仮面ライダーギーツ&ウマ娘プリティーダービー 〜クロスオーバーストーリー〜【打ち切り】   作:気まぐれのみった

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どうも、気まぐれのみったです。小説を読んでいただきありがとうございます。

今回はタイクーンの戦闘シーンとなります。初めて戦闘シーンを書くので試行錯誤の真っ最中ですが楽しんで読んでいただけると嬉しいです。

それでは第二話をどうぞ。



第二話 仮面ライダー

第二話 仮面ライダー

 

その場は騒然としていた。無理もない。目の前に突然穴が開いたと思ったらその穴から謎の男が落ちて来た。しかもその男が変なベルトを巻いたり操作して変身と叫んだら全身がスーツや鎧を纏った姿になったのだ。もう何が何だかわからない。誰もが理解が追いつかない中いち早く正気を取り戻し始めたやよいとシンボリルドルフは男に対して問うた。

 

やよい「きょ、驚愕!!その姿は一体!?」

 

シンボリルドルフ「あ、貴方は何者なんだ?」

 

タイクーン「俺はタイクーン。仮面ライダータイクーンだ!!」

 

エアグルーヴ「仮面ライダー?」

 

ナリタブライアン「タイクーン?」

 

タイクーン「とりあえずあとで説明するから君達は下がってて。ここは俺に任せて。」

 

たづな「任せてって、一人でジャマトと戦う気ですか!?危険です!!誰だか知りませんがそんな事させられません!」

 

タイクーン「大丈夫。いきなりで信じられないかもだけどそれでも俺を信じて欲しい。俺を、仮面ライダーを!!」

 

そう言うとタイクーンはニンジャバックルの拡張武装"ニンジャデュアラー"をツインブレードの状態で構えジャマトに向かって走り出す。

 

タイクーン「はぁーっ!!」

 

ジャマト1・2・3「ジャマ!?」

 

二体のジャマトの間をすり抜けると同時にニンジャデュアラーで切り伏せ勢いそのままに前方のジャマトに飛び蹴りを決める。間髪入れる事なく自分を取り囲むジャマト達を素早い動きで切り裂いていく。その動きはまさに忍者そのものである。

 

タイクーン「これでも喰らえ!!」

 

《ROUND1 TACTICAL SLASH》

 

タイクーンはニンジャデュアラーの回転盤シュリケンラウンダーを一回転させて必殺技を発動。風の刃を飛ばして離れたところにいるジャマトにも攻撃した。攻撃を受けたジャマトは爆散する。一体、また一体とジャマトが倒されていくのを見てウマ娘達は驚きを隠せない。

 

スペシャルウィーク「凄い……凄いです!!ジャマトをどんどん倒してますよ!!」

 

サイレンススズカ「私達ウマ娘でも良くて一体倒せればいい方なのに……。」

 

メジロマックイーン「あの動き、物語に出てくる忍者の様ですわ。」

 

トウカイテイオー「そういえばさっきベルトからニンジャって聞こえなかった?」

 

ゴールドシップ「てことはホントに忍者の力使ってるのか!?マジか!?」

 

ウオッカ「スッゲェーッ!!カッコいいぜ!!」

 

ダイワスカーレット「バカ!何盛り上がってるのよ!味方かもわからないのに!」

 

その様な会話があちらこちらでされている中再びタイクーンに動きが。

 

タイクーン「今度はこれだ!」

 

《REVOLVE ON》

 

ベルトを半回転させる操作をしてバックルの位置を入れ替える。すると突然体そのものも派手な演出と共に回転。これにより上半身の装甲が下半身の装甲になる形で入れ替わった。そのあまりに突飛な動きに今日何度目かもわからない驚きで言葉を失うウマ娘達。

 

タイクーン「それからこれだ!」

 

そう言うと何やら金ピカな道具を取り出すタイクーン。それをニンジャバックル同様ベルトにセットする。

 

《SET FEVER!!》

 

《 NINJA HIT!FEVER NINJA!!》

 

軽快な音楽と音声に合わせて上半身に再びニンジャフォームの装甲を纏うタイクーン。仮面ライダータイクーン フィーバーニンジャフォームに変身である。

 

タイクーン「これで終わらせる!!」

 

タイクーンがフィーバースロットバックルのゴールデンレバーを操作して必殺技を発動。

 

《GOLDEN FEVER VICTORY!!》

 

途端にタイクーンは緑色のオーラを纏い高速でジャマトに突撃して何体かを切り付ける。その後空中へジャンプしたと同時に複数の分身体を出現させ全員で大量の手裏剣を打ち出した。素早く切りつけられたジャマトと大量の手裏剣を浴びたジャマトはこの猛攻に耐えきれず一体残らず爆散。こうしてウマ娘達を襲撃したジャマトは全てタイクーンによって倒されたのであった。

 

ウマ娘達「…………。」

 

全てのジャマトが倒された光景を見ていたウマ娘達、そして数少ない人間の教師やトレーナーは言葉を失っていた。今の今まで自分達はあの化け物達に殺されそうになっていた。それがあっという間に一人の謎の人間によって制圧されたのである。この事実を理解するのにわずかばかり時間を要したもののこれにより助かったという現状に少しずつ安堵の表情を見せ始め中には涙を流し始める者もいた。

 

タイクーン「とりあえずこれで終わりかな。ふぅー何とかなってよかったぁ。」

 

タイクーンもまた戦いに勝利した事を確認して一息ついていた。その様子を見たやよいは徐々に騒がしくし始めていた生徒達を静かにさせタイクーンに話しかけることにした。

 

