モルガンに王位を譲った妖精騎士アーサー・ペンドラゴンもといアルトリア   作:夜加城

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お待たせしました皆様...やーっと続きが書けます
今回は最後の妖精騎士のお話です。

ではでは、本編へどうぞ!


第2章:とある少女の物語
それは出会いの物語・・・・・ドラゴンってかっこいいですよね!


私が産まれてから数週間後、私はバーヴァンシー(お姉様)モルガン陛下(お母様)、そしてアーサー卿(お父(母?)様)と一緒にピクニックに出かけていた。久しぶりにお母様の予定があいたので家族みんなで遊びに出かけている。

 

「大丈夫ですか?バーヴァンシー」

「は、はい。馬での移動は訓練しているので少しは...」

「無理はしないでくださいね」

「は、はい!」

(お父様とお姉様が軍馬の上でそう会話しているのが聞こえた...お馬さんの上って結構揺れるんですね、私が小柄なせいかな...?

「どうかしたのですか?モードレッド」

「あ、なんでもありませんお母様」

「そう...貴方も無理はしないでくださいね」

「はい!」

(元気よく返答したらお母様は微笑んで頷いてくれた

 

そうこうしてしばらくお馬さんで移動していると目的地の森へ着いた

 

「着きましたー!」

「モードレッド、ここにシートを敷きますよ」

「分かりましたお姉様」

(お姉様と一緒にシートを敷く、その間お父様とお母様はお馬さんを近くの木に繋ぎ止めて休ませていた

「お父様、お母様、準備出来ました」

「ありがとうバーヴァンシー、モードレッド。では...」

(お母様が持ってきた大きなピクニック用の籠をシートの上に置き、シートの上に腰を下ろし...私を膝の上に置いた

「あ...(´・ω・`)」

「貴方はこちらですよ、バーヴァンシー」

(お父様がそう言いお姉様はお父様の膝の上に乗せられた、気のせいかお姉様が少し嬉しそう

 

「今日は腕を奮って作りました。さあ、たんとお食べ」

『はーい!』

(そしてピクニック籠の中にあったサンドイッチを手に取り食べる...中身がシャキシャキしている...キャベツかな?

「美味しい...」

「それは良かった」

(お姉様がそう言い、それを聞いてお母様が微笑む

「お父様、食べないのですか?」

「ああ、いえ...気付いたら全て食べてしまいそうなので...」

「あっ...(察し)」

「そのくらいの事で怒ったりはしませんよ...ほら、お食べなさい」

「ア、ハイ」

(と無理やり食べさせられていた...お父様とお母様、仲良いなぁ

 

そんな家族水入らずの幸せな時だった、突然お父様がバーヴァンシーを自身の横に置いた後に立ち上がったのは

「お父様...?」

「静かに.....お姉様」

「ええ、分かっています...モードレッド、バーヴァンシー、私とアルトリアから離れないでください」

『は、はい...!』

(2人揃って同じ反応をし、2人ともお母様の近くに集まる...

 

 

・バーヴァンシー視点

「.......捉えました、数は1。この気配は...ドラゴン?」

「ふむ」

「え!?」

「ドラゴン...!」

(アーサー卿が察知、ドラゴンの気配がすると言うと三者三葉の反応を示す…お母様?ドラゴンだよドラゴン、なんでそんなに冷静なの?そしてモードレッド?なぜちょっと嬉しそうなの?

「あ、あの...アーサー卿、お母様。これってとても危ないのでは...」

「ええ、とても危ないですよ」

「では何故そこまで冷静になって...!?」

「まあ、慣れてますから」

(慣れてる!?さ、さすがの御二方...

「あ、後私の事はお父様又はお母様と呼んでも良いのですよ?」

(あ、いいんですね...

「いいんです!」

(今心を読まれた!?...ま、まあお父様の事だしいつもの事か...ってそうじゃなくて!!!

「あの、逃げた方が良いのでは...」

「大丈夫です、敵意はなさそ...接敵します、一応警戒を」

 

(森の奥から凄い気配を感じる...私でも分かるって相当よ!?...そして出てきたのは...醜い何かだった...いや、ドラゴンなのは理解出来る、ただ...それはとても醜い何かとしか形容できないモノであった。

「あれは...ドラ、ゴン?」

「...ええ、ドラゴンです。それもトップクラスの。暴走すれば街どころか国が消し飛びますよ」

「なっ...!」

「ですが暴れる気配なさそうです...恐らくサンドイッチの匂いに吊られたのかと」

「貴方と一緒で腹ぺこなのでしょうね」

「お姉様今私の事ディスりました!?」

「ディスりはしていません、真実を言っただけです」

「(´・ω・`)」

「あの、そんな事より...」

「ええ、あのドラゴンの対処を...っ!アルトリア!」

「はあっ!」

(突如、突撃してきたドラゴンをお父様が受け止めた、ドラゴンの突撃を止めた!?!?!?な、なんて力...これが妖精騎士の...聖剣に選ばれた人の力...いやどんな力!?.....私も私でなんでこんなに冷静にツッコミ入れているんだろう...

