異世界おくてっと アナザーEdition   作:仮面大佐

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第7話 遂行!いいんかい

 クラス委員で書記になったトウカとユイとカナ。

 

トウカ「失礼しました。」

ユイ「失礼しました。」

カナ「失礼しました。」

 

 この日は、今日書いたレポートを職員室に居る先生に渡し、礼をしながら職員室を出た。

 

トウカ「ありがとうね、ユイちゃん、カナちゃん。おかげで助かったわ。」

ユイ「いいえ!これも書記の仕事ですから。」

カナ「はい!」

トウカ「じゃあ、帰りましょうか。」

 

 三人がそう話していると。

 

リムル「お?トウカ達じゃん。」

レイト「書記トリオだな。」

ディアブロ「お疲れ様です。」

ユイ「リムルさん!レイトさん!ディアブロさん!」

カナ「お疲れ様です!」

トウカ「三人も、これから帰る所ですか?」

リムル「ああ。丁度仕事も終わったしな。ディアブロが居てくれて、助かるよ。」

ディアブロ「ありがとうございます。」

レイト「良かったら、一緒に帰るか?」

 

 六人は、話しながら帰る事に。

 

ユイ「それにしても、エミリアさんは、凄いですね。」

トウカ「そうね。一癖も二癖もある人たちばっかりなのにね。」

リムル「そうだな。」

カナ「一度、エミリアさんに聞いたんですが、凄く大変かもしれないけど、私はこの世界で出来る事をしたいっと言ってました。」

ディアブロ「我々も負けてはられませんよ、リムル様。」

リムル「そうだな。よぉ〜し!俺たちも頑張るぞ!」

レイト「ああ!テンペストの盟主で、魔王だからな!」

 

 そんな風に話ながら帰っていく。

 翌日、カルム、キリト、アスナ、ミト、ユージオ、アリス、イーディス、ダイジが登校していた。

 

カルム「それにしても、ゲームのアバターの姿で登校することになるなんてな。」

キリト「そうだな。」

アスナ「でも、私、キリト君と一緒に登校出来るのは、凄く嬉しいよ。」

ミト「私も。カルムと一緒に登校出来て、嬉しい。」

 

 カルム達は、そんな風に朝からイチャイチャしていた。

 一方、アリス達は。

 

アリス「そういえば、ユージオは飼育委員とやらでしたね。」

ダイジ「そうだったな。」

イーディス「で?飼育委員はどんな感じなのよ?」

ユージオ「昨日は本当に大変だったんだよ?」

 

 アリスとダイジとイーディスは、ユージオの飼育委員の事を聞いたが、ユージオは呆れた目になって、昨日の事を話す。

 

アクア「い~や~だぁ~!!」

コハル「アクアさん!早く行きますよ!」

ユージオ「駄々を捏ねないで!」

 

 昨日の放課後、ユージオは、飼育委員の集合場所である飼育小屋に向かおうと、行きたくないアクアを見て連れて行こうとするのだが、当のアクアは机にくっ付いて拒み、そんなアクアの足を、コハルは引っ張り続け、ユージオはそう叫ぶ。

 それを見ていたドロロは、呆れた様子で言う。

 

ドロロ「どれだけ、委員長をやりたかったでござるか………?」

アクア「当たり前でしょ!?女神である私が、副委員長とか飼育委員とか似合わないもの!?やっぱりここは一番の委員長が良いの!」

小雪「くじ引きでそうなったんだから、諦めようよ。」

 

 小雪が優しく言うが、アクアは駄々を捏ねる。

 

アクア「嫌だったら嫌だ!」

スイレン「仕方ない。はっ!」

 

 スイレンがそう言うと、スイレンはアクアの髪を引っ張る。

 

アクア「痛い!痛い!痛い!ちょっと!何で女神である私のチャームポイントを引っ張るのよ!」

スイレン「アクアさんがいつまでも動かないから。」

アクア「分かった!分かったから!引っ張るのはやめて〜!!」

ユージオ「やれやれ…………。」

 

