仮面ライダーギーツ&ウマ娘プリティーダービー 〜クロスオーバーストーリー〜【打ち切り】   作:気まぐれのみった

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こんにちは。はじめましての方ははじめまして。気まぐれのみったです。

この度元々書いていた小説を完全に書き直したものを投稿させていただきました。最初のストーリーから完全に別物となっています。文章力と再現力がどちらも低い故に登場人物達をちゃんと表現できるか不安ですが頑張って書いていこうと思います。

それでは第一話をどうぞ。


第一話 平和の終わり

 

第一話 平和の終わり

 

ここは日本ウマ娘トレーニングセンター学園通称"トレセン学園"。ウマ娘達が己の足に夢を託し日々トレーニングから学業と忙しい毎日を過ごしている場所である。

いや、今はそうであったと言うべきだろう。今学園は未曾有の危機に陥っていた。学園の至る所が破壊されており一部血のような物が飛び散った痕跡も見られる。普段は学園な様々な場所で生徒の姿が見て取れるが今は全生徒が体育館に避難しており中には体に傷を負った生徒もいるようである。体育館の周りには学園の教師や所属トレーナー達がさすまたや木の棒などを持って何かを警戒しているかのようなそぶりをしていた。そんな中体育館のとある一室でトレセン学園理事長"秋川やよい"と理事長秘書の"駿川たづな"が暗い表情で会話していた。

 

やよい「……それでたづな君、URA本部や日本政府から何か連絡はあったか?」

 

たづな「いえ、まだ何も。ただテレビやネットではウマ娘の排除を支持する声が少なからず出始めているようです。今後の被害も考慮した場合恐らく……。」

 

やよい「ウマ娘を滅ぼして被害を最小限に抑えるという決定が下される、か。」

 

たづな「っ!!そんなのあんまりです!!あの子達が、ウマ娘が何をしたって言うんですか!?走るのが好きで、夢に向かってただひたすらなあの子達が何故こんな目に遭わなくてはいけないんですか!?こんなの、こんな事!!」

 

やよい「分かっている。私も同じ気持ちだたづな君。そもそもはこんなふざけたゲームを仕掛けてきた奴のせいだ!!奴の思惑を覆すことさえできればっ!!」

 

このような会話が行われていた。一体何が起こっているのか?それは数日前に遡る。

 

 

〜数日前〜

その日もいつも通りにトレーニングや学業、それぞれの役員の仕事などに精を出していたウマ娘達。その時は突然訪れた。世界中の電子情報網からラジオ、テレビに至るまであらゆる媒体がハッキングされたのだ。そしてある映像または音声が世界中に流された。

 

?『あーあー。聞こえているようだね。世界中の知的生命体の諸君。ご機嫌よう。私は"マスターデザイア"という者だ。今世界中に向けてこのメッセージを発信している。ハッキングなどという手荒な真似をしたことは申し訳ない。しかしこれはこの世界を大きく変えるかもしれないとあるゲームの始まりを告げるものだ。是非聞いて欲しい。』

 

〜トレセン学園生徒会室〜

シンボリルドルフ「何だこのメッセージは?」

 

エアグルーヴ「誰かのイタズラでしょうか?」

 

ナリタブライアン「だがテレビもネットも同じ映像が流れてやがる。流石にただ事じゃないぞ。」

 

マスターデザイア『私はこれよりこの世界に大きな変革をもたらすゲーム、"DGP《デザイアグランプリ》"の開催を宣言する!!』

 

生徒会「デザイアグランプリ?」

 

マスターデザイア『このデザイアグランプリはいわば人間とウマ娘の絆と願いを試すゲームだ。その第一ラウンドの舞台に日本ウマ娘トレーニングセンター学園を選んだ。』

 

シンボリルドルフ「何?」

 

マスターデザイア『私はこれからこの学園に向けて"ジャマト"と呼ばれる未知の生命体を解き放つ。ジャマトは非常に強靭かつ高い身体能力を誇る。人間はもちろんの事ウマ娘でも簡単には太刀打ちできない怪物だ。そしてジャマト達全てが同じ目的を持っている。それは………世界中の全ウマ娘の抹殺だ。』