やよい「生徒諸君!!気持ちはわかるが今しばらく会話を慎んで欲しい!!まだ完全に危機が去ったかわからない!!」

 

その言葉に静かになる生徒達。そしてやよいはタイクーンに対話を試みる。

 

やよい「すまない。少しいいだろうか?」

 

タイクーン「えっ?あっうん勿論大丈夫だよ。ええっとぉ君は?」

 

やよい「私はこのトレセン学園の理事長秋川やよいだ。」

 

タイクーン「えっ!?君が理事長!?まだ子供なんじゃ?」

 

やよい「そこは乙女の秘密というものだ。」

 

タイクーン「アッハイ。」

 

やよい「それはさておきまずは我々を助けてくれた事に深く感謝する。よもやあのジャマト達を一掃してしまうとは。おかげで生徒達の命を救う事ができた。本当にかたじけない。ありがとう!!」

 

タイクーン「気にしなくていいよ。俺は俺が助けたいと思ったから戦った。それだけだよ。それに俺は仮面ライダーだからね。ライダーとして当然のことをしたまでだよ。」

 

やよい「ふむ先程も仮面ライダーと名乗っていたな。一体仮面ライダーとは何なのだ?」

 

そこへ話を聞いていたシンボリルドルフも問いかけてきた。

 

シンボリルドルフ「私もいいだろうか?さっき貴方はこの世界やウマ娘を守ると言っていた。そのことについても詳しく聞かせて欲しい。」

 

タイクーン「うん、いいよ。と言ってもまず何処から話せばいいかなぁ……。」

 

タイクーンがどう説明すればいいか悩んでいる時だった。

 

マスターデザイア『やれやれ、とんだ飛び入り参加者が現れた者だ。』

 

全員「っ!?」

 

突如彼らの前にマスターデザイアが現れたのだ。見ると半透明な体をしておりどうやらホログラムの類のようである。

 

エアグルーヴ「お前はっ!!」

 

ナリタブライアン「マスターデザイア!!」

 

タイクーン「えっデザイア?」

 

マスターデザイア『ふふっ、覚えていただき光栄だ。楽しんでくれているかな?』

 

たづな「ふざけたこと言わないで下さい!!こんな悍ましい事をしてウマ娘に何の恨みがあるんですか!?」

 

マスターデザイア『別に恨みでゲームをしている訳じゃない。強いて言えばこれが最高に刺激のあるショーとなりうるから、と言ったところかな。』

 

シンボリルドルフ「ショーだと!?ここまで命を弄ぶショーがあるわけないだろう!!今すぐこんなふざけたことをやめろ!!」

 

このシンボリルドルフの言葉を皮切りに次々にウマ娘達から怒りの言葉が発せられる。その様子をまるで下らないものを見るかのような表情で眺めるマスターデザイア。そんな中タイクーンは今の会話で出た単語からある答えを導き出していた。

 

タイクーン「デザイア、ゲーム、ショー。そしてジャマト。お前まさか、この世界でデザイアグランプリをやってるのか!?」

 

マスターデザイア『その通り。その口ぶりからしてやはり君はあの世界から来たタイクーンということか。漠然とした予測ではあったがやはりスエル達運営はギーツに敗北したか。下手にグランドエンドにこだわった結果だな。妥協しておけば良かったものを。』

 

タイクーン「そこまで知ってるってことはお前も運営の奴なのか!?運営は世界を創り変えた時に消滅したはず。何でお前は存在しているんだ!!」

 

シンボリルドルフ「えっ?世界を創り変えた?それに消滅?」

 

マスターデザイア『それについて語るのはまたいずれ。それよりこちらも気になっているのだが何故君はこの世界へに来れたんだ?そもそも最初からジャマトと戦うつもりの様だったね。つまりこの世界で何かが起きていると分かってこちらに来た事になる。いつ気づいた?』

 

タイクーン「お前に話すことなんて何もない!!これ以上世界をめちゃくちゃにするつもりなら容赦しない!!」

 

マスターデザイア『ふっまぁいいだろう。ところでせっかくこの世界に来たのだ。君も是非ゲームを楽しんでくれ。今回は君の活躍に免じて第一回戦はウマ娘側の勝利という事にしておこう。その代わり今後の舞台は引き続きこのトレセン学園だ。この事はおって世界中に説明させてもらう。果たして君にこの学園のウマ娘達を救えるかな?』

 

その言葉を残してマスターデザイアは姿を消した。重苦しい空気がその場を支配する。

 

こうしてこの世界における破滅のゲーム、DGP《デザイアグランプリ》は仮面ライダーの登場により早くも新たな局面を迎えるのであった。この先ウマ娘達は生き残れるのか?そして彼女達の前に現れた仮面ライダーとは何者なのか?一体何を知っているのか?それらの答えを知る時この世界に訪れるのは平和か或いは………。

 

 

 

 

 

 

 




第二話を読んでいただきありがとうございます。

本小説初戦闘シーンは如何でしたか。ウマ娘ワールドでの初戦からいきなりフィーバースロットバックルを出しちゃいました。本編でほぼ出番のなかったフィーバーニンジャを活躍させてみました。必殺技はオリジナル要素込みのものとなっていますので本編と違うと思うところがあったら大目に見てもらえるとありがたいです。

そして後半はマスターデザイアを登場させました。色々と匂わせな会話をさせたつもりです。彼は本作のオリジナルキャラクターですがギーツサイド、特に運営側に関わりのあるキャラになっています。彼の正体についても物語が進むにつれて明らかになります。お楽しみください。

次回はタイクーンこと景和が色々説明したり今後の世界の動きについて書こうと思います。では次回お会いしましょう。
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