 スイレンがアクアの髪を引っ張った事で、アクアも諦めたのか、一緒に行く事に。

 それを、ユージオ、ドロロは呆れながら見ていた。

 

ドロロ「飼育小屋に行くだけでも、大変でござるな………。」

ユージオ「本当だよ………下手したら、キリトよりも大変な気がするよ。」

小雪「でも、何が居るんだろうね!」

コハル「私たちのポケモンは、そこで預けてるはずだけど……………。」

 

 小雪は、前向きにそう言って、飼育小屋に行く事に。

 飼育小屋には、既にスバルとアウラが来ていた。

 

スバル「おお!悪いな、アクアを連れて来てもらってよ。」

ユージオ「いや、アクアも、飼育委員だからね。」

ドロロ「生き物を育てる役割でござるから、拙者達は。」

スバル「………てゆーか、この飼育委員、忍者が2人も居る気がするが………まあ、良いか。おっしゃあ!行こうぜ!」

 

 スバルはそう呟きつつ、飼育小屋の中へと、ユージオ達と入っていく。

 ちなみに、忍者というのは、ドロロと小雪のことだ。

 そこには、嵐牙だけでなく、巨大なハムスターも居た。

 

ユージオ「嵐牙は、ここに居るんだね。」

嵐牙「はい………。正直言うと、我が主達と一緒に居たいです………。」

小雪「そればっかりは………どうなんだろうね?」

スバル「コイツ………俺の知ってるジャンガリアンハムスターにしては、デカすぎなんだよなぁ……。」

スイレン「え……ジャンガリ……何?」

 

 飼育小屋には、嵐牙だけでなく、アインズのペットであるハムスケが居た。

 スバルの言葉に、スイレンは首を傾げ、ハムスケはスバルに近づく。

 

ハムスケ「其方!!それがしの種族を知ってるでござるか!?」

スバル「いやぁ知ってるけど微妙に、ってかすっげぇ大事な所が違うんだけどぉ……。」

ハムスケ「それは以前、殿にも言われたでござる……。」

スバル「何言ってるか聞こえねぇし……そもそも、頭齧るの止めてもらえますぅ!?」

 

 ハムスケは少し落ち込みながら話し……ながらスバルの頭を齧る。

 それを見た他の人たちは。

 

スイレン「スバルさん!?」

ユージオ「齧られてるよ!?」

ドロロ「早く引き剥がすでござる!!」

小雪「うん!」

 

 四人は慌てて、ハムスケからスバルを引き剥がす。

 スバルは、頭から出血していた。

 

スイレン「ハムスケ。無闇矢鱈に頭を齧ってはダメだよ?」

ハムスケ「申し訳ないでござる………。」

 

 スイレンは、ハムスケに注意する。

 そこに、アウラがやってくる。

 

アウラ「あぁありがとう皆……ってスバル大丈夫!?血だらけだよ!!」

スバル「コイツ……何でか俺だけすっごい齧って来るんだけど……。」

 

 すると、アウラは血だらけのスバルに驚き、スバルはつぶやく。

 

アウラ「もぉハムスケ!!本当ダメでしょ!?」

ハムスケ「何故かスバル殿を見ると、感情が盛り上がってしまうのでござる。」

ユージオ「盛り上がってたの!?」

スバル「でもそれでガブガブって野生のコミュニケーション?!」

 

 アウラに叱られたハムスケが答えた事に対して、ユージオとスバルがそれぞれツッコんでいると。

 

ハムスケ「本当にかたじけないでござる……。」

スバル「かたじけないってんなら、齧るなっての!!」

嵐牙「ハムスケ!落ち着くのだ!」

 

 今度は、ユージオ達は、嵐牙も一緒に協力して、なんとか、ハムスケからスバルを引き剥がす事に成功したのだ。

 そうして、ユージオは語り終える。

 

