カードゲームがすべてな世界に転生!   作:ホロライブって良いよね

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前話に書き忘れましたが割りと設定穴あります。
ってか実際見つけました。
そしてその穴を埋めようとすると前提から崩れ落ちるんでそこ指摘されても直せねぇかもです。

感想くだせぇ


2話

さて、当たり前だが叩き潰すと言っても、何も物理的に息の根を止める訳では無い。正々堂々と試験中にデュエルモンスターズで倒し、高校受験の第一志望を落としてやる。程度の考えだ。

肝心の勝負の方だが、確かに俺はこの世界に来たばかりでカード群を知らず、そもそもルールも知らず持ってるカードが強いのかも分からない、その上相手はカースト上位、かつある程度以上の金持ちでカードも大量に持っているだろうし、親に戦い方を教わったりと英才教育もバッチリだろう……

 

………あれ?これ勝てなくない…?

 

俺初心者だしルールわかんないし持ってるカード弱いだろうし!!!

 

どーすんのよこれ!?どーすんの!?!?

 

表面上は無言でありつつ、内面はクソやかましいという割と器用であろうことをしつついると、もう一周回ってやる気さえ出てきた。

 

もういいよ!!やってやるよ!!今からでもデッキ作ってやらぁ!!

 

そう、このときの俺は気づいていなかったのだ。この世界のデュエルモンスターズのレベルが、初心者の俺が前の世界で言うネタデッキを使ったとしても勝てるレベルで低いことに。

遊瑛が自傷行為をするきっかけとして、デッキを奪われていて、あの場にあったキャリーケースが俺の特典であったということに。

そして…あれらのカードが、最新のものや限定のものを含めて全て揃っていることなど…

 

前世で遊戯王をやっていなかった俺には、分かるはずもなかったのだ。

 

◆◆◆

 

「はぁ〜……マジでしんどいんだけど…これだけやって負けたら俺泣くよ??今度こそ本当に遊瑛という存在がこの世から消えるよ??あぁ〜…眠い辛い吐きそ〜……」

 

徹夜で、おいてあったルールブックを暗記レベルで読み込み、カードのテキストを読み込んで、そのうえで作るデッキのコンセプトを決めて、となんやかんやした結果、一応デッキは作れた。

 

一応3つほど作ったが、基本的には1つ目の最上級モンスター主軸のデッキを使っていく予定だ。

 

「……んで、今何時だ…?」

 

うわ…もう朝の6時か…

 

これも日記で得た情報だが、明後日…もう明日か。明日の午前10時から俺が受ける高校の入学試験が始まるのだが、高校の場所が問題で、今居るのがど田舎なのに対して、高校の場所は都心も都心で、ここから通学するとなると片道2時間以上もするのだ。

 

結構大きめな高校のため、そこら辺についても配慮があり、大きめな学生寮もあるが、当たり前だが明日の試験で合格してからでないと入寮できない。

 

そのため試験の前日には向こうにとっておいたホテルに泊まり、そこから試験会場である高校へ試験を受けに行かないとならない。

 

母が取っておいてくれたホテルのチェックインが13時からと書いてあったため、その30分前くらいにはホテル近辺に着いておきたい。迷う可能性も考えて家を出るのは11時くらいかな…

 

いまから5時間後か…今寝たら起きるの16時とかになりそうだし一人回しでもしてるか…

 

そう考えて実際にデッキを回していると、唐突にドアが開く。

 

「あ、おはよう母さん」

 

「えぇ、おはよう遊瑛。朝ごはんできてるから荷物の準備できてからでいいから来なさい」

 

「いや、準備自体は前からできてたし、歯磨いたらそっち行くよ」

 

「えぇ、分かったわ。あ、そうだ。」

 

母がこちらへ振り返る

 

「後で今のあなたのデッキの改善点を洗い出すために私とデュエルしましょ?」

 

「え?母さんと?」

 

「えぇ、最近は仕事が忙しくってあまり見てあげられなかったでしょ?前に見てあげたのは確か…3ヶ月以上は前だったし」

 

まじか…ってことは憑依する前のデッキを知ってる!?

大丈夫かな…これ遊瑛じゃないってバレない…?

 

………

 

どうにかできないか考えたまま朝食食べ終わっちゃったよ!!

