ティンカーベルの子   作:宵月颯

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コーラルの悪戯は続く。

コーラル中毒者が広がる限り…


※番外編は謎時空です。
※コーラル耐性のない人は踵を返してください。
※コーラルドラック乱用に伴う腹筋崩壊を覚悟でお願いします。
※コメントでのコーラル乱用被害の報告は受け付けません。
※見たい人だけ見てください。


アンケート結果のPRキャラでネタです。


番外編・コーラルの悪戯:PRキャラの呪い

 

本日も赤いコーラルが混じる雪と雲空。

 

今日も今日とてコーラルの悪戯が始まる。

 

 

******

 

 

PRキャラとは…

 

企業の広報部によって売り上げ貢献や企業のアピール為に生み出されたキャラクター達の事である。

 

だが、大手企業であるベイラムグループとアーキバスグループは公式でPRキャラを作り出していない。

 

それは傘下に置かれた企業もである。

 

今回のPRキャラ達は各企業の広報部が勝手に作成した非公式キャラ達。

 

それが、今回のコーラルの悪戯に使われる事となる。

 

 

~レッドガン部隊・拠点~

 

 

「なななな…何でべ、ベイ太郎にぃいいいいい!?!?!?!?」

 

 

この日の朝、起床の早いレッドの叫びから始まった。

 

大体察した他のナンバーズや隊員達も続々と起き出し始めた。

 

声の元凶の姿を見るのと同時に自分達の異変に溜息を付いた。

 

 

「またこれか…」

 

 

イグアスが呆れ発言するのも無理はない。

 

レッドガン部隊のメンバーはベイ太郎の着ぐるみを強制着用の姿になっていた。

 

 

「アンタらはまだマシなのかな…」

 

 

しかし女性陣は違った。

 

全員、大豊娘娘のコスプレになっていたのだから目の行き場の問題が発生した。

 

男性陣まで大豊娘娘のコスプレだったなら地獄の光景だっただろう。

 

 

「案の定、レッドとハークラーの奴がぶっ倒れたぜ。」

「着ぐるみが赤くなってら…初心な奴らだ。」

 

 

女性陣の大豊娘娘の大群を見たレッドとハークラー。

 

刺激が強すぎた為に血圧上昇の鼻血跡が残るベイ太郎のご遺体が二体転がっていた。

 

ミシガンの元で鍛え上げられたメスゴリラ系女性陣の大豊娘娘に反応しないヴォルタとイグアス。

 

 

「イグ兄!ヴォル兄!」

 

 

但し、地雷は存在する。

 

 

「ラーク、お前もか!?」

「うん、起きたらこうなってた!」

 

 

未成年ボディではあるが発育速度が間違っている部分が強調されていた。

 

本来の「樹大枝細」は艶のある黒髪の白い肌の女性のイメージがある。

 

今のラークは逆に勝手に付けられたシニヨンに白銀髪の小麦肌の大豊娘娘姿だ。

 

 

「凄い事になってたし親父の所に行ったら…すぐに怒って「部屋に戻ってろ!一歩も外に出るなっ!」って言うしさ。」

 

 

ラークの説明によれば、この状況にミシガンも過保護発言をしたらしい。

 

今回の出来事の重大さを理解していないラークは不貞腐れている。

 

 

「写真撮らせてって言った五兄をナイルのおっちゃんが無言で首絞めて連れてっちゃったし。」

 

 

五花海の場合はラークの大豊娘娘のコス写真を売りさばこうとしたのだろう。

 

それに感づいたナイルの制裁を喰らったらしい。

 

 

「「…(何処の過保護だよ。」」

 

 

ラークの話はまだ続き…

 

 

「親父のベイ太郎の凄いんだよ!腕とか脚がすっげーバッキバキのムキムキだったんだ!」

 

 

周囲のベイ太郎の手足は普通の着ぐるみスタイルだが、ミシガンのだけは違ったらしい。

 

 

「「…」」

 

 

怖いもの見たさとはこう言う事らしい。

 

イグアスとヴォルタはこの後の行動を建前にミシガンの居る部屋へ向かった。

 

 

「総長、無事…じゃねぇか。」

「ラークの言った通りだな…」

「その声はイグアスとヴォルタか。」

 

