ノイマン「だな。」
ターニャ「恐らく………。」
湊翔「あの虫歯ら辺だろうな。」
そうして、随分と削られたケロロの奥歯へと向かう。
その奥歯は、かなり悲惨な状態になっていた。
それを見ていたターニャは、口を開く。
ターニャ「…………おかしい。」
ヴィーシャ「少佐?」
リムル「確かに。敵の本拠地っていう割には、敵が見当たらないな。」
レイト「そうだな。」
湊翔「罠か?」
アインズ「その可能性は高いだろうな。」
ヴェルドラ「罠が何だというのだ!正面から打ち破って見せようぞ!」
ヴェルドラのその声と共に、虫歯へと降り立つ一同。
すると、隣の歯が上昇する。
カズマ「やっぱり罠じゃねぇかァァァ!!」
ヴァイス「しかも、退路が断たれたぞ!」
ミリム「あれが、基地とやらなのか?」
サトシ「あれは何なんですか!?」
ギロロ「マザーだ!」
マザー「この歯には、既に数億個の卵を産みつけたわ。全て排除するのは、不可能!」
マザーがそう言う。
だが、そう言った矢先。
ヴェルドラ「か〜め〜は〜め〜波ァァ!!」
マザー「ギャアアア!!」
リムル「いきなり!?」
レイト「不意打ち!?」
ヴェルドラのかめはめ波によって、マザーはあっさり倒された。
湊翔「おい!さっきの波動拳といい、多方面から怒られるぞ!」
ヴェルドラ「何でだ?」
リムル「ごめんなさい………。」
レイト「うちの好奇心旺盛な竜が、本当にすいません………。」
湊翔がそう叫び、ヴェルドラが首を傾げ、リムルとレイトが謝る。
すると、マザーは呻く。
マザー「な………なかなかやるじゃない。でも………さっきも言った通り、既に数億個の卵を産みつけたわ。」
ターニャ「確かに、数億個も卵を見つけるのは………。」
Cケロロ「ゲロ?」
すると、Cケロロが突然動きを止める。
更に、とんでも無いことを言い出す。
Cケロロ「自爆まで、あと10秒。」
ドロロ「自爆でござるか!?」
ギロロ「クルル!貴様、自爆させようとしてるのか!?」
クルル『いやぁ〜。こっちの方が面白いだろ?』
カズマ「面白く無ぇよ!!」
湊翔「皆!脱出するぞ!アインズ!」
アインズ「ああ!グレーターテレポーテーション!」
湊翔の叫び声と共に、全員がアインズの魔法で避難をする。
教室に開くと、元のサイズに戻る。
そして、ケロロの口が爆発した。
ケロロ「やっぱり………こうなるのね………。」
ケロロは、泣きながらそう言った。
その後、ケロロの歯は無事に生え変わった。
その際、2組の面々が思った事は。
全員『歯磨き、ちゃんとしよう。』
そう思ったのだった。
今回はここまでです。
今回は、カリエス・ウォーの話です。
カリエス・ウォーの詳細を知りたい場合は、ケロロ軍曹のシーズン1の『決戦!第三大臼歯 であります』と、シーズン5の『ケロロ カリエスウォー2 であります』をご覧下さい。
まあ、口の中で、手加減したとはいえ、ミリムの竜星拡散爆とヴェルドラの波動拳が炸裂すれば、そうなりますよね。
そして、カリエス・ウォーではお馴染みの、爆発オチです。
皆も、ちゃんと歯を磨きましょうね。
さもないと、酷い目に遭うかもしれませんから。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
日常回のリクエストは、受け付けています。
主にケロロ軍曹の日常回を参考にしようかなと考えています。
何か意見があれば、よろしくお願いします。