どうすんだ…遊瑛じゃないってバレたらどうなるんだ…?殺られる?いや、まさかなぁ…流石に殺しは…いやでも自分の大切な一人息子が別人になってるんだぞ?普通に殺されてもおかしくないわ…

 

「それじゃ、やりましょうか」

 

ええい!もうどうにでもなれ!!

 

「「デュエル!!」」

 

あ、ちなみにデュエルディスクは高校を卒業した場合、または中高の在学中に優秀な成績を残した場合のみ配られる(18歳以上は普通に購入できる、が高額)ためテーブルデュエルでした。

 

(試験本番までデッキ内容を秘密にしたいからカット)

 

「……驚いた、その年で1つのテーマのカードをデッキが組めるくらいに持っているなんて…」

 

…やっぱりあのカード群って異常なのか…いやまぁ無限に入る四次元キャリーケースの存在で大体想像ついてたけどさ…でも前のデッキについて突っ込まれなくてよかっt

 

「……だけど、それよりも驚いたのは前のデッキとぜんぜん違うデッキを使ってきたことよ。あなた、前のデッキはどうしたの…?」

 

……デスヨネー…憑依したことを隠して全部話すか…

 

そうして、今までいじめられてきていたことを話した。

主な内容はカードを奪ってきたり、明らかにこちらを見下した態度で罵倒してきたり、陰口を叩いてきたり、カツアゲしてきたりだ。

 

いや、日記読んどいてよかったな。とか考えていると、気付けば母は真顔になっており、明らかにやばめの雰囲気を纏っていた。

 

「あの〜…母さん…?」

 

「………ごめんなさい、ちょっと母さん『ゴミ』を『掃除』してくるわ」

 

「ちょっと落ち着こうか!?」

 

数分後

 

つ…疲れた…この母力強くないか!?一応男子中学生で恐らく体重60後半はあると思うんだけどな!!ふつーに引きずられたんでびっくりしたよ…

 

「それで遊瑛?あなたはこれからどうするつもり?まさかやられたまま終わるつもりじゃないのでしょう?」

 

「あー…うん。もちろん取返すよ。オレの大切なデッキだからね」

 

「それだけじゃないでしょ?その顔、他にもなにかするつもりなのがすぐにわかったわ」

 

「……そんなにわかりやすいかな…?」

 

「母だもの」

 

……正確には母ではないんだけどなぁ

 

罪悪感で思わずため息を漏らしつつ、答える

 

「…そのいじめをしてきた主犯格みたいなのが5人いるって言ったじゃん?」

 

「えぇ…もしかしてだけど」

 

「多分想像してるとおりだよ、俺が受ける高校に同じく5人全員受験するんだ。だからその試験中に全員と戦って、俺のカードを取り返すついでに結果を散々なものにして受験自体も落としてやる予定」

 

俺の言葉を聞いて少し考え込む母。掃除するとか言っていたがなんだかんだ止めてくるのかな…と不安になる

 

「小型カメラと盗聴器胸元に仕込んでおくから今度送ってちょうだい。酒の肴にするわ」

 

ごめん、心配いらなかった。これ母さん多分愉悦部の才能あるな。とか馬鹿なこと思いながらも、面白そうだし了承した。

 

◆◆◆

 

「じゃあ、行ってくるよ」

 

「えぇ、しばらく会えないけど病気に気をつけて元気に過ごしてちょうだい…あと映像と音声もよろしく」

 

「あ、うん。了解しました」

 

っていうか受かること前提なの…?

 

「だってあなた、下手なプロより強いじゃない」

 

「いや、それは流石に身内贔屓し過ぎでしょ…ってか思考を読まないで」

 

「身内贔屓なんかしてないわよ、あと考えてることが顔に出すぎなのが悪い。私は悪くないわよ」

 

「はいはい」




ちなみこの世界のデッキはキーカード何枚か抜けてる、というか入手できてないことが多いです。あとシンプルにレアな同名カードを手に入れられなかったりそもそもキーカードの存在を知らなかったり?
お母さんのデッキはキーカード何枚か抜けてるドラゴンメイドです

あ、それと遊瑛の使うデッキのテーマ宛とかしてみても面白いかも。

誤字脱字等募集中、あと感想とか指摘とかくだせぇ
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