ユージオ「…………そんな感じだよ。下手したら、修剣学院のキリトの時より大変だったよ。」

アリス「思いのほか、大変そうですね。」

ダイジ「確かにな。」

イーディス「そうね…………。」

 

 ユージオの苦労した話には、アリス達は、ユージオに同情した。

 すると、キリトが反応する。

 

キリト「おい。いつ俺がお前に迷惑をかけたんだよ?」

カルム「キリト…………。」

ダイジ「お前………。」

ユージオ「よく言うよ!修剣学院の学院規則スレスレのことをして、何度、僕たちをヒヤヒヤさせたのか!」

アリス「キリト………そんな事をしてたのですか………?」

 

 そんな風にアリスがキリトの事をジト目で見ていると、前方から声がしてくる。

 

レム「その魔獣を倒しましょう!!」

スバル「結論早いなぁ!!揉め事起こすなって、ロズっちにも言われるだろう?ノープロ、ノープロ。」

 

 見ると、スバル、レム、ベアトリスの三人がいて、レムはモーニングスターを持っていた。

 アスナは、三人に話しかける。

 

アスナ「おはよう、三人共。」

スバル「ん?おぉ、おはようさん!」

ミト「おはよう、レム。」

レム「おはようございます。」

 

 その後、カルム達は、スバル達と一緒に登校する事に。

 

ユージオ「それにしても、昨日の怪我は大丈夫なのかい?」

スバル「おお!おかげさまでな!」

カルム「そういや、ミトにイーディスにレムって、保険委員だよな?どうなんだ?」

スバル「そうだったな。お前達の方はどうだ?」

レム「はい!!レム達保健委員は、誰かが怪我や病気にならない限り、仕事がありません。」

ミト「まあ、怪我が無い方が良いんだけどね。」

イーディス「それでも、凄い暇よ。」

レム「ハッ!!スバル君!?」

スバル「ん?」

 

 カルムとスバルの質問に対して、そう答えるレム、ミト、イーディスだったが、レムが何かに気付いたのか、スバルに近寄る。

 

レム「どうして魔獣に襲われた時に来てくれなかったんですか!?」

スバル「あぁ~悪りぃ悪りぃ!!」

レム「次は絶対に来てくださいね!!」

スバル「その前にあのハムスターに齧られないといけないけどねぇ~。」

 

 レムとスバルがそんな風に話す中、アスナは、キリトに話しかける。

 

アスナ「ねぇ、キリト君。キリト君って、放送委員じゃなかった?」

キリト「え………?あ!やっべ!俺、もう行くわ!」

ユージオ「キリト………。」

カルム「自分の仕事を忘れんなよ。」

 

 キリトは、背中から妖精の羽を出して、学校にすぐに向かう。

 ミトが、カルムに話しかける。

 

ミト「カルムって、ノーチラスと同じで、整備委員よね?何か仕事あるの?」

カルム「いや、不備が発生しない場合は、仕事は特に無いかな。」

スバル「……で、ベア子はどうなんだ?確か、図書委員だったよな?」

 

 ミトの質問にカルムが答える中、スバルはベアトリスに質問する。

 

ベアトリス「別に何も無いのよ。ずっと本を読んでるだけかしら。」

スバル「何時もと変わんねぇな。」

ベアトリス「それで良いのよ。こんな頭の可笑しい奴だらけの集団の中に居ると、こっちも頭が可笑しくなるかしら。」

レム「あ!ですが、他にも委員の方がいらっしゃいますよね?」

イーディス「確か、シノンに湊翔、冬樹、ヴェルドラ、マーレちゃん、リーリエちゃん、ゴウだったっけ?」

 

 ベアトリスがそう答えている中、レムとイーディスは、そう言う。

 それを聞いたベアトリスは。

 