「バーヴァンシー、モードレッドを連れて離れなさい」

「お母様はどうなさるのですか?」

「アルトリアに加勢します」

「いやいやいや無理ですよ!ドラゴンですよドラゴン!最強種ですよ!?」

「ええ、あのドラゴンは最強種...さらに推定とはいえトップクラスのものでしょう。しかし止めなければ行けないのは確かなので...あの口にサンドイッチを詰め込んであげますよ」

「せめて1個ずつにしてあげて下さい!?」

「一理ありますね」

「あの...お姉様...そろそろキツイです...」

「すみません、アルトリア。では...ふっ!」

(お父様の後ろからお母様が手を伸ばしドラゴンの口の中にサンドイッチを押し込んだ...あ、ドラゴンがサンドイッチ食べてる...あ、ご機嫌になった。ちょっと可愛い...にしても...酷い見た目...可哀想に

「...全身泥みたいなのが付着してる...可哀想...」

(自分でも気づかないうちにポツっと呟いていた...それにドラゴンが反応して咆哮を上げた

「っ!お姉様!」

「下がりますよアルトリア!」

(お父様とお母様が私達の前まで下がった...ん?なんか口から吐き出そうとしてない?あれっていわゆるブレスじ ゃない?やばくない???

「あ、終わった...」

「『最果てにて(ロンゴ).........輝ける槍(ミニアド)!!!』」

(お母様が聖槍の名を解放、巨大な光の槍となった最果てにて輝ける槍(ロンゴミニアド)でブレスを相殺させた...なんて豪快な...!その後ドラゴンは聖槍を警戒しているのか睨み合いが続き...そんな時だった

「っこいい....」

「え?モードレッド、何か言った?」

「かっこいい!!!」

(妹がとんでもない事を言ったのは...

 

・モードレッド視点

「は?」

(お姉様がいわゆる素っ頓狂と言われる声をを出した、だがこの頃の私には分かっておらず

「ドラゴン...かっこいいです!」

「...!」

(と、自分の素直な言葉を出していた...そしてその言葉にドラゴンも反応し、ゆっくりとこちらに近付いてきた。お父様とお母様は武器を手から離さないが道を開けた

「......」

「触っても大丈夫ですか?」

「......(コクリ)」

(ドラゴンは頷き、私はドラゴンに触れた...お姉様のお顔がとても青くなっていたけどお母様が付いていたから大丈夫だよね、多分...あ、倒れた

「お姉様!?」

「...少し休ませましょう」

(お母様がそういいシートの上で膝枕しつつ寝かせた

「お姉様、大丈夫...?」

「ええ、少し休ませれば大丈夫でしょう...それよりも」

(お母様はドラゴンを見た

「貴方、名は?」

「.......メリュジーヌ」

(そう答えた直後、ドラゴンの体が光に包まれ、人間大の大きさになり...人型を取り...光が散るとそこには1人の少女が立っていた

「私の名はメリュジーヌ...本当の名では無いけど、便宜上そう名乗らせて貰うわ」

「そう、ならメリュジーヌ...あなたは何故ここへ?」

「.........それが私にも分からないわ...さっきまで暴走してたから...」

「ふむ...(バーゲストと似たような感じですか...)」

「メリュジーヌ卿...?」

「メリュジーヌでいいわ」

「じゃあ...メリュジーヌさん!」

「どうかしたかしら?」

「可愛いですね!」

「!!!......そう...ありがとう」

(一瞬驚いた顔をした後、嬉しそうに微笑みながらそう答えた

 

・メリュジーヌ視点

......初めて"可愛い"と言われた...常に醜い姿をしていると罵られて来たのに...本当に初めてだった...あれ?目から水が...これって...

「メリュジーヌさん、泣いてるの?」

「...分から、ない...」

(泣いて、いるのか?私が...そう考えていると頭に何かが触れた。顔を上げると騎士に抱えられた私を可愛いと言ってくれた少女が頭を撫でていた...ああ、これは、ダメだ...涙が、止まら...

「大丈夫ですか...?」

「ああ、ああ...大丈夫、大丈夫だ...」

 

その後、メリュジーヌが泣き止むまでモードレッドは頭を撫で続けていた...




如何だったでしょうか?
久しぶり過ぎて感覚バグってないか心配です...w

誤字脱字報告+感想お待ちしております!
新たな作品タイトルも感想にて応募しておりますので是非是非皆様の案をお出してくださるとありがたいです!

また次回お会いしましょう!
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