時を失った英雄 in ハイスクールD×D   作:ksb

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3DS版DQⅧで一番驚いたこと まさかの帝王様御出張 


53話 会談

  

 

 深夜 駒王学園新校舎・会議室

  

 いよいよ三勢力の今後を決める会談が行われる日がやってきた。ついでに先日の襲撃事件を起こし、暗躍する謎の一団に攫われたコカビエルについても話し合われるという。

 各勢力の代表者が円卓に座っている。悪魔側からは紅髪の魔王サーゼクス・ルシファーと、今日は授業参観の地とは違い、落ち着いた服装のセラフォルー・レヴィアタン。堕天使からは神の子を見張る者(グリゴリ)総督アザゼルと銀髪の青年。天使からは一二枚もの太陽を溶かしこんだような黄金の翼を持つ美青年、そして以前コカビエル騒動のときに使者としてやって来たシドー・イリナだ。

 

 いずれもこの世界で大きな影響力を持つ大物ばかり。その中にポツンと異世界人の僕が居るのは、正直心細い。そこに天界の代表者が話しかけてきた。

 

 

「初めまして、異世界からの御客人。私はミカエル、天使の長をしております。お会いできて光栄ですよ」

 

 

 ミカエル―――聞いたことがある。熾天使(セラフ)の一人。アーシア・アルジェントやゼノヴィアを教会から追放した張本人、か。

 

 確かに思うところはあるが、それはこの世界の問題だ。神器(セイクリッド・ギア)、天のシステム……どれも僕が強引に解決することができない。それならばこの世界の住人が立ち向かわなければならないだろう。

 

 

「ああ、どうも初めまして、僕はリュカです」

 

 

 大天使が穏やかに自己紹介して来たので、僕も如才無く答えた。

 

 

「昨日、前以って赤龍帝と打ち合わせしたときに貴方のお話を伺いました。ここにいるイリナも御世話になったそうで、その節は本当にありがとうございます」

 

「いえいえ、こちらこそ御迷惑を……、如何せんこちらの世界の事情には疎いもので―――」

 

 

 御互いに当たり障りのないことを話す。そんな会話の間に割り込んで来たのはアザゼルだった。

 

 

「全く……、そう思うなら少しは自重してくれねぇか? ウチの白龍皇がお前さんトコの牛頭と金色のドラゴンに御執心で困ってるんだがね」

 

 

 (いにしえ)の堕天使が茶化すようにのたまう。確か、コカビエルを処理すべく学園に向かってる途中でアクデンとシーザーの二匹に足止めを食らったとか、前にアパートに来た時そんなことを言ってたな……。

 

 

「そのことは申し訳ない。何分、街中に何か不穏な気を感じたし、彼らの援軍が来るのではないかと思ったんだ。いずれは その迷惑を掛けたという白龍皇さんにきちんと謝りたい」

 

「―――だとさ、白龍皇さん(・・・・・)?」

 

 

 僕がそう言うと、アザゼルは後ろで壁に寄り掛かっている銀髪の青年に声を掛けた。

 “白龍皇さん”―――?

 アザゼルは彼を白龍皇と言った。という事は、この青年があの夜、白銀の甲冑を身に纏い現れた男か。

 非常に整った端正な顔立ちに、少しくらい色の銀髪の美男子。だが、少し険のある印象を受ける。

 

 

「別に謝ってもらう必要はない。それより、その二体ともう一度 戦いたいのだが……」

 

 

 アザゼルが白龍皇だという少年が、まるで睨みつけるかのような眼差しと共に要求してきた。彼の雰囲気からは怒りは感じない。本当に怒ってないらしい。感じるのは恐ろしいまでに純粋な戦意だ。

 どうやら、彼も生粋のバトルマニアのようだ。コカビエルといい、この世界にはそういう人が多いのか……?

 

 

「ああ、別にいいよ。今度二人に言っておくさ、白龍皇くん」

 

「……ヴァーリだ、ヴァ―リでいい」

 

 

 ヴァーリ――それが彼の名前か。うん、いい名前じゃないか。

 

 

「分かったよ、ヴァーリくん。近いうちに手合わせするようにするさ」

 

 

 青年に請け合う。

 それにしてもシーザーとアクデンを相手にしても大丈夫とは大したものだ。二体とも僕の仲間モンスターの中ではトップクラスの実力者。かの地獄の帝王との戦いにおいても活躍したほどだというのに。

 もし、イッセーくんがあの二体と戦えば一分と経たずに消し炭だろう。それだけヴァーリくんの方が遥かに高い実力を持っているということが分かる。

 

 

「失礼します」

 

 

 そこにリアスがオカルト研究部の面々を、ソーナが副会長のシンラ・ツバキを引き連れて入室して来た。ついに会談が始まるようだ。

 

 まず、最初に口を開いたのはサーゼクスくんだった。

 