ベアトリス「あの猫耳娘にギーツにあの男達(冬樹とゴウ)は、よく仕事をちゃんとして、特に問題ないかしら。後あの娘達(マーレとリーリエ)は……まぁ良いかしら。」

スバル「珍しいな、ベア子がそんな反応するなんて。」

ベアトリス「これと言って特徴は無いけど何て言うか……妙に安心するかしら。」

 

 ベアトリスは、昨日の出来事を思い出す。

 

マーレ「……あ、あの。」

ベアトリス「何なのよ?」

マーレ「こ……この本面白い、ですよ?」

リーリエ「こちらの本も面白いですよ。」

 

 ベアトリスが図書室で本を読んでいると、マーレとリーリエがさっきまで読んでいた本をお勧めする。

 それを聞いたベアトリスは。

 

ベアトリス「……後で読んでみるかしら。」

 

 ベアトリスがそう答えたのを聞いて、笑みを浮かべるマーレとリーリエだった。

 ただ、それと同時に、とある出来事も蘇る。

 

ヴェルドラ「クワーハッハッハッ!!ここは、聖典が多くあるではないか!新たな知識を学ぶとしようか!!」

湊翔「漫画を聖典って言うなよ。」

シノン「あと、図書室では静かにしなさい。」

冬樹「そうだよ。図書室では静かに………。」

ゴウ「ダメだって!」

 

 そんな風に、ヴェルドラが喧しくしている事も思い出して、ベアトリスはイライラする。

 

ベアトリス「アイツは………!やかましいのよ………!」

スバル「誰に怒ってるんだ………?」

ベアトリス(ただ………気になる事もあったかしら………。)

 

 ベアトリスは、ある事も思い出していた。

 それは、湊翔が入って行った扉。

 あそこの扉には、DGPと書かれていた。

 その扉が、デザイアグランプリの待機場、デザイア神殿へと向かう扉である事は、ベアトリスは知らない。

 すると。

 

マーレ「お、お姉ちゃんまってよぉ~!!」

アウラ「ホラ!!ゆっくりしてたら置いてくよ!?」

 

 後ろからアウラとマーレが走って来て、遅れてるマーレに言いながら前を見たアウラは、前を歩いていたスバルとカルム達に気付いた。

 

スバル「よぉチビッ子達!良い朝だな!!」

アウラ「相変わらずうるさいねぇ、スバルは。」

スバル「そこが俺のなけなしの個性だからなぁ。」

 

 隣まで走って来たアウラに気付いたスバルは声を掛けた後、アウラが言い返した事に答えた。

 アウラは、呆れ笑みを浮かべながら口を開く。

 

アウラ「そこを自分で言えるのはある意味凄いよぉ。ところで傷は大丈夫?」

スバル「あぁ、もうバッチリさ!!」

アウラ「そりゃ良かった。あ、今日は私が朝のエサ当番だから先行くね!!」

 

 アウラは、そう言って駆け出していく。

 

スバル「おぉ頼んだぜ!!しっかりエサ食わせて、後で俺をガブガブしないようになぁ!!」

アウラ「分かった!分かった!!スバルの分の胃袋だけ、余裕残しておくよぉ~!!」

スバル「おぉい!!」

 

 先を急いだアウラの後ろ姿を見ながらスバルが言うと、それに答えたアウラの返答を聞いてツッコんだ。

 ちなみに、ユージオは、この日のエサ当番ではない。

 マーレは、息を切らせながらやって来る。

 

マーレ「ハァ……ハァ……あ、おはようございます。」

ベアトリス「……おはようかしら。」

 

 遅れて来たマーレは息を切らしながらやって来た後ベアトリスに向かって挨拶し、ベアトリスも挨拶を返した。

 

マーレ「じゃ、じゃあ僕も先に行きます。」

ベアトリス「待つのよ。図書室を開けるならベティも一緒に行くかしら。」

 

