ティンカーベルの子   作:宵月颯

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シリアスが続いたので空気を少し変える為に。

様々なコーラル幻覚が広がって…

今度は何が出てくるのやら?


※番外編は謎時空です。
※コーラル耐性のない人は踵を返してください。
※コーラルドラック乱用に伴う腹筋崩壊を覚悟でお願いします。
※コメントでのコーラル乱用被害の報告は受け付けません。
※見たい人だけ見てください。


番外編・コーラルの悪戯:ヤングで若返り

コーラルとは様々な分野で使用されている未知の新エネルギーである。

 

洋上都市ザイレムに解放戦線とタロット8ことオッツダルヴァも加わった同盟部隊。

 

日々戦い続ける彼らにもささやかな日常はある。

 

そんな日にもコーラルの暴走かつ身勝手な悪戯が始まろうとしていた。

 

 

******

 

 

洋上都市ザイレムの居住区にて。

 

 

割り振られた一室でウォルターの開口一番から始まる。

 

 

「…621達か?」

 

 

ウォルターの前に集まった中学生位の子供達。

 

レイヴンに関しては幼稚園児位に戻っている。

 

そう、例の悪戯によってハウンズ全員も揃って若返ってしまったらしい。

 

ちなみにウォルターもハンドラーとして活動を始めた若かりし頃の自分に戻っている。

 

 

「うぉるたー、だいじょうぶ?」

 

 

改造手術を受ける前のまっさらな状態。

 

その感情豊かな表情の中でウォルターを心配するレイヴンの顔。

 

 

「「「「「/////////!?」」」」」

 

 

これにはウォルターも617ことイーグルらも反応。

 

特にエアが酷い。

 

旧世代型とコネクターであれば、擬人化した彼女のキャラ崩壊した姿を拝めるだろう。

 

萌えの悶絶の声を上げるわ、顔を両手で覆って床をゴロゴロしている。

 

 

『レイヴンが可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い~です!!!』

 

 

周囲の可愛いで悶絶する姿に?マークを浮かべて首を傾げるレイヴン。

 

 

「?」

 

 

敢えて言うが、このレイヴンは男である。

 

だが、今のレイヴンは女の子と間違われる位に顔立ちが良い。

 

元が良かったのだろう。

 

それが成長し強化手術で今の劣悪な施術によって補助具と傷跡が目立つ姿になる…

 

そう考えると勿体ないの部類に入るらしい。

 

 

「621…暫く仕事はなしだ、部屋で過ごそう。」

「わかった。」

 

 

ウォルターの過保護な精神によってさらりと外出禁止を命令されるレイヴン。

 

流れ的に三日位はこの姿のままの為だ。

 

 

「「「「…(ウチの弟が可愛い!!」」」」

 

 

同じく、617達もハウンズの末っ子であるレイヴンの可愛さに悶えていた。

 

 

「はぁあ~小さい時のレイヴンも可愛い。」

「ドゥスター、お前だけ抱き付くなよ!」

「やれやれですが、これには同意せざる負えませんね。」

「…レイヴン、ぷにぷにしていいか?」

「?いいよ。」

 

 

順にドゥスター、シーガル、クレイン、イーグルの発言。

 

レイヴンは暫く愛でられる状態が続いた。

 

 

>>>>>>

 

 

同じ頃、ヴェスパーでも同様の事件が起こっていた。

 

何時ものアレかと察して慣れの領域に片足突っ込んでいるが…

 

度肝が抜かれる事態が起こったのである。

 

 

「いや~今度は若返りかい?ペイター君。」

「はい、流石にこの姿ではACに乗れませんが…」

「強化措置を受ける前の姿だし、無理はしなくていいよ。」

 

 

若返っても温和な様子が消えないホーキンスと礼儀正しい小学生位の姿のペイターの会話。

 

最早、親子と言われても可笑しくない光景である。

 

 

「事務仕事に支障が出る姿でないだけ…被害は少ないと思います。」

「以前の着ぐるみや犬猫の姿は関わりたくないな。」

 

 

同じく小学生位の可愛い幼女姿のメーテルリンクとお気に入りのフィーカーを堪能する青年オキーフ。

 

 

「こうも若返りに差が出ると後が怖い様な気がしなくもない。」

 

 

どっかの金融関係に勤める姿のスウィンバーン。

 

 

「用心するに越した事はないでしょう。」

 

 

生徒会長でもしてそうな感じの高校生姿のスネイル。

 

 

「俺達でこうならラスティも同じじゃないか?」

 

 

インテリ悪ガキ感が滲み出る高校生姿のフロイト。

 

ヴェスパーのナンバーズが被害軽微だなと話す中。

 

スウィンバーンの嫌な予感は当たってしまう。

 

 

「私はいいのだが…」

 

 

ナンバーズが集合した室内に入る人物達。

 

御婦人から同世代が卒倒する爽やかな高校生サイズのラスティと…

 

 

「ぷ?」

「今朝、フェアリーの部屋を訪れたらこの姿に。」

「あう。」

「もう~オネェさん可愛い過ぎて危うく天国に昇天しそうだったわw」

 

 

ベイラム時代のノーメイクなローズネイルに赤ちゃん姿のフェアリーが抱っこされていた。

 