 

ミシガンのベイ太郎姿を確認した命知らず二名。

 

ラークの話していた通り、ベイ太郎姿となったミシガンの腕と脚が尋常ではない

 

差があり過ぎる位に筋肉量が凄まじかった。

 

 

「てか、俺らと差があり過ぎるだろ!!」

「いろんな意味で理不尽だ!!」

「貴様らの鍛え方が足らんのだ!!」

 

 

冗談抜きにMT位なら素手て倒せそうな勢いのミシガンのベイ太郎姿。

 

その姿に理不尽と嘆くイグアスとヴォルタであった。

 

ちなみに雑用隊員のノーザークはスカッスカのベイ太郎姿で格納庫の隅っこに蹲っていた。

 

 

「私の出番、これだけ!?」

 

 

~ヴェスパー部隊・拠点~

 

 

同時刻、ヴェスパー部隊でも同様の現象が起こっていた。

 

遠い眼をするアーキ坊やの着ぐるみ姿のペイターとホーキンス。

 

 

「…第五隊長殿、どうしますか?」

「…これはどうにもならないだろうね。」

 

 

ヴェスパー部隊は男性隊員がアーキバス社非公式キャラのアーキ坊やの着ぐるみ、更に女性陣が飛んでもない状況になっていた。

 

アーキバス社のもう一つの非公式PRキャラであるアーキュバスとシュナイダー社の非公式PRキャラのシュナイメイドである。

 

アーキュバスは名前通り妖艶な美女悪魔姿、シュナイメイドはれっきとした清楚なメイド姿だ。

 

 

「何故、私がこんな姿に…」

「良く分からないけど可愛い。」

 

 

そんな女性隊員達の変貌した姿の代表として…

 

アーキュバス姿のメーテルリンクとシュナイメイド姿のフェアリーが執務室に招集されていた。

 

元々スタイルがいいメーテルリンクのお尻がアーキュバスコスによって強調され目を行き場に困る状況。

 

逆にフェアリーのシュナイメイド姿は過保護レベルを上げる位にドジっ子を披露していた。

 

 

「また、例の仕業ですか。」

 

 

執務室のデスクで青筋を立てているアーキ坊や姿のスネイル。

 

アーキ坊や着ぐるみのせいでデスクワークがはかどっていないらしい。

 

そもそも、あの手じゃ打ちにくいのは判る。

 

 

「スネイル隊長、資料作成は私達が行います。」

「スネイルパパ、お手伝いします。」

「では、左側の書類からお願いします。」

 

 

現在、アーキ坊や姿の為にスネイルの表情は判らない状態である。

 

しかし、今の彼は涙腺崩壊し周囲に見せられない状態であった。

 

この事で部下を大事にとコンプライアンスは守ろうと心に誓ったらしい。

 

 

「パパ、この書類の数字とこの書類の計算間違ってる?」

「…スウィンバーン、ちょっといいですかね?」

「ひっ!?」

 

 

何時もの光景は続いているので困る様な出来事が無かったヴェスパー部隊だった。

 

 

「ううっ…この姿じゃACどころかシミュレーターに乗れない。」

「…(ポン」

「まあ、こういう事もあると言う事で。」

 

 

訓練施設で何時もの戦闘馬鹿を披露するアーキ坊や姿のフロイト。

 

それを慰めるアーキ坊や姿のオキーフとラスティが何ともシュールであった。

 

 

~ウォルターの拠点~

 

 

ここでも空しい状況が発生していた。

 

 

「621…動けるか?」

「…(フルフル」

 

 

食品トレーに黒いラップ巻き姿のウォルターと621ことレイヴン。

 

かつての621の様にヒューマンショップで出荷される様な姿にされていた。

 

 

「何時もの事だが、動けないのも困るな。」

「…(コクコク。」

 

 

こっちもこっちで空しい状況が続き、元に戻るまでの二日間はこの状態は続いたとの事。

 

 

=続=

 




次回、べリウス地方側との合流とべリウス地方での出来事。


<お詫び>

大豊娘娘姿のミシガン総長の姿を想像しましたが、イメージ壊れるんで記述出来ませんでした。
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