 そう言って、マーレとベアトリスが走っていく。

 今日の図書室の鍵開け当番はマーレとベアトリスで、シノンと冬樹とリーリエ、湊翔とヴェルドラとゴウの3組で分けられている。

 すると、レムが笑う。

 

スバル「……?どうしたレム?」

レム「いえ、少し楽しいなと。」

アスナ「確かにね。」

ミト「そうね。」

カルム「ああ。」

アリス「悪くありませんね。」

ユージオ「そうだね。」

イーディス「楽しいわね!」

ダイジ「ああ。」

 

 そんな光景を見て微笑んでるレムを見てスバルが聞くとレムは答え、その答えを聞いたカルム達も頷いた。

 

スバル「そう言えば……エミリアたんは、今日は早く学校に行ったんだっけ?」

レム「えぇ。何かやる事があるとおっしゃっていました。」

アスナ「ユイちゃん達も、早くに学校に行ったよね?」

ミト「確かにね。」

 

 そんな風に話しながら、学校に到着する。

 すると、放送が流れる。

 

めぐみん『おはようございます!今日も一日頑張って行きましょう!それでは目覚めの一曲!その名も……穿つ!咆哮漆黒の嵐……!』

グランツ『まるで似合わない!その曲は朝に絶対似合わない!!』

 

 めぐみんの放送が聞こえていたのだが、朝の音楽の一曲目の事でグランツと揉み始め、それも全部全スピーカーから丸聞こえだった。

 放送室では。

 

めぐみん「聞かずにそう言う事言うの止めてください!センスのない人間には、この素晴らしさが分からないんです!!」

グランツ「そんな服を着てる子に、センスうんぬん言われたくない!!」

めぐみん「服装関係ない!!」

 

 そんな風に言い争っていた。

 それを見ていた、キリトとユナとカスミは。

 ちなみに、キリトは何とか間に合った。

 

キリト「おい!こんな所で喧嘩するなよ!」

ユナ「そうだよ!少し落ち着いて!」

カスミ「アンタ達!落ち着きなさい!」

 

 3人は、めぐみんとグランツの喧嘩を止めようとするが、3人は聞く耳を持たない。

 すると、サブローは。

 

サブロー「やれやれ。じゃあ、少し退場して貰おうかな。」

 

 そう言って、スケッチブックに実体化ペンを走らせる。

 そう言って取り出したのは、氷を発生させる装置だった。

 

サブロー「そぉれ!」

めぐみん「ふぎゃ!!」

グランツ「んがぁ!!」

 

 サブローによって、二人は凍らされて、放送室から追い出される。

 

サブロー「さてと。それじゃあ、ユナちゃん。代わりに頼めるかい?」

ユナ「私?」

キリト「頼む。」

カスミ「頼めるかしら?」

ユナ「分かったわ。」

 

 そう言って、ユナが放送する事に。

 

ユナ『ええと、先程は申し訳ありませんでした!めぐみんちゃんとグランツさんの代わりに、私がやります!』

 

 そうして、ユナの放送が流れる。

 廊下を歩いていたスバル達は。

 

レム「あ、ちょっと保健室に用事がある事を思い出しました!スバル君は先に行っててください。」

イーディス「私も、レムと一緒に行くから、ダイジ達は、先に行ってて。」

ミト「私も、レムとイーディスと一緒に行くわ。」

アリス「私も、風紀委員で用事があるのを思い出しました。先に行って下さい。」

アスナ「そうだった!私もだ!」

ユージオ「………僕は、少しアウラさん達を手伝ってこようかな。」

ダイジ「俺も、少し給食委員で仕事があるから。」

スバル「おぉ!!」

カルム「じゃあまた後で。」

 

 用事を思い出したり、手伝ったりするという事で、スバルとカルムを除く全員が離脱した。

 二人は、先に教室に向かう。

 