 

「第九隊長殿、そのままでイメージチェンジしなくても良かったのでは?」

「あら~ペイターちゃん?オネェさんのシゴキが足らなかったかしら?」

「いえ、辞退させて頂きます。」

「まあ、その可愛い姿に免じて聞いてなかった事にしてあげる。」

 

 

ペイターのサイパス発言はさておき。

 

フェアリーのおくるみに関しては解放戦線の子持ちの方達から寄付されたもの。

 

更にザイレムの備蓄で衣服などに困らなかっただけマシだと思われる。

 

 

「しかし、フェアリーが赤子ですか…」

「一歩間違えばアタシ達もこうだったから奇跡じゃない?」

「まんま。」

「もうフェアリーちゃん、赤ちゃんの時もすっごく可愛い///」

 

 

にぱーと笑う赤ちゃんフェアリーの顔にナンバーズもほっこり。

 

 

「折角だし、この姿の記録を残してあげたいわ。」

「何故です、ローズネイル。」

「フェアリーちゃん、この時の姿の思い出ってないじゃない…」

 

 

フェアリーをあやしながら答えるローズネイル。

 

技研で検体扱いにされた経緯で幼少時代の記録が一切ない。

 

つまり、彼女と出遭った時の姿の記録しかないのだ。

 

 

「それに関しては許可しましょう、但し…過度な記録は残さない様に。」

 

 

スネイルもこれに関して承諾したが、危うい記録は残さない様にとコンプライアンスは徹底した。

 

 

「この流れならラークちゃんも同じかもしれないわね?」

「念の為、レッドガンの所に尋ねてみます。」

 

 

ヴェスパーの談話もそこそこに、レッドガンでは…

 

 

「うぉおおお!!?」

「総長ー!!?!」

「そのお姿は!?」

 

 

若返った事はある姿を晒す事でもあった。

 

そう、ミシガンが『歩く地獄』と名を馳せた頃の若かり姿が見れる事でもあった。

 

ミシガンを慕うレッドガン部隊の隊員達が歓声を上げるのは無理もない。

 

 

「騒ぐな!役立たず共!!」

「ミシガン、流石にこれは無理だと思うぞ?」

 

 

同じく若かりし頃のナイルが答える。

 

 

「そもそも顔がニヤついているが?」

「ほっとけ!」

 

 

今でも猛威を振るっているが、木星戦争期バリバリの姿なので余計に凶悪さが目立っている。

 

 

「うげ、ミシガンの奴…白髪以外全然変わってねぇ。」

「そもそも筋肉量やべぇだろ?」

「バケモンだ…」

「本当にどうなっているのでしょうね?」

 

 

順に半グレ時代のイグアスとヴォルタ、悪ガキ姿のハークラ、いじめられっ子感満載の五花海の発言。

 

 

「あぶー」

「ラークもこうなってしまいましたし。」

「可愛いからいいのでは?」

「よしよし。」

 

 

赤ちゃんとなったラークを抱える小学生なレッド、青年姿のノーザーク。

 

更にラークにベイ太郎ぬいぐるみで相手をする幼稚園児なネルソン。

 

 

「この流れならヴェスパーと猟犬っとこもやべぇな?」

「あー確かに。」

「余計に怖いもの見たさって奴だよな?」

 

 

同時にレッドガン部隊の部屋に入室するヴェスパーとハウンズ。

 

 

「その通りです。」

 

 

スネイルの開口一番の後、互いに若返った姿に沈黙するが元の状態に戻る。

 

 

「戦友。」

「猟犬…お前にもこんな時期があったんだな?」

「おふぁよー。」

 

 

文字通り、ラスティとイグアスにほっぺをモチの様に引っ張られるレイヴン。

 

 

「あぶぅ?」

「ぷぅ?」

 

 

互いに赤ちゃん姿で再会するラークとフェアリー。

 

この二人が飛んでも台詞を言うモノなのでキャラ崩壊が発生。

 

特に酷いのはミシガンとスネイルである。

 

 

「たったー」

「ちゅね。」

 

 

赤ちゃん言葉な二人の発言に気絶一歩手前の無惨な姿を晒した。

 

 

「「!?」」

 

 

母性ならぬ父性にズキューンらしい。

 

 

「総長ーーーーー!!?」

「あ!?総長さんとスネイルちゃんが立ったまま気絶した!?」

 

 

レッドの叫びとローズネイルのツッコミ。

 

とまぁ、作画崩壊な顔芸を繰り出していた。

 

その後、赤ちゃん状態のラークとフェアリーの育児記録が残される事が決定。

 

戻った本人は喜び半分恥ずかしさ半分で記録を覗いていた。

 

 

「ちょ!オムツは恥ずかしいって!?」

「はう…」

 

 

流石の二人も記録にないもののオムツ替えをされた事に関して恥ずかしがっていた。

 

 

『誰しもが通る道ですので恥ずかしがる事はないですよ。』

 

 

嬉しそうにマナもそう答えて二人にフォローを入れていた。

 

 

=続=

 




出なかった人達の姿。

カーラ:原作アーカイブの姿。

ラミー:ゲッソリ薬中。

チャティ:変化なし。

オッツダルヴァ:声だけ若返る。



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