最近、チョココロネがミールワームに見えてきました。
ミシガンとスネイルの暴走が続く中…
後続の輸送ヘリでグリット012へ到達したレイヴン達。
どうやら通信障害が起こっており、使えるのはエアとの交信のみだった。
輸送ヘリから離脱後、グリット012の一角に降りたった三機のAC。
エアの状況説明から始まった。
『レイヴン、イグアス、ラスティ、予想通り…グリット012を中心に通信障害が起こっています。』
本来であれば、グリット012の構造に詳しいカーラのオペレートが入る予定だった。
だが、通信障害が起こっている以上は解除しなければならない。
『えあ、ばしょ、わかう?』
『確認します……この先に通信施設がある様です。』
『総長や第二隊長の反応は?』
『不明です、恐らく障害範囲が強い位置にいる可能性があります。』
『流石にやられてねぇだろ…あれを見りゃあよ。』
エアとの交信をしつつ周囲を警戒する三人。
先行したミシガンとスネイルによる侵攻の跡を発見したイグアス。
その表情は本人が呆れる程に遠い眼をしていた。
『めちゃくちゃ。』
『ですね。』
『確かに。』
これにはレイヴン達も納得した。
移動中に目視した崩落しつつあるグリット012の施設跡だったモノ。
そこに破壊されたMTの残骸や無人タレットの成れの果てが転がっている。
MTに搭乗していたであろうパイロットも…言わずもがな。
あの二人の怒りが如何に凄まじいかを物語っていた。
ちなみに全員が唖然としている時に一部が崩落し地上に落下した。
『先に進もう、今の私達がやる事は通信障害を無くす事だ。』
『わかった。』
『さっさとしねぇとここが地図上から消えるんじゃねぇか?』
『……ルートは此方で指示します。』
ラスティの言う通り、通信障害の解除を優先。
レイヴン達もこれに同意。
愚痴ったイグアスの言う様にグリット012が地図上から消えるだろう。
その愚痴にエアも何とも言えない思いでルート案内を始めた。
~通信施設・探索後~
ミシガンとスネイルの行動もあってか…
ジャンカー・コヨーテスの構成員達はほぼ壊滅状態に陥っていた。
グリット012の通信施設に残っていた構成員はごく僅かであり、無人機による防衛手段しかなかった様だ。
エアがアクセスし妨害電波を解除、漸く通信が回復した。
『ビジター達、聞こえるかい!?』
『かーら。』
『無事の様だね、だが悪い状況だ……そこからすぐ撤退しな!!』
『カーラ、何が遭った?』
『…オアスを襲った奴が四か所の拠点を襲撃してそっちに向かってる。』
『マジかよ!まだミシガン達と合流してねぇんだぞ!?』
『すぐとは言わない。到達するまで時間はあるが、あまり猶予はないよ!』
切羽詰まったカーラの通信。
彼女の話によると地底湖都市オアスを壊滅させた例のアンノウン…
それがグリット012へ接近しているらしい。
更に四か所の拠点もそのアンノウンによって襲撃を受けたと告げた。
撤退可能な時間はまだあるが、余り猶予はない。
『ビジター、奴のアジトに例のアレの反応もあったよ…回収は難しいかもしれないが。』
カーラがブルートゥに奪われたモノ。
それは開発中のレールキャノンの銃身である。
時間制限もあり、大きさが大きさなので回収は不可能だろう。
『先ずはそっちの大将達との合流を優先しな!』
彼女の進言もあり、レイヴン達は反応があった場所へと向かった。
『レイヴン、ザイレムに出現した大型機動兵器の反応を確認しました。』
『!?』
『マナの調査通り、火炎放射器らしき装備が含まれている様です。』
事前の打ち合わせで三人は炸裂系の武装を今回のアセン対象から外していた。
以前戦ったスマートクリーナーの別パターンとして視点を置いた。
この為、距離を取ってレーザーやプラズマ系でダメージを負わせる結論を至った。
目晦まし程度だが、ミサイル武装の装備も忘れていない。
『…苦戦している様だ。』
『けっ!勝手に出て行くからだぜ。』
エアの調査で交戦中のライガーテイルとオープンフェイスの反応を確認。
『レイヴン、ラークとフェアリーの反応を確認しました!』
『どこに?』
『…これは!?』
反応を発見したエアも驚きの声を上げた。
『例の大型機動兵器のコアに二人の反応が!』
『人質が…!』
『通りで手間取っている訳だ!』
『いこ、う!』
三機は反応のあった場所へと急行した。
>>>>>>
一方、戦闘を継続するミシガンとスネイル。
『おやおや、ダンスはまだ始まったばかりですよ?』
『…』
『貴様の下らん戯言はいい!』
オーネスト・ブルートゥが操縦するACミルクトゥースの強化外装ザラマンダー。
以前のカタフラクト以上の大きさを誇り、周囲の残骸を瞬時に融解させる火炎放射器は厄介である。
更に…
『親父…』
『ごめんなさい、パパ。』
ブルートゥと同じコアには人質として拘束されたラークとフェアリーの声が響いた。
下手に攻撃すれば、二人の命はない。
歓喜の声を上げてブルートゥは答える。
『さあ、踊りましょう。』
だが、ブルートゥは知らなかった。
これらを覆す猟犬達が向かっている事を…
二人の地獄が一刻一刻と爪を研いでいる事を…
それを知るのはもう少しである。
=続=
次回、地獄の行脚開始。
アンケート結果はアイスワームの数は5匹となりました。
…DLCでアイスワーム連続撃破ミッションとか出ないですかね?