スバル「おはようさん!ナツキ・スバル!華麗にクランクイン!!」

カルム「どんな入り方だよ………ていうか、皆して、何してんの?」

 

 スバルの入り方にカルムが突っ込む中、カルムは、黒板前の教卓に集まっているエミリア、リムル、レイト、ディアブロ、アインズ、アルベド、トウカ、ユイ、カナを見て、尋ねる。

 エミリアは答える。

 

エミリア「あぁスバル……私、昨日凄ーく考えたの。どうしたら皆が、学園生活を楽しく過ごせるかなって。」

スバル「うん。」

エミリア「でね!!やっぱり皆で楽しい事をするのが一番って、そう思ったの。どうかな?」

トウカ「私たちも、エミリアさんの意見には賛成したのよ。」

ユイ「はい!皆が仲良くするには、一緒にやる且つ、楽しめる物の方が、良いと思ったので!」

カナ「その方が良いですから!」

カルム「そうか。」

 

 スバルとカルムは、エミリア、トウカ、ユイ、カナの言葉に頷いた。

 

スバル「……エミリアたんがそう決めたんなら、それが一番良いと思うよ。俺も全力で協力する!!」

エミリア「ありがとう、スバル。」

スバル「おぉ!!でも……こちらの、こちらの方々は………。」

 

 スバルはそう言って、エミリアは笑う。

 すると、スバルは、アインズとアルベド、リムルとレイトとディアブロを見ながらそう言う。

 すると、アインズとリムルとレイトが近寄る。

 

アインズ「やぁ、私はアインズ・ウール・ゴウンだ。アインズで構わない。」

リムル「俺は、リムル=テンペスト。リムルで構わないぞ。」

レイト「レイト=テンペストだ。レイトで良いぞ。」

スバル「ア……アインズ君。」

アルベド「様でしょ!!」

スバル「ぬぉ!!」

カルム「圧がすげぇ。」

 

 アインズとリムルがそう言う中、スバルがアインズの名前を言おうとすると、アルベドが圧をかける。

 

アインズ「アルベド、構わない。」

アルベド「失礼しました。」

アインズ「……失礼した。さて、エミリア君の提案だが……私やリムル、レイトも、意外と悪くないと思っている。」

カルム「え?」

レイト「俺たちは、経緯こそよく分からないけど、同じクラスで机を並べている、言わば仲間だ。」

スバル「仲間………。」

アインズ「仲間同士が交流を深めると言うのは、とても良い事では無いか?(俺も、ギルドメンバーと色々やったなぁ………ゲーム内でだけど。)」

 

 アインズはスバルに話しながら、転移する前の事を思い出していた。

 リムルも、そう話していた。

 

リムル「だからさ、こういう事をやるのは、悪くないと思ってな!な、ディアブロ!」

ディアブロ「リムル様の考えに、反対する必要性などありません。」

 

 リムルの問いに、ディアブロは頭を下げながらそう答える。

 スバルは、礼を言いながら手を伸ばす。

 

スバル「ありがとうな!アインズ!リムル!レイト!」

アルベド「馴れ馴れしい!!」

スバル「すみません!!」

アインズ「いや……。」

 

 すると、スバルは、またもや圧をかけたアルベドを見て頭を下げ、アインズはそれを見て呟いた。

 

リムル(多分、こいつも日本から来たんだろうからな。仲良くなっても損はなさそうだ。)

アインズ「私もスバルと呼ぶからおあいこだ。良いな?スバル。」

リムル「よろしくな!」

スバル「あ……おぉ。」

 

 アインズとリムルとレイトとスバルは、4人で握手をする。

 それを見ていたエミリアは。

 

エミリア「4人とも、凄く仲良しさんね!!」

リナ「この状況を素直に受け入れられるのは、凄いわね。」

リムル「ん?」

アインズ「ん?」

レイト「ん?」

 