 

生徒会「はっ!?」

 

マスターデザイア『ゲームの内容はこうだ。日本の学園を皮切りに始まるウマ娘の抹殺。それを行うジャマト対人間とウマ娘の殺し合いだ。ただしジャマトの抹殺対象はあくまでウマ娘のみ。つまり人間は無理に戦う必要はないという事だ。ウマ娘との絆をとり共に戦うもよし、ウマ娘を見限り人間だけの未来を選ぶもよし。全ては君達の判断次第だ。果たしてこの世界の未来にウマ娘は生き残れるかはたまたま絶滅か。さぁゲームを始めよう。第一回戦ジャマト対日本ウマ娘スタートだ!!』

 

その言葉を最後にメッセージは終わる。異様な空気に包まれる生徒会室。

 

ナリタブライアン「何だったんだ今の?」

 

エアグルーヴ「やはりタチの悪いイタズラでは?いくらなんでも話の規模がおかし過ぎます。こんなこと出来るわけがない。」

 

シンボリルドルフ「ああ、そうだといいのだが……。」

 

その時だった。

 

きゃああー!!!

 

生徒会「!?」

 

突如として悲鳴が聞こえてきた。それを皮切りにあちらこちらから悲鳴や騒ぎ声が聞こえ始めた。

 

エアグルーヴ「これはいったい!?」

 

シンボリルドルフ「まさかっ!?」

 

慌てて生徒会室を飛び出す三人。外へ出て悲鳴の聞こえた方へ向かうとそこには……。

 

生徒会「なっ!?」

 

そこには血を流して倒れている生徒達、そして。

 

ポーンジャマト「ジャマー!!ジャマー!!」

 

おびただしい数の怪物達の姿だった。

 

こうして地獄は始まった。

 

 

〜現在〜

やよい「あれからあの怪物、ジャマトによってこの学園の生徒達は恐ろしい思いをしている。学園外に逃げようにも謎のドームの様なものに覆われてしまっていて出られない。」

 

たづな「ただ人間だけは出られるのですよね。そのために事態に恐怖した人間の職員やトレーナーの何人かは逃げ出してしまった。残った方達もいますがいつどうなるか……。」

 

やよい「幸いにも亡くなった生徒は今のところいない。だが外からは人間も入れない仕組みのせいで支援や治療をしてもらう事ができない。」

 

たづな「ジャマトが一定時間で引き上げるおかげでまだ持っていますがもうすぐで学園内の物資が底をつきます。このままウマ娘達が見限られる様なことがあれば……。」

 

やよい「ジャマトを倒してゲームをクリアするにしても我々では力不足だ。とてもあの怪物に太刀打ちできない。もはや詰みだ。」

 

たづな「諦めるしかないのでしょうか?」

 

二人が思い詰めていたその時だった。

 

教師1「ジャマトだ!!ジャマトが来たぞ!!」

 

やよい・たづな「っ!?」

 

慌てて部屋の外に飛び出す二人。体育館の外に出るとそこには既にかなりの数のジャマトが迫っていた。

 

たづな「そんなっ!?」

 

やよい「今までの襲撃よりも数が多い!?まずい、このままでは!?」

 

教師2「もっもうダメだぁー!!助けてくれー!!」

 

あまりの恐怖に逃げ出す人間の職員が出始めた。無理もない。このゲームは人間は助かることができる。それを分かっていながら残る者は相当精神の強い者か馬鹿ぐらいである。あっという間に残っていた人間組は半分以下にまでなってしまった。もう助からない。そう二人が思っていると後ろから何かが近づく音が聞こえた。振り返るとそこには生徒会メンバーをはじめとする何十人もの生徒達がいた。

 

やよい「何をしているんだ!?」

 

たづな「ここは危険です!!早く戻って下さい!!」

 