 

「私の妹と、その眷属達だ。先日のコカビエル襲撃事件と、それに便乗した謎の一団との戦いで彼女達が頑張ってくれた」

 

「報告は受けています。改めてお礼を申し上げます」

 

「悪かったな、俺のところのコカビエルが原因で迷惑をかけた」

 

 

 紅髪の魔王の紹介を受けたリアス達に対し、ミカエルが礼を言い、アザゼルが平謝りをした。

 堕天使総督の悪びれない態度に、イッセーくんはムッとしたらしく顔をしかめたが、サーゼクスくんは構わず続ける。

 

 

「全員が揃ったところで会談の前提条件を一つ。ここにいる者逹は、最重要禁則事項である『この世界の聖書に記された神の不在』を認知している」

 

 

 わざわざ『この世界の』という部分を強調してくれたのは僕が話を理解しやすいように、というサーゼクスくんなりの配慮だろう。ありがたいことだ。

 

 

「―――では、それを認知しているとして、話を進める。ではリアス、先日の襲撃事件について話してもらおうか」

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

「―――以上が、リアス・グレモリーとその眷属悪魔、そして異世界からの来訪者であるリュカ氏が関与した事件の顛末です」

 

「私、ソーナ・シトリーも彼女の報告に偽りが無いことを証言いたします」

 

「御苦労、座ってくれたまえ」

 

「ありがとう、リアスちゃん、ソーナちゃん☆」

 

「さて、アザゼル。今の報告を受けて、堕天使総督の意見を聞きたいのだが……」

 

 

 リアス達の報告を受け、サーゼクスがアザゼルに目を向ける。

 堕天使総督は不敵な笑みを浮かべつつも、目だけは真剣な面持ちで答える。

 

 

「先日の事件は我が堕天使中枢組織『神の子を見張る者』の幹部コカビエルが、他の幹部及び総督の俺に黙って、戦争の再開を目的として、単独で起こしたことが発端だ。要するに不満分子だったってことだな。まー、そこら辺はお前さん等も“色々”あるらしいじゃねえか?」

 

 

 アザゼルはそこで言葉を一旦区切ると、意味ありげな眼差しをサーゼクスとセラフォルーに向けた。

 二人は思うところがあったのだろうか、ほんの少したじろいだが、アザゼルは構わず続ける。

 

 

「奴の処理をウチの白龍皇に依頼したが、間に合わなかったのもこちらの不手際だ。

その後に介入してきた一団も『神の子を見張る者』とは何の関係も無い。その辺りの説明はこの間転送した資料に全て書いてあっただろう? それが俺の知ってる事の全てだよ」

 

「ふむ……、確かにリアスさん達の証言によれば邪配合とやらで変貌し、自我を失ったコカビエルは、ダメージを受けた際、再びコカビエルの人格が表層化し、貴方のことを散々に罵ったそうですね? それならば説明としては最低の部類ですが――貴方個人が我々と事を起こしたくないという話はおそらく本当なのでしょう」

 

 

 アザゼルの話しを聞き、ミカエルも同意した。まあ、僕もアザゼルについてはレイナーレから聞いている。彼が言っていることは真実だろう。

 

 

「ああ、俺は戦争に興味なんてないさ。というか前大戦のときも一番に手を引いたのは俺ら堕天使じゃねえか」

 

「……アザゼル、一つ訊きたいのだが、どうしてここ数十年神器の所有者を集めている? 最初は人間達を集めて戦力の増強を図っているのかと思っていた。その力で、天界か我々に戦争を仕掛けるのではないかとも予想していたのだが……」

 

「そう、何時まで経っても貴方は戦争を仕掛けてはこなかった。特に白龍皇を手に入れたと聞いた時には、かなりの警戒心を抱いたものです」

 

「神器の研究のためさ。何なら、一部研究資料もお前達に送ろうか?……って研究していたとしても、それで戦争なんざ仕掛けねぇよ。今更興味なんて無いからな。俺は今の世界に十分満足している。部下に『人間界の政治にまで手を出すな』と強く言い渡しているぐらいだぜ? 宗教にも介入するつもりはねぇし、悪魔の業界にも影響を及ぼせるつもりはねぇ。―――ったく、俺の信用は三竦みの中でも最低かよ」

 

「それはそうだ」

 

「そうですね」

 

「その通りね☆」

 

 

 アザゼルのぼやきにサーゼクス、セラフォルー、ミカエルが一斉に答えた。

 そんなに彼は信頼がないのか。何だかプサンみたいな人だ。

 

 

「チッ……、神や先代ルシファーよりもマシかと思ったが、お前らもお前らで面倒臭い奴らだ。こそこそ研究するのもこれ以上性に合わねぇか。

 ―――なら、とっとと和平を結んじまおうぜ。元々そのつもりで会談を開いたんだろう? 天使陣営も悪魔陣営もよ?」

 