 そんな中、アインズとリムルとレイトは、スバルの心臓部分で燃える魔力の様なものを感じ取る。

 アインズは、スバルの胸に手を置く中、リムルは智慧之王(ラファエル)に、レイトは奇才之王(シェムハザ)に話しかける。

 

リムル『ラファエルさん。あれは?』

智慧之王『解。個体名ナツキ・スバルから、強大な存在を確認。我々の世界では存在しない物です。』

リムル『何なんだ………?』

レイト『奇才之王(シェムハザ)さん。あれは?』

奇才之王『解。個体名ナツキ・スバルから、強大な存在を確認。』

レイト『どうなってる…………?』

 

 ラファエルの答えに、首を傾げるリムルとレイト。

 2人が考え込む中、アインズとスバルは笑い合い、カルムが突っ込んでいた。

 すると。

 

リグルド「楽しそうで何よりです!そんなリムル様達に、朗報があります。」

リムル「リグルド。」

レイト「どうしたんだ?」

 

 ドアにリグルドが居て、この場に居る全員に向けて話をし出した。

 

リグルド「近頃、我が校では、臨海学校が計画されているのです。」

トウカ「臨海学校………ですか?」

リグルド「はい!クラスの皆で海に行って泳いだり遊んだりして仲良くなる、言わばイベントの様な物です。」

スバル「あのさぁ、俺達出会って結構間もないと思うけど、何かイベント展開早くね?」

 

 リグルドの言葉を聞いたリナが質問して、リグルドは答える。

 スバルの素朴な疑問に対しては。

 

リグルド「ロズワール先生曰く………『青春ってのは、あっという間なんだぁ~よ!!』との事です。」

スバル「分かったような……分からないような……。」

 

 リグルドの答えに、スバルが首を傾げる中、アインズとリムルとレイトが、エミリアにアドバイスをする。

 

アインズ「エミリア君、その臨海学校で何かアクティビティをやってみてはどうだろう?」

エミリア「あくてびてぃ?」

リムル「アクティビティだよ。」

レイト「臨海学校でクラス全員が参加できるイベントを提案するんだ。」

ディアブロ「それは、良き案ですね!流石はリムル様!あと、レイト様も!」

アルベド「素晴らしいですわアインズ様!!」

 

 アインズとリムルとレイトの提案に、ディアブロとアルベドは、それぞれの主を賞賛する。

 

エミリア「あくてびてぃね……うん!!頑張って提案して見る!!ありがとう、アインズ君!リムル君!レイト君!」

スバル「おぉ!その笑顔俺以外に向けられていたとしてもマジ天使!!略して……E.M.T!」

エミリア「ゴメン、ちょっと何言ってるか分からない。」

 

 アインズとリムルに笑顔で礼を言ったのを見てスバルも喜びながら言うが、エミリアは少し困惑しながら言った。

 

アルベド「本当に分からないわ。」

アインズ「確かにな。」

トウカ「略する必要ってある?」

ユイ「何で略してるんでしょうか?」

カナ「さぁ………?」

リムル「お前、何言ってんだ?」

レイト「頭おかしいのか?」

ディアブロ「あまり、そういうのは、やらない方がよろしいかと。」

スバル「全員否定的!!」

 

 アインズ達の追撃に、スバルは落ち込む。

 それを見ていたリグルドは。

 

リグルド「後は、リムル様達に、お任せしましょう!」

 

 そう言って、去っていく。




今回はここまでです。
今回は、飼育委員などの話です。
ベアトリスとしては、マーレやリーリエは気が合う様です。
ただ、喧しいヴェルドラに関しては、嫌っている模様です。
そして、いよいよ臨海学校へと入っていきます。
次回は、臨海学校での話し合いの話になります。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
アンケートは、絶賛受け付けています。
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どんな感じの話にして欲しいというのがあれば、活動報告にて承っています。
日常回や今後の展開などのリクエストに関しても受け付けています。
これからも応援の程、よろしくお願いします。

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