シンボリルドルフ「いえ、戻りません。私達は覚悟を決めました。こんなふざけたゲームに私達は負けない。例え共に戦う人々がいなくても我々ウマ娘の未来を勝ち取ってみせます。」

 

やよい・たづな「なっ!?」

 

そう宣言するシンボリルドルフに驚く二人。他のウマ娘達も覚悟を決めたのかそれとも諦めて自暴自棄になったのかわからないが戦うつもりの様だ。

 

シンボリルドルフ「来い化け物ども!!ウマ娘の未来のために必ずこのゲームを終わらせてみせる!!」

 

その言葉を皮切りにジャマト達が一斉にウマ娘達に向かい始める。もう止められない。こうなったら自分達もとやよいとたづなも動こうとした時だった。

 

 

ブォン!!

 

 

 

ウマ娘達「えっ?」

 

ジャマト達「ジャマ?」

 

ウマ娘達とジャマト達の間の空間に謎の穴な様な物が現れた。ジャマトの攻撃かと身構えたウマ娘達だったがどうもジャマトの様子がおかしい。あちらも何が起こっているのかわからないようだ。そんな事を考えていると穴の中から声が聞こえてきた。

 

謎の声「うわぁーーー!!!」

 

ドゴォン!!

 

声が聞こえたと思ったらその直後穴から何かが出てきた。いや落ちて来た。よく見るとそれは人の様だった。突然のことにその場の全員が驚いていると……。

 

?「イッテェーッ!!もう英寿ったら、いきなり落とすなんて酷いなぁ。今度会ったら文句言ってやる!!」

 

落ちて来た人間はそう言いながら立ち上がった。そして辺りを見まわし今度は驚いていた。

 

?「えっ!?何この状況!?」

 

ウマ娘達「いやお前が言うなっ!!」

 

思わずツッコんでしまった。とりあえず話はできる様だ。するとこちらに近づき話しかけてきた。

 

?「えーっとぉ、ちょっと聞きたいんだけどここにウマ娘って種族がいるって聞いてるんだけどもしかして君達?」

 

シンボリルドルフ「えっあっああそうだが……。貴方は誰なんだ?」

 

?「俺?俺は桜井景和。そっか、君達が。それじゃああっちにいるジャマト達が君達を襲おうとしてる奴らでいいんだね?」

 

シンボリルドルフ「確かにそうだが、何故そんな事を聞くんだい?」

 

景和「俺、ウマ娘を守るために"この世界"に来たんだ。よしっそれならやることは一つだ。」

 

そう言うと桜井景和と名乗った男はジャマトに向かって歩き出す。

 

シンボリルドルフ「っ!?待つんだ!ウマ娘を守る!?この世界!?一体何のことなんだ!?」

 

景和「ごめん。あとでちゃんと説明するからここは俺に任せて欲しい。必ず助けてみせる。」

 

そして景和はジャマトと対峙した。ジャマト達もまだ混乱していたが目の前の相手が自分達と戦おうとしているのは理解したらしく威嚇している。

 

景和「世界を救ってみせる!!」

 

そう言いながら景和は何やら黒い機械のようなものを取り出して腹部にあてた。

 

《DESIRE DRIVER》

 

するとベルトが巻き付き装着された。続け様に今度は緑色大きなバックルの様なものを取り出してベルトにセットした。

 

《SET》

 

そして景和はポーズを取りつつ叫ぶ。

 

景和「変身!!」

 

《NINJA lady fight》

 

すると姿が変わりアーマーの様なものが上半身に装着される。

 

仮面ライダータイクーン ニンジャフォーム

 

今この世界に仮面の英雄が降り立った。

 

 

 

 

 

 




第一話を読んでいただきありがとございました。
前作と違い一話目から変身シーンを入れてみました。その記念すべき初変身は主人公ギーツではなくタイクーンに勤めていただきました。何故英寿ではなく景和なのかは後のお話しで語らせていただきます。勿論他のギーツメンバーも登場いたしますのでもう暫くお待ちください。

では次回もよろしくお願いしますよう
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