 

 舌打ちしたアザゼルが、急に本題を切り出した。それに天使長が意表を突かれたのか一瞬戸惑ったものの、やがて微笑みながら応じる。

 

 

「ええ、私も悪魔側とグリゴリに和平を持ち掛ける予定でした。このまま三竦みの関係を続けていても、この世界の害となる。天使の長である私が言うのも何ですが……戦争の大本である神と魔王は消滅したのです。

 ……失ったものは大きい。けれど、いなくなってしまったものを何時までも求めても仕方がありません。神の子羊達をこれからも見守って先導していくのが、一番大事なことだと私達熾天使の意見も一致しています」

 

「おいおい、今の発言は堕ちるぜ? ……と思ったが、システムはお前が受け継いだんだったな。いい世界になったもんだ。俺らが堕ちた頃とはまるで違う」

 

 

 僕は前のこの世界を知らないから、彼らの会話の含蓄については良く分からないが、アザゼルの言う通り、かなりの変化があった事は間違いないのだろう。

 サーゼクスも言葉を噛み締めるかのように話す。

 

 

「我ら悪魔も、魔王がなくとも種を存続するために先に進まねばならない。戦争は我らも望むべきものではない。―――また戦争が起きれば、悪魔は必ず滅ぶ」

 

 

 その言葉にアザゼルも頷いた。

 

 

「そう、次の戦争をすれば、三竦みは今度こそ共倒れだ。そして、人間界にも影響を大きく及ぼし世界は終わる。俺らは戦争をもう起こせない。

 それに、だ。コカビエルの野郎を攫いやがった連中みたいなのが陰で動いている。三大勢力が争えば奴らに利するだけだ。

 ……お前らは、この神がいない世界は間違いだと思うか? 神がいない世界は衰退すると思うか? 残念ながらそうじゃなかった。俺もお前達も今こうやって生きている」

 

 

 先程までの飄々とした雰囲気から打って変わって、真剣な表情で皆を見渡す。そして断言する。

 

 

「―――神がいなくても世界は回るのさ」

 

 

 堕天使の言葉が、すぅっと耳に入っていった。

 何とも言えない気分だ。その台詞はとても軽やかで、それと同時に深い。

 この世界に生きる者の実感が込められた、不思議な説得力を感じさせる言葉だった。

 

 

 

 

 

  ◇

 

 

 

 

 それからしばらくは事務的なやり取りが続いた。各陣営の戦力、勢力図などが話し合われたが、それらは概ね平和裏に進んでいる。いつの時代、どの世界もこういったことの方が大変だ。

 

 話が大方纏まったのだろうか、魔王二人、堕天使総督、天使長四人が一息ついた。

 そして、アザゼルが僕の方に目を向ける。

 

 

「……おっと、長いこと放っておいて悪かったな、異世界からの旅人さん」

 

「ん、ああ、気にしないでいいよ」

 

 

 急に話を振られて吃驚した。随分と蚊帳の外だったのでぼーっとしていた。

 

 

「いや、そうもいかない。アンタを呼んだのはこっちだ。何と言っても 今まで空想の産物に過ぎなかった別の世界から来たって言うんだからな」

 

 

 アザゼルがそう言いながら好奇心に満ちた視線をぶつけてくる。それはサーゼクスもミカエルも同様だ。

 

 

「最初、アンタの話を聞いたとき、正直に言えば『よっぽど強力な神器を持った頭のおかしな奴』ぐらいの認識だったさ。だが、リアス・グレモリーとライザー・フェニックスのレーティングゲーム、そして前回の襲撃事件の報告を受けて気が変わった。それにアンタの使う呪文は 北欧魔術、ドルイド魔術、精霊魔法、東方の呪術、方術……どの体系にも属していない」

 

 

 まあ、そうだろう。この世界の魔術についてバイサーから聞いたがチンプンカンプンだった。いずれゆっくりと研究してみたいものだ。

 

 

「……で、お前さんは一体何だ? それに、謎の介入者……イブールという名だそうだが、そいつとは一体どういう関係なんだ?」

 

 

「イブール……、そうだね、僕は彼について話す為に呼ばれたんだった―――」

 

 

 僕は同じ卓を囲む四人を見渡す。全員真剣な表情だ。

 

 

「まず、何から話そうか。そうだね……僕の世界にも“魔王”と呼ばれる存在が居たんだよ」

 

「リュカちゃんの世界にも?」

 

 

 聞き返して来たセラフォルーに頷く。

 

 

「ああ、僕の話の全てはその存在から始まるんだが……まず、僕の世界の“魔王”はこの世界の“魔王”の定義とは少々異なる。ここでは“悪魔族の長”という意味合いだろうけど、僕の世界では魔の者全体の王だ。竜、悪霊、魔獣、死人……様々な者達が配下にいた」

 

 

 四人とも僕の言葉に、ほんの少し目を見張る。特に「竜」といった瞬間だ。それだけこの世界では特別なのだろう。僕の世界では単なるモンスターの一種に過ぎなかったが……。

 

 

「この世界では悪魔、天使、堕天使、いずれも人間に依存している。だが、僕の世界ではそうじゃない。魔王は人間に依存するどころか、全世界を支配する力を持っていた。だから、そいつは地上……人間界に侵略してきた」

 

 

 以前、リアスが言っていた。『悪魔は人間の欲を糧とし、力を蓄える』と。それにライザーくんは 今や純血の悪魔は貴重であり、人間からの転生悪魔を取り入れざるをえない、とも言っていた。

 つまり、悪魔も、天使も、堕天使も人間に依存しているという訳だ。

 だが僕の世界の大魔王はそんなことはお構いなしだった。

 

 

「暗黒の魔界から侵攻してきた魔王の軍勢の司令官、それがイブールだ。地上の怪物の中では最強、魔王軍全体ではナンバー3。この世界で言えば……大公アガレス、かな? それとも魔王が四人いるわけだし、君達四大魔王の力関係が分からないから何とも言えないが、ひょっとすれば三番目に強い魔王に当たるのかもしれないね。―――それが奴さ」

 

「少なくともアガレスと同格……か」

 

 

 サーゼクスが厳しい顔をする。

 

 

「そのアガレスさんとも会ったことがないから分からないけど、立場的に言えば、ね。

 そして、僕と仲間達はその魔王軍との戦いの中でイブールも倒した」

 

「君達は自身の世界でそんな連中と戦っていたのか」

 

「そうだよ」

 

 

 サーゼクスくんが訊いて来たので肯定する。

 目を閉じれば今でもハッキリと見える激闘の日々。その末に辿り着いた地上世界での決戦の地“大神殿”―――そこでイブールとは相見えたのだ。

 

 

「しかし、不思議だ……。奴は確かに死んだはずなのに。まさか、異世界で再会するとは思わなかったよ」

 

「そりゃ俺らのセリフだぜ。アンタが異世界から来たってだけでも信じられねぇのに、その死んだ知り合いが生き返って、俺の悪友(ダチ)を攫いやがった……なんて冗談にしても笑えねえぞ?」

 

「まあ、そうだろうね」

 

 

 アザゼルが失笑する。この世界の常識から言えば到底あり得ないことが起きたのだ。愚痴の一つも言いたくなるだろう。

 

 

「しかし、まあ、“備えあれば憂いなし”ってのは至言だね。そんな物騒な奴が徘徊してるってんなら神器使いを集めておいて正解だったってワケだ」

 

「アザゼル、疑問なのだが どうして神器を集めていた? 我々とは敵対するつもりはなかったのだろう?」

 

 

 言われてみれば気になる。単に研究の為というには度が過ぎている。

 

 

「自衛の為さ。いざってときにはやっぱり力は必要だからな。……って、別にお前達相手に備えているワケじゃないぞ。別の……そう、別の二つ(・・)の存在に対抗する為さ」

 

「“二つ”―――?」

 

 

 アザゼルの言葉にサーゼクスが首をかしげる。

 

 

「ああ、今この世界には二つの極めて危険な組織がある。その全容は謎に包まれちゃいるが、二つとも組織名だけは判明した。

 

 その内の一つは『禍の団(カオス・ブリゲード)』」

 

「……カオス、ブリゲード?」

 

 

 サーゼクスくんもミカエルも眉根をひそめる。どうやら二人とも知らないらしい。当然、僕も聞いたことがない。アザゼルが説明する。

 

 

「三大勢力の不平分子が集まったテロ組織だ。組織の背景が見えてきたのはつい最近だが、不穏な連中は副総督のシェムハザがマークしていたのさ。目的は破壊と混沌。現状の体制の打破だ。サーゼクス、その中には……旧魔王派の連中も与してるらしいぜ」

 

 

 旧魔王派―――確か、サーゼクスくん達の前任の魔王達の末裔と支持者、だったか。

 サーゼクスとセラフォルーの表情が厳しくなる。自分達悪魔陣営の不和を言及されたのだから仕方がない。

 だが、アザゼルは二つ(・・)と言った。……もう一つの存在が気になる。

 ミカエルも同じだったのだろう。故に尋ねた。

 

 

「それで、もう一つ脅威とは……?」

 

「もう一つの方は、更に情報が少ない。何せ分かっているのは組織名だけだ。その名前は―――」

 

 

 アザゼルがゆっくりと答える。彼の口から発せられたのは、僕にとっては驚くべきもので、そして馴染み深いものだった……。

 

 

 

 

「――――『光の教団』」

 

 

 

 

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